あなたにぴったりの
無料のナレッジ検索・社内QA(RAG)AI
を無料で選定
Q. どちらに当てはまりますか?
条件に合うナレッジ検索AIを知りたい
あなたにおすすめ
社内の情報を探す時間を削減したい
既存のナレッジベースをAIで活用したい
主要なナレッジ検索AIを比較したい

ナレッジ検索・社内QA(RAG)AIおすすめ9選|無料で使えるツール比較ガイド

更新:2026/6/17
無料で使えるナレッジ検索・社内QA(RAG)AIは、社内文書やFAQをアップロードして質問できれば十分に見えますが、無料枠で扱える文書量や回答根拠の見せ方で比較点が変わります。既存のドキュメントやチャット履歴を横断検索するタイプ、自社専用のRAGを構築するタイプ、問い合わせ対応をAIチャットボットで受けるタイプでは、必要な準備と運用先が同じではありません。まずPDFやWord、Slack・SharePointなど、検索対象にしたい資料と連携先を確認すると、ノーコードで試すか、権限管理やオンプレミス運用まで見るかを切り分けられます。このページでは、無料で使える条件と社内文書・FAQの扱い方を分けて、ナレッジ検索・社内QA(RAG)AIの候補を比較できます。
続きを読む
レビュー担当 水戸 将平
自ら複数のAIエージェントをスクラッチで設計・構築し、全社のワークフローをAIネイティブに再構築した直接経験を持つ。クリエイティブ生成からオペレーション自動化まで、多種のAIエージェントを実務レベルで運用している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
社内ナレッジを手軽に検索・活用したいチーム向けタイプ 🔍
Microsoft 365 Copilot
/ Qast
/ Notion
自社専用のRAGシステムを構築したい開発チーム向けタイプ ⚙️
Dify
/ AnythingLLM
/ Danswer
問い合わせ対応を自動化したいサポート・管理部門向けタイプ 💬
IBM watsonx Assistant
/ Botpress
/ Tayori
企業規模
大企業
その他
すべて表示

おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

無料のナレッジ検索・社内QA(RAG)AIのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
Microsoft 365 Copilot
社内ナレッジを手軽に検索・活用したいチーム向けタイプ 🔍
4,497円ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Microsoft 365全体の社内情報を権限維持で検索・要約できる

Qast
社内ナレッジを手軽に検索・活用したいチーム向けタイプ 🔍
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

質問から暗黙知を集められる。投稿貢献度も可視化できる

Notion
社内ナレッジを手軽に検索・活用したいチーム向けタイプ 🔍
0円〜ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

文書・Wiki・DBを一体運用できる。使いやすさと連携も強い

Dify
自社専用のRAGシステムを構築したい開発チーム向けタイプ ⚙️
0円〜ワークスペース/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

RAGとAIエージェントを画面で構築可能。複数モデルにも対応

AnythingLLM
自社専用のRAGシステムを構築したい開発チーム向けタイプ ⚙️
50ドル
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

デスクトップでRAGをすぐ検証可能。低コストで始めやすい

Danswer
自社専用のRAGシステムを構築したい開発チーム向けタイプ ⚙️
20ドルユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

権限を保ったまま社内情報を横断検索できる。機能範囲も広い

IBM watsonx Assistant
問い合わせ対応を自動化したいサポート・管理部門向けタイプ 💬
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

根拠付き回答と信頼度制御に強い。規制業種の大企業にも合う

Botpress
問い合わせ対応を自動化したいサポート・管理部門向けタイプ 💬
89ドル
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

CRMや業務ツールと連携し、問い合わせ業務を自動化しやすい

Tayori
問い合わせ対応を自動化したいサポート・管理部門向けタイプ 💬
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

フォーム・FAQ・チャットをノーコードで用意でき、無料で試せる

ナレッジ検索・社内QA(RAG)AIの導入によって得られる効果

ナレッジ検索・社内QA(RAG)AIは、社内文書やFAQをもとに質問への回答を探しやすくするAIです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。

導入前の課題導入によって得られる効果
社内情報を探すのに時間がかかる社内文書やよくある質問から回答候補を探しやすくなり、確認作業を減らせます
同じ質問への対応に時間がかかるよくある質問に回答しやすくなり、担当者への個別確認を減らせます
社内回答の根拠確認が不安参照した資料をたどりやすくなり、回答内容の裏付け確認を進めやすくなります
古い情報の利用が不安参照元や更新日を確認しやすくなり、古い情報の利用を抑えられます
不足している知識を把握しにくい質問傾向を確認し、追加すべき社内ナレッジを見つけやすくなります

