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PBXおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026年02月27日
PBXと聞くと、オフィスの電話機の裏に設置された交換機を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし現在の日本市場では、クラウド上で動作しスマートフォンをそのまま会社の内線端末にできる製品や、AIが通話内容をリアルタイムで文字起こし・感情分析まで行う製品が急速にシェアを伸ばしています。もはやPBXは「社内の電話をつなぐ装置」ではなく、働く場所や使う端末を問わずに代表番号で発着信できるコミュニケーション基盤へと大きく進化しています。 ただし、ひと口にPBXといっても、数名のオフィスで使うシンプルな設置型から、数十店舗の電話環境を本部で一括コントロールするクラウド型まで、製品の設計思想もコスト構造もまったく異なります。 このガイドでは「拠点の数と規模」「従業員の働く場所」という2つの軸でPBXを3タイプに分類し、タイプごとのおすすめ製品・要件定義・選び方の手順をわかりやすく解説します。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
少人数オフィスで代表番号と内線をシンプルに運用する小規模オフィスタイプ ☎️
SmartNetcommunity αZX typeS,M
/ PLATIAⅢ
/ UNIVERGE Aspire WX plus
複数拠点や在宅勤務を一つの内線網でつなぐ多拠点・リモートタイプ 🌐
ひかりクラウドPBX
/ MOT/TEL
/ BIZTELビジネスフォン
多数店舗の番号体系と着信ルールを本部で統一管理する店舗チェーンタイプ 🏪
まとめてクラウドPBX
/ ナイセンクラウド
/ GoodLine
企業規模
中小企業
個人事業主
大企業
その他
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タイプ別お勧め製品

少人数オフィスで代表番号と内線をシンプルに運用する小規模オフィスタイプ ☎️

このタイプが合う企業:

従業員が数名〜20名程度で、1つのオフィスに全員が出社して働くスタイルの企業や、士業事務所・クリニックなど小規模な事業所です。

どんなタイプか:

従業員数名〜20名程度の小規模オフィスで、代表番号への着信を内線で取り次ぐ基本的な電話環境を構築するタイプです。オフィスに設置型の主装置(PBX本体)を置き、必要最低限の回線数と端末で運用するため、導入コスト・月額コストともに抑えやすいのが特徴です。機能もシンプルなので、専任のIT担当者がいなくても日常の運用管理がしやすくなっています。

このタイプで重視すべき機能:

📲代表番号着信振り分け
代表番号にかかってきた電話を、あらかじめ設定した優先順位やグループに従って各内線へ自動で振り分ける機能です。少人数でも電話の取りこぼしを減らせます。
💰少回線パッケージ対応
2〜8回線程度の少回線構成を前提とした料金プランや機器構成が用意されており、小規模オフィスが必要な分だけ無駄なく契約できます。

おすすめ製品3選

SmartNetcommunity αZX typeS,M
おすすめの理由
NTT製で国内シェアトップクラスの小規模オフィス向けPBXです。typeSは3名程度、typeMは20名程度まで対応でき、拠点規模に合わせたモデルを選べます。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
サクサ製の定番ビジネスフォンで、少人数オフィスに必要十分な機能をコンパクトにまとめています。操作がわかりやすく、初めてPBXを導入する企業にも適しています。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
UNIVERGE Aspire WX plus
おすすめの理由
NEC製で小規模から中規模まで柔軟に拡張できる設計です。将来的に人数が増えた場合でも、主装置を入れ替えずにライセンス追加で対応できます。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能

複数拠点や在宅勤務を一つの内線網でつなぐ多拠点・リモートタイプ 🌐

このタイプが合う企業:

複数のオフィス拠点を持つ企業や、在宅勤務・ハイブリッドワークを導入している企業、外出先でも会社番号で発着信したい営業組織です。

どんなタイプか:

本社・支社・在宅勤務者をインターネット経由で1つの内線ネットワークに統合するクラウド型PBXが中心のタイプです。物理的な距離に関係なく内線通話や保留転送ができるため、拠点間の通話コストを大幅に削減できます。スマートフォンをそのまま内線端末として使える製品が多く、リモートワークや外出の多い営業部門との相性が良いのも特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

