クラウド OCR(パナソニック社)
無料トライアル
導入の容易さと柔軟性
高度な認識技術と幅広い対応
セキュリティと利便性の両立
開発リソースの確保
オプション選択の複雑さ
認識精度の事前検証の必要性
クラウド OCR(パナソニック社)とは
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社が提供するOCRソフトです。クラウドOCRサービスは、AIを活用して手書き文字を高精度にデータ化するWeb APIを提供し、自治体や金融機関などで使用されています。具体的には、手書きの申請書や免許証の文字を認識しデータ化する機能があります。これにより、顧客は手間をかけずに様々なアプリケーションやシステムにOCR機能を簡単に組み込むことが可能です。同社はWisOCRやCrossLeadなど他の製品も提供しています。
強み
導入の容易さと柔軟性
クラウドサービスとして提供されるため、専用サーバーやPCを必要とせず、様々なデバイスやプラットフォームから利用可能です。APIを公開しているため、既存システムへの組み込みも容易で、開発工数の削減につながります。また、オンプレミスでのサーバー設置にも対応しており、ユーザーのニーズに応じた柔軟な導入が可能です。
高度な認識技術と幅広い対応
AIによるディープラーニング技術を活用し、手書き文字の高精度な認識を実現しています。定型、非定型の帳票や免許証など、多様な書類に対応しており、住所、氏名、会社名、電話番号などの情報を効率的にデータ化できます。この幅広い対応力により、様々な業種や用途での活用が期待できます。
セキュリティと利便性の両立
取得した画像はメモリー上で処理され、サーバーに情報を残さない安全設計を採用しています。一方で、インターネット環境があればどこからでも利用可能な利便性も確保しています。この特徴は、特に個人情報を扱う自治体や金融機関にとって魅力的なポイントとなっています。
注意点
開発リソースの確保
APIを活用してシステムに組み込む際には、一定の開発作業が必要となります。社内にフロントエンド開発のリソースがない場合、外部の開発パートナーとの連携が必要になる可能性があります。導入を検討する際は、開発体制の整備も併せて考慮する必要があります。
オプション選択の複雑さ
サービスには多くのオプションが用意されており、ユーザーのニーズに合わせたカスタマイズが可能です。しかし、オプションが多岐にわたるため、最適な組み合わせの選択に時間がかかる可能性があります。導入前に十分な検討と、必要に応じてベンダーへの相談を行うことが重要です。
認識精度の事前検証の必要性
OCRの認識精度は、使用する帳票や手書き文字の特性によって変動する可能性があります。30日間の無料体験版が提供されているため、実際の業務で使用する帳票やデータでの事前検証を行い、期待する精度が得られるか確認することが推奨されます。この検証プロセスには一定の時間と労力が必要となる点に注意が必要です。
連携
API(Application Programming Interface)提供あり
異なるソフトウェアが互いに通信し、情報を交換するための規則や手順のセットが公開されています。APIを使用するには利用するソフトウェアがお互いにAPIが公開されていること、簡易なシステム開発または間を取り持つソフトウェアの導入が必要になります。
サービス基本情報
リリース : 2017年
運営会社基本情報
会社 : パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社
本社所在地 : 東京都港区
会社設立 : 1988年
ウェブサイト : https://www.panasonic.com/jp/company/pstc.html
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社運営サービス一覧
編集
遠藤慎
SaaSアナリスト
SaaSアナリスト。筑波大学大学院卒業後、株式会社PIGNUSに入社。FitGapでは製品の強み注意点などのレポートを担当。
クラウド OCR(パナソニック社)のプラン
自社に合うプランを見極めましょう。クラウド OCR(パナソニック社)には2つのプランがあります。
クラウド OCR(パナソニック社)とよく比較されるサービス
クラウド OCR(パナソニック社)とよく比較される製品を紹介!クラウド OCR(パナソニック社)はOCRソフトの製品です。クラウド OCR(パナソニック社)とよく比較されるメジャー製品は、AI-OCRらくスルー、AIよみとーる、AnyForm OCRです。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
AI-OCRらくスルー
AI-OCRらくスルーは、関西ビジネスインフォメーション株式会社が提供するOCRソフトです。この製品は、定型・非定型の書類、マーク読み取り、手書き文字の認識など、高度なOCR(光学文字認識)機能を搭載しており、文書のデジタル化と処理を効率化します。関西ビジネスインフォメーション株式会社はコンサルティングやセールスプロモーション、コールセンター業務など幅広い事業を展開しています。
クラウド OCR(パナソニック社)と共通するカテゴリ
OCRソフト
クラウド OCR(パナソニック社)と比べて...
できること
読み取り結果のプレビュー
マークシート読取り
帳票自動振り分け
できないこと
本人確認書類
AIよみとーる
AIよみとーるは、東日本電信電話株式会社が提供するOCRソフトです。このソフトは、クラウドベースのサービスであり、定型・非定型の書類、マーク読み取り、手書き文字の読み取り機能を備えています。東日本電信電話株式会社は、NTTグループの1社で東日本の電気通信事業を広く担当している企業です。
クラウド OCR(パナソニック社)と共通するカテゴリ
OCRソフト
クラウド OCR(パナソニック社)と比べて...
できること
読み取り結果のプレビュー
訂正箇所の読み飛ばし
傾きや歪みの補正
できないこと
本人確認書類
AnyForm OCR
AnyForm OCRは、株式会社ハンモックが提供するOCRソフトです。この製品は、定型・非定型の書類、帳票自動振り分け、手書き文字の認識などの機能を備え、ドキュメントのデジタル化と効率化をサポートします。株式会社ハンモックは、AnyForm OCRの他にも、名刺管理ソフトの「ホットプロファイル」、IT資産管理ツールの「AssetView」、MAツールの「ホットアプローチ」などを提供しており、企業の様々な業務をサポートする製品群を展開しています。
クラウド OCR(パナソニック社)と共通するカテゴリ
OCRソフト
クラウド OCR(パナソニック社)と比べて...
できること
読み取り結果のプレビュー
マークシート読取り
バーコード、QRコード読取り
できないこと
本人確認書類
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。
目次
クラウド OCR(パナソニック社)とは
強み
注意点
連携
サービス基本情報
運営サービス一覧