安否確認サービス(アルカディア社)
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
目次
安否確認サービス(アルカディア社)とは
強み
注意点
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
安否確認サービス(アルカディア社)とは
株式会社アルカディアが提供する安否確認システムです。本サービスは企業の危機管理をサポートし、メール、電話、FAXを使って社員やその家族の安否を迅速かつ効果的に確認できます。特に、多言語対応が可能であり、日本語はもちろんのこと、英語やその他言語でのメッセージ配信にも対応しています。さらに、音声合成によるメッセージ発信機能も備えており、国内外を問わず広く利用されています。同社は他にもSpeeCAN RAIDENなどのソフトを提供しています。
強み
多様な連絡手段による迅速な安否確認
メール、電話、FAXという複数の通信手段を用いて安否確認メッセージを一斉配信できます。これにより、緊急時においても確実に連絡を取ることが可能となります。特に、電話やFAXを併用することで、メールが届かない状況や、インターネット接続が不安定な環境下でも安否確認を行うことができます。また、社員やその家族からの安否報告もメールや電話で受け付けることができるため、状況に応じて最適な手段を選択できます。
グローバル対応の言語サポート
日本語のみならず、英語やその他の言語に対応している点が大きな強みです。これにより、海外駐在員や現地従業員を含む、グローバルな組織構造を持つ企業にとって非常に有用なツールとなります。各言語での音声合成によるメッセージ発信機能も可能です。これにより、言語の壁を越えた迅速な情報伝達が可能となります。
使いやすい管理システム
管理者はWEBブラウザを通じて安否の集計結果をリアルタイムで確認できます。この機能により、状況を即座に把握し、迅速な意思決定や対応策の立案が可能となります。ブラウザベースのインターフェースは、特別なソフトウェアのインストールが不要で、どこからでもアクセスできるため、管理者の負担を軽減し、緊急時の対応をスムーズにします。
注意点
気象庁と連携していない
緊急時の連絡網として利用可能なサービスのため、直接気象庁と連携し、緊急地震速報を受けて安否確認メールを送信することはできません。地震を初めとした自然災害に素早く対応できる安否確認に特化したサービスを求めている企業には向かないサービスです。
翻訳機能の非搭載
本サービスは多言語対応を謳っていますが、翻訳機能は搭載されていません。つまり、各言語でのメッセージは予め用意しておく必要があります。これは、緊急時に正確なメッセージを迅速に発信するという観点からは適切な仕様ですが、事前の準備と定期的な更新が必要となります。多言語でのメッセージテンプレートを事前に用意し、定期的に見直すなどの運用が求められます。また、予期せぬ状況が発生した場合、その場で多言語のメッセージを作成するのは困難となる可能性があります。言語ごとの適切なメッセージ管理が重要な課題となります。
通信コストへの考慮
基本料金は月額10,000円(税別)で3,000ユーザーまで登録可能ですが、電話・FAX・海外発信を利用した場合は別途通信費がかかります。これは、大規模な緊急事態が発生した際に、予想以上の通信コストが発生する可能性があることを意味します。特に、海外との通信が頻繁に発生する企業の場合、この追加コストは無視できない金額になる可能性があります。そのため、導入を検討する際は、自社の規模や海外拠点の数、想定される使用頻度などを考慮し、総コストを試算しておくことが重要です。予算計画と実際の運用コストの乖離に注意が必要です。
安否確認サービス(アルカディア社)のプラン
自社に合うプランを見極めましょう。安否確認サービス(アルカディア社)には1つのプランがあります。
安否確認サービス(アルカディア社)とよく比較されるサービス
安否確認サービス(アルカディア社)とよく比較される製品を紹介!安否確認サービス(アルカディア社)は安否確認システムの製品です。安否確認サービス(アルカディア社)とよく比較されるメジャー製品は、ANPiS、エマージェンシーコール、セコム安否確認サービスです。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
ANPiS
ANPiSは、関西電力株式会社が提供する安否確認システムです。このシステムは、未回答者への自動再送、地震以外の自然災害への対応などの機能を備えており、災害時の迅速な安否確認を実現します。関西電力株式会社の基幹事業は原子力発電や火力発電、再生可能エネルギー等のエネルギー事業で、関西地域に電気・ガスを提供しています。
安否確認サービス(アルカディア社)と共通するカテゴリ
安否確認システム
安否確認サービス(アルカディア社)と比べて...
できること
LINE
地震発生時の自動配信
津波発生時の自動配信
できないこと
電話
送信状況の確認
エマージェンシーコール
エマージェンシーコールは、インフォコム株式会社が提供する安否確認システムです。主な機能としてメールや専用アプリを使用した安否確認、未回答者への自動再送信、安否に関する回答の自動集計機能など、緊急時の安否確認に必要な機能を備えています。インフォコム株式会社は、エマージェンシーコールの他にも、文書管理システムの「MyQuick」や健康管理システムの「WELSA」などを提供しています。
安否確認サービス(アルカディア社)と共通するカテゴリ
安否確認システム
安否確認サービス(アルカディア社)と比べて...
できること
専用アプリ
LINE
地震発生時の自動配信
できないこと
セコム安否確認サービス
セコムトラストシステムズ株式会社が提供する安否確認システムです。2004年にリリースされたこのシステムは、メール、専用アプリ、LINEを利用した安否確認、地震対応、注意喚起やアンケート配信など、緊急時の安否確認に必要な多様な機能を備えています。2024年時点での利用ユーザー数は830万人以上、導入企業数は8,950社以上です。セコムトラストシステムズ株式会社は、セコム安否確認サービスの他にも、電子契約システムの「セコムWebサイン」、オンライン文書電子化システムの「セコムあんしんエコ文書サービス」を初めとして多岐に渡るサービスを提供しています。
安否確認サービス(アルカディア社)と共通するカテゴリ
安否確認システム
安否確認サービス(アルカディア社)と比べて...
できること
専用アプリ
LINE
地震発生時の自動配信
できないこと
安否確認の手動配信(従業員向け)
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。