おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| intra-mart Accel Platform | 大規模基盤・業務統合タイプ 🏦 | 要問合せ |
| 稟議から人事・購買まで共通基盤で統合可能。大企業シェアもトップ。 |
| SmartDB | 大規模基盤・業務統合タイプ 🏦 | 800円ユーザー/月 |
| 申請フォームと社内情報管理をノーコードで構築可能。大企業利用も多い。 |
| 楽々WorkflowII | 大規模基盤・業務統合タイプ 🏦 | 10,000円月 |
| 日本型の稟議・合議を維持し、ERPや会計連携まで組み込める。 |
| MAJOR FLOW Z CLOUD ワークフロー | 申請・承認特化タイプ 📋 | 33,000円月 |
| 電子印鑑・電子契約まで標準対応。金融・中堅企業シェアも上位。 |
| AgileWorks | 申請・承認特化タイプ 📋 | 300,000円月 |
| 期限超過時のエスカレーションまで対応。複雑な承認ルートを作り込める。 |
| X-point Cloud | 申請・承認特化タイプ 📋 | 475円ユーザー/月 |
| 既存の紙帳票を大きく変えず電子化可能。中小・中堅シェアもトップ。 |
| kintone | グループウェア一体タイプ 💼 | 1,000円月 / ユーザー |
| 現場主導で申請アプリをノーコード構築。連携・プラグインも豊富。 |
| HUEワークフロー | グループウェア一体タイプ 💼 | 300円月 |
| 既存Excel稟議をそのままクラウド化。低コストで導入が容易。 |
| Garoon | グループウェア一体タイプ 💼 | 900円月/ユーザー |
| 申請承認と予定・掲示板・文書を全社ポータルで統合。セキュリティも高い。 |
ワークフローシステムの導入によって得られる効果
ワークフローシステムは、申請や承認の流れを管理しやすくするための仕組みです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| 申請処理が紙中心 | 申請から承認までをオンラインで進め、紙の回覧や押印待ちを減らせます |
| 申請の承認状況を把握しにくい | 誰で止まっているかを確認でき、催促や差し戻し対応を進めやすくなります |
| 申請内容の確認に手間がかかる | 申請フォームを整え、必要項目の確認漏れや差し戻しを減らせます |
| 申請ごとの承認者判断が大変 | 部署や金額に応じた承認ルートを設定し、手動判断の負担を抑えられます |
| 誰が承認したか確認が大変 | 申請ごとの承認者や日時を残し、確認や監査時の作業を減らせます |
続いて、金融向けワークフローシステムをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
金融向けワークフローシステム3タイプを解説
| 比較項目 | 大規模基盤・業務統合タイプ | 申請・承認特化タイプ | グループウェア一体タイプ |
|---|---|---|---|
| 優れている点 | 基幹連携と大規模承認を統合管理 | 紙帳票の申請承認を電子化 | グループウェアと申請承認を統合 |
| できること | 基幹システム連携API統合ノーコード開発 | 承認ルート条件分岐代理承認設定監査証跡管理 | スケジュール掲示板連携承認通知一元表示ノーコードアプリ作成 |
| 適している企業/業種 | メガバンク大手証券保険会社 | 地方銀行信用金庫中堅証券会社 | 信用金庫保険代理店金融系スタートアップ |
| 料金目安 | 要問合せ | 公式サイトで要確認 | 要問合せ |
タイプ別おすすめ製品
大規模基盤・業務統合タイプ 🏦
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
全社の業務プロセスを部門横断で標準化したい大手金融機関向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
現場部門がノーコードで業務アプリまで作れる大企業向け基盤
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
稟議文化を保ちつつ基幹システムと連動させたい金融機関向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
申請・承認特化タイプ 📋
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
電子印鑑を標準で使い押印文化を残したい金融機関におすすめ