続いて、無料で使えるナレッジ検索・社内QA(RAG)AIをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。

タイプ別おすすめ製品

社内ナレッジを手軽に検索・活用したいチーム向けタイプ 🔍

このタイプが合う企業:

社内の情報共有・ナレッジ管理を効率化したい総務・人事・営業などの非エンジニア部門

どんなタイプか:

既存の社内ドキュメントやチャット履歴をAIで横断検索し、質問への回答や関連情報の発見を支援するタイプです。開発負荷を抑えてナレッジ活用を始めやすい点が特徴です。

おすすめ製品3選

Microsoft 365 Copilot

いまの社内ファイルや会議記録を活かして検索したい企業向け

Microsoft 365 Copilotは、TeamsやSharePoint、Word、Excelに蓄積された社内情報をMicrosoft 365上で検索・要約に使える、既存Microsoft環境向けのAIアシスタントです。 新しいナレッジ基盤を作るより、いまのファイル・会議・チャット履歴を活かしたい企業に向き、FitGapではセキュリティ・統制と連携・拡張性が同ページ9製品中1位、OCRによるスキャン文書の取り込みにも対応しています。 中堅・大企業がガバナンスを保ったまま全社利用を検討しやすい一方、1ユーザー月額30ドルの追加費用があり、料金評価は低めです。 無料で小さく試したい小規模チームやMicrosoft以外を主基盤にする企業は、NotionやQ&A特化型ツールも比較した方がよいです。
価格
4,497円
ユーザー/月
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

現場の質問から暗黙知を集めて共有したい企業におすすめ

Qastは、社員の疑問をQ&Aとして残し、回答や投稿の貢献度まで可視化してナレッジ共有を定着させるツールです。 文書を先に整備するより、現場の質問から暗黙知を集めたいチームに向き、FitGapでは社内Q&Aと複数スペース横断検索に対応し、使いやすさも同ページ9製品中1位タイです。 部門や拠点をまたいで「誰が何を知っているか」を共有したい中小〜中堅企業に合います。 一方、永続利用できる無料プランはなく、初期費用や定着支援の費用が発生します。階層立てたマニュアル整備、厳格なアクセス制御、外部ツール横断検索を重視する企業は、NotionやMicrosoft 365 Copilotとの比較が必要です。
価格
0円〜
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

無料から始めて社内ナレッジの整理と検索を形にしたいチーム向け

Notionは、ドキュメント・Wiki・データベースを自由に組み合わせ、社内ナレッジを作る場所と探す場所を同じワークスペースにできる製品です。 小規模チームなら無料プランから始めやすく、テンプレートやタグ管理、マニュアル作成支援で散らばった情報を短期間で整理できます。 FitGapでは操作性がカテゴリ46製品中1位、連携評価も1位で、SlackやGoogleドライブと併用しながらナレッジ検索をまず形にしたいチームに向きます。 一方、RAG特化製品のような検索精度の細かな調整や、大企業向けの細粒度な権限管理は弱めです。SAML SSOなどは上位プラン前提のため、統制重視の全社展開ではMicrosoft 365 Copilotなども比較してください。
価格
0円〜
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

自社専用のRAGシステムを構築したい開発チーム向けタイプ ⚙️

このタイプが合う企業:

社内データを活用したAI検索・QAシステムを独自に開発・運用したいエンジニアや情報システム部門

どんなタイプか:

社内データを取り込み、ベクトル化・検索・回答生成を自社要件に合わせて組み立てるRAG構築タイプです。オンプレミス運用や細かな調整に対応しやすい点が特徴です。

おすすめ製品3選

ノーコード画面で社内QAの仕組みを作り込みたい開発チーム向け

Difyは、ノーコード画面でRAGワークフローとAIエージェントを組み合わせられる、開発チーム向けのOSS型AIアプリ構築基盤です。 ドラッグ&ドロップでプロンプトや処理手順を調整でき、OpenAIやAzure OpenAIなど複数モデルにつなげられるため、社内QAをまず形にして部門メンバーと改善したいチームに向きます。 FitGapでは操作性がカテゴリ39製品中1位、機能性も4位で、画面上の作りやすさとRAG開発機能の両方を評価できます。 同タイプ内ではシェア2位タイ、料金・サポート3位タイと候補にしやすい一方、セットアップは7位タイでDockerやLLM APIキーの準備は必要です。人手承認ゲートやプラン修正提案は非対応のため、承認を挟む大規模運用や独自処理を深く作り込みたい企業は他製品も比べたいです。
価格
0円〜
ワークスペース/月
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

