IBM Cloud Pak for Multicloud Mgmt
目次
IBM Cloud Pak for Multicloud Mgmtとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
代替サービス
サービス基本情報
IBM Cloud Pak for Multicloud Mgmtとは
IBM Cloud Pak for Multicloud Mgmtは、IBM社が提供するマルチクラウド管理ツールです。オンプレミスから複数のクラウドにまたがる環境において、可視性、ガバナンス、自動化を一貫して提供し、複数のKubernetesクラスターやクラウドサービスを統合管理することができます。本製品には監視、ログ管理、AI Opsなど、IBMの複数機能が統合されており、IT運用チームが異種クラウド環境を横断した統制と自動化を実現する際に活用されています。セキュリティやコンプライアンス面では統一されたポリシー適用が可能で、複雑なハイブリッド環境を抱える大企業やエンタープライズでの導入が進んでいます。また、他のIBM Cloud Pakとの連携により、AIによる洞察やセキュリティ分析などの機能も利用でき、マルチクラウド環境全体の可用性と安全性の向上に寄与する包括的なソリューションとなっています。
強み
統合管理機能
IBM Cloud Pak for Multicloud Mgmtは、イベント管理、アプリケーション管理、インフラ管理、ポリシー管理といった複数の機能を組み合わせることで、マルチクラウド環境の一元的な管理を支援します。既存の運用ツールと連携するためのコンポーネントも組み込まれており、これにより分散した環境における運用負荷の軽減に寄与することが期待されます。
Kubernetes統合管理
IBM Cloud Pak for Multicloud Mgmtに含まれるMulticloud Managerは、複数のKubernetesクラスターを集中的に監視する機能を提供します。全クラスターの正常性、リリース状況、ポリシーを一元的に管理することで、オンプレミスとクラウドが混在するハイブリッド環境においても、安定した運用を実現できるよう設計されています。各クラスターの状態を統合的に把握し、管理負荷の軽減と運用効率の向上に寄与します。
Red Hat/OpenShift対応
IBM Cloud Pak for Multicloud MgmtはRed Hat OpenShift基盤で動作するため、IBM Cloudに限らず、他のクラウドサービスやオンプレミス環境にも柔軟に対応できます。商用Kubernetesを含む多様なインフラ環境での利用が可能であり、既存のシステム投資を活用しながら運用を継続できる点が特長です。マルチクラウド環境における管理基盤として、環境の違いを意識せずに統合的な運用を実現することが期待できます。
注意点
提供終了が予定され将来利用不可
IBM Cloud Pak for Multicloud Managementは2025年12月をもってサポート終了が予定されており、製品提供自体が終了段階にあります。そのため、新規導入を検討する場合はサポート期間が限られている点に留意が必要です。また、既にご利用中の場合は、サポート終了に向けて代替製品への移行を計画的に進めることが推奨されます。導入や継続利用をご検討の際は、サポート終了時期を踏まえた運用計画の策定をご検討ください。
導入にOpenShiftが必要で構築が複雑
IBM Cloud Pak for Multicloud Managementを利用するにはRed Hat OpenShift上で稼働させる必要があり、コンテナ基盤や関連ストレージに関する深い知識が求められます。オンプレミス環境に大規模なコンテナ環境を構築・維持する必要があるため、セットアップや運用の難易度が高い点に留意が必要です。導入を検討する際は、自社の技術リソースや運用体制を踏まえた事前の準備計画が重要となります。
大規模向けソリューションで小規模にはオーバースペック
IBM Cloud Pak for Multicloud Managementは、AIによる自動化や統合監視など多数の機能を備えたアプリケーション中心のプラットフォームです。そのため、必要となるインフラ規模やライセンス費用も大きく設定されています。小規模な環境で導入する場合、機能が過剰となりコストに見合わない可能性があるため、実質的には大規模企業向けのソリューションとして位置づけられています。導入前に自社の規模や要件との適合性を慎重に検討することが推奨されます。
カテゴリ別マーケットシェア
2025年8月 FitGap調査
IBM Cloud Pak for Multicloud Mgmtのマルチクラウド管理ツールマーケットシェア
シェア
事業規模
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)
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