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官公庁向けワークフローシステムおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/20
官公庁で申請・承認を電子化する際は、庁内ポータル、既存帳票、複雑な決裁ルートとのつなぎ方まで見る必要があります。候補の違いは、申請フォームや業務アプリを共通基盤で作るか、ポータル上で予定・掲示板と一緒に使うか、紙やExcelの申請書を残して決裁だけを移すかに表れます。このページでは、庁内システム連携と起票・処理設計を分けて、官公庁向けワークフローシステムの候補を比較できます。
続きを読む
レビュー担当 加藤 杏奈
業務要件整理・現行業務の把握・業務フロー整理など、業務とシステムをつなぐ役割を7年にわたり担当。ワークフロー設計の実務視点から製品を評価している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
複雑な決裁ルートや庁内システム連携を重視する業務基盤タイプ 🏛️
intra-mart Accel Platform
/ SmartDB
/ AgileWorks
スケジュール管理や掲示板とまとめて導入するグループウェア一体タイプ 📋
Garoon
/ Desknet's NEO
/ サイボウズ Office
決裁の電子化に特化したワークフロー専用タイプ 📝
コラボフロー
/ X-point Cloud
/ Create!Webフロー
企業規模
中小企業
デバイス
その他
すべて表示

おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

官公庁向けのワークフローシステムのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
intra-mart Accel Platform
複雑な決裁ルートや庁内システム連携を重視する業務基盤タイプ 🏛️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

稟議・人事・購買を共通基盤で統合。大企業シェアもトップで庁内連携に強い。

SmartDB
複雑な決裁ルートや庁内システム連携を重視する業務基盤タイプ 🏛️
800円ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

申請フォームとWebデータベースをノーコード構築。大規模組織の複雑な決裁に強い。

AgileWorks
複雑な決裁ルートや庁内システム連携を重視する業務基盤タイプ 🏛️
300,000円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

紙に近い申請フォームと複雑ルートを構築可能。人事・ERP連携にも強い。

Garoon
スケジュール管理や掲示板とまとめて導入するグループウェア一体タイプ 📋
900円月/ユーザー
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

大規模ポータルと決裁を同じ基盤で運用。権限管理とセキュリティに強い。

Desknet's NEO
スケジュール管理や掲示板とまとめて導入するグループウェア一体タイプ 📋
600円ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

25以上の標準機能とワークフローを一体提供。低コストで官公庁シェアも高い。

サイボウズ Office
スケジュール管理や掲示板とまとめて導入するグループウェア一体タイプ 📋
600円ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

中小規模向けに使いやすい国産グループウェア。導入しやすく小規模運用に強い。

コラボフロー
決裁の電子化に特化したワークフロー専用タイプ 📝
500円月/ユーザー
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Excel申請書を活かして決裁を電子化。使いやすく段階導入しやすい。

X-point Cloud
決裁の電子化に特化したワークフロー専用タイプ 📝
475円ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

紙の申請書に近い画面を再現。中小・中堅組織の電子決裁でシェアが高い。

Create!Webフロー
決裁の電子化に特化したワークフロー専用タイプ 📝
500円ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Excel・Word・PDF帳票を取り込み可能。庁内基盤との連携にも強い。

ワークフローシステムの導入によって得られる効果

ワークフローシステムは、申請や承認の流れを管理しやすくするための仕組みです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。

導入前の課題導入によって得られる効果
申請処理が紙中心申請から承認までをオンラインで進め、紙の回覧や押印待ちを減らせます
申請の承認状況を把握しにくい誰で止まっているかを確認でき、催促や差し戻し対応を進めやすくなります
申請内容の確認に手間がかかる申請フォームを整え、必要項目の確認漏れや差し戻しを減らせます
申請ごとの承認者判断が大変部署や金額に応じた承認ルートを設定し、手動判断の負担を抑えられます
誰が承認したか確認が大変申請ごとの承認者や日時を残し、確認や監査時の作業を減らせます

