Ali-M3
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
目次
Ali-M3とは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
Ali-M3とは
Ali-M3は、エムスリー株式会社が提供する医療AI製品です。胸部CT画像を解析し、COVID-19肺炎に特徴的な所見を検出して確信度を提示する医用画像解析ソフトウェアとなっています。システムは肺野に疑わしい陰影がある領域をマーキングし、その感染可能性を数値スコアで表示する機能を備えています。PCR検査に先立って迅速な診断支援を行うことで、医療機関におけるトリアージや重症度判断をサポートすることを目的としています。感染症対応病院や救急現場での活用が期待される製品です。画像解析により医療従事者の診断業務を補助し、効率的な患者対応の実現に寄与することが想定されています。FitGapの要件チェックでは、診断・治療支援と日本語UI対応が○(対応)で、医療従事者が日本語画面で診断支援情報を扱う用途に合う製品です。
強み
中日共同のAIアルゴリズム
エムスリー社とAlibabaクラウドによるCOVID-19肺炎解析AIで、ディープラーニング技術を活用しています。7,000件以上のCTデータで学習を行い、そのうち約3,000件はCOVID症例を用いることで、コロナ肺炎の特徴を捉える能力を有します。また、国内データ800例での臨床性能試験においても有用性が確認されており、PMDA承認を取得したアルゴリズムとして評価されています。
PACS連携を前提にした導入構成
エムスリーが提供するエッジサーバを介して、院内のさまざまなPACSに接続できる設計となっています。クラウドを活用するため、自施設に専用GPUマシンを設置する必要がなく、システム導入時の負担を軽減できます。既存のワークフローを変更することなく、画像をPACSに送信するだけでAI解析結果が返される仕組みにより、疑い所見の確信度提示や領域マークなどの情報を取得できます。このような特長により、施設環境を問わず幅広い医療機関での活用が期待できる製品です。FitGapの連携評価はカテゴリ41製品中16位で、PACS接続を含む連携構成は個別に確認しながら検討するとよい製品です。
緊急展開と無償提供の実績
Ali-M3は2020年6月の承認取得直後から全国の医療機関への提供が開始されました。開発元では100施設を対象とした4か月間の無償利用支援プログラムを実施し、ソニーの支援基金も活用しながら迅速な現場導入を推進しました。これらの取り組みにより第二波以降のCOVID対策への貢献を果たし、平時では実現困難なスピードと規模でのAI社会実装を達成した点が評価されています。
注意点
COVID-19肺炎専用の限定用途
Ali-M3は胸部CT画像からCOVID-19による肺炎所見の検出と確信度の提示に特化したプログラムです。他の種類の肺炎や肺疾患を鑑別する機能は備えておらず、新型コロナウイルス以外の肺炎診断には使用できません。また、感染症の流行状況によっては日常的な使用頻度が制限される場合があることにご留意ください。FitGapの要件チェックでは要件対応数がカテゴリ33製品中13位で、用途を広げて使うよりも、COVID-19肺炎の診断支援に絞って導入効果を見込む製品です。
エッジサーバ導入の必要
Ali-M3はPACSとAIの連携において、エムスリー社が提供するエッジサーバを院内に設置・接続する構成となっています。この専用ハードウェアの導入には、機器の設置作業や継続的な維持管理が必要となるため、特に小規模な医療施設においては運用面での負担となる可能性があります。クラウド型のAIサービスとは異なり、オンプレミス機器を介したシステム構成であることから、初期のシステム構築において一定の工数とコストが発生することを考慮する必要があります。FitGapの導入しやすさ評価はカテゴリ41製品中35位、料金評価はカテゴリ41製品中31位で、設置作業や費用を含めた導入計画を事前に確認したい製品です。
パンデミック後の費用対効果
Ali-M3は新型コロナウイルス感染症流行時には有用な支援ツールとして機能しましたが、流行収束後は活用機会が減少する可能性があります。長期間のライセンス料支払いに対して、平時における活躍の場は限定的になることが予想されます。COVID-19以外の用途への転用が困難であるため、需要の変動により投資回収期間が長期化する場合があります。導入を検討される際は、こうした運用面での制約についても十分にご考慮いただくことをお勧めいたします。FitGapの料金評価はカテゴリ41製品中31位で、利用頻度が下がる時期まで含めて費用対効果を試算しておきたい製品です。
カテゴリ別マーケットシェア
2026年3月 FitGap調査
Ali-M3の医療AIマーケットシェア
シェア
事業規模
Ali-M3の利用環境・機能
Ali-M3のプラン
個別見積もり。詳細は要問い合わせ。
Ali-M3と比較されるサービス
Ali-M3は、COVID-19肺炎のCT画像解析を支援する医療AIです。感染症対応で胸部CT画像の確認を補助したい施設に向きます。胸部X線の広い確認ならEIRL Chest Screening、肺結節のX線支援ならEIRL X-Ray Lungも比較対象です。胸部CTの肺結節確認ならEIRL Chest CT、画像診断ワークフロー全体ならREiLIも候補になります。
EIRL Chest Screening
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
胸部X線の複数所見をまとめて拾いやすく、健診や外来の一次確認に使いやすいです。
X線中心の運用なら、撮影後の確認フローに組み込みやすいです。
COVID-19肺炎のCT解析に絞る場合は、胸部X線の複数所見支援とは用途が変わります。
感染症対応では、X線検査とCT検査で読影担当やオーダーの組み立てが別になります。
EIRL X-Ray Lung
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
胸部X線の肺結節候補に絞り、既存のX線読影に乗せやすいです。
対象を単純X線の肺領域に限定でき、まず一機能から試す導入がしやすいです。
CT画像を使う感染症対応では、胸部X線の肺結節支援と対象画像が異なります。
肺結節の拾い上げが目的なので、肺炎の広がりを見るCT解析までは担いません。
EIRL Chest CT
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
胸部CTの肺結節候補に絞り、CT読影の確認を補いやすいです。
CT検査の多い施設では、胸部領域の優先確認に使いやすいです。
同じ胸部CTでも、結節の検出とCOVID-19肺炎の評価では判断対象が変わります。
結節フォローの定期読影が中心になり、感染症の流行期対応とは運用の山場がずれます。
REiLI
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
画像診断ワークフロー全体へAI技術を組み込みやすいです。
富士フイルム製品群との組み合わせを前提に、読影環境を広げやすいです。
感染症の一領域に絞る場合は、複数モダリティを束ねるワークフロー基盤とは導入の規模が合いません。
富士フイルム環境を前提にする場合は、既存PACSや読影端末との接続範囲を見ます。
運営会社基本情報
会社 : エムスリー株式会社
本社所在地 : 東京都港区赤坂1丁目11番44号 赤坂インターシティ10階
会社設立 : 2000年
ウェブサイト : https://corporate.m3.com/
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)
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