ドキュサイン CLM
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
目次
ドキュサイン CLMとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
連携
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
ドキュサイン CLMとは
ドキュサイン・ジャパン株式会社が提供する電子契約システムで、CLM(契約ライフサイクル管理)機能を搭載しています。契約書のドラフト生成から条項ライブラリによる標準化、交渉・レッドラインの履歴管理、承認フロー、電子署名、保管・更新通知まで、契約に関する一連の業務を自動化することができます。SalesforceやERP、コラボレーションツールとの連携機能により、商談・購買データと契約業務を結び付け、部門横断での統制と可視化を支援します。権限管理や監査ログ、テンプレート・プレイブック運用により品質の均質化を図り、AI機能を活用したリスク検知や抜け漏れ防止にも対応しています。レポーティング機能やダッシュボード、期限リマインド、一括配信機能なども備えており、APIを通じて既存システムへの組み込みも可能です。グローバル対応と多言語運用に対応しているため、複雑な承認・統制が求められる大企業や上場準備企業、拠点拡大を検討している中堅企業での活用に適しています。
強み
AIによる条項ライブラリとリスク評価機能
ドキュサイン CLMは、法務部門が承認済みの条項を集約したライブラリを備えており、ユーザーは必要な条項を選択して契約書を組み立てることができます。また、AIが外部から受け取った契約書の重要条項を抽出し、リスクスコアを提示する機能により、締結前の段階でリスクを可視化することが可能です。これらの機能を活用することで、法務の専門知識が十分でない担当者でも、標準的な契約書を短時間で作成・レビューでき、法的な抜け漏れの低減に寄与します。
ドラッグ&ドロップで複雑なワークフローを自動化
ノーコードのワークフローデザイナーにより、契約の作成から交渉、署名、履行まで一連の工程を設計し、テンプレートや分岐ルールを活用して数分で自動化できる仕組みです。ドラッグ&ドロップ操作で複雑な承認フローを構築できるため、IT部門への依頼を経ずに各組織の契約プロセスに柔軟に対応できます。社内外の関係者を含むワークフローを短時間で構築したい企業に適しています。
安全なレポジトリと高度な統合性
ドキュサイン CLMは、全契約書をセキュアなレポジトリに一元管理し、詳細な監査証跡やレポート機能によってリスクを低減する仕組みを備えています。権限設定や期日管理、義務管理などの機能に加え、CRM、ERP、HCMといった既存システムとノーコードで連携できる柔軟性を持ちます。複数システムのデータを連携させながら契約データを安全に分析したい大企業での活用に適していると考えられます。
注意点
多機能ゆえの高コスト
ドキュサイン CLMはグローバル水準のセキュリティや豊富な機能を備えている分、国内のシンプルな電子契約サービスと比べて費用面で割高に感じられる場合があります。特に署名機能のみで十分な小規模利用においては、多機能であるがゆえにコストパフォーマンスが合わない可能性も考えられます。導入を検討する際は、自社で実際に必要となる機能の範囲と、それに見合う費用対効果を慎重に見極めることが重要です。
高度機能の活用には学習が必要
ドキュサイン CLMで契約管理やワークフロー自動化といった高度な機能を活用する際は、事前にシステムの学習や設定準備が必要となる場合があります。基本的な電子署名操作は直感的に行えますが、複雑なプロセスを自動化する場合にはIT部門との連携や運用ルールの整備が求められることがあります。そのため、導入初期には十分なトレーニング時間の確保や、社内調整のための期間を設けることが望ましいでしょう。
専門サポートへの依存の可能性
ドキュサイン CLMの導入・設定では、自社のみでの対応が難しく、外部の専門家やベンダーの支援が必要になる場合があります。特にシステムのカスタマイズやSalesforceなど他システムとの高度な統合を行う際は、初期構築時に専門知識が求められるため、社内リソースだけでは負担が大きくなる可能性があります。導入を検討する際は、必要に応じてパートナー企業のコンサルティングやサポートの活用も視野に入れておくとよいでしょう。
カテゴリ別マーケットシェア
2025年8月 FitGap調査
ドキュサイン CLMの電子契約システムマーケットシェア
シェア
ドキュサイン CLMの契約書管理・レビューAIマーケットシェア
シェア
事業規模
ドキュサイン CLMのプラン
自社に合うプランを見極めましょう。ドキュサイン CLMには1つのプランがあります。
ドキュサイン CLMとよく比較されるサービス
ドキュサイン CLMとよく比較される製品を紹介!ドキュサイン CLMは電子契約システム、契約書管理・レビューAIの製品です。ドキュサイン CLMとよく比較されるメジャー製品は、クラウドサイン、電子印鑑GMOサイン、LegalForceです。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
クラウドサイン
クラウドサインは、弁護士ドットコム株式会社が提供する電子契約システムです。2015年にリリースされたこのクラウドベースのシステムは250万社以上に導入されており、電子署名法に則った立会人型の電子契約を行うことができます。運営会社の弁護士ドットコム株式会社は、クラウドサインの他にも対面申し込みを円滑に行う「クラウドサインNOW」の提供や法律相談ポータルサイトの「弁護士ドットコム」の運営を行っています。
ドキュサイン CLMと共通するカテゴリ
電子契約システム
ドキュサイン CLMと比べて...
できること
契約書の作成
ファイルのアップロード
契約先への配信順設定
できないこと
スマホからの契約書送信
対面で契約を結ぶ(機能要件:対面契約)
電子印鑑GMOサイン
電子印鑑GMOサインは、GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社が提供する電子契約システムです。立会人型と当事者型の2つの形式の電子契約方法を使い分けることができる点が特長です。契約書の作成から締結済みの契約書の保管までの一連の機能を提供しているほか、フォルダごとの閲覧制限の設定など内部統制機能も備わっています。フリープランもあり、全国で300万社以上で導入されている製品です。GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社は電子認証・印鑑事業の他にクラウドインフラ事業やDX事業を展開しています。
ドキュサイン CLMと共通するカテゴリ
電子契約システム
契約書管理・レビューAI
ドキュサイン CLMと比べて...
できること
契約書の保管
契約書のAIレビュー
印鑑証明を求める(機能要件:当事者型署名)
できないこと
社内ワークフロー
対面で契約を結ぶ(機能要件:対面契約)
顧客管理連携
LegalForce
株式会社LegalForceが提供する電子契約システムです。このシステムは、文書の電子署名とタイムスタンプによって法的な契約書と同等の効力を保持し、ペーパーレス化を推進します。主な機能として、契約書の電子署名、安全な文書管理、及び締結後の管理が容易になる点が挙げられます。さらに、遠隔地からでもアクセス可能で、コンプライアンスの強化にも寄与します。同社は、LegalForceキャビネの他に、ビジネスに特化した法務サポートサービスを提供しています。
ドキュサイン CLMと共通するカテゴリ
電子契約システム
契約書管理・レビューAI
ドキュサイン CLMと比べて...
できること
契約書のAIレビュー
できないこと
契約の締結
印鑑証明を求めない(機能要件:立会人型署名)
テンプレート
運営会社基本情報
会社 : ドキュサイン・ジャパン株式会社
本社所在地 : 東京都港区
会社設立 : 2015年
セキュリティ認証 : ISO/IEC 27001、EU一般データ保護規則(GDPR)
ウェブサイト : https://www.docusign.jp/company
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)
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