続いて、官公庁向けワークフローシステムをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。

官公庁向けワークフローシステム3タイプを解説

比較項目複雑な決裁ルートや庁内システム連携を重視する業務基盤タイプスケジュール管理や掲示板とまとめて導入するグループウェア一体タイプ決裁の電子化に特化したワークフロー専用タイプ
優れている点多段階決裁と基幹連携を統合庁内ポータルと決裁を一体化既存帳票をそのままWeb化
できること条件分岐承認経路並列合議対応基幹システム連携庁内ポータル一元管理LGWAN対応オンプレミス構築対応Webフォーム変換申請ステータス可視化代理承認対応
適している企業/業種府省庁大規模自治体中小規模自治体官公庁
料金目安公式サイトで要確認公式サイトで要確認公式サイトで要確認

タイプ別おすすめ製品

複雑な決裁ルートや庁内システム連携を重視する業務基盤タイプ 🏛️

このタイプが合う企業:

府省庁・大規模自治体など、複雑な決裁フローや既存基幹システムとの連携が必要な組織の情報システム部門

どんなタイプか:

多段階の決裁や合議、庁内基幹システム連携まで扱う業務基盤タイプです。ワークフローに加え、申請フォームや業務アプリを共通基盤で構築・運用できます。

おすすめ製品3選

intra-mart Accel Platform

庁内横断の決裁と基幹連携をまとめたい大規模官公庁におすすめ

intra-mart Accel Platformは、単体の申請承認ツールではなく、稟議・人事・購買・契約・予算管理などを共通基盤に載せ、既存システムのワークフローエンジンとしても使える業務プラットフォームです。 多段承認、合議・並列承認、組織改編自動追随、業務システム連携を備え、FitGapでは官公庁シェアと機能性・セキュリティ評価が同ページ内で上位です。 府省庁や大規模自治体が、庁内横断の決裁と文書・人事・財務系の連携をまとめたい場合に向きます。 一方、導入範囲が広く要件定義や開発工数が大きくなりやすく、導入しやすさ・料金評価は低めです。メール承認と一括申請は非対応のため、短期・低予算で大量申請や出先からのメール決裁を重視する組織は、より軽量な製品も比較してください。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
官公庁でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

申請フォームと決裁フローを職員自ら直せるノーコード業務基盤

SmartDBは、複雑な決裁フローだけでなく、申請フォームやWebデータベースまでノーコードで作り込めるクラウド型の業務アプリ基盤です。 多段承認、条件分岐、合議・並列承認、組織改編自動追随に対応し、FitGapでは導入しやすさと操作性の評価が高く、大企業・中堅企業でのシェアも上位です。 制度改正や組織改編のたびに、庁内の担当部門がフォームや承認ルートをすばやく直したい大規模自治体に向きます。M365、Google Workspace、国産グループウェア連携を使えるため、既存のコラボ基盤が混在する環境にも合わせやすいです。 一方、電子印鑑・電子署名、AD・人事マスタ同期、電子契約連携は追加オプションです。初期設計をベンダーに厚く任せたい小規模組織は、支援内容と費用を確認してください。
価格
800円
ユーザー/月
無料トライアルあり
官公庁でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

既存の基幹システムと連携した複雑な決裁ルートを組みたい自治体向け

AgileWorksは、大規模組織の紙に近い申請フォームと複雑な承認ルートを、既存の人事・ERPなどとつなげて構築しやすいワークフロー専用製品です。 多段承認、条件分岐、合議・並列承認、親子フロー連動、組織改編自動追随を備え、FitGapでは機能性と連携評価が同ページ内で上位です。 人事異動や庁内マスタを承認ルートに反映しながら、稟議、人事、契約・法務、経費精算などを横断して電子化したい中堅以上の自治体・官公庁に向きます。特に既存基幹システムとのAPI連携や個別カスタマイズを重視する場合に選びやすいです。 一方、料金評価は低めで、導入には検証期間やIT部門・SIベンダーの協力が必要になりやすいです。チャット連携は非対応、国産グループウェア連携や電子印鑑・電子契約連携は追加対応のため、標準機能だけで即時運用したい組織は比較が必要です。
価格
300,000円
無料トライアルあり
官公庁でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

