安否の番人
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
目次
安否の番人とは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
安否の番人とは
株式会社日立産業制御ソリューションズが提供する安否確認サービスです。10年以上の提供実績があり、東日本大震災でも安否確認に活用された信頼あるシステムです。地震発生時や特別警報発表時にはメールやアプリ通知を自動発信するとともに、状況に応じて管理者が手動で発信することも可能で、台風の進路や被害想定地域に合わせ組織・地域単位で柔軟に安否確認を実施できます。マルチテナント方式とシングルテナント方式の2形態で提供され、ユーザーの規模やニーズに応じて選択できます。アプリのインストール不要でメールによる確認ができ、必要に応じてSMS送信にも対応しているため高い到達率・開封率を実現します。平常時から連絡網として活用でき、ホワイトボード機能で社内の情報共有も効率化します。低コストプランから導入でき、大規模組織には専用環境を用意するなど、柔軟性とスケーラビリティに優れたサービスです。災害発生時の細やかな対応が求められる企業や自治体に適しています。
強み
災害状況に応じた柔軟な安否連絡
気象庁の情報と連動した自動安否メール送信はもちろん、管理者判断で台風の進路などを考慮し事前に手動発信することも可能です。地震の震度や大雨・大雪・暴風など、状況に応じて発信内容や質問項目を切り替えられ、細かな初動指示を組み込んだ安否メールを送れます。
手間のかからない柔軟な応答方法
従業員は安否確認メールを受け取ったら、Webまたは返信メールからすぐに回答でき、個人IDやパスワードの入力は不要です。緊急時でもワンクリックの操作で応答が完了する設計なので回答率が高まり、迅速な安否集計に役立ちます。
権限別にリアルタイム集計表示
安否回答はリアルタイムに集計され、組織・拠点・プロジェクト単位で権限に応じた閲覧ができます。大規模組織でも各拠点やプロジェクトの責任者が自分の担当範囲の安否状況を即時に確認でき、全社的な状況把握と現場単位の迅速対応を同時に進められます。
注意点
小規模利用には最低料金が割高
「安否確認クラウドサービス」の料金体系は100名以下でも月額12,300円からとなっており、少人数で利用する場合に割高に感じる可能性があります。例えば従業員50名規模でも100名分の料金が発生するため、規模によってはコストに無駄が生じることになります。想定利用人数に応じた費用対効果を確認し、規模に見合ったサービスか見極める必要があります。
家族安否確認機能が標準装備されていない
従業員本人の安否確認には特化していますが、従業員家族の安否情報共有機能は含まれていません。他社では標準機能として家族の安否確認や伝言板を提供するケースもある中、本サービスではオプション扱いか未対応となっています。社員のご家族まで含めた安否確認を重視する企業は、その点を補完する運用が必要となるでしょう。
他システムとの連動性に課題
単体サービスとして完結する設計で、社内の他システムとリアルタイムに連動させる機能は明示されていません。人事異動や組織変更に伴う情報更新もサービス内で個別に行う必要があり、既存の人事システムとの自動同期はできません。社内インフラとの親和性を重視する場合、運用フローを含めた事前の検討が必要です。
カテゴリ別マーケットシェア
2025年8月 FitGap調査
安否の番人の安否確認システムマーケットシェア
シェア
事業規模
安否の番人のプラン
自社に合うプランを見極めましょう。安否の番人には2つのプランがあります。
安否の番人とよく比較されるサービス
安否の番人とよく比較される製品を紹介!安否の番人は安否確認システムの製品です。安否の番人とよく比較されるメジャー製品は、エマージェンシーコール、安否コール、Biz安否確認/一斉通報です。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
エマージェンシーコール
エマージェンシーコールは、インフォコム株式会社が提供する安否確認システムです。主な機能としてメールや専用アプリを使用した安否確認、未回答者への自動再送信、安否に関する回答の自動集計機能など、緊急時の安否確認に必要な機能を備えています。インフォコム株式会社は、エマージェンシーコールの他にも、文書管理システムの「MyQuick」や健康管理システムの「WELSA」などを提供しています。
安否の番人と共通するカテゴリ
安否確認システム
安否の番人と比べて...
できること
電話
LINE
発生地域に応じた自動配信
できないこと
回答時の自動ログイン
代理回答
注意喚起やアンケート配信
安否コール
安否コールは、株式会社アドテクニカが提供する安否確認システムです。2010年にリリースされたこのシステムは、地震や津波への対応、報告者のGPS情報の取得、従業員の家族の安否確認などの機能を持ちます。東日本大震災でも稼働した実績のある安定性の高い製品です。株式会社アドテクニカは、安否コールの他に、SEOに強いホームページ作成ソフトの「ホームページ作成Lab」などを提供しています。
安否の番人と共通するカテゴリ
安否確認システム
安否の番人と比べて...
できること
発生地域に応じた自動配信
未回答者への自動再送
回答時の位置情報取得
できないこと
特別警報発令時の自動配信
警報レベルに応じた自動配信
データセンターの複数拠点対応
Biz安否確認/一斉通報
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社が提供する安否確認システムです。このシステムは、災害時に従業員の安否状況を迅速かつ効率的に把握するためのもので、リアルタイムでのデータ同期や複数の通信手段を用いた安否確認が可能です。特に、スマートフォンアプリを通じての通知機能が強化されており、災害発生時の初動対応をサポートします。また、このシステムは高い信頼性と堅牢なデータセンターを背景に、企業のビジネス継続計画(BCP)と連携して機能します。同社は他にも、COTOHA Call CenterやBizストレージ ファイルシェアなど、様々なビジネス向けソリューションを提供しています。
安否の番人と共通するカテゴリ
安否確認システム
安否の番人と比べて...
できること
電話
未回答者への自動再送
回答時の位置情報取得
できないこと
従業員の家族の安否確認
津波発生時の自動配信
特別警報発令時の自動配信
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。