ソフトウェアPBX
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
目次
ソフトウェアPBXとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
ソフトウェアPBXとは
富士通株式会社が提供するWeb電話帳サービスで、同社のIP電話システム「LEGEND-V」シリーズと連携し、社内コミュニケーションの効率化を支援します。外出先やテレワーク環境においても、PCやスマートフォン、タブレットから社内の内線番号や担当者名を検索でき、相手の在席状況を確認しながらワンクリックで発信することが可能です。ポータル画面上で検索から発信までの操作をシームレスに実行できる設計となっており、操作性の向上が図られています。管理者用画面では電話帳データの一元管理が行え、組織変更時の情報更新作業も効率的に進められます。端末にデータを残さない仕組みを採用することで情報漏洩リスクの軽減を図っており、セキュリティ面への配慮も施されています。他の社内業務アプリケーションとの連携機能も備え、最大2万ユーザーまでの利用に対応する拡張性を有しているため、中小企業から大企業、官公庁まで様々な規模の組織での導入に適したソリューションとなっています。
強み
専用機不要のクラウドPBX
オフィスに電話交換機ハードウェアを設置せずに利用できる、ソフトウェアベースのIP-PBXシステムです。既存のサーバー環境や富士通のアプライアンス上で動作するため、従来型PBXのような高価な専用機器を必要とせず、初期導入コストの削減につながります。システム全体をソフトウェアで管理できることから、拡張や保守にも柔軟に対応でき、クラウド時代に適した電話基盤の構築が可能です。
ハイブリッドワーク対応の内線化
スマートフォンやPCを社内の内線電話として利用することで、場所を問わず会社の電話応対が可能になります。在宅勤務や外出先からでも、顧客や同僚との通話をオフィスと同じように行うことができ、ハイブリッドワークにおける電話対応の課題に対応します。働く場所に制約されない柔軟なコミュニケーション環境の構築を支援する音声ソリューションとなっています。
ブラウザで簡単設定・管理
富士通 ソフトウェアPBXでは、電話の内線番号設定や転送ルールの変更などを専門知識なしにブラウザ画面から直感的に行うことができます。従来のPBXのように業者への依頼が不要となり、自社内で迅速に設定変更が可能なため、運用の俊敏性向上につながります。電話運用管理がWebベースで完結することで、IT管理者の負担を軽減しながら、柔軟な電話環境の維持が期待できます。
注意点
自社PBX環境への依存
本製品のWeb電話帳機能は富士通のソフトウェアPBXシステムとの連携を前提としているため、既存の他社PBXや電話システムとは直接統合できない仕様となっています。利用にあたっては富士通製PBX環境の構築・導入が必要となることから、現在別の電話インフラを使用している企業では導入のハードルが高くなる可能性があります。システム全体の切り替えに伴うコストや移行作業について、事前に十分な検討が求められます。
クラウドサービスとの連携不足
富士通 ソフトウェアPBXのWeb電話帳は主に社内利用を想定した機能であり、Office 365やGoogle Workspaceの連絡先との同期といったクラウドサービスとの連携機能は限定的です。そのため、社内の連絡先を一元管理する際、クラウド上のアドレス帳と二重管理になる可能性があり、最新情報の維持に手間を要する場合があります。導入を検討される際は、既存のクラウド環境とのデータ同期方法について事前に確認されることをお勧めします。
最新機能への対応遅れ
本製品は提供開始から年数が経過しているため、モバイルアプリからのアクセスやユーザーごとのプロフィール情報共有といった昨今のニーズへの対応が十分でない可能性があります。また、今後のアップデート頻度もクラウドサービスと比較して限定的となる恐れがあります。導入を検討される際は、最新トレンドへの対応状況や将来の開発ロードマップをあらかじめ確認し、自社の要件とのギャップを把握しておくことが重要です。
カテゴリ別マーケットシェア
2025年8月 FitGap調査
ソフトウェアPBXのWeb電話帳マーケットシェア
シェア
ソフトウェアPBXのPBXマーケットシェア
シェア
事業規模
ソフトウェアPBXのプラン
自社に合うプランを見極めましょう。ソフトウェアPBXには1つのプランがあります。
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)
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