スケジュール管理や掲示板とまとめて導入するグループウェア一体タイプ 📋

このタイプが合う企業:

ワークフローとグループウェアを一括導入したい中小規模自治体や、庁内ポータルの刷新を検討している組織

どんなタイプか:

スケジュール、掲示板、施設予約、ファイル共有とワークフローを同じ基盤で運用するタイプです。庁内ポータルと決裁を一体化し、LGWANやオンプレミス対応の選択肢もあります。

おすすめ製品3選

庁内ポータルと決裁を同じ基盤で運用したい中・大規模自治体向け

Garoonは、大規模な庁内ポータルと決裁ワークフローを同じ基盤で運用したい官公庁向けのグループウェアです。 組織階層や権限設定を細かく扱えるうえ、組織改編自動追随、AD/人事マスタ同期、稟議・人事・購買のワークフローに対応しており、人事異動や部署再編が多い中〜大規模自治体で決裁を止めにくい構成です。 FitGapでは官公庁シェアが同ページ内で上位で、サポート・セキュリティ・連携の評価も高く、LGWAN接続や既存業務システム連携を重視する組織に向きます。 一方、連動起動、期限アラート、エスカレーション、電子印鑑には対応していません。押印まで含めた簡易な電子決裁や期限督促を標準で完結したい小規模組織は、Desknet's NEOや専用ワークフロー製品も比較した方がよいです。
価格
900円
月/ユーザー
無料トライアルあり
官公庁でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

電子印鑑や保存年限管理まで一体で扱いたい自治体・官公庁向け

Desknet's NEOは、ポータル、スケジュール、掲示板、ワークフローをまとめ、電子印鑑や電子契約連携まで同じ環境で扱いやすい国産グループウェアです。 同タイプの中では電子印鑑/電子署名、電子契約連携、保存期間管理をそろえて扱える点が目立ち、押印運用や保存年限管理を外部ツールに分けたくない官公庁・自治体に向きます。 FitGapでは料金評価と導入しやすさが高く、官公庁シェアもカテゴリ内で上位のため、予算と運用負荷を抑えたい小〜中規模組織で候補にしやすい製品です。 一方、AD/人事マスタ同期、代理申請、承認者手動指定には対応せず、経費精算ワークフローは追加契約です。人事異動に合わせて承認経路を自動更新したい組織や、既存基幹システムとの深い連携を重視する場合はGaroonと比較してください。
価格
600円
ユーザー/月
無料トライアルあり
官公庁でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
サイボウズ Office

少人数の組織が短期間で申請電子化を始めやすいグループウェア

サイボウズ Officeは、職員数の少ない自治体や出先機関が、スケジュール・掲示板・簡易ワークフローを短期間でまとめて導入しやすい中小規模向けグループウェアです。 既存書式の取り込みに対応し、FitGapでは操作性と導入しやすさ、料金の評価が同ページ内で高いため、専任の情報システム担当を置きにくい組織でも日常の申請電子化を始めやすいです。 中小企業シェアがカテゴリ内で高い点からも、小規模運用との相性が読み取れます。 一方、条件分岐、合議・並列承認、承認者自動割当、組織改編自動追随、エスカレーション、電子印鑑には対応していません。職員数が数百名規模で部署ごとに決裁経路が変わる本庁業務や、人事異動に合わせた経路更新を重視する場合は、Garoonやワークフロー専用製品を優先して比較するべきです。
価格
600円
ユーザー/月
無料トライアルあり
官公庁でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

決裁の電子化に特化したワークフロー専用タイプ 📝

このタイプが合う企業:

