日医標準レセプトソフト
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
目次
日医標準レセプトソフトとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
日医標準レセプトソフトとは
日医標準レセプトソフト(通称ORCA)は、日本医師会が提供する医療・福祉業界向けの医療事務ソフトウェアです。日本医師会ORCA管理機構によってオープンソース手法で開発されており、会員の医療機関には無償で提供されています。診療報酬請求業務に必要な機能を備え、各自治体の医療費助成制度などにも対応しているため、全国の診療所から中小病院まで幅広い医療機関で利用されています。日本医師会が主導する開発体制により、診療報酬改定などの制度変更への対応アップデートが行われる特徴があります。電子カルテとの連携機能も備えており、医療現場のIT環境に合わせたシステム構成を検討できます。全国には認定サポート事業所が整備されているため、導入から運用まで継続的な支援を受けることができます。無償提供されているソフトウェアであることから、一般的なメーカー製システムと比較して導入・更新にかかるコストを抑えることが可能です。FitGapの業種別シェアでは医療、福祉がカテゴリ79製品中3位、企業規模別シェアでは中小企業がカテゴリ79製品中4位で、医療機関や中小規模の事業者での利用傾向を確認できます。
強み
ソフトウェアが無償提供
日本医師会が開発した日医標準レセプトソフトは、オープンソースとして提供されており、ソフトウェア本体の費用は発生しません。ライセンス料が不要なため、導入時や運用時のコストを抑えることが可能です。商用のレセプトコンピュータからの移行を検討する際には、費用面での負担軽減が期待できます。また、クリニックの開業時においても、初期経費の削減に寄与する選択肢の一つとなります。FitGapの料金評価はカテゴリ76製品中5位で、費用面を重視して医事会計ソフトを比較する医療機関にとって判断しやすい材料になります。
診療報酬改定への対応
日医標準レセプトソフトでは、薬剤マスタや診療報酬点数をインターネット経由で自動更新する仕組みを備えています。厚生労働省が提供する電算処理マスタを採用しているため、法改正や薬価改定にもタイムリーに対応可能です。ユーザー自身でアップデート作業を行う必要がなく、制度に沿った請求業務を進めることができます。
拡張性と連携性
日医標準レセプトソフトはシステム仕様が公開されているため、他社の電子カルテや各種周辺機器との連携が実現されています。診察券発行機や薬袋印刷機など多くの連携製品が開発されており、オープンな環境での運用が可能です。また全国のユーザーコミュニティによるフィードバックが反映される仕組みが整えられており、機能改善や周辺ツールの整備が継続的に図られています。こうした特性により柔軟なシステム構築を支援しています。FitGapの連携評価はカテゴリ76製品中1位で、電子カルテや周辺機器との組み合わせを前提に医事会計環境を構築したい医療機関で比較しやすい製品です。
注意点
自社サーバーが必要
日医標準レセプトソフトは、院内にサーバー環境を構築して利用するオンプレミス型のソフトウェアです。対応するOSにソフトウェアをインストールして運用する形態となるため、クラウドサービスのようにインターネット経由ですぐに利用を開始することはできません。導入にあたっては、自社でシステム環境を準備する必要があり、その分の手間や時間を考慮しておく必要があります。サーバーの設置や初期設定など、一定の準備期間を見込んでおくことが求められます。FitGapの導入しやすさ評価はカテゴリ76製品中45位で、院内サーバーの準備や初期設定を自院で進める体制があるかを事前に確認したい製品です。
機能の制約が大きい
日医標準レセプトソフトは医事会計(レセプト請求)に特化したソフトウェアであるため、診療記録や予約管理などの機能は備えていません。電子カルテをはじめとする他のシステムと組み合わせて使用することが前提となっており、本ソフト単体では医療機関における全ての業務を完結することはできない点に留意が必要です。導入を検討される際は、既存システムとの連携や、別途必要となる機能について事前に確認されることをお勧めします。FitGapの要件チェックでは、文書テンプレート管理とアセスメント・ADL評価が×(非対応)です。診療記録や評価記録まで一体で運用したい医療機関では、電子カルテや周辺システムとの役割分担を確認する必要があります。
Mac非対応などインストール環境に制限
日医標準レセプトソフトは対応OSが限定されており、LinuxやWindows環境での利用が推奨されています。例えばUbuntu 22.04 LTSなどが動作環境として想定されますが、Mac環境には対応していません。そのため、医療機関の既存IT環境によっては、対応OSを搭載したサーバーを別途準備する必要が生じる場合があります。導入を検討される際は、事前に自院のシステム環境との適合性を確認することが重要です。
カテゴリ別マーケットシェア
2026年3月 FitGap調査
日医標準レセプトソフトの医療・福祉業界マーケットシェア
シェア
事業規模
日医標準レセプトソフトの利用環境・機能
日医標準レセプトソフトのプラン
| プラン名 | 価格 (税込) | 備考 |
|---|---|---|
| WebORCA クラウド版 基本サービス | 月額 2,200円 | 1医療機関あたり。端末台数無制限。別途セキュリティサービス(月額550円)等が必要な場合あり。 |
| WebORCA クラウド版 セキュリティサービス | 月額 550円 | TLS1.2サービス。初期費用0円。 |
| オンプレミス商用版パッケージ (日医会員) | 月額 2,750円 | プログラム以外の周辺サービス(マニュアル、マスタ、サポート等)のパッケージ利用料。 |
| オンプレミス商用版パッケージ (日医非会員) | 月額 3,850円 | 同上。 |
※ソフトウェア自体はオープンソース(OSS)として公開されていますが、実運用に必要なマスタ更新やマニュアル、サポート等の周辺サービスは「商用版パッケージ」として有償提供されています。 ※導入・設置・操作指導等を認定サポート事業所(ベンダー)に依頼する場合、別途初期費用や保守費用が発生します。
日医標準レセプトソフトと比較されるサービス
日医標準レセプトソフトは、医科レセプト業務を支える標準的なレセコンです。候補選びでは、レセコン中心と電子カルテ一体型を分けて見ます。クラウド利用や外来周辺機能も判断材料になります。
WebORCA
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
ブラウザでORCAを利用でき、レセコン運用をクラウド化できます。
日医標準レセプトソフトの業務を、院外利用や端末管理に合わせられます。
ブラウザ利用に向く一方、従来環境からの切り替え管理が必要です。
院外利用を広げるほど、端末ごとのアクセス権限設計が重くなります。
CLINICSカルテ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
レセコン一体型のクラウド電子カルテで、予約や問診までつなげられます。
患者向けアプリとの連携を使い、来院前後の接点を作れます。
電子カルテまで一体化できる一方、レセコン単体の更新よりカルテ運用や入力フローの設計が増えます。
予約や問診も含めるほど、院内導線と患者説明の見直しが必要になります。
M3 DigiKar
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
診療所向けクラウド電子カルテとして、低コストで導入しやすいです。
手書きカルテアプリやデジスマ連携により、外来の流れを整えられます。
クラウド電子カルテとして始めやすい一方、医科レセプト単体とは目的が違います。
アプリ連携や外来導線を使う場合、受付運用の変更を伴います。
MAPs for CLINIC
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
電子カルテと医事会計をクラウドで扱え、診療所の業務を一体化できます。
予約や検査連携も含め、外来業務の周辺まで整えられます。
電子カルテと医事会計を一体化できる一方、既存ORCA運用とは移行計画が要ります。
予約や検査連携まで広げるほど、院内の周辺システム整理が増えます。
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)
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