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ワークフローシステムおすすめ6選|無料で使えるツール比較ガイド

更新:2026/6/20
稟議書やExcel申請書だけを電子化するか、チャットやタスクまで一つにまとめるかで見るタイプは分かれます。費用をかけずに始める場合も、使える人数や承認ルートを先に確認します。このページでは、無料で使えるワークフローシステムの候補を、無料版で始められる範囲と実際に使うときの承認・申請機能、申請フォームの作り方に分けて比較し、申請人数に合う選択肢を絞り込めます。
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レビュー担当 加藤 杏奈
業務要件整理・現行業務の把握・業務フロー整理など、業務とシステムをつなぐ役割を7年にわたり担当。ワークフロー設計の実務視点から製品を評価している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
稟議・申請業務の電子化を始めたい企業向けタイプ 📝
ジョブカンワークフロー
/ AppRemo
/ ハーモス稟議
ワークフローを含む業務全体をまとめて効率化したい企業向けタイプ 🏢
Lark
/ Bitrix24
/ monday.com
企業規模
中小企業
デバイス
その他
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おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 6

無料のワークフローシステムのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
ジョブカンワークフロー
稟議・申請業務の電子化を始めたい企業向けタイプ 📝
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

人事・購買・経費・契約まで申請を電子化。中小企業シェアもトップ。

AppRemo
稟議・申請業務の電子化を始めたい企業向けタイプ 📝
0円〜ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

既存のExcel申請書を崩さず電子化。帳票を作り直さず移行できる。

ハーモス稟議
稟議・申請業務の電子化を始めたい企業向けタイプ 📝
0円〜月額/ユーザー(税抜)
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

30名まで無料で始められ、低単価で全社展開しやすい稟議特化型。

Lark
ワークフローを含む業務全体をまとめて効率化したい企業向けタイプ 🏢
0円〜ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

チャット・予定・文書・承認を同じ環境で運用。対応範囲もトップレベル。

Bitrix24
ワークフローを含む業務全体をまとめて効率化したい企業向けタイプ 🏢
0円〜組織/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

CRM・タスク・チャットをまとめて使え、無料でもユーザー数無制限。

monday.com
ワークフローを含む業務全体をまとめて効率化したい企業向けタイプ 🏢
0円〜ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

色分けボードで進捗と承認を見える化。使いやすく導入も容易。

ワークフローシステムの導入によって得られる効果

ワークフローシステムは、申請や承認の流れを管理しやすくするための仕組みです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。

導入前の課題導入によって得られる効果
申請処理が紙中心申請から承認までをオンラインで進め、紙の回覧や押印待ちを減らせます
申請の承認状況を把握しにくい誰で止まっているかを確認でき、催促や差し戻し対応を進めやすくなります
申請内容の確認に手間がかかる申請フォームを整え、必要項目の確認漏れや差し戻しを減らせます
申請ごとの承認者判断が大変部署や金額に応じた承認ルートを設定し、手動判断の負担を抑えられます
誰が承認したか確認が大変申請ごとの承認者や日時を残し、確認や監査時の作業を減らせます

続いて、無料で使えるワークフローシステムをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。

無料で使えるワークフローシステム2タイプを解説

比較項目稟議・申請業務の電子化を始めたい企業向けタイプワークフローを含む業務全体をまとめて効率化したい企業向けタイプ
優れている点紙の申請を電子フォームで承認業務基盤にワークフローを統合
できることノーコードフォーム作成承認経路設定条件分岐承認オールインワン統合業務プロセス自動化タスク自動作成
適している企業/業種中小企業スタートアップ成長企業
料金目安無料〜(有料プランあり)無料〜(有料プランあり)

タイプ別おすすめ製品

稟議・申請業務の電子化を始めたい企業向けタイプ 📝

このタイプが合う企業:

紙・Excel・メールでの申請承認を脱却したい中小企業の総務・管理部門の担当者

どんなタイプか:

紙やExcelで扱っていた稟議・経費精算・届出を電子フォーム化し、承認経路と履歴を管理するタイプです。申請承認の電子化に絞って始めやすい点が特徴です。

おすすめ製品3選

ジョブカンワークフロー

社内申請を紙やExcelからまとめてクラウド化したい中小企業向け

ジョブカンワークフローは、稟議だけでなく人事・購買・経費・契約・IT資産・予算・営業まで、社内申請を広くクラウド化したい企業向けの定番候補です。 50種類以上のテンプレートや直感的な画面で始めやすく、FitGapでは同タイプ内のシェアと中小企業シェアが1位、機能性・サポート・セキュリティも1位または同率1位のため、情シス専任者が少ない中小企業が紙・Excel・メール運用をまとめて置き換えたい場合に向きます。 無料プランはフォーム数などの制限が大きく本格運用は有料前提です。電子印鑑は追加オプション、チャット連携承認や未処理案件のエスカレーション、自動承認には対応しないため、Slack・Teams中心の承認や複雑な自動化を重視する企業は他製品も比べる必要があります。
実体験レビュー

✅ 管理者画面がシンプルで紙・Excel申請の置き換えを始めやすい

管理者画面はシンプルで、申請フォームや承認ルートを順番に作りやすかったです。専門用語や複雑な設定式が少なく、IT専任担当者がいない中小企業でも総務担当者だけで運用開始まで進められると感じました。

ジョブカンワークフローの管理者画面。申請フォームや承認ルートをシンプルな操作で作成できる

✅ 複雑な条件式なしで承認ルートを組み立てられる

承認ルートは部署や個人を選びながらボタン操作で組み立てる流れで、複雑な条件式を書かずに設定できました。初めて管理者画面を触る人でも迷いにくく、自由度より分かりやすさを優先した作りです。

ジョブカンワークフローの承認ルート設定画面。ボタン操作で承認者を選択してルートを組み立てられる

⚠️ 複雑な条件・並列承認・外部連携には向きにくい

基本的な申請承認は分かりやすい一方、金額条件・部門条件・並列承認・外部システム連携を組み合わせる複雑な運用には向きにくいです。大企業の複雑な稟議をそのまま載せる製品ではないと感じました。

ジョブカンワークフローの承認経路設定画面。シンプルな構成で複雑な条件分岐には対応しにくい
価格
0円〜
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

使い慣れたExcel申請書をそのまま電子化したい企業におすすめ

AppRemoは、既存のExcel申請書をなるべく崩さず電子化することに強いワークフローシステムです。 ブラウザにExcelフォームを取り込めるため、紙やExcelで定着した帳票を作り直さず、承認経路だけをクラウドへ移したい企業に向きます。FitGapでは既存書式取り込みに加え、人事マスタ同期、組織改編への自動追随、親子フロー、一括申請に対応し、Microsoft 365・Google Workspace・国産グループウェア連携を同時に使える点も同タイプ内で目立ちます。無料プランは最大20ユーザー・10フォームまでなので、小規模部門の試用向きです。 一方、画面上でフォームを自由作成するフォームビルダー、メール承認、Slack・Teamsなど外部チャットでの承認は非対応です。新規フォームを現場で増やしたい企業や外部ツール連携を重視する企業は、標準でどこまで回せるか確認して下さい。
価格
0円〜
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
ハーモス稟議

30名まで無料で紙の稟議を電子化したい小規模企業の第一候補

ハーモス稟議は、30名まで無料で始められ、31名以上も低単価で広げられる、稟議特化の軽量ワークフローです。 アカウント作成後すぐ利用でき、申請フォーム作成、段階承認、履歴管理、スマホ承認を備えるため、総務・管理部門が一部署から紙の稟議を電子化し、費用を見ながら全社展開したい場合に向きます。FitGapではセキュリティ・統制評価が同タイプ上位で、証跡管理を重視する管理部門にも検討しやすい一方、機能性や連携評価はカテゴリ内で高くありません。 稟議以外の人事・購買・契約などを一元化したい企業、Google WorkspaceやMicrosoft 365連携を軸にしたい企業、5段階以上の承認経路や長期運用実績を重視する中堅以上の組織は、ジョブカンやAppRemoと比較して選ぶ必要があります。
価格
0円〜
月額/ユーザー(税抜)
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

ワークフローを含む業務全体をまとめて効率化したい企業向けタイプ 🏢

このタイプが合う企業:

複数ツールの乱立を解消し、ワークフローを含むビジネス基盤を一元化したいスタートアップや成長企業

どんなタイプか:

申請・承認をチャット、タスク、文書共有などの業務基盤に組み込み、情報共有や通知まで一体で管理するタイプです。単体ワークフローよりツール統合を重視します。

おすすめ製品3選

チャットや文書も含め業務基盤ごと一本化したい成長企業向け

Larkは、ワークフローをチャット・カレンダー・文書共同編集・タスク管理と同じ環境にまとめられる、無料プラン起点のオールインワン業務基盤です。 申請フォームの条件分岐、並列承認、代理承認・代理申請に加え、M365やGoogle Workspace連携、チャット上での承認、人事マスタ同期、組織改編への追随までそろい、FitGapでもこのタイプの候補内で対応範囲が最も広い評価です。部署ごとに増えたツールを整理し、リモートワークを含む全社の申請・情報共有を一本化したい成長企業に向きます。 一方、電子印鑑・電子署名、メール承認、一括申請には対応しません。押印文化を残す企業や、役員がメールだけで承認したい企業は、運用変更の負担や他製品との比較が必要です。
価格
0円〜
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

人数無制限の無料プランで業務基盤を試したい立ち上げ期の企業向け

Bitrix24は、ワークフロー単体ではなくCRMを中心にタスク、チャット、ドキュメント、見積・請求書作成まで広く抱え込む無料プラン重視の業務プラットフォームです。 無料プランでもユーザー数の上限がなく、FitGapでは料金評価がこのタイプの候補内で最高水準のため、参加人数が読みにくい立ち上げ期や、複数部門を巻き込んで業務基盤を試したい企業に向きます。クラウドとオンプレミスを選べる点も、運用形態を調整したい企業には利点です。 一方、多機能なぶん操作習熟と運用ルール作りに時間がかかり、操作性・導入しやすさの評価は機能性や連携評価ほど高くありません。短期間で現場へ定着させたい企業や、Telephonyや外部アプリまで無料で使いたい企業は、必要機能と有料範囲を先に確認すべきです。
価格
0円〜
組織/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

申請も含めた仕事の進捗をボードで見える化したい部門向け

monday.comは、申請や承認をプロジェクト・タスクのボードに組み込み、部署横断の仕事を見える化するワークマネジメント寄りの製品です。 ドラッグ&ドロップでボードを作り、ステータスや担当、期限、優先度を色分け管理できるため、FitGapでも操作性・導入しやすさ・サポート評価がカテゴリ内1位です。スプレッドシートで案件や申請を追っている中堅〜大企業のプロジェクト部門が、定着しやすい画面で進捗と承認状況をまとめたい場合に向きます。 一方、無料プランは2名までで、ボードあたり1,000件の制限があります。Basicでは数式や時間追跡が使えず、自動化・連携・詳細分析は上位プラン中心です。無料利用を重視する小規模チームや、稟議・購買申請の厳密な深さを求める企業は他候補も比較してください。
価格
0円〜
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

👥フリープランのユーザー数上限
無料プランでは利用できる人数に5名〜20名程度の制限があります。自社の対象人数がこの上限に収まるかどうかが、そもそもフリープランで運用できるかを左右する最重要ポイントです。
🔀承認ルートの柔軟性(条件分岐・並列承認)
金額や申請内容に応じて承認者を自動で振り分ける条件分岐や、複数部門の同時承認(並列承認)に対応しているかは製品ごとに大きく差があります。自社の承認ルールが複雑な場合、ここが使い勝手を決めます。
📝申請フォームの作成・カスタマイズ性
テンプレートの種類や、ExcelやWordの既存帳票を取り込めるかは製品によってまったく異なります。FitGapでは、既存の紙の申請書をそのまま再現できるかが社内定着の分かれ目になると考えています。
📱スマホ・タブレット対応
外出先やリモートワーク中にスマホから申請・承認できるかは、無料製品では対応していないケースも多いです。テレワーク環境がある企業では必ず確認してください。
🔗外部サービスとの連携(Google Workspace・Microsoft 365等)
普段使っているグループウェアやチャットツールと連携できるかで、通知や承認の効率が大きく変わります。無料プランではAPI連携が制限されることが多いため、どこまで使えるか事前に確認が必要です。
🔄代理承認・代理申請
承認者が不在のときに別の担当者が代わりに承認できる機能です。無料プランでは非対応の製品もあり、承認が止まるリスクに直結するため、FitGapでは見落としがちな重要要件と位置づけています。

