おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| Kubota KSAS | 圃場管理・営農記録を効率化したいタイプ🌾 | 0円〜月 |
| クボタ農機データを記録に直結。水稲の施肥改善まで進められる。 |
| WaterCell AgriNote | 圃場管理・営農記録を効率化したいタイプ🌾 | 0円〜組織/年 |
| 航空写真マップで圃場・収支を管理。25,000組織超の利用と手厚い支援。 |
| AGRIHUB | 圃場管理・営農記録を効率化したいタイプ🌾 | 220円月 |
| ほぼ無料で日誌・農薬管理を始められる。3万人超が使う小規模農家向け。 |
| レイミーのAI病害虫雑草診断 | 病害虫・雑草をAIで素早く診断したいタイプ🔍 | 0円〜 |
| 写真診断から薬剤候補まで提案。無料で圃場の防除判断を進められる。 |
| Plantix | 病害虫・雑草をAIで素早く診断したいタイプ🔍 | 0円〜 |
| 30作物・780種超の被害を写真診断。専門家にも相談できる無料アプリ。 |
| Agrio | 病害虫・雑草をAIで素早く診断したいタイプ🔍 | - |
| 日誌から販売・会計まで同じクラウドで管理。作業負荷と収支を見直せる。 |
| xarvio FIELD MANAGER | 衛星データ×AIで収量・品質を向上させたいタイプ🛰️ | 6,600円年 |
| 衛星AIで圃場の生育ムラを把握し、可変施肥と防除判断まで扱える。 |
| John Deere Ops Center | 衛星データ×AIで収量・品質を向上させたいタイプ🛰️ | 0円〜マシン/年 |
| John Deere農機の稼働データを圃場分析に直結。可変施肥にも対応。 |
| Farmonaut | 衛星データ×AIで収量・品質を向上させたいタイプ🛰️ | 29.99ドル月 |
| 衛星監視をAPIで組み込める。履歴追跡や排出量可視化まで対応。 |
スマート農業AIの導入によって得られる効果
スマート農業AIは、水門や農機などの設備管理、生育状況の確認をAIで支援するためのツールです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入で改善したいこと | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| 現場の定型作業を省力化したい | 水門管理や散水、収穫などを自動化しやすくなり、巡回や手作業の負担を減らせます |
| 収穫時期が経験頼み | 生育データから収穫時期の目安を確認し、収穫計画を立てやすくなります |
| 生育異常を早く見つけたい | 温度や湿度、生育変化を確認し、病害や不調の早期発見に使えます |
| 作業判断の材料が分散している | 天候、土壌、生育状況をまとめて確認し、作業判断に必要な情報をそろえやすくなります |
| 栽培改善の結果を追いにくい | 作業後の生育や収穫量を確認し、次回の栽培計画を見直しやすくなります |
続いて、無料で使えるスマート農業AIをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
無料で使えるスマート農業AI3タイプを解説
| 比較項目 | 圃場管理・営農記録を効率化したいタイプ | 病害虫・雑草をAIで素早く診断したいタイプ | 衛星データ×AIで収量・品質を向上させたいタイプ |
|---|---|---|---|
| 優れている点 | 圃場と作業日誌を地図で一元管理 | 写真でAIが害虫を素早く診断 | 衛星画像で生育ムラを可視化 |
| できること | 圃場マップ管理作業日誌自動記録栽培計画管理 | 画像認識AI診断防除アドバイス提示農薬情報確認 | 衛星画像解析可変施肥マップ作成ゾーン別施肥算出 |
| 適している企業/業種 | 個人農家中規模法人 | 新規就農者少人数農家 | 中規模農家農業法人 |
| 料金目安 | 無料〜(有料プランあり) | 無料〜(有料プランあり) | 無料〜(有料プランあり) |
タイプ別おすすめ製品
圃場管理・営農記録を効率化したいタイプ 🌾
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
クボタ農機の記録と施肥改善を一体で進めたい稲作経営向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
品目が分かれる経営でも記録を一本化したい農業法人向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
紙の記録から低コストで移行したい家族経営や小規模農家向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
病害虫・雑草をAIで素早く診断したいタイプ 🔍
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
画像診断から薬剤選定まで一連で進めたい小規模農家向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
スマホだけで症状の当たりを付けたい家庭菜園や副業農家向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
作業記録から販売管理まで一本化したい小規模〜中規模農家向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
衛星データ×AIで収量・品質を向上させたいタイプ 🛰️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
衛星とAIで収量・品質を上げたい中規模〜大規模経営向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
