タイプ別お勧め製品
外来診療とレセプトを一体運用する診療所タイプ 🏥
このタイプが合う企業:
内科・小児科・眼科などの無床診療所やクリニックを運営する医師・医療事務スタッフの方
どんなタイプか:
クリニックや診療所など外来診療が中心の施設向けのシステムです。患者さんのカルテ記録から処方・検査のオーダー、会計、レセプト請求までをひとつの画面で完結できます。紙カルテからの移行しやすさを重視したシンプルな操作性の製品が多く、近年はクラウド型でどこからでもアクセスできる製品が主流になりつつあります。AI問診との連携に対応する製品も増えており、受付から会計までの業務効率を大きく底上げできます。
このタイプで重視すべき機能:
📝電子カルテ機能
患者ごとの診察記録をデジタルで入力・管理する機能です。テンプレートやセット登録を使えば入力の手間を大幅に減らせます。
🧾レセプト請求機能
診療内容から診療報酬を自動算定し、保険者へ提出するレセプトを作成する機能です。算定漏れチェックを備えた製品もあります。
おすすめ製品3選
日本医師会が提供する定番レセコンで、全国の診療所に幅広く導入されており圧倒的な知名度があります。 | クラウド型の電子カルテとして操作性に優れ、中小規模の診療所を中心に導入が広がっています。 | PHC社製の電子カルテ一体型レセコンで、診療所向けに長い実績と手厚いサポート体制を持ちます。 |
日医標準レセプトソフト | M3 DigiKar | Medicom-HRf |
価格 2,200円 月 | 価格 11,800円 月 無料トライアルあり | 価格 要問合せ |
シェア | シェア | シェア |
ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 |
メリットと注意点 | メリットと注意点 | メリットと注意点 |
仕様・機能 | 仕様・機能 | 仕様・機能 |
入院診療と各種オーダーを統合管理する病院タイプ 🏨
このタイプが合う企業:
中小病院から大規模病院まで、入院機能を持つ医療機関のシステム管理者や経営層の方
どんなタイプか:
入院病床を持つ病院向けに、外来から入院・退院までの診療情報を一元管理するシステムです。医師・看護師・薬剤師・検査技師など多職種が同時にアクセスし、処方・検査・画像などのオーダーを共有できます。検査部門や放射線部門などの部門システムとの連携が不可欠で、導入規模が大きくなる傾向があります。地域医療連携やDPC対応など、病院経営に直結する機能が重視されます。
このタイプで重視すべき機能:
📋オーダリングシステム
医師が出す処方・検査・画像・リハビリなどの各種指示をデジタルで一括管理する機能です。部門間の伝達ミスを防ぎます。
🛏️入退院管理
患者の入院日・退院予定日・病棟割り当てをリアルタイムで管理する機能です。ベッドコントロールの効率化に直結します。
おすすめ製品3選
NEC社の病院向け電子カルテで、中小病院を中心に多くの導入実績があり安定した運用が可能です。 | 富士通社の大規模病院向け電子カルテで、国内トップクラスの導入シェアを持つ定番製品です。 | 中小病院向けの電子カルテとして導入しやすい価格帯で、多くの病院に支持されています。 |
Hi-SEED Cloud | HOPE LifeMark-HX | 電子カルテシステムER |
価格 要問合せ | 価格 要問合せ | 価格 - |
シェア | シェア | シェア |
ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 |
メリットと注意点 | メリットと注意点 | メリットと注意点 |
仕様・機能 | 仕様・機能 | 仕様・機能 |
歯科特有の診療記録と請求を運用する歯科タイプ 🦷
このタイプが合う企業:
歯科医院の院長・歯科衛生士・受付スタッフなど、歯科医院を運営・勤務する方
どんなタイプか:
歯科医院に特化したシステムで、歯式(どの歯をどう治療したか)の記録やX線画像の管理、歯科独自の保険点数での請求までを一括で運用できます。一般的な医科の電子カルテとは操作画面や入力方法がまったく異なり、歯科ならではの診療フローに最適化されています。予約管理やリコール(定期検診の案内)機能を備えた製品も増えており、患者の再来院率向上にも貢献します。
