おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| CoeFont | 動画・コンテンツ制作のナレーションを効率化したいタイプ 🎬 | 0円〜月 |
| 1万超の声を選べ、声の権利管理にも対応。広告・芸術分野のシェアも高い。 |
| 音読さん | 動画・コンテンツ制作のナレーションを効率化したいタイプ 🎬 | 0円〜月 |
| ブラウザだけで月5,000文字まで無料利用。25モデルと自由記述で声色も試せる。 |
| Google Cloud TTS | 動画・コンテンツ制作のナレーションを効率化したいタイプ 🎬 | 0円〜API従量課金 |
| APIで音声生成を組み込みやすい。多言語・SSML・長尺生成まで対応する。 |
| AquesTalk | アプリや業務システムに音声機能を組み込みたいタイプ 🔧 | 0円〜年 |
| 超軽量でマイコンにも組み込み可能。製造機器への音声実装でシェアが上位。 |
| Microsoft Azure TTS | アプリや業務システムに音声機能を組み込みたいタイプ 🔧 | 0円〜API従量課金 |
| 自然な多言語音声をAPI連携できる。独自音声や権利管理まで扱える。 |
| Open JTalk | アプリや業務システムに音声機能を組み込みたいタイプ 🔧 | - |
| 無料OSSで日本語読み上げを組み込み可能。オフライン環境でも動かせる。 |
| VOICEVOX | キャラクターボイスや創作活動に活用したいタイプ 🎙️ | 0円〜 |
| 商用利用も完全無料のキャラ音声OSS。多彩なスタイルと細かな調整が強い。 |
| コエステーション | キャラクターボイスや創作活動に活用したいタイプ 🎙️ | - |
| 自声や著名人の声を権利管理して使える。声の事業活用に向く法人向け製品。 |
| SoftTalk | キャラクターボイスや創作活動に活用したいタイプ 🎙️ | - |
| 無料で軽く使えるWindows読み上げソフト。UTAU音源で声の種類も広げられる。 |
音声生成AIの導入によって得られる効果
音声生成AIは、テキストから音声を作成し、ナレーション作成を支援するAIです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| ナレーションを短時間で作りたい | 文章から音声案を作りやすくなり、収録や読み上げ素材の準備を減らせます |
| 用途別の音声案づくりが大変 | 案内、動画、研修など用途に合わせた音声案を作りやすくなります |
| 読み上げの聞きやすさ調整が大変 | 速度や抑揚を調整しやすくなり、聞きやすさの確認作業を減らせます |
| ナレーション品質をそろえたい | 声の条件や読み上げルールを指定しやすくなり、音声の方向性をそろえやすくなります |
| 生成音声を安全に使いたい | 生成音声を使える範囲を確認し、公開前の確認漏れを抑えられます |
続いて、無料で使える音声生成AIをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
タイプ別おすすめ製品
動画・コンテンツ制作のナレーションを効率化したいタイプ 🎬
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
声色や表情を細かく調整したい動画制作チーム向け音声生成AI
✅ Freeから声を試し、無料トライアルで声数を広げられる
Freeでは公式キャラクターの「アリアル」「ミリアル」など数種類、検証で使った7日間の無料トライアルではStandardプラン(月3,300円)で10,000種類以上のモデルにアクセスできました。無料で小さく試してから、動画に合う声の幅を確認しやすいです。
✅ 実在の著名人やプロの声を検索できる
ひろゆき、成田悠輔、岡田斗司夫などの実在の著名人や、プロのナレーター・アナウンサーの声をAI音声として使えます。画面上でも5,600以上の声を検索でき、声の個性を前面に出す動画では候補を探しやすいです。
⚠️ 貼り付けるだけで発音まで仕上がるタイプではない
モデルを変えても同じ箇所で同じアクセントになり、CoeFontのエンジン全体の課題として残りました。実在の著名人の声を使いたい動機がなければ、音声品質や発音精度ではAivisSpeechや音読さんの方が優位だと感じました。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
ブラウザだけでまず音声化を試したい個人・小規模チーム向け
✅ 登録なしでも生成からダウンロードまで試せる
TOPページのテキストボックスに貼り付けて再生ボタンを押すだけで、アカウント登録なしに音声生成とダウンロードまで試せました。未登録は月1,000文字、無料登録後は月5,000文字に増え、短い動画ナレーションなら無料枠で試作しやすいです。