自社農機のログを活かして精密施肥したい農業法人向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
衛星画像AIで広域監視し外部連携したい農業法人や行政向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
どこから比較すべきか
選定の決め手
Kubota KSAS | WaterCell AgriNote | AGRIHUB | レイミーのAI病害虫雑草診断 | Plantix | Agrio | xarvio FIELD MANAGER | John Deere Ops Center | Farmonaut | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水田向け対応 水田の生育・施肥・水管理を扱える | |||||||||
生育マップ(水田) 衛星・ドローン画像から水田の生育をマップ化できる | |||||||||
可変施肥(水田) 地点別施肥量を生成し散布機へ送れる | |||||||||
生育マップ(露地/果樹) 露地/果樹の生育を画像でマップ化できる | |||||||||
薬剤選定 病害情報から薬剤候補を選定できる | |||||||||
施肥・防除ログ取込 施肥や防除の作業履歴を自動取り込める |
一部の企業で必須
Kubota KSAS | WaterCell AgriNote | AGRIHUB | レイミーのAI病害虫雑草診断 | Plantix | Agrio | xarvio FIELD MANAGER | John Deere Ops Center | Farmonaut | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
施設園芸向け対応 温室環境と作物を対象に扱える | |||||||||
収穫時期の推定 生育・天候から収穫適期を推定できる | |||||||||
気象災害リスク推定 霜害・風害・高温などのリスクを推定できる | |||||||||
ストレス状態の推定 光・水分・温度などからストレス状態を推定できる |
ほぼ全製品が対応
Kubota KSAS | WaterCell AgriNote | AGRIHUB | レイミーのAI病害虫雑草診断 | Plantix | Agrio | xarvio FIELD MANAGER | John Deere Ops Center | Farmonaut | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
露地向け対応 露地栽培の環境・作物状態を扱える | |||||||||
営農計画の一覧 作付・施肥・防除など計画を一覧で確認できる | |||||||||
地域単位計画 地域内の複数圃場をまとめて計画できる |
優先度が低い
Kubota KSAS | WaterCell AgriNote | AGRIHUB | レイミーのAI病害虫雑草診断 | Plantix | Agrio | xarvio FIELD MANAGER | John Deere Ops Center | Farmonaut | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
散布動線の算出 散布作業の最短動線を計算できる | |||||||||
農機稼働計算 農機の稼働順序・割当を比較計算できる |
無料で使えるスマート農業AIの選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、使いたい農業AIの方向を決める記録を整えるのか、写真で病害虫を判定するのか、衛星や農機データで生育を把握するのかで選ぶ製品が変わります。まずは自分の圃場で一番減らしたい手間に近いタイプを選びます。タイプ別おすすめへ ↑
- 2外せない機能は、機能の優先度マップで確認する水田対応や生育マップは、施肥最適化や防除判断とあわせて製品差が出やすい項目です。施設園芸や収穫時期の推定まで必要な場合は、無料枠で試せる範囲を先に整理します。機能の優先度マップへ ↑
- 3無料枠の続けやすさを運用条件で確認するスマート農業AIは、試し始める費用だけで続けやすさを判断できません。圃場数、対象作物、入力の手間も運用負担に関わります。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて確認したい運用・契約条件を整理します。
ここからは、無料で試す段階から継続利用へ移るときに差が出る条件を整理します。現場で集めるデータと圃場規模をそろえ、サポートの受け方も同じ目線でそろえると、農場に合う製品を判断しやすくなります。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
無料枠と有料化条件の広げ方
小規模農家や新規就農者では、最初は無料でも圃場数や利用人数が増えると条件が変わります。診断回数や記録量を増やし、解析範囲を広げた時点で有料プランの検討が必要になることがあります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。無料プランで日誌から始める製品、無料アプリで診断を試す製品、無料登録やアプリ利用から解析機能へ広げる製品があります。
- 無料プランで日誌から始める製品日誌や圃場台帳を低コストで始めやすい製品です。ただし複数人運用や詳細分析へ広げると、有料プランの条件が関わります。代表製品:AGRIHUB / WaterCell AgriNote
- 無料アプリで診断を試す製品葉や雑草の写真から、現場で症状の当たりを付けやすい製品です。ただし写真の状態や対象作物によって、専門家確認が必要です。代表製品:レイミーのAI病害虫雑草診断 / Plantix
- 無料登録やアプリ利用から広げる製品衛星解析や圃場データの活用を試しながら広げやすい製品です。ただし継続利用では、対象作物や利用量に応じた費用が変わります。代表製品:xarvio FIELD MANAGER / Farmonaut
