NICE
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
目次
NICEとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
NICEとは
NICE Ltd.が提供するNICE RPAは、無人ロボット(アンアテンド型)と人協働ロボット(アテンド型)を組み合わせることで、幅広い業務の自動化を実現するRPAプラットフォームです。アテンド型機能のNEVAにより従業員の業務支援も可能となっており、高度な業務改善に活用されています。NICEは20年以上の自動化実績を持ち、大規模プロジェクトでの導入事例も豊富です。2023年のガートナーMQではリーダーに選出されるなど、業界内で高い評価を受けています。業務を24時間稼働するロボットに委ねることで、処理量と生産性の大幅な向上が期待できます。また、NEVA DiscoverによるAIプロセスマイニング機能を活用し、継続的な業務改善も可能です。特に大企業における業務効率化に適したソリューションとして位置づけられています。
強み
コンタクトセンター特化
NICEはコールセンター業務に特化したRPAソリューションで、オペレーター支援用のアテンド型ロボット(NEVA)と全自動ロボットを組み合わせて提供しています。オペレーターの操作をアシストしながら業務負荷を軽減する機能を備えており、コンタクセンターのような有人業務が多い現場において効果的な活用が期待できます。人とロボットが協働する環境に適した設計となっています。
幅広いアプリ連携
NICEは、クラウドサービスや専用業務アプリを含む多様なシステムとの接続性を備えており、Win32、Web、Java、.NET、SAPなど様々な環境に対応しています。自社開発システムや主要業務システムとの連携も可能なため、既存のIT資産を活用しながら導入を進めることができます。このような特性から、大規模システムでの運用にも適したツールといえます。
リアルタイムオペレータ支援
NICEは、オペレーターの操作イベントをトリガーとして、ポップアップ通知やガイドを表示するリアルタイムアシスト機能を備えています。入力ミスの防止や必要な情報の適切なタイミングでの提示により、応対品質の向上を支援します。ユーザーの操作を妨げない迅速な動作により、オペレーターの業務効率化を図りながら、教育コストの低減にも貢献することが期待されます。
注意点
無料版なし、導入コストが高め
NICE RPA製品群には無償プランがなく、トライアル利用も基本的に提供されていません。ライセンス費用はアテンド型ロボットで1ユーザー35万円程度、全自動型で1ユーザー350万円程度と高価格帯に設定されています。そのため中小企業や限られた業務のみの自動化を検討する場合、コスト負担が大きくなる可能性があり、導入にあたっては相応の投資判断が必要となります。費用対効果を慎重に見極めたうえでの検討が求められるでしょう。
コンタクトセンター向け機能に特化
NICEのRPAはコールセンター業務支援を想定して発展した経緯があり、リアルタイムのオペレーター支援や対話中のガイダンスなどに強みを持ちます。一方で、一般的なバックオフィス業務のみを自動化する場合、こうした特化機能を十分に活かせず、オーバースペックになる可能性があります。コンタクトセンター領域以外での導入を検討する際は、より汎用的なRPAツールの方が適合しやすいケースも考えられるため、自社の業務内容や目的との適合性を事前に十分確認することが推奨されます。
小規模企業には適さない傾向
NICEのRPAソリューションは大手企業や金融機関などで多数の導入実績がある一方、システム規模が大きく、小規模事業者にとっては過剰な機能を持つ側面があります。運用や管理には専門知識が求められ、必要な機能に見合わないコストが発生する可能性があるため、従業員数が少ない企業では投資対効果が得られにくい場合があります。中小企業向けのシンプルなRPAと比較すると、総所有コストが高くなる傾向がある点に留意が必要です。
カテゴリ別マーケットシェア
2025年8月 FitGap調査
NICEのRPAマーケットシェア
シェア
事業規模
NICEのプラン
自社に合うプランを見極めましょう。NICEには1つのプランがあります。
運営会社基本情報
会社 : NICE Ltd.
本社所在地 : 米国ニュージャージー州ホーボーケン 221 River Street 10階
会社設立 : 1986年
ウェブサイト : https://www.nice.com
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。