✅ Beta版は日本語の読み間違いが少ない
Beta版は検証テキストの「340グラム」「39,800円」「11時間30分」を全て正しく読み上げ、VOICEVOXで起きた「初心者の方(かた)」を「ほう」と読む誤読も確認されませんでした。無料枠でも修正の少ないナレーションを作りやすいです。
⚠️ アクセントをグラフで細かく直す用途には不向き
VOICEVOXやA.I.VOICEのように画面上でイントネーションのグラフを動かすアクセント手動調整はできません。手作業で徹底的に仕上げたい人にはVOICEVOXやAivisSpeechの方が向いています。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
音声生成を制作フローに組み込みたい技術者向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
アプリや業務システムに音声機能を組み込みたいタイプ 🔧
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
軽量端末への日本語音声の組み込みに強い音声合成エンジン
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
多言語と感情表現でブランド音声を作り込みたい企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
無料とオフライン動作を最優先する開発者向けの音声合成エンジン
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
キャラクターボイスや創作活動に活用したいタイプ 🎙️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
費用をかけず声色を作り込みたい創作向けキャラ音声ソフト
✅ 完全無料のOSSで商用利用も進めやすい
ダウンロードしてインストールするだけで、ずんだもん・四国めたん・春日部つむぎなど30以上のキャラクターボイスが全て使えました。完全無料のOSS(オープンソース・ソフトウェア)で、商用利用もクレジット表記のみで可能なため、無料のまま収益化する創作にも組み込みやすいです。
✅ 貼り付けるだけでもキャラクターらしく聞こえる
解説動画導入・商品レビュー・喜怒哀楽セリフ・雑談配信風の4種類を試しても、調整なしで「ずんだもんとして聞くと違和感がない」レベルでした。キャラクター声として成立する音声を無料で素早く作れます。
⚠️ 気になる読みは手動で仕上げる前提
軽微な誤読は編集画面上の修正や辞書登録で対処できますが、AivisSpeechのように「貼り付けるだけでほぼ修正不要」というレベルではありません。気になる部分はある程度手動で仕上げる必要があります。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
声の権利を管理しながら販促に活用したい企業におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
ゆっくり解説系の音声素材を手軽に作れる無料読み上げソフト
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
どこから比較すべきか
選定の決め手
CoeFont | 音読さん | Google Cloud TTS | AquesTalk | Microsoft Azure TTS | Open JTalk | VOICEVOX | コエステーション | SoftTalk | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商用利用可 生成音声を商用で利用できる | |||||||||
英語・主要言語TTS 英語/中国語など主要言語で自然に生成できる | |||||||||
話者バリエーション 男性/女性/子ども/高齢者などを選べる | |||||||||
感情・トーン制御 喜怒哀楽など感情を指定できる | |||||||||
抑揚・イントネーション編集 抑揚や強弱を細かく調整できる | |||||||||
出力フォーマット(WAV/MP3) WAV/MP3形式で出力できる |
一部の企業で必須
CoeFont | 音読さん | Google Cloud TTS | AquesTalk | Microsoft Azure TTS | Open JTalk | VOICEVOX | コエステーション | SoftTalk | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リアルタイムTTS API/SDKで音声を逐次生成できる | |||||||||
