目次
Prometheusとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
代替サービス
サービス基本情報
Prometheusとは
Prometheusは、CNCF(Cloud Native Computing Foundation)が提供するオープンソースのサーバー監視ツールです。取得したメトリクスを時系列データベースに蓄積し、独自のクエリ言語であるPromQLによって柔軟な分析を行うことができます。プル型のアーキテクチャを採用しており、多種多様なエクスポーターを通じてサーバーやアプリケーションからメトリクスを自動収集します。CPUやメモリ使用率といった基本的な指標から、アプリケーション固有の内部指標まで一貫した監視が可能です。Alertmanagerと連携することで、メールやチャットツールへのアラート通知機能も実現でき、異常検知時の迅速な対応をサポートします。Kubernetesをはじめとするクラウドネイティブ環境で広く採用されており、高いスケーラビリティと拡張性により大規模システムの運用にも対応します。コードや設定による柔軟なカスタマイズが可能であるため、自社の要件に応じた監視基盤の構築を検討している企業に適したソリューションといえるでしょう。
強み
クラウドネイティブ対応
Prometheusは、CNCFがホストするオープンソースプロジェクトとして、Kubernetesやクラウドネイティブなインフラストラクチャとの親和性を考慮して設計されています。プル型の監視アーキテクチャとサービスディスカバリ機能を備えており、コンテナやサービスが頻繁に増減する動的な環境においても、監視対象を自動的に検出して追従することが可能です。このため、クラウド環境特有の流動的なインフラ構成にも柔軟に対応できる特長があります。
柔軟なクエリ言語
Prometheusは専用のクエリ言語PromQLを備えており、複雑なメトリクスの集計やアラート条件を細かく設定することができます。PromQLを活用することで、収集したメトリクスデータを多角的に分析し、システムの状態を詳細に把握できます。また、Grafanaをはじめとする可視化ツールと組み合わせることで、用途に応じてカスタマイズした監視ダッシュボードを構築することが可能です。これにより、組織のニーズに合わせた柔軟な監視環境を整えることができます。
OSS&無償利用
Prometheusは、CNCFによるオープンソースプロジェクトとして提供されており、ライセンス費用を必要とせず導入・利用が可能です。大規模なクラスタ環境にも対応できるスケーラブルなアーキテクチャを備えているため、コストを抑えながら柔軟に監視システムを構築・運用できる点が特長となっています。オープンソースならではの透明性とコミュニティによる継続的な改善も期待できます。
注意点
自社サーバーが必要
Prometheusは自前でサーバーを構築して運用する形態が基本となります。SaaS型のサービスと比較すると、サーバーの保守管理やスケール設計といった運用面での負荷が増える傾向にあります。そのため、導入を検討する際には、これらの運用業務に対応できる体制やリソースをあらかじめ確保しておくことが望ましいでしょう。特に長期的な運用を見据えた場合、チーム体制の整備も含めて検討することをお勧めします。
長期保存に工夫が必要
Prometheusは標準構成のままでは長期保管や大容量運用に課題が生じる場合があります。長期分析を前提として設計されたSaaS製品と比較すると、データの保管方式について別途設計が必要となる点に留意が必要です。運用開始前にメトリクスの保持期間や外部ストレージとの連携方法をあらかじめ検討しておくことで、安定した長期運用を実現しやすくなります。
学習コスト(PromQL等)
Prometheusは独自のクエリ言語PromQLや監視の考え方に慣れるまで、ある程度の時間を要する場合があります。GUI中心の製品と比較すると、メトリクスの調査やシステムのチューニングには一定の学習が必要となります。導入時は重要度の高いメトリクスから段階的に整備を進めることで、スムーズに習得しやすくなるでしょう。
カテゴリ別マーケットシェア
2025年8月 FitGap調査
Prometheusのサーバー監視ツールマーケットシェア
シェア
事業規模
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)
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