LogicMonitor
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
目次
LogicMonitorとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
LogicMonitorとは
LogicMonitorは、SaaSpresto社が提供するクラウド型IT統合監視サービスです。米国発のソリューションで、オンプレミスとクラウドが混在するハイブリッド環境を一元的に監視することができます。エージェントレス構成を採用しており、ネットワーク機器やサーバ、クラウドサービスなど多様な監視対象を自動検出し、標準テンプレートを活用して迅速に監視を開始できる点が特徴です。133メーカー・5,000種類以上の監視項目に対応し、システム構成の変更にも自動で追従するため、複雑なシステム環境でも効率的な運用が期待できます。Webベースのダッシュボードによりインフラ全体の可視化が可能で、しきい値に基づくアラート通知やレポート生成機能も備えています。NECと米投資ファンドの合弁により設立されたSaaSpresto社を通じて日本国内で提供されており、国内大手企業やMSPでの導入事例もあります。大規模環境でのスケーラビリティに優れ、多数の拠点や顧客システムをまとめて監視する用途に適したサービスといえます。
強み
ハイブリッド環境を一元監視
LogicMonitorは、エージェントレス方式のSaaS型監視サービスです。オンプレミスとクラウドが混在するIT環境を単一のプラットフォームで監視でき、ネットワーク機器、サーバー、クラウドサービスまで、場所を問わず包括的に性能と稼働状況を把握できます。自社での監視サーバー構築が不要で、クラウド上の管理画面から全拠点の監視を一元的に実施できるため、運用管理の効率化につながります。
自動検出と豊富なテンプレート
LogicMonitorは、監視対象を自動的に検出し重要なメトリクスを登録する機能により、初期セットアップの負担を軽減できます。主要な機器やソフトウェアに対応したテンプレート(ロジックモジュール)が豊富に用意されているため、専門的な知識がなくてもベストプラクティスに基づいた監視を迅速に開始することが可能です。新規デバイスが追加された際も素早く検知して監視対象に組み込めるため、インフラ環境の変化にも柔軟に対応できる仕組みとなっています。
AI活用のスマート監視
LogicMonitorはAIによる異常検知や予測分析機能を備えており、通常とは異なるパフォーマンスの兆候を早期に検出してアラートを発します。過去データの傾向から将来のリソース逼迫を予測することで、事前に対策を講じやすくなり、システムダウンの未然防止に寄与します。また、アラートの閾値調整もAIが支援するため、誤検知や対応漏れを減らし、運用管理者の負荷軽減につながります。
注意点
永続無料版なし
LogicMonitorでは14~15日間利用可能な無償トライアルが提供されていますが、継続して利用できる永続無料版は用意されていません。そのため、トライアル期間終了後に継続利用を希望する場合は、有償プランへの契約が必要となります。無料評価期間は製品の機能や適合性を確認するためのものであり、本格的な運用を開始する際には正式な契約手続きを経て有償サービスへ移行することが前提となっている点に留意が必要です。
モジュールごとの料金体系
LogicMonitorでは、インフラ監視、クラウド監視、ログ管理といった監視対象カテゴリごとに個別の料金プランが設定されています。そのため、複数のカテゴリを包括的に監視したい場合には、それぞれのモジュールを契約する必要があります。利用範囲が広がるほど料金体系の把握に手間がかかる場合があり、全体としてのコストが想定より高くなる可能性も考えられます。導入前に必要なモジュールと費用の総額を確認しておくことが推奨されます。
小規模環境にはオーバースペック
LogicMonitorは大規模ハイブリッド環境をAIで包括的に監視するエンタープライズ向けサービスとして設計されており、小規模な構成では機能が過剰になる可能性があります。安価なサービスでは対応しきれない高度な機能を数多く備えている反面、少数の拠点やサーバーのみを監視する用途では、必要以上の投資となるケースも考えられます。導入を検討する際は、自社の運用規模や監視要件に照らして適切かどうか慎重に判断することが重要です。
カテゴリ別マーケットシェア
2025年8月 FitGap調査
LogicMonitorのインフラ・セキュリティ関連マーケットシェア
シェア
LogicMonitorのサーバー監視ツールマーケットシェア
シェア
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)
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