既存システムを活かしつつ決裁・稟議の電子化を進めたい官公庁や、Excel帳票をそのまま電子化して現場負担を最小限にしたい組織

どんなタイプか:

申請・承認・決裁の電子化に機能を絞ったワークフロー専用タイプです。既存帳票のWebフォーム化や承認状況の可視化など、決裁業務の置き換えに特化しています。

おすすめ製品3選

コラボフロー

Excelの申請書をそのまま電子決裁に移したい自治体におすすめ

コラボフローは、既存のグループウェアや基幹システムを残し、申請・稟議の決裁だけを電子化しやすいワークフロー専用製品です。 Excel申請書を取り込んでフォーム化でき、承認ルートもノーコードで作れるため、紙やExcel様式が残る庁内で段階導入しやすいです。 FitGapではサポート評価が同ページ1位タイ、操作性・導入容易性・料金も上位で、職員への定着や研修負担を抑えたい官公庁に向きます。条件分岐、多段承認、合議・並列承認、承認者自動割当、組織改編への追随に対応し、人事異動後のルート維持にも強みがあります。 一方、グループウェア一体運用はできず、電子印鑑・電子署名や国産グループウェア連携は追加オプションです。押印や情報共有まで標準機能でまとめたい場合は、他製品も比べる必要があります。
価格
500円
月/ユーザー
無料トライアルあり
官公庁でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

既存様式を変えずに決裁を電子化したい官公庁向けワークフロー

X-point Cloudは、紙の申請書に近い画面で既存様式を再現しながら、決裁電子化の機能範囲を広く押さえたい官公庁に向くクラウド型ワークフローです。 フォームビルダー、既存書式取り込み、電子印鑑・電子署名、国産グループウェア連携、人事ワークフローに対応し、様式を大きく作り替えずに申請・承認をオンライン化しやすいです。FitGapではこのタイプ内で機能カバーが広く、中小企業・中堅企業シェアもカテゴリ内1位で、数百〜数千名規模までの組織で使いやすい位置づけです。 一方、操作性やセキュリティの評価は同ページ下位のため、ITに不慣れな職員が多い職場やLGWAN接続など統制要件が厳しい案件では事前検証が必要です。AD・人事マスタ同期は非対応なので、認証基盤や人事データと密につなぎたい場合は別製品も確認してください。
実体験レビュー

✅ 紙の決裁様式に近い画面を作りやすい

紙帳票の見た目をWeb上に再現する思想が強く、印影、入力欄、数値の自動計算、マスタ参照まで既存の紙申請書に近い形で作れた点が官公庁の様式移行に合います。

X-point Cloudの帳票画面。紙の申請書に近いレイアウトで印影や入力欄が配置されている

✅ API連携で庁内システムとの二重入力を減らせる

API連携を使えば、外部システムから申請データを登録したり承認結果を戻したりでき、基幹システムや会計システムとの二重入力を減らせると感じました。

⚠️ 既存様式を整える初期設定には手間がかかる

フォーム編集では承認印や入力欄の位置を細かく合わせられる一方、きれいに整えるにはプレビューを見ながら何度か調整が必要です。

価格
475円
ユーザー/月
無料トライアルあり
官公庁でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Create!Webフロー

紙の帳票を活かしつつ庁内システムと連携したい官公庁向け

Create!Webフローは、紙の申請書を残したまま電子決裁に移し、既存システムとの連携まで見据えたい官公庁向けのワークフロー専用製品です。 Excel、Word、PDFの帳票を取り込め、承認ルートはドラッグ&ドロップで多段承認、合議・並列承認、条件分岐、承認者自動割当、組織改編への追随まで設計できます。 FitGapでは連携・拡張性評価が同ページ1位タイで、Microsoft 365、Google Workspace、国産グループウェア、AD・人事マスタ、業務システムとの連携に対応するため、人事・財務など庁内基盤とつなぎたい場合に有力です。保存期間管理に対応する点も、公文書の保存年限を意識する運用に合います。 一方、電子印鑑・電子署名、帳票出力、親子フローは追加オプションで、人事ワークフロー中心の運用には向きません。押印や帳票出力を標準機能で完結したい庁は注意が必要です。
価格
500円
ユーザー/月
無料トライアルあり
官公庁でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