一部の企業で必須

💰経費精算・会計システムとのデータ連携
経費申請の承認後に会計システムへ自動でデータを渡したい企業では必須になります。手入力の二度手間を防げますが、無料プランではCSV出力に限られる場合が多いです。
🌐多言語対応
外国籍の社員がいる企業や海外拠点がある場合に必要です。英語・中国語などに切り替えられる製品は限られるため、該当する企業は事前に確認してください。
🔒IPアドレス制限・二段階認証などのセキュリティ機能
社外からのアクセスを制限したい場合や、情報漏洩対策を強化したい企業で求められます。無料プランではセキュリティ機能が有料版限定になっていることが多いので注意が必要です。
🏢組織改編・人事異動への自動対応
部署の統廃合や異動が頻繁に発生する中規模以上の企業では、組織情報の一括更新や予約反映の機能が欠かせません。小規模企業では手動対応で十分な場合もあります。
📄電子帳簿保存法への対応
請求書や領収書を電子保存する法的要件を満たす必要がある企業では確認すべき項目です。ワークフロー上で保存要件を満たせるかは製品によって異なります。

ほぼ全製品が対応

申請・承認・差し戻しの基本フロー
申請者がフォームを送信し、承認者が承認・却下・差し戻しを行う一連の流れは、ほぼすべてのワークフローシステムに備わっている基本機能です。
👀申請状況のリアルタイム確認(進捗の可視化)
今どの承認者まで進んでいるかをリアルタイムで把握できる機能です。紙の稟議では分からなかった進捗が一目で分かるため、ほぼ全製品が標準対応しています。
📋承認履歴・操作ログの記録
誰がいつ承認・却下したかの履歴をシステム上に自動で記録する機能です。監査対応や内部統制の基礎となる機能で、無料プランでも大半の製品が対応しています。
🔔メール・チャットによる通知機能
申請や承認のタイミングでメールやチャットに自動通知が届く機能です。承認の見落としを防ぐ基本機能として、ほぼすべての製品に搭載されています。

優先度が低い

🤖AI による申請内容の自動要約・入力補助
生成AIが申請書の要約や入力候補を提示してくれる最新機能ですが、対応製品はまだ一部に限られます。無料プランでの提供はほぼなく、現時点では優先度を下げてよい要件です。
🗳️多数決承認・投票型の合議機能
複数の承認者の過半数が賛成すれば承認とする合議方式です。大企業の特殊な稟議フローで求められることがありますが、一般的な中小企業の運用ではほとんど必要になりません。

無料で使えるワークフローシステムの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、大まかに製品を絞る稟議や申請だけを電子化したいのか、チャットやタスク管理までまとめたいのかで最初の方向が変わります。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    機能の優先度を確認する無料範囲やフォーム作成を先に整理します。ルート設定やスマホ利用も外せない条件に含めます。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用条件で最後に比べる同じように無料で始める場合でも、人数が増えた後の費用や管理者の作業量は変わります。社内定着の負担も違います。

タイプや機能を確認したうえで、無料で始めた後の運用条件をそろえると比べやすくなります。ここでは費用や置き換え方に加え、業務範囲と管理負担を整理します。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

無料範囲と有料移行の見通し

小規模な試用では無料で足りても、対象部署や申請件数が増えると有料化の時期が早まります。無料枠だけで決めると、定着し始めた段階で予算や契約手続きが追いつかなくなることがあります。

製品の分かれ方:製品によって無料プランの範囲が分かりやすいものと、短期の無料お試しで判断するものがあります。組織向けプランへ移る前提のものもあります。

  • 無料プランの範囲を先に把握しやすい製品無料で試せる範囲を料金表から把握しやすい製品です。ただし人数やボード数が増えると、有料化の時期が早まります。代表製品:monday.com / Bitrix24
  • 無料お試しで運用感を確認できる製品本格契約の前に、実際の申請書や承認経路で操作を試せます。ただし無料期間後の料金形態は別に確認します。代表製品:ジョブカンワークフロー
  • 業務基盤として有料移行を見込む製品申請だけでなく情報共有まで同じ環境に集めやすい製品です。その分、利用部門が広がるほど管理ルールが必要になります。代表製品:Lark

申請書の置き換え方

紙やExcelの申請書が多い会社では、いきなり新しい入力画面に変えると現場から差し戻しが増えます。既存の帳票を残すのか、テンプレートで作り直すのかで準備期間が変わります。