文書を手元に置いたまま無料で検証を始めたい少人数チーム向け

AnythingLLMは、デスクトップやDockerで文書を取り込むRAG環境をすぐ立ち上げられる、ローカル検証に強いオールインワン型ツールです。 Desktop版はアカウント登録なしで使え、文書・モデル・チャット履歴を手元で管理しやすいため、機密資料を外部に出さずに無料利用やPoCを始めたい個人〜少人数チームに向きます。 FitGapでは同タイプ9製品中、料金評価が1位タイ、セットアップが2位タイで、Difyより初期導入とコストを優先する場面で選びやすい製品です。複数LLMやベクトルDBを切り替えられる点も技術選定に合います。 一方、サポートは7位タイ、セキュリティは9位で、Hosted Cloudは月額費用や別途LLM APIキーの準備が前提です。大きな文書量や外部連携を本番運用する企業は、機能性・連携範囲を慎重に確認したいです。
価格
50ドル
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

権限管理を保ったまま社内ツール横断検索を自社構築したい企業向け

Danswer(現Onyx)は、社内のSlack、Google Drive、Confluence、GitHub、SharePointなどを横断して検索・回答できる、開発チーム向けのオープンソースRAG基盤です。 権限同期、RBAC、SSO、ハイブリッド検索、LLM利用範囲の制御まで備え、FitGapでは機能性がカテゴリ41製品中1位、セキュリティが2位と、社内情報を安全に扱う基盤を自社で作り込みたい企業に向きます。 特に部門ごとに閲覧権限が細かく分かれ、Slack上で回答まで完結させたい中堅以上の組織では有力です。 一方、自社運用は更新・保守体制が必要で、導入しやすさは41位です。権限連携も上位プラン前提になりやすく、Cloud版は人数課金のため、無料検証後に全社展開する場合は運用負荷と費用を早めに見積もる必要があります。
価格
20ドル
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

問い合わせ対応を自動化したいサポート・管理部門向けタイプ 💬

このタイプが合う企業:

社内外からの問い合わせ件数が多く、FAQ対応やヘルプデスク業務を効率化したいサポート・管理部門

どんなタイプか:

FAQやマニュアルをもとに、社内外の定型問い合わせへAIチャットボットで自動応答するタイプです。対応履歴を分析し、FAQ改善までつなげられる点が特徴です。

おすすめ製品3選

IBM watsonx Assistant

回答内容を安全に制御しながら問い合わせを自動化したい企業向け

IBM watsonx Assistantは、RAGと会話フローを組み合わせて、FAQや業務文書からの回答を安全に制御しやすいエンタープライズ向けAIアシスタントです。 無料枠で小さく試しつつ、効果が見えた後に本格導入へ進めたいサポート・管理部門に向きます。 FitGapではこのタイプでFAQ優先フロー、信頼度しきい値、ハイブリッド検索、AI出力制御の対応が厚く、Webウィジェットや複数チャネル展開の連携評価も上位です。 規制対応や大規模組織の問い合わせ自動化を見据える企業には有力ですが、導入しやすさと料金は高評価ではありません。短期で窓口だけ立ち上げたい部門や、既存システム連携を自社で設計できない企業は、より軽量な製品も比べる必要があります。
価格
0円〜
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

既存ツールと連携した問い合わせ自動化を自社開発したいチーム向け

Botpressは、RAGを組み込んだAIチャットボットや業務エージェントを、自社で設計・展開する開発者寄りのプラットフォームです。 オープンソース版や無料プランを使って検証し、Salesforce、HubSpot、Jiraなど既存ツールとつないだ問い合わせ自動化を作り込みたいチームに向きます。FitGapではこのタイプで連携評価が上位で、API呼び出し自動化にも対応しています。 一方、使いやすさ・セットアップ・サポートの評価は伸びにくく、無料プランは利用量と支援範囲に制限があります。非エンジニア部門だけで早くFAQ窓口を始めたい場合より、英語ドキュメントを読みながらフローや外部連携を自走できる企業向けです。ライブエージェント引き継ぎやナレッジベース自動インデックス化も、必要なプラン確認が欠かせません。
価格
89ドル
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