✅ 金額条件・部門条件・並列承認まで細かく設計できる
承認経路設定では、金額条件・部門条件・並列承認などを組み合わせてかなり細かくルートを作れました。単純な上長承認だけでなく、紙の稟議で使っていた複雑な承認経路も再現しやすいです。
✅ 承認後の経理・人事処理まで見据えて設計できる
申請フォームや承認経路の設定だけでなく、承認後にどのデータを出力するかまで意識した項目が多い印象でした。承認して終わりではなく、後続の経理処理や人事処理につなげやすいです。
⚠️ 導入前に対象範囲と社内合意を固める必要がある
新しい申請フォームを作る流れでは触る場所が多く、初見で全体像をつかむには時間がかかります。最低50名からの利用が前提です。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
複雑な組織階層でも承認ルートを作り込める大規模組織向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
既存帳票を変えず段階的に電子化したい金融機関向けワークフロー
✅ 既存の紙申請書に近い画面をWeb上で作れる
紙帳票の見た目をWeb上に再現する思想が強く、印影、入力欄、数値の自動計算、マスタ参照まで既存の紙申請書に近い形で作れました。支店や本部で使ってきた帳票を大きく変えずに電子化しやすいです。
✅ 承認待ち・差戻し・滞留中をまとめて追える
ダッシュボードで承認待ち・差戻し・滞留中の申請をまとめて見られます。個別の申請を一件ずつ開くより、どこで止まっているかを全体から探しやすいです。
⚠️ 帳票再現にはプレビューを見ながらの調整が必要
承認印や入力欄の位置を細かく合わせられる一方、きれいに整えるにはプレビューを見ながら何度か調整が必要です。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
グループウェア一体タイプ 💼
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
申請フォームを現場で作り替えながら運用したい小規模事業者向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
Excel稟議書を起点に申請承認を素早くクラウド化したい企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
承認とポータル機能を一体で使いたい大規模金融機関向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
どこから比較すべきか
選定の決め手
intra-mart Accel Platform | SmartDB | 楽々WorkflowII | MAJOR FLOW Z CLOUD ワークフロー | AgileWorks | X-point Cloud | kintone | HUEワークフロー | Garoon | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
連動起動(親子フロー) 親申請承認時に別フローを自動起動できるか | |||||||||
電子印鑑/電子署名 電子印鑑や署名に対応できるか | |||||||||
チャット連携/承認 SlackやTeamsと通知・承認を連携できるか | |||||||||
AD/人事マスタ同期 AD/LDAPや人事システムからユーザー/組織を同期できるか | |||||||||
一括申請 複数社員や大量の申請をまとめて起票できるか | |||||||||
保存期間管理 電子申請の保存期限を自動管理できるか |
一部の企業で必須
intra-mart Accel Platform | SmartDB | 楽々WorkflowII | MAJOR FLOW Z CLOUD ワークフロー | AgileWorks | X-point Cloud | kintone | HUEワークフロー | Garoon | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Google Workspace連携 Google Workspaceと連携できるか | |||||||||
エスカレーション SLAや滞留状況に応じて自動的に上位承認へ回せるか | |||||||||
多言語UI 画面や帳票を多言語で利用できるか | |||||||||
電子契約連携 クラウドサイン等の電子契約サービスと連携できるか |
ほぼ全製品が対応