どこから比較すべきか

製品には数多くの機能がありますが、選定の決め手になるのは一部の機能だけです。そこで各機能を「多くの企業で必要か」と「製品ごとに対応が分かれるか」の2つの軸で4つに分け、比較する順番が分かるように並べました。下の表では、このページに登場した製品が各機能にどう対応しているかを、上から順に確認できます。
標準対応
オプション/条件付き
非対応

選定の決め手

官公庁で庁内ポータルや既存帳票を活かしながら電子決裁を広げる場合に、製品ごとの差が出やすい連携・起票・処理設計を重点的に確認します。
intra-mart Accel Platform
SmartDB
AgileWorks
Garoon
Desknet's NEO
サイボウズ Office
コラボフロー
X-point Cloud
Create!Webフロー
国産GW連携
サイボウズ等の国産GWと連携できるか
連動起動(親子フロー)
親申請承認時に別フローを自動起動できるか
既存書式取り込み
Excelや紙の申請書を取り込み電子化できるか
AD/人事マスタ同期
AD/LDAPや人事システムからユーザー/組織を同期できるか
可視化・分析
申請件数や処理時間をダッシュボードで分析できるか
代理申請
本人以外の担当者が代理で申請を起票できるか
並列処理
1申請で複数フローを同時進行できるか

一部の企業で必須

大規模庁舎の滞留管理、電子署名、外部契約連携、多言語対応など、特定の制度運用や部局条件がある場合に追加で見極めます。
intra-mart Accel Platform
SmartDB
AgileWorks
Garoon
Desknet's NEO
サイボウズ Office
コラボフロー
X-point Cloud
Create!Webフロー
エスカレーション
SLAや滞留状況に応じて自動的に上位承認へ回せるか
電子印鑑/電子署名
電子印鑑や署名に対応できるか
多言語UI
画面や帳票を多言語で利用できるか
電子契約連携
クラウドサイン等の電子契約サービスと連携できるか
保存期間管理
電子申請の保存期限を自動管理できるか

ほぼ全製品が対応

官公庁の申請・承認基盤として多くの製品が標準的に備えるため、比較では有無よりも運用画面や設定のしやすさを確認します。
intra-mart Accel Platform
SmartDB
AgileWorks
Garoon
Desknet's NEO
サイボウズ Office
コラボフロー
X-point Cloud
Create!Webフロー
稟議ワークフロー
稟議書・回覧文書などの社内承認を電子化できるか
多段承認
多段階の承認ルートを構成できるか
監査ログ
操作履歴を記録・出力できるか
フォームビルダー
GUIで申請フォームを自由に設計できるか

優先度が低い

庁内の主要な決裁電子化では優先度が下がりやすく、チャット中心の通知承認まで求める組織だけが必要性を確認すれば十分です。
intra-mart Accel Platform
SmartDB
AgileWorks
Garoon
Desknet's NEO
サイボウズ Office
コラボフロー
X-point Cloud
Create!Webフロー
チャット連携/承認
SlackやTeamsと通知・承認を連携できるか

官公庁のワークフローシステムの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、自庁の導入範囲に近い製品を絞る庁内横断の業務基盤まで整えるのか、グループウェア刷新と一体で進めるのか、決裁だけを電子化するのかで製品の性格が変わります。まずは自庁の規模、既存環境、電子化したい業務範囲に近いタイプを選びます。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    機能の優先度マップで外せない条件をそろえる国産グループウェア連携や既存申請書の取り込みは、庁内環境によって優先度が変わります。AD・人事マスタ同期も、人事異動が多い庁では早めに条件をそろえます。必要な機能を先にそろえると、運用条件の比較に進みやすくなります。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用・契約条件で導入後の負担を確認する官公庁向けワークフローは、同じ申請承認でも庁内システムや職員情報の扱いで進め方が変わります。申請書資産と支援体制も、導入後の負担を左右します。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて実運用で差が出やすい条件を整理します。

