Concrete CMS
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
目次
Concrete CMSとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
連携
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
Concrete CMSとは
Concrete CMSは米国PortlandLabs社が提供するオープンソースのホームページ作成ソフトで、MITライセンスのもとで配布されています。小規模サイトから大規模企業サイトまで幅広い用途に対応しており、特に使いやすさに定評があります。ブラウザ上でページを直接編集できる直感的な操作性により、Web担当者が専門知識を必要とせずにコンテンツを更新することが可能です。多言語サイトやスマートフォン対応が標準でサポートされ、柔軟な権限設定やワークフロー機能により複数担当者での運用も円滑に行えます。プラグインやテーマによる拡張性も備えており、コミュニティによる継続的なアップデートが提供されるため、長期間にわたって安定したサイト運営が期待できます。オープンソースであるためライセンス費用が不要でありながら、国内外において中小企業から大企業、官公庁まで多様な組織で導入実績を持つCMSとなっています。
強み
直感的なブロック編集
Concrete CMSでは、ブロック単位でコンテンツを配置・編集できる仕組みが採用されています。ページのプレビュー画面上で直接ブロックをドラッグ&ドロップして並べ替えることができるため、完成形をイメージしながら作業を進められます。専門的な知識がなくても直感的に操作できる編集モードにより、更新作業の負担軽減が期待できます。視覚的に分かりやすいインターフェースが、効率的なコンテンツ管理をサポートします。
高い拡張性
Concrete CMSは開発フレームワークとして機能拡張性に優れており、多様なカスタマイズに対応できます。60種類以上の標準ブロックを組み合わせることで必要な機能を追加でき、長期にわたる運用においても互換性を維持する設計となっています。実際に14年以上稼働しているサイトの機能が現在も動作している事例があり、バージョンアップを重ねても既存機能への影響を抑えた運用が可能です。長期的な視点でサイトを育てていきたい場合に適した特性を持っています。
エンタープライズ級のセキュリティ
Concrete CMSは米国政府機関での採用実績があり、ISO27001認証を取得した開発元により提供されています。ブルートフォース攻撃への対策やセッション管理など、主要な攻撃に対する防御機能を標準で搭載しており、アドオンについても審査制を採用することで安全性の確保に努めています。こうした取り組みにより、堅牢なセキュリティ対策を備えたCMSとなっています。
注意点
自己ホスティング型である
Concrete CMSはオープンソースのCMSであり、利用にあたっては自社でWebサーバー環境を用意し、インストールする必要があります。クラウド型サービスとは異なり、サーバーの設定やセキュリティ更新を含む運用管理は自社で対応する形態となります。そのため、サーバー管理の知識やリソースの確保が求められる点に留意が必要です。また、システムの安定稼働やセキュリティ対策についても、継続的に自社で責任を持って管理していく体制を整えることが重要になります。
専任サポートがなくコミュニティ中心
Concrete CMSでは、開発元による直接の導入支援サービスは提供されておらず、日本語版についてはユーザーコミュニティを通じたサポート体制となっています。そのため、運用上の問題解決や機能拡張を行う際には、公式ドキュメントやフォーラムなどを参照しながら、自社の技術者または外部の専門家に依頼して対応する必要があります。専任のサポート窓口を求める場合は、この点を事前に考慮しておくことが望ましいでしょう。
国産CMSと比べた知名度の違い
Concrete CMSは、WordPressや国産CMSと比較すると国内での認知度が高くないため、利用者コミュニティの規模も相対的に小さい傾向にあります。そのため、日本語の技術資料や情報が限られている場合があり、社内にノウハウが蓄積されていない状況では、習得に一定の時間を要する可能性があります。導入を検討する際には、サポート体制や学習リソースの確保について事前に確認しておくことが望ましいでしょう。
カテゴリ別マーケットシェア
2025年8月 FitGap調査
Concrete CMSのホームページ作成ソフトマーケットシェア
シェア
Concrete CMSのCMSマーケットシェア
シェア
事業規模
Concrete CMSのプラン
自社に合うプランを見極めましょう。Concrete CMSには1つのプランがあります。
Concrete CMSとよく比較されるサービス
Concrete CMSとよく比較される製品を紹介!Concrete CMSはホームページ作成ソフト、CMSの製品です。Concrete CMSとよく比較されるメジャー製品は、ホームページ・ビルダー、Jimdo、Wixです。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
ホームページ・ビルダー
ホームページ・ビルダーは、株式会社ジャストシステムが提供するホームページ作成ソフトです。2つのビルダーが用意されており、ユーザーは自身のスキルや経験に合わせて最適なビルダーを選択できます。ホームページ・ビルダーSPはパーツを選んでドラッグ&ドロップするだけで、簡単にホームページを作成できます。ホームページ・ビルダークラシックはHTMLやCSSの直接編集が可能で、こだわり派のユーザーに向いています。株式会社ジャストシステムは、日本語入力システム「ATOK」やタブレット通信教育「スマイルゼミ」など、幅広いソフトウェアやサービスを提供しています。
Concrete CMSと共通するカテゴリ
ホームページ作成ソフト
CMS
Concrete CMSと比べて...
できること
OGPをツール上で設定
予約システム
会員ページ
できないこと
期間限定サイト(機能要件:月契約)
レンタルサーバーの利用
拡張機能
Jimdo
Concrete CMSと共通するカテゴリ
ホームページ作成ソフト
CMS
Concrete CMSと比べて...
できること
独自ドメインの取得
AI自動作成機能
OGPの自動設定
できないこと
Wix
Wixは、Wix.comが提供するホームページ作成ソフトです。このソフトの主な機能には、デザインテンプレートを用いたノーコードでのWebサイトの作成、会員ページの作成、独自ドメインの取得と設定などがあります。これにより、ユーザーは技術的な専門知識がなくても、直感的にウェブサイトを作成・運営できます。
Concrete CMSと共通するカテゴリ
ホームページ作成ソフト
CMS
Concrete CMSと比べて...
できること
独自ドメインの取得
AI自動作成機能
OGPをツール上で設定
できないこと
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。