ABBYY FineReader Engine
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
目次
ABBYY FineReader Engineとは
強み
注意点
連携
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
ABBYY FineReader Engineとは
ABBYY社が提供するOCRエンジン(SDK)です。開発者向けのライブラリとして提供され、アプリケーションに高度な文字認識機能を組み込むことができます。世界的に評価の高いOCR技術で、印刷文書の活字はもちろん、手書き文字やチェックボックス(マークシート)、バーコードの読み取りにも対応します。200以上の言語に対応した多言語OCRを実装でき、海外の文書の電子化プロジェクトにも広く利用されています。文書をテキストデータ化して検索可能なPDFやOffice文書に変換する機能も備えており、電子資料の作成やデータエントリー自動化に貢献します。提供されるAPIは柔軟で、認識精度を高める細かな設定やカスタマイズも可能です。
強み
世界最高峰のOCRエンジンを組み込み可能
ABBYY社の誇る高精度OCRエンジンを、自社のシステムやソフトウェアにSDKとして組み込むことができます。印刷文書の微細な文字も読み落とさない優れた認識能力を持ち、専用機器並みのOCR機能を独自アプリ上で実現可能です。自社サービスにOCR機能を追加したいソフトウェアベンダーや、カスタム業務システム構築時に高品質OCRを組み込みたい企業に適しています。
200以上の言語をサポート
欧米はじめアジア、中東の言語まで、200を超える言語の文字認識に対応しています。多言語の社内資料や海外からの文書も一つのエンジンで処理でき、グローバル業務でも強力な助っ人となります。日本語と外国語が混在した文書でも問題なく認識できるため、国際的なビジネス展開をしている企業でも安心して導入できます。
書式を保った多彩な出力形式
OCR結果はテキストだけでなく、WordやExcel、検索可能PDFなど様々な形式で出力できます。文書のレイアウトや書式も可能な限り保持して変換できるため、紙の書類をそのまま編集可能なデジタルデータ化する用途に最適です。紙資料の電子化・編集やアーカイブを高精度で行いたい場合に、大きな威力を発揮します。
注意点
開発者向け SDK
OCR 機能をアプリに組み込むライブラリで、非エンジニアがそのまま使える製品ではありません。開発工数を確保できない場合は導入が難しいです。完成形のツールを求めるユーザーには適しません。
ライセンス費用・開発工数
使用量ライセンスのほか、組み込み開発に時間とコストがかかります。特に初期フェーズで負荷が集中しがちです。短納期の案件では余力を確保する必要があります。
自社構築必須
OCR 結果を保存・連携する仕組みも自社で実装する必要があります。連携先システムが多いほど開発範囲が広がります。運用後の保守体制まで含めて計画が必要です。
ABBYY FineReader Engineのプラン
自社に合うプランを見極めましょう。ABBYY FineReader Engineには1つのプランがあります。
ABBYY FineReader Engineとよく比較されるサービス
ABBYY FineReader Engineとよく比較される製品を紹介!ABBYY FineReader EngineはOCRソフトの製品です。ABBYY FineReader Engineとよく比較されるメジャー製品は、LINE WORKS OCR Reader、AI-OCRらくスルー、CaptureBrainです。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
LINE WORKS OCR Reader
ワークスモバイルジャパン株式会社が提供するOCRソフトです。このソフトはクラウドベースで、帳票の自動振り分け、手書き文字の認識、多言語、専門用語の認識機能などを備えています。これらの機能により、文書のデジタル化とデータ処理の効率化を支援します。ワークスモバイルジャパン株式会社は、韓国のNAVER Cloudを親会社に持つ日本法人で、CLOVA OCR Readerの他にもビジネスチャットのLINE WORKSなどの製品を国内で展開しています。
ABBYY FineReader Engineと共通するカテゴリ
OCRソフト
ABBYY FineReader Engineと比べて...
できること
読み取り結果のプレビュー
帳票自動振り分け
できないこと
AI-OCRらくスルー
AI-OCRらくスルーは、関西ビジネスインフォメーション株式会社が提供するOCRソフトです。この製品は、定型・非定型の書類、マーク読み取り、手書き文字の認識など、高度なOCR(光学文字認識)機能を搭載しており、文書のデジタル化と処理を効率化します。関西ビジネスインフォメーション株式会社はコンサルティングやセールスプロモーション、コールセンター業務など幅広い事業を展開しています。
ABBYY FineReader Engineと共通するカテゴリ
OCRソフト
ABBYY FineReader Engineと比べて...
できること
読み取り結果のプレビュー
マークシート読取り
帳票自動振り分け
できないこと
傾きや歪みの補正
CaptureBrain
CaptureBrainは、キャノンITソリューションズ株式会社が提供するOCRソフトです。このソフトは、本人確認書類の読み取り、帳票の自動振り分け、手書き文字の認識などの機能を備えています。これにより、文書の自動処理とデータの抽出を効率的に行うことが可能です。キャノンITソリューションズ株式会社は、CaptureBrainの他にも、ワークフローシステム「WebPerformerWf」など、ビジネスプロセスの効率化を支援する複数のソフトウェアを提供しています。
ABBYY FineReader Engineと共通するカテゴリ
OCRソフト
ABBYY FineReader Engineと比べて...
できること
本人確認書類
読み取り結果のプレビュー
帳票自動振り分け
できないこと
アップロードした書類を一括で読み取る
運営会社基本情報
会社 : ABBYY North America
本社所在地 : Milpitas, CA, USA
会社設立 : 1989年
ウェブサイト : https://www.abbyy.com/ja/company/about-us/
ABBYY North America運営サービス一覧
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