目次
VictoriaMetricsとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
代替サービス
サービス基本情報
VictoriaMetricsとは
VictoriaMetricsは、VictoriaMetrics社が開発したサーバー監視ツールです。Prometheus互換の時系列データベースとして設計されており、大量のメトリクスデータを効率的に圧縮・蓄積し、高速なクエリ処理を実現します。シンプルなアーキテクチャを採用しているため、システムのスケールアップが容易で、長期間のデータ保持や高頻度のメトリクス監視にも対応できます。Grafanaをはじめとする既存の可視化ツールとの統合性に優れ、PromQLを使用してクエリを実行できるため、現在Prometheusを使用している組織においても、比較的スムーズな移行や機能拡張が期待できます。また、クラスタ構成によるスケールアウトと高可用性をサポートしており、大規模システムやIoT環境におけるビッグデータの監視要件にも対応可能です。オープンソースソフトウェアとして提供されているため、コストを抑えながら本格的な監視基盤の構築を検討できる選択肢の一つとして位置づけられています。
強み
高速高効率な時系列DB
VictoriaMetricsは高性能に最適化された時系列データベースとして設計されており、大量のメトリクスデータを扱う環境においても高速な書き込みと集計処理を実現しています。リソース効率に優れた設計により、同規模のシステムであればPrometheusと比較して低コストでの運用が期待できます。また、大規模なデータセットに対しても水平スケールによる拡張が可能となっており、システムの成長に合わせた柔軟な対応が可能です。
Prometheus互換
PromQL互換のクエリ言語であるMetricsQLをサポートしており、Grafanaなど既存の監視ツールをそのまま利用できます。既存のPrometheus監視環境に対して後方互換性を保ちながら導入できるため、設定変更の手間を最小限に抑えることが可能です。また、クラウドサービス版のManaged VMも提供されており、大規模なデータ環境においても柔軟にスケールアウトできる設計となっています。
ログ収集・分析対応
VictoriaMetricsはVictoriaLogsコンポーネントによりメトリクスに加えてログの収集・検索に対応しています。メトリクスとログを統合管理することで分析の幅が広がり、異常検知の精度向上に寄与する可能性があります。パラメータチューニングを通じて長期間のログ保持や高速検索の実現も期待できます。これにより監視基盤を統合的に運用できる環境を構築できます。
注意点
大規模環境はEnterprise版
VictoriaMetricsは、大規模で複雑な監視環境においてはEnterprise版の利用が想定されています。一方、無償版は主に中小規模の環境を対象としており、導入を検討する際には監視対象の規模や要件に応じて適切なエディションを選択する必要があります。大規模環境で無償版を使用する場合、機能面や性能面で制約を受ける可能性がある点に留意が必要です。
高度機能はEnterprise版限定
VictoriaMetricsでは、アノマリー検知や多テナント管理といった高度な機能はEnterprise版でのみ提供されており、無償版では利用できません。そのため、これらの機能が必要な場合は、Enterprise版の導入を検討する必要があります。機能要件を事前に確認し、無償版で対応可能な範囲を把握しておくことが推奨されます。
サポートは有償
VictoriaMetricsにはコミュニティサポートが用意されていますが、正式なサポートやセキュリティに関する保証を受けたい場合は、有償のEnterprise版を契約する必要があります。無償版を利用する際は、コミュニティベースでの対応となるため、業務での利用や迅速な問題解決が求められる環境では、サポート体制について事前に検討しておくことが望ましいでしょう。Enterprise版では、より手厚いサポートとセキュリティ保証が提供されます。
カテゴリ別マーケットシェア
2025年8月 FitGap調査
VictoriaMetricsのサーバー監視ツールマーケットシェア
シェア
事業規模
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)
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