タイプと機能を確認したうえで、庁内で誰が設定を直し、どの範囲まで一体運用するかをそろえると比較しやすくなります。申請量が多い部局や組織改編が多い庁では、導入後の保守体制まで含めて差が出ます。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

庁内システム・ポータルとのつなぎ方

人事・財務・文書管理などの既存システムが多い庁では、決裁だけを電子化しても二重入力や画面の行き来が残ります。庁内ポータルや基幹業務まで同じ流れに載せるかで、情報システム部門の設計負担が大きく変わります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りに分かれます。業務アプリ基盤として庁内システムとつなぐ製品、グループウェア内でポータルと決裁をまとめる製品、既存環境に決裁機能を足す専用製品です。

  • 業務アプリ基盤として庁内システムとつなぐ製品申請フォームや業務アプリを共通基盤に載せ、庁内横断の電子決裁を設計しやすい製品です。ただし範囲が広いほど、要件整理と部局調整に時間がかかります。代表製品:intra-mart Accel Platform / SmartDB
  • グループウェア内でポータルと決裁をまとめる製品予定、掲示板、ファイル共有と申請を同じ入口に集めやすい製品です。ただし既存基幹システムとの深い連携は、別途設計が必要になる場合があります。代表製品:Garoon / Desknet's NEO
  • 既存環境に決裁機能を足す専用製品既存のポータルや基幹システムを残し、申請承認だけを段階的に移しやすい製品です。ただし情報共有や予定管理まで一体化したい場合は、周辺ツールとの分担が残ります。代表製品:コラボフロー / X-point Cloud

既存帳票・申請フォームの残し方

紙やExcelの申請書が部局ごとに残っている庁では、画面を一から作り直すほど現場説明と初期設定の負担が増えます。既存の申請書に近い入力画面で始めるか、新しいフォームへ整理するかで定着までの時間が変わります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。既存申請書を取り込む製品、紙に近い画面を再現する製品、標準フォームや業務アプリとして作り直す製品に分かれます。

  • 既存申請書を取り込んで始める製品Excelや文書形式の申請書を活かし、現場の見た目を大きく変えずに電子化しやすい製品です。ただし帳票が多い庁では、優先順位を決めないと初期設定が膨らみます。代表製品:コラボフロー / Create!Webフロー
  • 紙に近い画面を再現する製品紙の申請書に近い画面で入力でき、職員への説明を短くしやすい製品です。ただし細かな配置まで合わせるほど、設定確認の手間は増えます。代表製品:X-point Cloud
  • 標準フォームや業務アプリとして作り直す製品申請項目を整理して作り直すことで、後から手直ししやすい運用にできます。ただし既存書式をそのまま残したい部局には、変更理由の説明が必要です。代表製品:SmartDB / Garoon

組織改編・職員情報の保守体制

人事異動や組織改編が多い庁では、承認者や代理者の更新が遅れるだけで申請が止まりやすくなります。情報システム部門が一括で管理するのか、各部局が申請フォームや経路を直すのかで、年度替わりの負担が変わります。

製品の分かれ方:運用は大きく3通りです。中央管理で職員情報を保つ製品、部局担当者がフォームや経路を直しやすい製品、少人数の管理者でシンプルに保守する製品に分かれます。