🔗拠点間内線通話
東京本社と大阪支社のように離れた拠点同士でも、内線番号だけで無料通話できる機能です。外線を経由しないため通話品質も安定しやすくなっています。
📱スマートフォン内線化
専用アプリをインストールすることで、社員のスマートフォンを会社の内線端末として利用できます。外出先や自宅でも会社の代表番号で発着信できるため、個人番号を公開する必要がありません。

おすすめ製品3選

ひかりクラウドPBX
おすすめの理由
NTT東西が提供するクラウドPBXで、フレッツ光やひかり電話との組み合わせで安定した拠点間内線を実現します。既にNTT回線を利用中の企業はスムーズに導入できます。
価格
11,000円
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
スマートフォン内線化に強みを持つクラウドPBXです。専用アプリの通話品質に定評があり、在宅勤務やモバイルワーク中心の組織で多く採用されています。
価格
5,980円
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
BIZTELビジネスフォン
おすすめの理由
クラウド完結型のため拠点追加がWeb管理画面から即日可能です。拠点の増減が頻繁にある成長企業やプロジェクト単位で人員が変動する組織に適しています。
価格
21,000円
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能

多数店舗の番号体系と着信ルールを本部で統一管理する店舗チェーンタイプ 🏪

このタイプが合う企業:

飲食チェーンや小売チェーン、美容サロンなど10店舗以上を展開し、店舗ごとの電話環境を本部で統制・標準化したい企業です。

どんなタイプか:

飲食・小売・サービス業など多数の店舗を展開する企業が、全店舗の電話番号体系や着信フロー(営業時間内外の転送・自動応答など)を本部から一元管理するためのタイプです。店舗の新規出店や閉店、営業時間変更に伴う電話設定を現地作業なしでリモートから変更できるため、運用負荷を大幅に下げられます。

このタイプで重視すべき機能:

🗂️番号体系の一括管理
全店舗の外線番号・内線番号を本部の管理画面から一元的に設定・変更できる機能です。新規出店時の番号発行や閉店時の番号回収もリモートで完結します。
着信ルール一括設定
営業時間内は店舗へ着信、営業時間外は本部や留守電へ自動転送といったルールを、全店舗まとめてテンプレートで適用できます。店舗ごとの個別調整も可能です。

おすすめ製品3選

まとめてクラウドPBX
おすすめの理由
複数店舗の電話環境を一括で管理する設計思想で作られた製品です。店舗数が多いほどスケールメリットが出やすく、チェーン展開企業での採用実績が豊富です。
価格
980円
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
ナイセンクラウド
おすすめの理由
複数拠点の番号を統合管理でき、店舗ごとに異なる着信ルールを柔軟に設定できます。1番号単位で追加・削除できるため、店舗数の増減にも対応しやすい料金体系です。
価格
¥2,000
月額
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
全店舗の通話状況をリアルタイムでダッシュボード表示でき、応答率や待ち時間を可視化できます。店舗オペレーションの改善にデータを活かしたい企業に向いています。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能

要件の優先度のチャート:比較すべき機能はどれか

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

☁️クラウドかオンプレミスかの提供形態
PBXをインターネット経由で利用するクラウド型か、自社にハードウェアを設置するオンプレミス型かという違いです。初期費用・運用コスト・拡張性に直結するため、FitGapでは最初に確認すべき要件と考えています。
📱スマートフォン内線化
社員のスマートフォンを会社の内線電話として使える機能です。外出先や在宅勤務でも会社番号で発着信できるため、リモートワーク対応の可否を左右します。
🏢拠点間内線通話
本社・支店・在宅オフィスなど離れた拠点同士を内線でつなげる機能です。拠点間の通話料を削減でき、複数拠点を持つ企業では選定の大きな決め手になります。
🔢同時通話チャネル数の上限
同じタイミングで何本の外線通話を同時に処理できるかを決める数値です。受電が多い企業では上限が足りないと話し中が頻発するため、事前の見積もりが欠かせません。
🗣️IVR(自動音声応答)
着信時に「○○の方は1を、△△の方は2を…」と自動ガイダンスで振り分ける機能です。受付担当の負担を減らし、顧客を適切な部署へ素早くつなげます。
⏺️通話録音
すべての通話、または指定した通話を自動で録音できる機能です。クレーム対応の証跡やスタッフ教育に使われ、業種によっては必須要件となります。
🔄番号ポータビリティ対応
現在使っている電話番号をそのまま新しいPBXへ引き継げるかどうかです。番号が変わると取引先への周知コストが発生するため、移行時に必ず確認してください。