製品の分かれ方:申請テンプレートから始める製品と、業務ボードやタスクへ組み込む製品があります。

  • テンプレートから申請書を作る製品定型の申請書を使い、管理者が画面上で項目を整えやすい製品です。ただし社内独自の書式が多いと、作り直しの手間が増えます。代表製品:ジョブカンワークフロー / Lark
  • ボードやタスクに申請を組み込む製品進捗管理と同じ場所で申請の状態を扱いやすい製品です。ただし稟議専用画面に慣れた社員には、運用ルールの説明が必要です。代表製品:monday.com / Bitrix24

業務基盤に含める範囲

申請だけを先に電子化したい会社と、チャットやタスク管理まで整理したい会社では導入後の使い方が違います。範囲を広げすぎると、無料で始めても社内ルール作りの負担が大きくなります。

製品の分かれ方:申請管理に絞る製品と、チャット・文書・タスクまで同じ環境で扱う製品があります。プロジェクト管理のボードを中心に使う製品もあります。

  • 申請管理に絞って始める製品稟議や届出の電子化に集中しやすく、総務部門から始めやすい製品です。ただし情報共有やタスク管理は別ツールとの整理が必要です。代表製品:ジョブカンワークフロー
  • オールインワン基盤で使う製品チャットや文書と申請を同じ環境に集めやすい製品です。その分、使う機能を広げる前に管理者を決めておく必要があります。代表製品:Lark / Bitrix24
  • ボード中心に進捗を扱う製品申請を仕事の進捗と並べて管理しやすい製品です。ただし稟議専用の深い管理を求める場合は、運用の工夫が必要です。代表製品:monday.com

管理者の運用負担と定着支援

総務担当者だけで始める場合は、初期設定の分かりやすさと社内への説明量が負担を左右します。多機能な製品ほど、申請ルールや通知ルールを整理しないと使い方がばらつきます。

製品の分かれ方:自社でヘルプを見ながら設定する製品と、テンプレートを使って短く試す製品があります。広い業務基盤では部門ごとの管理者を決める必要があります。

  • 自社で設定を進める製品管理画面がシンプルな製品は、総務担当者でも申請書作成を始めやすいです。ただし複雑なルールは早めに有料範囲を確認します。代表製品:ジョブカンワークフロー
  • テンプレートを使って短く試す製品よくある申請から作れるため、お試し運用の準備を抑えやすい製品です。ただし自社独自の書式では調整が必要です。代表製品:Lark / monday.com
  • 多機能基盤として管理する製品広い業務をまとめると、部署をまたいだ情報共有がしやすくなります。その分、権限や通知の管理担当を決める必要があります。代表製品:Bitrix24

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

無料のワークフローシステムではどこまでできますか?

無料プランでも、申請の起票から承認、進捗の確認といった基本的な業務は多くの製品で使えます。一方で利用人数や承認ルートの複雑さ、保存件数に制限があるのが一般的です。まず無料で主要な申請を電子化し、足りない機能を見極めてから有料を検討しましょう。

無料プランでも条件分岐などの承認ルートは作れますか?

無料プランでは、上長承認など基本的なルートは作れても、金額や部署での条件分岐は有料プラン限定のことが多いです。利用人数や申請件数の上限を超えると、有料への移行が必要になります。複雑な承認が必要なら、無料の範囲で足りるかを事前に確認しましょう。

無料のまま使い続けられますか、有料との違いは何ですか?

無料のまま使い続けられるのはジョブカンワークフローやLark、HRMOS稟議などです。ただし承認ルートの自由度や連携、利用人数は有料プランで広がることが多く、本格運用では費用がかかります。将来の規模を見据えて、有料時の料金も確認しておきましょう。

無料で業務全体をまとめて効率化できる製品もありますか?

LarkやBitrix24のように、ワークフローに加えてチャットやプロジェクト管理まで無料で使えるオールインワン型もあります。複数のツールの乱立を無料の範囲で一本化できるのが利点です。業務全体をまとめたいなら、無料で使える範囲と人数の上限を確認しましょう。

無料では対応しきれないのはどんな場合ですか?

利用人数が多い場合や複雑な承認ルート、基幹連携や内部統制が必要な場合は、無料プランの上限や機能不足にぶつかりやすくなります。申請が業務の要になるなら、有料プランを前提に選ぶのが安全です。無料で始めつつ、足りなくなったら有料へ移る進め方が現実的です。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

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