  • 中央管理で職員情報を保つ製品人事情報や組織階層を前提に、庁内全体の決裁ルートを管理しやすい製品です。ただし最初の権限設計を粗くすると、年度替わりの修正が集中します。代表製品:intra-mart Accel Platform / AgileWorks
  • 部局担当者がフォームや経路を直しやすい製品制度変更や部局ごとの申請変更を、現場に近い担当者が反映しやすい製品です。ただし自由に作れる範囲が広いほど、命名や承認ルールの統一が必要です。代表製品:SmartDB / コラボフロー
  • 少人数の管理者でシンプルに保守する製品小規模な庁や出先機関で、日常申請を少ない管理者で回しやすい製品です。ただし組織階層が複雑になると、標準設定だけでは管理が重くなります。代表製品:サイボウズ Office / Desknet's NEO

導入規模と支援体制の合わせ方

本庁全体に入れる場合と一部部局から始める場合では、要件定義や試用の重さが変わります。研修の範囲も、最初に想定した運用負荷を左右します。支援体制を小さく見積もると、利用開始後に申請ルートの見直しや問い合わせが情報システム部門へ集中します。

製品の分かれ方:進め方は大きく3通りです。大規模プロジェクトとして設計する製品、グループウェア更新と合わせて広げる製品、部局単位で決裁電子化を始める製品に分かれます。

  • 大規模プロジェクトとして設計する製品庁内横断の業務基盤や複雑な経路を、要件定義から固めやすい製品です。ただし短期導入を前提にすると、関係部局の調整が追いつきにくくなります。代表製品:intra-mart Accel Platform / AgileWorks
  • グループウェア更新と合わせて広げる製品ポータル刷新や職員向けグループウェア更新と同じ流れで、申請電子化を広げやすい製品です。ただしワークフロー単体の高度な作り込みは、専用製品との比較が必要です。代表製品:Garoon / Desknet's NEO
  • 部局単位で決裁電子化を始める製品既存環境を残したまま、特定部局や申請種類から始めやすい製品です。ただし全庁へ広げる段階では、共通ルールと管理担当を決める必要があります。代表製品:コラボフロー / Create!Webフロー

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

LGWANに対応し、複雑な多段階決裁を電子化できますか?

官公庁向けの製品なら、LGWANの閉域網に対応し、複数部署をまたぐ多段階の決裁フローを電子化できます。回議や合議、代理決裁など行政特有の決裁にも対応できる製品があります。本格運用を考えるなら、LGWAN対応と決裁フローの再現性を確認しましょう。

公文書管理や既存の庁内システムと連携できますか?

業務基盤型なら、公文書管理システムや既存の基幹システムと連携し、決裁から文書の保存・廃棄までをつなげられます。決裁の履歴を公文書として残す運用にも対応しやすいのが利点です。庁内システムとの連携が前提なら、対応範囲を見積もり段階で確認しましょう。

官公庁向けのワークフローシステムはいくらくらいですか?

決裁の電子化に特化した製品なら、コラボフローやCreate!Webフローの1ユーザー月500円、X-point Cloudの月475円が目安です。複雑な決裁や庁内連携を伴う業務基盤型は、AgileWorksの月30万円や要問い合わせが中心です。規模と連携範囲で費用が変わります。

まず決裁・稟議の電子化からスモールスタートできますか?

専用型の製品なら、既存システムを活かしつつ決裁や稟議の電子化から段階的に始められます。Excelの帳票をそのまま電子化して、現場の負担を抑えて移行できる製品もあります。いきなり全庁基盤を入れず、まず決裁の電子化から進めると無理がありません。

グループウェア一体型が向くのはどんな場合ですか?

スケジュール管理や掲示板もまとめて導入したい中小規模の自治体なら、グループウェア一体型でワークフローも同時に整えられます。一方で複雑な決裁や基幹連携が必須なら、業務基盤型の方が要件に応えられます。庁の規模と求める連携で、合うタイプを見極めましょう。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

AI・エージェント

汎用生成AI・エージェント
LLM・大規模言語モデル
エージェントフレームワーク
エージェントオートメーション基盤

ソフトウェア(Saas)

オフィス環境・総務・施設管理
開発・ITインフラ・セキュリティ
データ分析・連携