intra-mart Accel Platform | SmartDB | 楽々WorkflowII | MAJOR FLOW Z CLOUD ワークフロー | AgileWorks | X-point Cloud | kintone | HUEワークフロー | Garoon | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
条件分岐 申請内容に応じて承認ルートを切替できるか | |||||||||
多段承認 多段階の承認ルートを構成できるか | |||||||||
監査ログ 操作履歴を記録・出力できるか | |||||||||
業務システム連携 ERP/会計/在庫/人事などとデータ連携できるか |
優先度が低い
intra-mart Accel Platform | SmartDB | 楽々WorkflowII | MAJOR FLOW Z CLOUD ワークフロー | AgileWorks | X-point Cloud | kintone | HUEワークフロー | Garoon | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メール承認 メールから直接承認・却下できるか |
金融のワークフローシステムの選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、導入範囲に近い製品を絞る大規模基盤型と申請承認特化型では、グループウェア一体型とは導入を任せる部署や業務範囲が変わります。まずは自社の規模と承認フローの複雑さに近いタイプを確認します。タイプ別おすすめへ ↑
- 2必要な機能は、機能の優先度マップで確認する金融向けでは、親子フローや電子印鑑に加えて、通知連携や利用者情報の同期も運用負荷に関わります。機能マップで標準機能と条件付き要件を切り分けます。機能の優先度マップへ ↑
- 3運用・契約条件をそろえて確認するタイプと機能を確認したら、帳票文化や組織変更時の管理に加え、導入支援と見積もりの進め方を整理します。下の比較ポイントで、導入後の負担がどこに出るかを確認します。
金融機関のワークフローは、機能表とあわせて実際の運用条件をそろえると比較しやすくなります。支店や本部の帳票に加え、組織変更時の更新と導入時の支援範囲を整理すると、同じタイプ内でも選びやすくなります。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
全社展開と部門利用の切り分け
稟議や融資審査と、契約や人事を別々に電子化すると部署ごとに手順がばらつきます。最初から全社基盤に寄せる場合と、部門の申請業務から広げる場合では、設計に関わる人と初期負担が変わります。
製品の分かれ方:製品は、大きく3通りに分かれます。全社業務基盤として使う製品、申請業務から段階的に広げる製品、グループウェアと一体で使う製品です。
- 全社業務基盤として使う製品複数部門の申請や関連業務を同じ基盤で扱いやすい製品です。ただし設計範囲が広がるため、導入前の合意形成に時間がかかります。代表製品:intra-mart Accel Platform / SmartDB
- 申請業務から段階的に広げる製品既存の稟議や届出を電子化し、運用を整えながら対象業務を増やしやすい製品です。ただし全社基盤化まで見込むなら、周辺システムとの関係も整理が必要です。代表製品:楽々WorkflowII / AgileWorks
- グループウェアと一体で使う製品予定や掲示板など日常業務の画面と近い場所で申請を扱いやすい製品です。ただし複雑な審査業務まで広げる場合は、専用製品との役割分担が必要です。代表製品:kintone / Garoon
帳票文化の残し方
金融機関では、支店や本部で使ってきた帳票の見た目が現場の確認手順に結びついています。画面を大きく変えると、入力ミスや差戻しの説明が増えやすくなります。
製品の分かれ方:製品は、大きく3通りに分かれます。紙帳票に近い見た目で移す製品、業務アプリとして作り直す製品、日本型の稟議を保って基盤化する製品です。
- 紙帳票に近い見た目で移す製品紙の申請書に近い画面で、現場の確認手順を残しやすい製品です。ただし帳票の再現に寄せるほど、作成や修正の担当を決める必要があります。代表製品:X-point Cloud / MAJOR FLOW Z CLOUD ワークフロー
- 業務アプリとして作り直す製品項目や一覧を整理しながら、申請と情報管理を同じ画面にまとめやすい製品です。ただし紙の見た目を残したい部署では、画面変更の説明が必要です。代表製品:SmartDB / kintone