問い合わせ窓口を専門知識なしで素早く整えたい部門におすすめ

Tayoriは、問い合わせフォーム、FAQ、チャット、アンケートをノーコードでまとめて用意できる国産の問い合わせ対応ツールです。 高度なRAG基盤というより、定型的な質問への回答窓口をすばやく整えたいサポート・管理部門に向きます。 FitGapではこのタイプで導入しやすさ、使いやすさ、料金、サポートの評価が最も高く、ITツールに慣れていない担当者でも運用を始めやすい点が強みです。 無料プランで小さく試せますが、複数フォーム、チャット利用、Slackなど外部連携を使う場合はプラン制限の確認が必要です。ハイブリッド検索やAI出力制御には対応していないため、複雑な社内文書を横断検索したい企業や大規模なサポートチームは、IBM watsonx AssistantやBotpressのような自由度の高い製品も比較候補になります。
価格
0円〜
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

🎯回答精度を高めるチューニング機能
チャンク設定やリランキング、ハイブリッド検索(ベクトル検索+全文検索)など、RAGの回答精度を自分で調整できる機能です。無料ツールでもチューニングの自由度には大きな差があり、精度に直結するため最も重要な選定基準になります。
📄対応ファイル形式の幅広さ
PDF・Word・Excel・PowerPointなど、社内で日常的に使われるファイル形式をどこまで読み込めるかです。対応形式が少ないと、資料の変換作業が増えて運用負荷が跳ね上がります。画像内テキストのOCR対応も確認しておくと安心です。
🔗既存ツールとのデータ連携
GoogleドライブやSharePoint、Slack、Notionなど、すでに社内で使っている業務ツールと直接つなげるかどうかです。連携できれば資料を手動でアップロードする手間がなくなり、常に最新の情報をRAGの検索対象にできます。
📌回答の出典・根拠表示
AIが回答する際に「どの資料のどの部分を参照したか」を明示してくれる機能です。FitGapでは、出典表示がないとハルシネーション(もっともらしいウソ)を見抜けず業務判断を誤るリスクがあるため、必須要件として重視しています。
🧩ノーコードでの構築・運用
プログラミング不要でナレッジの登録やチャットボットの設定ができるかどうかです。無料ツールにはオープンソース系の開発者向け製品も多いため、情シス不在の企業ではノーコード対応の有無が導入可否を左右します。
⚖️無料プランの利用制限
登録できるドキュメント数・ファイル容量・月間の質問回数・利用ユーザー数など、フリープランの制限範囲を正確に把握することが重要です。制限が厳しすぎると実用に耐えず、結局すぐに有料プランへの移行を迫られます。

一部の企業で必須

🔐アクセス権限の制御
部署やロールごとに閲覧可能な文書を制限できる機能です。人事情報や経営資料など機密性の高いデータをRAGに含める場合は必須ですが、全社共通のマニュアルだけを対象にする場合は優先度が下がります。
🏢オンプレミス・ローカル環境での稼働
社内データを外部クラウドに送信せず、自社サーバーやローカルPC上でRAGを動かせるかどうかです。情報セキュリティポリシーが厳格な企業や、機密データを扱う業界では重要な要件になります。
🌐多言語対応
日本語だけでなく英語やその他の言語のドキュメントも正しく検索・回答できるかです。海外拠点を持つ企業やグローバルにビジネスを展開している企業では必要になりますが、国内のみの運用であれば優先度は低くなります。
💬チャットツールへの埋め込み
SlackやMicrosoft Teamsなど、普段使っているチャットツール上でそのままRAGに質問できる仕組みです。社員の利用率を高めたい場合は効果的ですが、Web画面での利用で十分な場合は必須ではありません。
🤖LLMモデルの選択・切り替え
GPT-4o、Claude、Geminiなど複数のAIモデルを用途に応じて使い分けられるかです。回答品質やコスト最適化にこだわりたい企業には有効ですが、1つのモデルで十分な場合は気にしなくても問題ありません。

