Element
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
目次
Elementとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
Elementとは
ElementはElement Creations Limitedが提供するバーチャルオフィスツールです。Matrixのオープン標準を基盤とした分散型・フェデレーションアーキテクチャを採用しており、単一ベンダーに依存したコミュニケーション基盤と比較して、組織内外のリアルタイム連携を柔軟に広げられる点が特徴です。標準でエンドツーエンド暗号化が有効なほか、音声・ビデオ通話(1対1およびグループ)、Spacesを活用した権限設計、デバイス検証、監査・モデレーション機能、そしてWidgetsやBotsによる業務ツールとの統合まで、同一の会話画面上で完結できる設計となっています。また、プライベートネットワークとパブリックネットワーク間の接続や、物理的に分離された環境をまたぐクロスドメイン連携も考慮されており、統制と拡張性を両立しやすい構成です。FitGapのセキュリティ評価はカテゴリ39製品中1位、連携評価はカテゴリ39製品中5位で、暗号化や外部連携を重視する組織にとって比較しやすい製品です。中堅・大企業や公共機関を主な対象としており、部門単位の導入から組織横断での活用まで幅広いシナリオに対応できます。
強み
Matrix準拠の連合型コミュニケーション
オープン標準であるMatrixを基盤とし、異なるサーバーを運用する組織間でも途切れにくく通信できる「フェデレーション」アーキテクチャを採用しています。メールのように組織をまたいで接続できる点が公式にも示されており、ネットワーク効果を組織横断で広げる設計思想が特徴です。FitGapの連携評価はカテゴリ39製品中5位で、外部組織や複数拠点との接続を重視する場合に比較対象へ入れやすい製品です。取引先・グループ会社・自治体との連携など、複数組織にわたる恒常的なコミュニケーション基盤の構築を検討している場合に適した選択肢といえます。
エアギャップ運用
Elementは、セルフホスト導入を公式に想定しており、ネットワーク分離(エアギャップ)環境での運用も選択肢として提示されています。Element Server Suiteはセルフホストとフルマネージドの両方に対応しており、オンプレミス展開においてもAdmin Consoleを通じた設定・ユーザー管理が可能な構成です。厳格な監査要件を持ち、インフラの配置場所や運用手順を自社の統制下に置きたい企業・組織にとって、相対的な強みになり得る製品です。
E2EE前提のメッセージング
メッセージはエンドツーエンド暗号化(E2EE)を前提として設計されており、会話の参加者だけが内容を復号できる仕組みになっています。音声・ビデオ通話についても、Element CallおよびMatrixRTCを活用したE2EE対応が継続的に拡張されており、テキストと通話の両面で同一の暗号化基盤を維持できます。FitGapのセキュリティ評価はカテゴリ39製品中1位で、機密性の高い会話を扱う部門では、チャットと通話の運用ルールをそろえやすい製品です。機密情報を取り扱う部門において、チャットと通話を統一された暗号化の前提のもとで運用したい場合に適した選択肢といえます。
注意点
商用利用には有料プランが必要
Elementを企業環境で本番利用する場合、有料のエンタープライズプランへの加入が必要です。無料で利用できるCommunityエディションは非商用・評価目的を想定したものであり、商用利用の範囲には含まれません。FitGapの料金評価はカテゴリ39製品中29位で、費用面を重視する企業では、商用利用時の総額を他製品と並べて確認する必要があります。そのため、実運用への移行を検討する際には、有料プランへの切り替えに伴うコスト負担をあらかじめ考慮しておくことが望まれます。
エンタープライズ利用は100名以上から
Elementのエンタープライズプランは、利用開始の最低人数が100名以上に設定されています。そのため、10〜20名程度の小規模チームで導入する場合、1ユーザーあたりの費用負担が相対的に大きくなりやすい点には留意が必要です。FitGapの料金評価はカテゴリ39製品中29位で、少人数利用では最低利用人数と月額費用の両方を含めた試算が重要になります。少人数での利用を検討している場合は、コスト面での試算を事前に行ったうえで、自社の規模や予算に見合うプランかどうかを慎重に確認することをお勧めします。
サーバー構築に専門知識が必要
Elementは自己ホスト型での利用を前提としており、公式においてもコミュニティ版を本番環境で使用することは推奨されていません。そのため、企業での導入にあたってはサーバーの構築や日常的な運用管理に関する専門的な知識が求められます。FitGapの導入しやすさ評価はカテゴリ39製品中30位、操作性評価は31位で、専任の管理者を置きにくい企業では初期設定後の運用負荷まで見積もる必要があります。初期設定から継続的な保守まで一定の手間とリソースが必要となる点は、導入前に十分考慮しておくことが望まれます。
カテゴリ別マーケットシェア
2026年3月 FitGap調査
Elementのバーチャルオフィスツールマーケットシェア
シェア
事業規模
Elementの利用環境・機能
Elementのプラン
Element
| プラン | 料金 | 主な機能・備考 |
|---|---|---|
| Community | 無料 | 非商用デプロイメントと評価向け。Element Server Suite Community、AGPLのオープンソース、Element公式FOSS配布、無料のフロントエンドとバックエンド、Element Callを含む。 |
| Enterprise | 要問い合わせ(seat/month) | 業務利用向け。Element Server Suite Pro、Synapse Pro、強化されたセキュリティとサポート、企業の監督・統制、動的スケーリング、SLA、SSO、LDAP/AD、監査、保持ポリシーなど。 |
| Sovereign | 要問い合わせ(deployment) | インターネット非依存のエアギャップ環境向け。Element Server Suite Pro、専用モバイルPush gateway、エアギャップ導入、カスタムPush基盤など。 |
運営会社基本情報
会社 : Element Creations Limited
本社所在地 : 10 Queen Street Place, London, United Kingdom, EC4R 1AG
会社設立 : 2017年
ウェブサイト : https://element.io/
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。