多言語拡張TTS(20+) 20言語以上で生成できる | |||||||||
SSML対応 SSMLタグでpauseや強調を使える | |||||||||
ブランドボイス生成 特定人物/企業の声を再現できる | |||||||||
エッジ推論最適化 モデル軽量化で端末推論を高速化できる |
ほぼ全製品が対応
CoeFont | 音読さん | Google Cloud TTS | AquesTalk | Microsoft Azure TTS | Open JTalk | VOICEVOX | コエステーション | SoftTalk | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
発音辞書/phoneme指定 発音記号・辞書で発音を指定できる | |||||||||
通話フォーマット出力 電話/IVR向け音声形式で出力できる | |||||||||
話者切替制御 台本内で話者を切替えられる | |||||||||
ユーザー辞書登録 固有名詞/専門用語の発音を登録できる |
優先度が低い
CoeFont | 音読さん | Google Cloud TTS | AquesTalk | Microsoft Azure TTS | Open JTalk | VOICEVOX | コエステーション | SoftTalk | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
音質補正/ノイズ抑制 出力ノイズや歪みを補正できる | |||||||||
BGM/効果音ミックス 生成音声とBGM/SEを自動ミックスできる | |||||||||
発話自然性学習 評価結果から自然さを継続改善できる |
無料で使える音声生成AIの選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、大まかに製品を絞る動画ナレーション、アプリ組み込み、創作活動では選ぶ製品の性格が大きく変わります。まず自分の用途に近いタイプを決めると、無料枠だけで合わない製品を避けやすくなります。タイプ別おすすめへ ↑
- 2機能の優先度を、使う場面に合わせる商用利用や多言語、声の選択や抑揚調整は本番利用で差が出やすい項目です。開発や端末内処理が必要な場合は、条件付き要件もあわせて確認します。機能の優先度マップへ ↑
- 3運用条件で、無料利用の限界を見極める無料で始められても、公開本数や声の権利、組み込み方法によって継続時の負担は変わります。下の比較ポイントで、試用から本番利用へ進む前の確認先を整理します。
機能の○×に加えて、無料枠を超えた後の費用も比較材料になります。制作担当と開発担当の分担、声の利用条件も同じ目線でそろえると比較しやすくなります。ここでは、試用のしやすさから本番公開までの負担に関わる4つの観点を整理します。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
無料枠と継続費用の見通し
短い動画や試作なら無料枠で足りますが、公開本数や原稿量が増えると月ごとの上限に当たりやすくなります。最初の使いやすさだけで決めると、商用公開や長尺化の段階で想定より費用が重くなります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。ブラウザの無料枠から始める製品、クラウド従量で試す製品、無料配布ソフトやOSSを自社で使う製品に分かれます。
- ブラウザの無料枠から始める製品短い原稿を画面操作だけで試しやすい製品です。ただし文字数や商用利用の条件で、継続費用が変わります。代表製品:音読さん / CoeFont
- クラウド従量で試す製品開発環境に組み込む前提で試せる製品です。ただし本番の生成量が増えると、月ごとの費用が読みにくくなります。代表製品:Google Cloud TTS / Microsoft Azure TTS
- 無料配布ソフトやOSSを使う製品端末に入れて費用を抑えやすい製品です。その分、更新や環境設定を自分で管理する手間があります。代表製品:VOICEVOX / Open JTalk
制作・組み込みの進め方
一人でナレーションを作る場合と、アプリや端末に音声を組み込む場合では準備する人が変わります。制作担当だけで扱える製品を選ぶか、開発担当が設定を持つ製品を選ぶかで運用負担が変わります。
製品の分かれ方:製品は3通りです。ブラウザで原稿を貼り付けるもの、APIやクラウド設定を使うもの、端末内で動かすものに分かれます。