現場データの集め方
少人数で複数圃場を回る現場では、データ入力が重いほど記録が途切れます。写真撮影と日誌入力に加え、農機や衛星からの取得が混ざると、担当者ごとの作業手順をそろえる負担が大きくなります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。スマホで写真を撮って判断する製品、作業日誌を日々入力する製品、農機や衛星データで圃場全体を把握する製品があります。
- スマホ写真で現場判断する製品巡回中に葉や雑草を撮影し、原因の当たりをその場で確認しやすい製品です。ただし記録管理や収量分析は、別の仕組みと分担します。代表製品:レイミーのAI病害虫雑草診断 / Plantix
- 作業日誌を毎日残す製品紙やExcelの記録をスマホ入力へ移し、圃場ごとの履歴を残しやすい製品です。ただし最初に圃場や作物を登録する手間があります。代表製品:AGRIHUB / WaterCell AgriNote
- 農機や衛星データを使う製品圃場全体の生育や作業記録をまとめて把握しやすい製品です。ただし対象作物、機器、面積条件が合わないと運用が重くなります。代表製品:Kubota KSAS / xarvio FIELD MANAGER
作物と圃場規模に合う使い分け
水田や露地野菜、果樹や広域の畑作では必要な情報の細かさが変わります。対象作物や圃場面積に合わない製品を選ぶと、無料で試しても日常の判断に結びつきにくくなります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。水田や農機データに寄せた製品、複数品目の記録に使う製品、広域の衛星解析に寄せた製品があります。
- 水田や農機データに寄せた製品農機の稼働や圃場ごとの実績を栽培改善へつなげやすい製品です。ただし使っている機器や作物が合わない場合、別製品との併用が前提になります。代表製品:Kubota KSAS / John Deere Ops Center
- 複数品目の記録に使う製品露地や果樹、水田をまとめて記録しやすい製品です。ただしAI診断や衛星解析を重視する場合は、専用製品との組み合わせが必要です。代表製品:WaterCell AgriNote / AGRIHUB
- 広域の衛星解析に寄せた製品広い圃場の生育ムラやリスクを俯瞰しやすい製品です。ただし小規模な無料利用では、費用と設定作業が負担になる場合があります。代表製品:xarvio FIELD MANAGER / Farmonaut
サポートと日本語利用の進めやすさ
海外発のアプリや農機メーカー系のサービスも混ざるため、使い始めの情報源に差があります。家族経営で自走する場合と法人で担当者を分ける場合では、問い合わせ先や社内説明の負担が変わります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。ヘルプを見ながら自分で始める製品、国内ベンダーやメーカーの情報で進める製品、海外サービスを英語情報も含めて使う製品があります。
- ヘルプを見ながら自分で始める製品登録後すぐに試しやすく、少人数でも始めやすい製品です。ただし困ったときの回答は、アプリ内ヘルプや公開情報に頼る場面があります。代表製品:AGRIHUB / Plantix
- 国内ベンダーやメーカーの情報で進める製品国内の製品情報や問い合わせ窓口を使い、圃場登録や運用開始を進めやすい製品です。ただし導入前に、対象作物と受けたい設定作業を整理する必要があります。代表製品:Kubota KSAS / WaterCell AgriNote
- 海外サービスを英語情報も含めて使う製品衛星解析やAPI利用など、広い用途を検討しやすい製品です。ただし日本語の資料が限られる場合は、社内で調べながら進める負担があります。代表製品:Farmonaut
よくある質問
無料のスマート農業AIはどこまで使えますか?
営農記録や病害虫・雑草の画像診断は、無料でも実用的に使える製品があります。一方で衛星データ解析や高度なAIは運用コストが重く、無料枠には面積や機能の制限がつきがちです。レイミーやKSASのように記録と診断は無料で回し、解析は必要に応じて有料を検討するのが現実的です。
無料プランの制限はどんな点に出ますか?
登録できるほ場の面積や枚数、保存期間、使える診断回数に制限が出やすいです。衛星解析や生育予測などコストの重い機能は、有料プランに分けられることが多いです。記帳や簡単な病害虫診断が中心なら、無料のままでも十分に続けられます。広告表示や英語UIが気になる海外製もあります。
無料のままでは物足りなくなるのはどんな場合ですか?
複数のほ場を広く管理したり、衛星データで施肥や防除の精度を上げたい場合は無料では足りません。多くは面積上限や機能制限に当たり、欲しい分析が有料側にあるためです。永続無料の製品自体が一部に限られる点も背景です。少数のほ場で記録と診断が中心なら、無料で十分まかなえます。
無料から有料にするとどのくらいかかりますか?
記録や診断の有料プランは月数百円〜年数千円が目安で、負担は大きくありません。AgriHubは月220円ほど、衛星解析はFarmonautなど海外製で月30ドル前後の従量制があります。まず無料で効果を確かめ、必要な解析だけ有料に上げると無駄がありません。
無料アプリを使い続けるとき注意することは何ですか?
無料の範囲とデータの扱いを先に確かめておくと安心です。途中で有料に変わる機能があるか、蓄積した記録を後から持ち出せるかは製品で差があります。Plantixなど海外製は広告や英語表示が気になることもあるため、毎日の入力が続けやすいかを試してから決めましょう。
※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。
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