一部の企業で必須

🔗CRM・SFAとの連携
着信時に顧客情報を画面にポップアップ表示したり、通話履歴をCRMへ自動登録したりする機能です。営業やサポート部門の対応品質を大きく向上させます。
📞コールセンター機能(ACD)
着信を空いているオペレーターへ自動で均等に振り分けるACD(着信呼自動分配)機能です。コールセンターを自社運用する企業には欠かせません。
🤖AI通話解析・文字起こし
AIが通話内容をリアルタイムでテキスト化し、要約や感情分析まで行う機能です。対応品質の可視化や教育効率の向上に役立ちますが、対応製品はまだ限られています。
⚙️外部システムAPI連携
自社の業務システムやチャットツールとPBXをAPIで接続し、発着信の情報を自動連携できる機能です。業務フローを独自にカスタマイズしたい企業で求められます。
📠FAX送受信対応
PBXの回線を使ってFAXの送受信にも対応できるかどうかです。クラウドPBXではFAX非対応の製品もあるため、FAXが業務に必要な場合は事前に確認が必要です。
🌐多言語ガイダンス
IVRや保留音のガイダンスを複数言語で流せる機能です。外国人顧客や海外拠点との通話が多い企業では重要ですが、国内中心の企業では優先度は高くありません。

ほぼ全製品が対応

↪️保留・転送
通話中に相手を保留にして別の担当者へ転送する基本機能です。ほぼすべてのPBX製品が標準で備えているため、ここで差がつくことはありません。
📋着信履歴・発信履歴の管理
誰からいつ着信があったか、誰にいつ発信したかを一覧で確認できる機能です。折り返し対応の基本となる機能で、ほとんどの製品に搭載されています。
🔔代表番号への着信鳴り分け
代表番号にかかってきた電話を複数の電話機で同時に鳴らしたり、順番に鳴らしたりするグループ着信機能です。PBXの基本機能として標準搭載されています。
📩留守番電話・ボイスメール
不在時に相手のメッセージを録音し、あとから確認できる機能です。ほぼ全製品が対応しているため、製品比較で重視する必要はありません。

優先度が低い

🎥ビデオ通話機能
PBX上で映像付きの通話を行う機能です。現在はZoomやTeamsなど専用ツールで代替するのが一般的なため、PBX選定時にこの機能を重視する必要性は低いです。
💬インスタントメッセージ(チャット)
PBXの管理画面やアプリ内でテキストチャットを行う機能です。SlackやTeamsなど専用のチャットツールが普及しているため、PBXに求められる場面はほとんどありません。

PBXの選び方

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

PBXを導入する際、どのような点に注意すべきですか?
PBXをスムーズに導入するカギは、「初期費用と運用費用の把握」と「既存の電話環境との互換性」を事前に把握しておくことです。初期費用と運用費用の把握については、PBXの導入には、機器購入費や工事費などの初期費用と、保守費用や月額利用料などの運用費用がかかります。既存の電話環境との互換性については、現在使用している電話機やシステムが、新しいPBXで利用できるかを確認することが大切です。このほか「通話品質の確保」「セキュリティ対策の実施」「停電時の対応」「従業員への教育と周知」「サービス提供事業者の選定」「拡張性と将来性の考慮」なども、事前に確認しておくことをおすすめします。
PBXは、生成AIやAIエージェントの登場でどのように変化していますか?
PBXにおいても、生成AIやAIエージェントがもたらす変化は顕著です。生成AI技術を活用したAI音声エージェントにより、従来のIVR(自動音声応答)のような固定フローではなく、自然言語でスムーズに会話できる高度な応対が実現しています。AIは文脈や意図、感情を理解し、あたかも熟練のオペレーターと対話しているかのような自然な応答を行います。例えばGoogleのContact Center AI(CCAI)のように大規模言語モデルをPBXに活用する動きも登場し、まさにPBX×AI時代の幕開けとなっています。AIエージェントは決して眠らず、深夜や休日でも顧客からの電話に即座に対応できます。さらに、同時にかかってくる50件でも5000件でも遅滞なく応答でき、ピーク時でも追加の人員を割くことなくサービス水準を維持可能です。

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