- 日本型の稟議を保って基盤化する製品合議や部門横断の稟議を、全社の共通業務として扱いやすい製品です。ただし既存帳票の見た目まで重視する場合は、試用時の確認が必要です。代表製品:楽々WorkflowII
組織変更と監査時の管理体制
人事異動や支店再編が多い組織では、利用者情報と承認経路の更新が遅れると申請が止まります。監査時に過去の申請を追う担当も決めておかないと、証跡の検索や説明が属人的になりやすいです。
製品の分かれ方:製品は、大きく3通りに分かれます。情報システム部門が統制を管理する製品、部門管理者が設定を更新する製品、社内ポータルの管理と合わせて扱う製品です。
- 情報システム部門が統制を管理する製品組織情報や承認経路を集中管理し、監査時の説明をそろえやすい製品です。ただし小さく始める場合でも、管理者の設計負担は重くなります。代表製品:intra-mart Accel Platform / AgileWorks
- 部門管理者が設定を更新する製品現場側がフォームや経路を直し、業務変更に合わせやすい製品です。ただし管理ルールを決めないと、部署ごとに設定の品質がばらつきます。代表製品:SmartDB / kintone
- 社内ポータルの管理と合わせて扱う製品利用者管理や日常の情報共有と同じ運用に乗せやすい製品です。ただし審査業務の統制が重い場合は、専用製品との役割分担が必要です。代表製品:Garoon
導入支援と見積もりの進め方
支店展開や既存システム連携を含めると、申請フォームの作成だけで導入作業は終わりません。要件整理や試用と、社内説明や契約範囲を別々に進めると、初年度の負担が想定より重くなります。
製品の分かれ方:製品は、大きく3通りに分かれます。販売パートナーと導入計画を立てる製品、無料トライアルやデモから始める製品、料金表や見積もり手順を確認しやすい製品です。
- 販売パートナーと導入計画を立てる製品要件整理や既存システム連携を含めて、導入計画を組み立てやすい製品です。ただし見積もり前に、対象部署と申請種類を整理する必要があります。代表製品:intra-mart Accel Platform / 楽々WorkflowII
- 無料トライアルやデモから始める製品実際の帳票や申請経路を試し、現場の使いやすさを確認しやすい製品です。ただし本契約前に、データ移行や管理者教育の範囲をそろえる必要があります。代表製品:X-point Cloud / AgileWorks
- 料金表や見積もり手順を確認しやすい製品利用人数に応じた料金や契約手順を、導入前に把握しやすい製品です。ただし金融機関の統制要件を加える場合は、追加設定や支援範囲も確認が必要です。代表製品:kintone / Garoon
よくある質問
金融に求められる高いセキュリティやFISC基準に対応できますか?
大規模基盤型なら、FISC安全対策基準に沿ったセキュリティや厳格なアクセス権限、監査証跡に対応できます。金融機関のコンプライアンス要件を満たす作り込みがしやすいのが特長です。セキュリティを最重視するなら、対応する基準と権限管理の細かさを確認しましょう。
数百パターンの承認経路や勘定系システムとの連携はできますか?
業務統合型なら、数百パターンに及ぶ複雑な承認経路を管理し、勘定系などの基幹システムとデータ連携できます。部門や金額で細かく分岐するルートも、ルールに沿って自動で振り分けられます。承認経路が膨大な金融機関ほど、ルート管理と基幹連携が効いてきます。
金融向けのワークフローシステムはいくらくらいですか?
まず申請業務を電子化するなら、X-point Cloudの1ユーザー月475円やkintoneの月1,000円が目安です。大規模基盤や勘定系連携を伴う製品は、AgileWorksの月30万円や要問い合わせが中心になります。規模とセキュリティ要件で費用が大きく変わります。
地方銀行や信用金庫がまず紙の申請を電子化するのに向く製品はありますか?
申請・承認特化型なら、地方銀行や信用金庫など数百〜数千名規模でも、まず紙の申請業務を無理なく電子化できます。大規模基盤ほどの作り込みは省きつつ、必要な承認と統制をそろえられます。段階的に電子化を進めたい金融機関なら、特化型から始めると無駄がありません。
大規模基盤型が過剰になるのはどんな金融機関ですか?
小〜中規模の信用金庫や保険代理店などで承認業務がそれほど複雑でないなら、大規模基盤型は使い切れず費用が見合わないことがあります。この場合はグループウェア一体型で、ワークフローと情報共有をまとめて運用できます。組織の規模と承認の複雑さで、合う製品を選びましょう。
※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)