このタイプで重視すべき機能:
🦴歯式チャート
口腔内の各歯の状態や治療履歴を視覚的に記録する機能です。歯科医師がひと目で治療経過を把握できます。
🧾歯科レセプト作成
歯科独自の診療報酬点数に対応し、保険者へのレセプト請求データを自動生成する機能です。算定ルールの複雑さを吸収します。
おすすめ製品3選
歯科レセコン・電子カルテの定番製品で、全国の歯科医院に広く導入されている実績があります。 | 歯科向けレセプトコンピュータとして操作のしやすさに定評があり、小規模医院でも導入しやすい製品です。 | 予約管理から診療記録まで一元管理できるクラウド型の歯科向け製品で、導入医院が増えています。 |
Dental X[R] | DENTAL ACCESS | Apotool & Box for Dentist |
価格 - | 価格 要問合せ | 価格 18,000円 月 無料トライアルあり |
シェア | シェア | シェア |
ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 |
メリットと注意点 | メリットと注意点 | メリットと注意点 |
仕様・機能 | 仕様・機能 | 仕様・機能 |
処方箋受付から薬歴管理まで担う調剤薬局タイプ 💊
このタイプが合う企業:
調剤薬局の薬剤師・事務スタッフや、薬局チェーンの本部管理者の方
どんなタイプか:
調剤薬局の業務に特化したシステムです。処方箋の受付・入力から、薬の在庫管理、調剤、患者への服薬指導記録(薬歴)、レセプト請求までを一貫して運用できます。近年は電子処方箋への対応やAIによる処方監査機能を搭載した製品が注目されています。薬剤師の対人業務を充実させるために、薬歴入力の効率化が製品選びの重要なポイントになっています。
このタイプで重視すべき機能:
💉電子薬歴
患者ごとの服薬履歴やアレルギー情報、指導内容をデジタルで記録する機能です。過去の処方と照合して飲み合わせのチェックもできます。
📑レセプト・調剤報酬請求
調剤した薬の報酬を自動算定し、保険請求データを作成する機能です。返戻対策のチェック機能を備えた製品もあります。
おすすめ製品3選
薬歴入力のしやすさとAI活用の服薬指導支援で、多くの調剤薬局から高い支持を得ています。 | レセコンと薬歴が一体になった調剤薬局向けシステムで、チェーン薬局での導入実績が豊富です。 | 薬局業務の見える化と効率化に特化したクラウド型の管理ツールで、タスク管理に強みがあります。 |
電子薬歴 Musubi | MAPs for PHARMACY DX | ファーマーボード |
価格 要問合せ | 価格 20,000円 月 無料トライアルあり | 価格 - |
シェア | シェア | シェア |
ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 |
メリットと注意点 | メリットと注意点 | メリットと注意点 |
仕様・機能 | 仕様・機能 | 仕様・機能 |
介護記録と保険請求を一体運用する介護施設タイプ 🏠
このタイプが合う企業:
特別養護老人ホーム・デイサービスなどを運営する介護事業所の管理者・現場の介護スタッフの方
どんなタイプか:
特別養護老人ホーム・グループホーム・デイサービスなどの介護施設向けに、日々の介護記録と介護保険の請求業務をまとめて管理するシステムです。利用者のバイタル・食事・入浴・排泄などの生活記録をタブレットから入力でき、そのデータがそのまま請求書やケアプランの作成に活用されます。LIFE(科学的介護情報システム)への連携対応が標準的に求められるようになっています。
このタイプで重視すべき機能:
✍️介護記録
利用者の日々の生活状況(バイタル・食事・排泄など)をタブレットやスマホで記録する機能です。手書き記録のデジタル化と情報共有を実現します。
💰介護保険請求
サービス提供実績をもとに国保連への請求データを自動作成する機能です。算定要件のチェック機能で請求ミスを防ぎます。
おすすめ製品3選
介護ソフトの国内シェアNo.1で、施設系サービスを中心に幅広い事業種別に対応しています。 | 施設系の介護記録と請求に強みがあり、大規模法人にも多く導入されている実績豊富な製品です。 | 介護記録のデジタル化に定評があり、現場スタッフでも迷わず使えるシンプルな操作性が特徴です。 |
