ネットde記帳
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
目次
ネットde記帳とは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
連携
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
ネットde記帳とは
ネットde記帳は、全国商工会連合会が提供するクラウド会計ソフトで、全国の商工会会員事業者を対象としたサービスです。中小企業や個人事業主が経理初心者でも安心して利用できるよう設計されており、インターネット経由のASPサービスとして専用ソフトのインストールなしにブラウザから簡単にアクセスできます。日々の伝票入力から決算処理、各種申告書の作成まで一通りの会計業務に対応しており、自社で帳簿をつける習慣のない事業者でも商工会のサポートを受けながら財務管理を進められます。科目体系や帳票は中小企業向けに標準化されているため理解しやすく、仕訳入力画面もシンプルで経理経験の浅い方にも配慮された仕様となっています。入力データは商工会側ともリアルタイムで共有可能で、記帳代行や経営指導を受ける際の情報連携もスムーズに行えます。複数の支店や事業所を持つ企業でもクラウド上でのデータ一元管理により、場所を問わず複数担当者での同時利用が可能です。商工会職員によるサポート体制も整っており、会計業務のIT化を検討する事業者にとって取り組みやすい環境が提供されています。
強み
商工会推奨&サポート充実
地域の商工会が提供するシステムで、導入時の操作説明から決算・経営分析の指導まで、手厚いサポートを受けることができます。全国で6万5千以上の事業所による利用実績があり、商工会職員や税理士から継続的なフォローが受けられる体制が整っています。経理の専門知識に不安がある方や、記帳業務を初めて行う事業者の方でも、身近な相談先を得ながら安心して利用できる環境が用意されています。
帳簿入力からe-Taxまで
ネットde記帳では、インターネット経由で帳簿入力から電子申告までの一連の業務をワンストップで処理することができます。入力したデータをもとに申告書や決算書を直接作成できるため、会計業務全般を一貫して効率化できる仕組みとなっています。オンラインで税務署への提出まで完結させたい企業に適した機能です。データの二重入力が不要となり、業務の手間を軽減しながら正確性の向上も期待できます。
複数拠点・同時入力対応
ネットde記帳はクラウド型のため、全国どこからでもアクセスが可能で、複数の拠点や複数のユーザーが同時に入力や参照を行うことができます。データはリアルタイムで連携されるため、各店舗や営業所における経理状況を即座に共有することが可能です。このような特長により、多店舗を展開する企業での利用に適した製品となっています。
注意点
商工会経由の申込みが必要
ネットde記帳は全国商工会連合会が推奨する会計システムで、利用には地元の商工会を通じた申請・契約が必要です。商工会の会員向けサービスという位置づけのため、一般的な市販ソフトのように直接オンラインで購入することはできません。商工会の非会員の場合は、まず商工会への加入や問い合わせが必要となるため、導入手続きに一定の手間がかかる点を考慮しておくとよいでしょう。
自動連携機能がなく手入力中心
銀行明細の自動取込やAIによる仕訳自動化機能は搭載されておらず、日々の帳簿入力は基本的に手作業で行う仕様となっています。近年のクラウド会計ソフトで主流となっている金融機関連携による自動仕訳といった機能は利用できないため、入力作業の手間を軽減したい企業には向かない場合があります。省力化よりも正確性を重視した設計となっている点を、導入前に確認しておくことが推奨されます。
スマホアプリ非対応でPC操作が前提
ネットde記帳はクラウド型ですが、専用のスマートフォンアプリは提供されていません。基本的にパソコンのブラウザから利用する形となるため、移動中にスマホで経理データを確認したり入力したりする使い方には対応していません。そのため経理業務はオフィスなど落ち着いた環境で行う運用が中心になります。外出先や移動時間を活用してモバイル端末で手軽に経理処理を完結させたいとお考えの場合は、この点を事前に確認しておくことをおすすめします。
カテゴリ別マーケットシェア
2025年8月 FitGap調査
ネットde記帳の会計ソフトマーケットシェア
シェア
事業規模
ネットde記帳のプラン
自社に合うプランを見極めましょう。ネットde記帳には1つのプランがあります。
ネットde記帳とよく比較されるサービス
ネットde記帳とよく比較される製品を紹介!ネットde記帳は会計ソフトの製品です。ネットde記帳とよく比較されるメジャー製品は、弥生会計、勘定奉行クラウド、OBIC7 会計情報システムです。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
弥生会計
ネットde記帳と共通するカテゴリ
会計ソフト
ネットde記帳と比べて...
できること
建設業向け
連結会計
銀行・クレジットカードの取引データの自動仕訳
できないこと
勘定奉行クラウド
勘定奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供する会計ソフトです。この製品は奉行シリーズの1製品で、中小企業向けの会計業務を効率化できる機能が備わっています。他の奉行製品と連携することで支払管理や税申告業務を効率化することも可能です。中堅・上場企業向けの「奉行VERPクラウド」やグローバル会計に対応した「勘定奉行クラウドGlobal Edition」等も提供されています。株式会社オービックビジネスコンサルタントは、勘定奉行クラウドの他にも、奉行シリーズとしてバックオフィス業務を支援する製品群を提供しています。
ネットde記帳と共通するカテゴリ
会計ソフト
ネットde記帳と比べて...
できること
IFRS(国際会計基準)
連結会計
内部取引の自動消去
できないこと
取引ベース
建設業向け勘定科目への対応
完成工事原価報告書への対応
OBIC7 会計情報システム
株式会社オービックが提供する会計ソフトです。仕訳処理から財務諸表・決算報告まで一連の会計業務をサポートし、企業グループ全体の会計情報を一元管理できるサービスです。特許技術を活用した自動仕訳や外貨取引の管理、固定資産やリース資産の管理オプションなど、豊富な機能を備え、経営管理の中核として各関連システムからのデータ集約を可能にします。また、IFRS対応機能も提供しており、企業のグローバル化や会計基準の変更にも柔軟に対応可能です。株式会社オービックは、この会計情報システムの他にも、各種業界向けの統合ソリューションを提供しており、商社、運輸・物流サービス、小売業、サービス業など幅広い分野で企業の経営課題解決を支援しています。
ネットde記帳と共通するカテゴリ
会計ソフト
ネットde記帳と比べて...
できること
IFRS(国際会計基準)
連結会計
内部取引の自動消去
できないこと
取引ベース
建設業向け勘定科目への対応
完成工事原価報告書への対応
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。