ほぼ全製品が対応

💡自然言語での質問応答
キーワードではなく日常の言葉で質問するだけでAIが回答を返してくれる機能です。RAG系ツールの基本機能であり、ほぼすべての製品が対応しています。
📂ドキュメントのアップロード・登録
社内文書やマニュアルをツールに取り込んでナレッジベースとして登録する機能です。対応形式に差はあるものの、ファイルをアップロードして知識を追加する仕組み自体はどの製品にも備わっています。
🗂️会話履歴の保持
過去の質問と回答のやりとりを記録・参照できる機能です。ほぼすべてのRAGツールが標準で対応しており、差別化要因にはなりにくい項目です。

優先度が低い

📝ナレッジの自動要約・構造化
登録した文書をAIが自動で要約したり、見出しやタグで整理してくれる機能です。あると便利ですが、まずは「質問して正確に答えが返ってくる」ことを優先すべきで、導入初期に重視する必要性は低いです。
📊利用状況の分析ダッシュボード
誰がどんな質問をしているか、回答精度はどの程度かなどを可視化する機能です。運用改善には役立ちますが、無料プランの段階でまず確認すべきは回答品質そのものであり、分析は後回しで構いません。

無料で使えるナレッジ検索・社内QA(RAG)AIの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、利用目的に近い製品を絞る社内文書検索と専用RAG構築では、問い合わせ対応の自動化とは必要な運用担当が変わります。まずは自社の目的と利用部門に近いタイプを選びます。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    外せない機能は、機能の優先度マップで確認する回答精度の調整と出典表示は実務利用の前提になりやすい項目です。対応ファイル形式や既存ツール連携も、無料枠で試す前に必須要件と条件付き要件へ分けます。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    無料試用から本番利用までの条件をそろえるRAG系ツールは、試しやすさと本番運用のしやすさが同じとは限りません。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて費用とデータ管理を整理します。更新作業と利用窓口の違いも合わせます。

ここからは、社内ナレッジの置き場所と更新担当をそろえます。どの範囲の社員に使わせるかも、費用や管理責任と一緒に整理します。無料で試せる製品でも、本番利用では条件が変わるため、試用前に4つの条件を並べると判断しやすくなります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

無料枠と本番費用のつながり

少人数の試用では無料枠で十分でも、登録文書や質問回数が増えると使い方が変わります。LLM APIやストレージ、利用者追加の費用を別々に考えないと、本番化の時点で予算がずれやすくなります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。無料プランから始めるSaaS型、OSSやデスクトップで検証する自社管理型、利用規模に合わせて有料契約を組む企業向け型があります。

  • 無料プランから始めるSaaS型の製品画面から登録して小さく試しやすく、社内Wikiや問い合わせ窓口を早く形にできます。ただし利用人数やAI機能を広げる段階では、有料プランの条件が効きます。代表製品:Notion / Tayori
  • OSSやデスクトップで検証する自社管理型の製品手元の文書でRAGの動きを試しやすく、開発チームが構成を調整できます。ただしモデル利用料やサーバー管理は、自社側で見積もる必要があります。代表製品:Dify / AnythingLLM
  • 利用規模に合わせて有料契約を組む企業向け型の製品全社展開や管理者設定を含めて進めやすい製品です。ただし試用時の使い勝手だけでなく、契約後の利用範囲も早めにそろえる必要があります。代表製品:Microsoft 365 Copilot / Qast

データの置き場所と管理責任

人事資料や営業提案書まで検索対象にする場合は、文書の保管場所と閲覧権限の責任が重くなります。クラウド上の既存権限で使うか、自社環境で管理するかが曖昧だと、情報を取り込む範囲を広げにくくなります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。既存クラウドの権限を活かすもの、自社管理環境で動かすもの、問い合わせ窓口として公開範囲を分けるものがあります。

  • 既存クラウドの権限を活かす製品普段使うワークスペース内の文書を検索に使いやすい製品です。ただし権限設計が散らかったままだと、AIの回答範囲も整理しにくくなります。代表製品:Microsoft 365 Copilot / Notion
  • 自社管理環境で動かす製品機密文書を外に出しにくい検証で選びやすい製品です。ただしサーバー、モデル、バックアップの管理者を決めないと運用が止まりやすくなります。代表製品:Dify / AnythingLLM
  • 問い合わせ窓口として公開範囲を分ける製品FAQやサポート用の回答を、社内外の窓口に合わせて出し分けやすい製品です。ただし公開前には、誤回答時の引き継ぎ手順が必要です。代表製品:Botpress / Tayori

