パスモバイルサービス
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
目次
パスモバイルサービスとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
パスモバイルサービスとは
パスモバイルサービスは、エヌ・ティ・ティテレコン株式会社が提供する安否確認システムです。NTTグループのメール配信技術を活用し、災害時における社員の安否確認をメールで円滑に実施できるクラウドサービスとなっています。気象庁が発表する地震・津波・大雨特別警報などをトリガーとして、自動で安否確認メールの一斉配信が可能なため、担当者不在時においても初動対応の遅れを防ぐことができます。配信されるメールには開封確認機能が付いており、社員がメール本文内の専用URLをクリックすることで、開封状況の把握と同時に安否状況や家族の無事、避難の有無などを報告フォームから回答することが可能です。一定時間経過してもメールが開封されない場合には自動再送機能により未回答者をフォローし、毎時100万通を超える高速メールエンジンとキャリア直結により、大規模配信時においても遅延やブロックを回避して確実な配信を実現しています。月額料金を抑えた設定により平時の連絡業務にも活用でき、コストを重視する中小企業から多数の従業員を抱える企業まで幅広く導入されています。
強み
インストール不要
パスモバイルサービスは、専用アプリをインストールすることなく利用できるメール配信サービスです。スマートフォンや携帯端末から直接操作が可能なため、特別なソフトウェアの準備や複雑な設定を必要としません。このため、ITリソースが限られている小規模な組織においても、導入のハードルが低く、比較的手軽に運用を開始できる仕組みとなっています。利用者の端末環境を問わず、幅広い場面での活用が期待できます。
気象連動自動配信
気象庁からの地震、津波、大雨などの情報と連動し、あらかじめ設定した発災条件に基づいて自動的に安否確認メールを送信する機能です。災害発生時には即座に配信が開始されるため、管理者による手動操作を待つことなく、迅速な初動連絡が可能となります。緊急時の対応負荷を軽減しながら、従業員やスタッフの安否状況を素早く把握することができます。
開封確認機能
パスモバイルサービスでは、配信したメールが開封されたかどうかを即時に確認できる機能を備えています。未開封の対象者に対してはリマインドメールを送信することが可能で、誰が通知を確認したのかを把握できるため、回答状況の管理に役立ちます。開封状況を可視化することで、重要な連絡事項の到達度を確認しながら、適切なタイミングでフォローアップを行うことができます。
注意点
オプション費用がかさみがち
パスモバイルサービスでは、気象情報と連動した自動配信やメール開封確認といった安否確認に有用な機能が、基本料金とは別の有料オプション扱いとなっています。必要な機能を追加していくと月額料金が当初の想定より増加し、トータルコストが上振れする可能性があります。安否確認機能を十分に活用するには各種オプション契約が前提となる場合がある点に留意が必要です。導入前に必要な機能を洗い出し、実際の運用コストを確認しておくことが推奨されます。
メール中心で電話非対応
パスモバイルサービスは携帯メール一斉配信と携帯サイト提供を主軸としたサービスであり、電話発信やSMSによる安否確認機能は提供されていません。連絡手段がメールに限定されるため、メールアドレスを持たない従業員への対応や、メール未読時の確認に課題が生じる可能性があります。音声通話による連絡手段を重視する組織においては、別途補完策を検討するか、他のサービスとの併用を視野に入れる必要があるでしょう。
安否確認専用でない汎用サービス
パスモバイルサービスは災害時の安否確認だけでなく、通常時のメルマガ配信やクーポン送信などにも対応したメール配信サービスとして提供されています。企業の危機管理用途に特化した設計ではないため、画面や機能に販促用途の要素が含まれる場合があります。純粋な安否確認システムを求める企業においては、用途に応じて不要な機能や情報が混在することで、運用時にわかりにくく感じられる可能性があります。導入を検討される際は、自社の利用目的に照らして必要な機能を確認されることをお勧めします。
カテゴリ別マーケットシェア
2025年8月 FitGap調査
パスモバイルサービスの安否確認システムマーケットシェア
シェア
事業規模
パスモバイルサービスのメールマーケティングツールマーケットシェア
シェア
パスモバイルサービスのプラン
自社に合うプランを見極めましょう。パスモバイルサービスには1つのプランがあります。
パスモバイルサービスとよく比較されるサービス
パスモバイルサービスとよく比較される製品を紹介!パスモバイルサービスは安否確認システムの製品です。パスモバイルサービスとよく比較されるメジャー製品は、エマージェンシーコール、安否コール、Biz安否確認/一斉通報です。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
エマージェンシーコール
エマージェンシーコールは、インフォコム株式会社が提供する安否確認システムです。主な機能としてメールや専用アプリを使用した安否確認、未回答者への自動再送信、安否に関する回答の自動集計機能など、緊急時の安否確認に必要な機能を備えています。インフォコム株式会社は、エマージェンシーコールの他にも、文書管理システムの「MyQuick」や健康管理システムの「WELSA」などを提供しています。
パスモバイルサービスと共通するカテゴリ
安否確認システム
パスモバイルサービスと比べて...
できること
従業員の家族の安否確認
電話
専用アプリ
できないこと
回答時の自動ログイン
安否コール
安否コールは、株式会社アドテクニカが提供する安否確認システムです。2010年にリリースされたこのシステムは、地震や津波への対応、報告者のGPS情報の取得、従業員の家族の安否確認などの機能を持ちます。東日本大震災でも稼働した実績のある安定性の高い製品です。株式会社アドテクニカは、安否コールの他に、SEOに強いホームページ作成ソフトの「ホームページ作成Lab」などを提供しています。
パスモバイルサービスと共通するカテゴリ
安否確認システム
パスモバイルサービスと比べて...
できること
従業員の家族の安否確認
専用アプリ
未回答者への自動再送
できないこと
警報レベルに応じた自動配信
Biz安否確認/一斉通報
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社が提供する安否確認システムです。このシステムは、災害時に従業員の安否状況を迅速かつ効率的に把握するためのもので、リアルタイムでのデータ同期や複数の通信手段を用いた安否確認が可能です。特に、スマートフォンアプリを通じての通知機能が強化されており、災害発生時の初動対応をサポートします。また、このシステムは高い信頼性と堅牢なデータセンターを背景に、企業のビジネス継続計画(BCP)と連携して機能します。同社は他にも、COTOHA Call CenterやBizストレージ ファイルシェアなど、様々なビジネス向けソリューションを提供しています。
パスモバイルサービスと共通するカテゴリ
安否確認システム
パスモバイルサービスと比べて...
できること
従業員の家族の安否確認
電話
専用アプリ
できないこと
津波発生時の自動配信
警報レベルに応じた自動配信
発生地域に応じた自動配信
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。