ナビエクスプレス

帳票作成ツール

請求書受領サービス

日本製

言語：

端末・OS：

Windows

,Mac

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ナビエクスプレスとは

ナビエクスプレスは、NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が提供する電子帳票ソリューションです。紙の請求書や明細書をWeb化して配信することができ、既存の帳票フォーマットを変更することなく電子化できる特長があります。基幹システムから出力されたデータをCSVなどで取り込むだけで利用でき、システム改修を行わずに導入できる柔軟性を持っています。多拠点の帳票発行業務をクラウド上で統一管理することも可能で、作成した帳票は24時間自動配信に対応しています。メール配信やFAX送信機能に加え、パスワード設定や開封状況の追跡機能も備えており、取引先情報の収集代行サービスも利用できます。毎月数千通規模の帳票発行を行う中堅企業以上での活用に適しており、郵送コストの削減と業務効率化に貢献するソリューションとなっています。

強み

既存帳票デザイン維持

ナビエクスプレスは、これまで使用していた請求書や給与明細などのデザインを変更することなく、そのままWeb化できる独自フォーマット作成サービスを提供しています。基幹システムから出力したCSVデータを送信するだけで、従来の様式を維持したまま電子帳票を自動生成することが可能です。これにより、社内外の業務フローを大きく変更することなく、スムーズに電子化へ移行できる環境を実現します。

導入時サポートが手厚い

ナビエクスプレスでは、帳票の送付先情報収集からデータ作成に至るまで、専任担当者によるコンサルティングとサポート体制が用意されています。導入時の作業を支援してもらえるため、ツール利用に不慣れな企業でも比較的スムーズに導入を進めやすい環境が整えられています。専任担当者が一貫して対応することで、導入プロセスにおける疑問や課題にも個別に対応してもらえる点が特長となっています。

FAX送信オプション対応

取引先によっては郵送やFAXのみに対応している場合もありますが、ナビエクスプレスはFAX送信オプションを提供している数少ないサービスの一つです。FAXでの帳票提出が必要な企業や部署がある場合でも一元管理が可能なため、取引先ごとに異なる受取環境に対して柔軟に対応できます。電子送付とFAX送付を併用する運用においても、管理の煩雑さを軽減することが期待できます。

注意点

導入に相応の費用がかかる

ナビエクスプレスの導入時には、システム要件定義や設計構築などの初期費用が発生し、個別見積りが必要となります。基本的にカスタマイズ設計を伴うため、契約前に要件整理や費用見積を十分に行う必要があります。そのため、小規模企業にとっては導入時の費用負担が大きくなる可能性があり、予算計画を慎重に検討することが求められます。導入を検討される際は、自社の規模や予算に照らして費用対効果を確認されることをお勧めします。

導入完了まで期間を要する

ナビエクスプレスは、プランにより導入期間が異なる点に留意が必要です。スタンダードプランでは概ね3か月程度、エンタープライズプランでは5～8か月程度を要します。要件定義からテスト運用まで複数の工程を経るため、短期間での導入を検討している場合や、リソースが限られる環境では、導入スケジュールを十分に考慮することが推奨されます。導入前に社内体制や運用開始時期を踏まえた計画の策定が重要となるでしょう。

小規模企業にはオーバースペック

ナビエクスプレスは導入事例において大企業での実績が多く、機能とスケールの両面で大規模な環境を想定した設計となっています。このため、中小規模の企業が導入する場合、実際の業務で使用しない機能が含まれる可能性があり、結果としてコスト面で負担が大きくなる傾向があります。特にシンプルな帳票運用を求める企業にとっては、必要な機能を超えた仕様となる場合があるため、導入前に自社の運用規模や要件との適合性を十分に検討することが推奨されます。

カテゴリ別マーケットシェア

2025年8月 FitGap調査