- ブラウザで原稿を貼り付ける製品インストールなしで制作担当が音声化しやすい製品です。ただし複数人で回す場合は、原稿管理や書き出し手順が属人化しやすくなります。代表製品:音読さん / CoeFont
- APIやクラウド設定を使う製品定型処理やアプリ内音声を自動化しやすい製品です。ただし請求設定や権限管理を、開発担当が引き受ける必要があります。代表製品:Google Cloud TTS / Microsoft Azure TTS
- 端末内で動かす製品通信が不安定な場所でも運用を設計しやすい製品です。その分、実行環境や辞書の更新を自社で管理する手間があります。代表製品:AquesTalk / Open JTalk
声の権利と公開用途の扱い
動画収益化や広告利用では、声そのものの利用条件が制作物の公開範囲に影響します。キャラクター演出でも、声を選べる楽しさだけで決めると公開前に手戻りが出ます。
製品の分かれ方:製品は3通りです。公式キャラクターや共有音声を使うもの、自分や著名人の声を扱うもの、キャラクターごとの規約に沿うものに分かれます。
- 公式キャラクターや共有音声を使う製品声の選択肢を増やしやすく、動画の雰囲気を作り込みやすい製品です。ただし公開用途では、声ごとの利用条件が変わります。代表製品:CoeFont
- 自分や著名人の声を扱う製品独自の声を販促や作品に使いやすい製品です。その分、本人同意や利用範囲を社内で管理する必要があります。代表製品:コエステーション
- キャラクター規約に沿って使う製品無料でも創作に使いやすい製品です。ただしキャラクターごとの規約や表記条件を、公開前に確認する必要があります。代表製品:VOICEVOX
サポートとライセンス相談の進め方
個人の試作ではヘルプを読んで進められても、業務アプリや機器に組み込む段階では契約確認の相手が増えます。相談先が曖昧なまま進めると、利用範囲や導入時期の判断が遅れます。
製品の分かれ方:製品は3通りです。ヘルプ中心で自分で進める製品、クラウドの公式資料を前提に進める製品、法人窓口やライセンス相談で進める製品に分かれます。
- ヘルプ中心で自分で進める製品個人でも試しやすく、短い原稿なら自分のペースで調整できます。ただし発音や声の選び方は、自力で詰める場面があります。代表製品:音読さん / VOICEVOX
- 公式資料を前提に進める製品組み込みや自動生成の手順を設計しやすい製品です。ただし非エンジニアだけで運用すると、設定の負担が残ります。代表製品:Google Cloud TTS / Open JTalk
- 法人窓口やライセンス相談で進める製品声の利用範囲や契約条件を事前に整理しやすい製品です。ただし小さな試作でも、相談や見積もりの時間がかかります。代表製品:AquesTalk / コエステーション
よくある質問
無料の音声生成AIはどこまで使えますか?
動画やコンテンツのナレーション作成なら、無料でも実用的な品質まで使えます。VOICEVOXは商用利用まで完全無料で、音読さんは月5,000文字まで無料で試せます。ただし利用できる話者数や月あたりの文字数に上限がある製品が多く、毎月の本格的な大量生成には向かない場合があります。
無料プランではどんな制限がありますか?
月あたりの文字数・利用できる話者数・商用利用の可否に制限が出やすいです。モデルの開発や処理にコストがかかるため、上限を超える分や高度な機能は有料に回す製品が多いためです。試作や社内利用は無料、量や品質が要る本番は有料と切り分けると、必要な機能の見当が立てやすくなります。
作った音声を商用利用しても問題ありませんか?
製品とプランによって扱いが違います。VOICEVOXのように商用利用まで無料の製品がある一方、無料では非商用に限る・クレジット表記が必要といった条件付きの製品もあります。著作権や生成した声の権利でのトラブルを避けるため、クライアントへの納品物に使う前に各製品の利用規約を必ず確認しましょう。
無料のままでは厳しくなるのはどんなときですか?
長い原稿を毎月大量に生成する場合や商用の納品物に使う場合は、無料では厳しくなります。無料は月の文字数に上限があり、商用利用は別途有料という製品もあるためです。社内確認や趣味の制作なら無料で十分まかなえます。CoeFontのように上位プランがある製品だと、後からの移行も楽です。
無料で始めるなら何を確認しておくべきですか?
まず月の無料文字数の上限と、商用利用やクレジット表記の条件を先に確かめておくと安心です。話者数や読みの自然さ、日本語への対応は製品で差があります。後から有料へ移る可能性も考え、同じ系統で上位版があるかも見ておきましょう。Google Cloud TTSは無料枠と従量課金を併用できます。
※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)