ほのぼのNEXT | ワイズマンシステムSP | CAREKARTE |
価格 要問合せ 無料トライアルあり | 価格 要問合せ | 価格 要問合せ |
シェア | シェア | シェア |
ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 |
メリットと注意点 | メリットと注意点 | メリットと注意点 |
仕様・機能 | 仕様・機能 | 仕様・機能 |
訪問予定とサービス記録を管理する訪問系タイプ 🚗
このタイプが合う企業:
訪問介護ステーション・訪問看護ステーション・居宅介護支援事業所を運営する管理者やケアマネジャーの方
どんなタイプか:
訪問介護・訪問看護・居宅介護支援など、利用者の自宅を訪問してサービスを提供する事業者向けのシステムです。スタッフの訪問スケジュール作成から、訪問先でのサービス記録入力、実績集計、保険請求までをモバイル端末で完結できることが求められます。GPSによる訪問実績の自動記録や、多事業所間でのリアルタイムな情報共有機能が製品選びの差別化ポイントになっています。
このタイプで重視すべき機能:
🗓️訪問スケジュール管理
スタッフごとの訪問予定を一覧で管理し、ルートや担当の割り当てを支援する機能です。急な変更にも柔軟に対応できます。
📱モバイル記録
訪問先でスマートフォンやタブレットからサービス提供記録を入力できる機能です。事業所に戻らず記録を完了できます。
おすすめ製品3選
地域包括ケアの情報連携に強く、多職種が関わる訪問系サービスの情報共有基盤として広く使われています。 | 訪問看護に特化したクラウドシステムで、看護記録からレセプト請求までをスマホだけで完結できます。 | 訪問介護をはじめ小規模事業所でも導入しやすい料金体系のクラウド型介護ソフトとして人気があります。 |
カナミック クラウドサービス | iBow | カイポケ |
価格 要問合せ | 価格 要問合せ | 価格 ¥1,000 月/拠点 無料トライアルあり |
シェア | シェア | シェア |
ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 |
メリットと注意点 | メリットと注意点 | メリットと注意点 |
仕様・機能 | 仕様・機能 | 仕様・機能 |
請求・勤怠・給与などの事務を効率化するバックオフィスタイプ 📋
このタイプが合う企業:
介護・障害福祉事業所の本部事務担当者や、複数拠点の経営管理を行う法人管理者の方
どんなタイプか:
介護保険や障害福祉サービスの請求事務、職員の勤怠管理、給与計算など、医療・福祉事業所のバックオフィス業務を効率化するシステムです。現場の記録システムとは別に、法人全体の経営管理や事務処理を一元化する目的で導入されます。複数拠点を持つ法人では、拠点をまたいだ請求の一括管理や人件費の集計・分析ができる点が特に重要視されています。
このタイプで重視すべき機能:
🗂️保険請求一括管理
介護保険や障害福祉サービスの請求データを拠点横断で一括管理し、国保連への提出データを作成する機能です。
⏰勤怠・シフト管理
医療・介護特有の変則シフト(夜勤・早番・遅番)に対応した勤怠管理機能です。労務コンプライアンスの維持に役立ちます。
おすすめ製品3選
障害福祉サービスの記録から請求までをクラウドで完結でき、バックオフィスの業務負担を大幅に軽減します。 | 介護保険請求に強みがあり、複数のサービス種別にまたがる請求を一括管理できる定番製品です。 | 介護・障害福祉の請求業務をクラウドで効率化でき、小規模事業所でも導入しやすい料金設定です。 |
knowbe | 介舟ファミリー | まもる君クラウド |
価格 要問合せ | 価格 5,500円 月 無料トライアルあり | 価格 7,800円 月 無料トライアルあり |
シェア | シェア | シェア |
ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 |
メリットと注意点 | メリットと注意点 | メリットと注意点 |
仕様・機能 | 仕様・機能 | 仕様・機能 |
要件の優先度のチャート:比較すべき機能はどれか
要件の優先度チャートとは?
