Joomla
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
目次
Joomlaとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
連携
プラン
代替サービス
サービス基本情報
Joomlaとは
Joomlaは、Open Source Mattersが提供するオープンソースのCMSです。世界中の開発者コミュニティによって20年以上にわたり開発・改善が続けられており、受賞歴を持つCMSとして知られています。使いやすく安定性の高い管理画面を特徴とし、検索エンジン最適化(SEO)機能や多言語対応機能が標準で搭載されています。数千種類のテンプレートや拡張機能が用意されており、企業サイトからブログ、政府機関のサイトまで多様なWebサイトの構築に対応できます。複数ユーザーの権限設定機能も充実しているため、チームでの運用にも適しています。オープンソースソフトウェアとして無償で提供されており、中小企業でも導入しやすく、活発なコミュニティによるサポートも受けられます。世界各国で翻訳版が提供されており、日本語版も利用可能なため、多言語サイトの構築においても力を発揮します。
強み
多言語対応サイト構築
Joomlaは標準機能として英語や中国語をはじめとする複数言語に対応したサイトの構築が可能です。アクセス元の言語環境に応じて自動的に表示を切り替える機能も備えているため、海外展開を視野に入れた企業サイトの運営に適しています。追加プラグインを必要とせず多言語機能が充実していることから、グローバル市場における情報発信の場面でも活用しやすい特長があります。
豊富なデザイン自由度
Joomlaは特徴的なデザインのテンプレートを豊富に用意しており、メニューごとに異なるテンプレートへの切り替えにも対応しています。直感的な管理画面により、PHPの専門知識がなくても幅広いカスタマイズを行うことができます。また、SNS連携やメール配信といった機能もエクステンションを通じて追加可能です。世界中の開発者によって提供される多様なテンプレートから選択できるため、サイトの独自性を表現しやすい環境が整っています。
拡張機能が豊富
Joomlaはユーザー管理やポータル運営機能を標準で搭載しており、会員制サイトの構築にも対応しています。拡張機能であるエクステンションを活用することで、製品管理やSNS自動投稿といった高度な機能を追加することが可能です。多機能で柔軟性の高い構造を持つため、サイト運営の選択肢を広げやすく、大規模な企業サイトの構築にも利用されています。
注意点
サーバー環境での運用が必要
Joomlaはサーバーにインストールして運用する型のCMSであるため、自社サーバーまたはレンタルサーバー上で稼働させる必要があります。SaaS型とは異なり、サーバー設定や環境構築の手間が発生するため、技術的な運用負担が大きくなる傾向があります。また、セキュリティアップデートの適用は利用者側の責任となり、定期的なメンテナンスに一定のコストや工数がかかる点に留意が必要です。導入を検討する際は、運用体制や技術リソースの確保について事前に考慮することが推奨されます。
頻繁なアップデートが必要
Joomlaは公式サイトでセキュリティ修正リリースが継続的に提供されているため、サイト管理者は常に最新バージョンへのアップデートが求められます。アップデート対応には一定の手間がかかり、運用管理において追加の工数が発生する可能性があります。また、小規模なサイトで利用する場合は、機能が過剰となるケースも考えられます。導入の際は、運用体制やサイトの規模に応じた管理負担を事前に検討しておくことが望ましいでしょう。
拡張機能の管理が煩雑
Joomla公式はコアのセキュリティ対応のみを直接行っており、サードパーティ製拡張機能の脆弱性対応は各ベンダーに委ねられています。そのため、複数の拡張機能を利用する場合、それぞれの互換性確認や脆弱性チェックを個別に行う必要があり、管理工数が増大する可能性があります。拡張機能の数が多いほど、更新状況の把握や各ベンダーの対応状況の追跡に手間がかかる点に留意が必要です。
カテゴリ別マーケットシェア
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JoomlaのCMSマーケットシェア
シェア
事業規模
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)
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