ナレッジ更新を続ける担当者

社内QAは作って終わりではなく、古い回答や重複したFAQを直す作業が続きます。現場部門だけで直せる製品と、開発チームが取り込み処理を調整する製品では、改善の速度と負担が変わります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。WikiやQ&Aを業務部門が整えるもの、RAGの取り込みを開発側が調整するもの、問い合わせ履歴からFAQを見直すものがあります。

  • WikiやQ&Aを業務部門が整える製品総務、人事、営業などの担当者が日々の知見を残しやすい製品です。ただし投稿ルールが曖昧だと、似た内容が増えて検索しにくくなります。代表製品:Qast / Notion
  • RAGの取り込みを開発側が調整する製品文書分割や検索設定を変えながら精度を上げやすい製品です。ただし改善作業が開発担当に集中すると、部門側の要望反映が遅れやすくなります。代表製品:Dify
  • 問い合わせ履歴からFAQを見直す製品質問傾向をもとに回答内容を整えやすい製品です。ただしFAQを更新する担当が決まっていないと、同じ質問が残り続けます。代表製品:Botpress / Tayori

利用窓口と社内定着のさせ方

利用者が質問する場所が普段の業務から離れるほど、導入後の利用率は伸びにくくなります。Microsoft 365やNotionの中で使うのか、専用画面を開くのか、Webチャットに出すのかで周知と教育の負担が変わります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。日常ツール内で広げるもの、専用画面から使うもの、チャットボットとして窓口に置くものがあります。

  • 日常ツール内で広げる製品社員がすでに使う場所で質問できるため、利用習慣を作りやすい製品です。ただし既存のファイル整理が不十分だと、回答品質の改善に時間がかかります。代表製品:Microsoft 365 Copilot / Notion
  • 専用画面から使う製品試用チームだけで用途を切り分けやすく、RAGの設定変更も管理しやすい製品です。ただし利用者が増える前に、ログイン方法と質問ルールを整える必要があります。代表製品:Dify / AnythingLLM
  • チャットボットとして窓口に置く製品Webサイトやサポート窓口に置きやすく、定型質問の一次対応を任せやすい製品です。ただし有人対応へ回す基準を決めないと、運用担当の確認が増えます。代表製品:Botpress / Tayori

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

無料のナレッジ検索・社内QA AIはどこまで使えますか?

少人数での社内検索や問い合わせ自動化、簡単なRAGの試作までは無料でも試せます。NotionやQastの無料枠、オープンソースのDifyやAnythingLLMが代表例です。ただしRAGはLLM利用料やベクトルDBの運用コストがかかり、本格運用は有料や自社構築が前提です。

無料のオープンソースで自社専用のRAGを作れますか?

作れます。DifyやAnythingLLMなら、自社データを取り込んだRAGをノーコードや少ない実装で構築できます。ただし運用にはサーバーやLLMのAPI費用、保守の手間がかかります。エンジニアがいない部門は、SaaS型の無料枠から始める方が現実的です。

無料のままでは厳しくなるのはどんなときですか?

全社の大量文書を高精度で検索したり、権限制御や監査が必要になると無料では厳しくなります。無料枠は利用回数や取り込めるデータ量に上限があり、運用負荷も自社持ちです。試して有用なら、必要な機能だけ有料に上げるのが無駄のない進め方です。小さく始めて効果を見極めると安全です。

無料から有料にすると料金はどのくらいかかりますか?

有料化の目安は1ユーザー月20ドル前後からで、海外製のDanswerなどがこの水準です。Botpressは月89ドル規模、Microsoft 365 Copilotは月4,500円前後と幅があります。使う人数と機能で総額が変わるため、無料枠で見極めてから決めましょう。

まず無料で試すなら何から始めるとよいですか?

よく使う一部門の資料に絞り、NotionやQastの無料枠で検索の手応えを試すのが手軽です。自社構築を狙うなら、DifyやAnythingLLMで小さく試作すると進めやすいです。回答精度は取り込む資料の質で決まるため、整理した資料で検証しましょう。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

AI・エージェント

汎用生成AI・エージェント
LLM・大規模言語モデル
エージェントフレームワーク
エージェントオートメーション基盤

ソフトウェア(Saas)

オフィス環境・総務・施設管理
開発・ITインフラ・セキュリティ
データ分析・連携