製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。
選定の決め手
🏥対応する業態・施設区分の範囲
医科・歯科・調剤・介護・訪問など、自施設の業態をカバーしているかが最初の分岐点になります。ここを誤ると後から取り返しがつきません。
🔗カルテ・記録と保険請求の統合度
診療記録や介護記録と保険請求が一体型か分離型かで、二重入力の有無が変わります。FitGapとしては、日常業務の負荷に直結するため最も重視すべき要件と考えます。
☁️クラウド型かオンプレミス型か
クラウド型は場所を選ばず使え自動更新される一方、オンプレミス型は院内完結性やカスタマイズ性に優れます。初期費用と月額費用のバランスも大きく異なります。
🤖AI・自動化機能の充実度
AI問診やAI薬歴提案など、入力や判断を支援するAI機能が近年の大きな差別化ポイントです。製品によって搭載状況にかなりの差があります。
📱オンライン診療・服薬指導への対応
非対面での診療や服薬指導にシステムとして対応しているかは、特にクリニックや薬局で選定を左右します。患者向けアプリとの連動も確認が必要です。
📤LIFE連携(科学的介護データ提出)
介護系の施設ではLIFEへのデータ提出が介護報酬の加算要件に直結します。提出データの自動生成に対応しているかどうかで、事務負担が大きく変わります。
📲モバイル・タブレット対応の充実度
訪問先やベッドサイドでの記録入力に対応しているかが、現場スタッフの業務効率を大きく左右します。オフライン利用の可否もあわせて確認してください。
一部の企業で必須
💊電子処方箋への対応
2023年に運用が始まった電子処方箋への対応は、医科・調剤薬局で今後ますます重要になります。地域の対応状況にあわせて導入判断をしてください。
🌐地域医療連携ネットワーク
病院間や病診間で診療情報を共有するネットワークへの対応は、地域の中核病院や連携を重視する施設で必須です。
🩻PACS連携(医用画像管理)
CTやMRIなどの画像データをカルテ上で参照する機能は、画像診断を実施する施設では欠かせません。対応するDICOM規格の範囲も確認が必要です。
🏢多施設・多事業所の一括管理
複数の施設や事業所を運営する法人では、利用者情報や請求データの一元管理が業務効率化の鍵になります。法人全体の集計機能もあわせて確認してください。
📍訪問スケジュール・GPS連携
訪問看護や訪問介護の事業所では、スタッフの移動経路管理や到着時刻の自動記録が必要です。ルート最適化に対応する製品も出てきています。
💳自動精算機・キャッシュレス連携
患者や利用者の待ち時間を短縮するため、自動精算機やキャッシュレス決済との連携が求められる施設が増えています。
ほぼ全製品が対応
🧾保険請求データ(レセプト)出力
医療・介護を問わず、保険者への請求に必要なデータ出力機能はどの製品にも標準搭載されています。ここでの差はほとんどありません。
📋患者・利用者台帳管理
患者さんや利用者さんの基本情報を登録・検索・管理する機能は、すべての製品が備えている基本中の基本です。
🔄診療報酬・介護報酬改定への追従
定期的に行われる報酬改定に合わせたマスタ更新は、ほぼすべてのベンダーがサポート契約の中で提供しています。
📊帳票・統計レポート出力
日報・月報・各種統計などの帳票出力機能はどの製品にも搭載されています。出力形式の種類に多少の差がある程度です。
優先度が低い
🌍多言語対応
外国人の患者さんや利用者さんが多い一部の施設を除けば、日常業務で多言語機能を使う場面はかなり限られます。
🖥️患者・利用者向けポータル構築
患者さんや利用者さんが自身の診療情報を閲覧できるポータル機能はあると便利ですが、基幹業務の効率化には直接影響しません。
医療・福祉業界の選び方
1.7タイプから自施設の業態を1つに絞り込む
医療・福祉の業務システムは、診療所・病院・歯科・調剤薬局・介護施設・訪問系・バックオフィスの7タイプに大きく分かれます。タイプごとに扱う保険制度・記録様式・請求先がまったく異なるため、まず自施設の主たる業態がどれに該当するかを確定させてください。たとえば訪問看護ステーションなら「訪問系タイプ」、デイサービス単独なら「介護施設タイプ」です。複数事業を運営する法人は、最も売上比率が高いサービスのタイプを軸に据えたうえで、他の事業にも対応できるかをサブ条件として確認するのがおすすめです。
サービスカテゴリ
AI・エージェント
汎用生成AI・エージェント
テキスト・ドキュメント
営業・マーケティング
ソフトウェア(Saas)
HR (人事・労務・組織・採用)
オフィス環境・総務・施設管理
プロジェクト管理・業務効率化
Web/ECサイト構築
開発・ITインフラ・セキュリティ
データ分析・連携