おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| Microsoft 365 Copilot | 社内ナレッジを手軽に検索・活用したいチーム向けタイプ 🔍 | 4,497円ユーザー/月 |
| Microsoft 365全体の社内情報を権限維持で検索・要約できる |
| Qast | 社内ナレッジを手軽に検索・活用したいチーム向けタイプ 🔍 | 0円〜 |
| 質問から暗黙知を集められる。投稿貢献度も可視化できる |
| Notion | 社内ナレッジを手軽に検索・活用したいチーム向けタイプ 🔍 | 0円〜ユーザー/月 |
| 文書・Wiki・DBを一体運用できる。使いやすさと連携も強い |
| Dify | 自社専用のRAGシステムを構築したい開発チーム向けタイプ ⚙️ | 0円〜ワークスペース/月 |
| RAGとAIエージェントを画面で構築可能。複数モデルにも対応 |
| AnythingLLM | 自社専用のRAGシステムを構築したい開発チーム向けタイプ ⚙️ | 50ドル月 |
| デスクトップでRAGをすぐ検証可能。低コストで始めやすい |
| Danswer | 自社専用のRAGシステムを構築したい開発チーム向けタイプ ⚙️ | 20ドルユーザー/月 |
| 権限を保ったまま社内情報を横断検索できる。機能範囲も広い |
| IBM watsonx Assistant | 問い合わせ対応を自動化したいサポート・管理部門向けタイプ 💬 | 0円〜月 |
| 根拠付き回答と信頼度制御に強い。規制業種の大企業にも合う |
| Botpress | 問い合わせ対応を自動化したいサポート・管理部門向けタイプ 💬 | 89ドル月 |
| CRMや業務ツールと連携し、問い合わせ業務を自動化しやすい |
| Tayori | 問い合わせ対応を自動化したいサポート・管理部門向けタイプ 💬 | 0円〜月 |
| フォーム・FAQ・チャットをノーコードで用意でき、無料で試せる |
ナレッジ検索・社内QA(RAG)AIの導入によって得られる効果
ナレッジ検索・社内QA(RAG)AIは、社内文書やFAQをもとに質問への回答を探しやすくするAIです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| 社内情報を探すのに時間がかかる | 社内文書やよくある質問から回答候補を探しやすくなり、確認作業を減らせます |
| 同じ質問への対応に時間がかかる | よくある質問に回答しやすくなり、担当者への個別確認を減らせます |
| 社内回答の根拠確認が不安 | 参照した資料をたどりやすくなり、回答内容の裏付け確認を進めやすくなります |
| 古い情報の利用が不安 | 参照元や更新日を確認しやすくなり、古い情報の利用を抑えられます |
| 不足している知識を把握しにくい | 質問傾向を確認し、追加すべき社内ナレッジを見つけやすくなります |
続いて、無料で使えるナレッジ検索・社内QA(RAG)AIをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
タイプ別おすすめ製品
社内ナレッジを手軽に検索・活用したいチーム向けタイプ 🔍
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
いまの社内ファイルや会議記録を活かして検索したい企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
現場の質問から暗黙知を集めて共有したい企業におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
無料から始めて社内ナレッジの整理と検索を形にしたいチーム向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
自社専用のRAGシステムを構築したい開発チーム向けタイプ ⚙️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
ノーコード画面で社内QAの仕組みを作り込みたい開発チーム向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
文書を手元に置いたまま無料で検証を始めたい少人数チーム向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
権限管理を保ったまま社内ツール横断検索を自社構築したい企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
問い合わせ対応を自動化したいサポート・管理部門向けタイプ 💬
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
回答内容を安全に制御しながら問い合わせを自動化したい企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
既存ツールと連携した問い合わせ自動化を自社開発したいチーム向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
問い合わせ窓口を専門知識なしで素早く整えたい部門におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
要件の優先度チャートとは?
選定の決め手
一部の企業で必須
ほぼ全製品が対応
優先度が低い
無料で使えるナレッジ検索・社内QA(RAG)AIの選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、利用目的に近い製品を絞る社内文書検索と専用RAG構築では、問い合わせ対応の自動化とは必要な運用担当が変わります。まずは自社の目的と利用部門に近いタイプを選びます。タイプ別おすすめへ ↑
- 2外せない機能は、機能の優先度マップで確認する回答精度の調整と出典表示は実務利用の前提になりやすい項目です。対応ファイル形式や既存ツール連携も、無料枠で試す前に必須要件と条件付き要件へ分けます。機能の優先度マップへ ↑
- 3無料試用から本番利用までの条件をそろえるRAG系ツールは、試しやすさと本番運用のしやすさが同じとは限りません。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて費用とデータ管理を整理します。更新作業と利用窓口の違いも合わせます。
ここからは、社内ナレッジの置き場所と更新担当をそろえます。どの範囲の社員に使わせるかも、費用や管理責任と一緒に整理します。無料で試せる製品でも、本番利用では条件が変わるため、試用前に4つの条件を並べると判断しやすくなります。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
無料枠と本番費用のつながり
少人数の試用では無料枠で十分でも、登録文書や質問回数が増えると使い方が変わります。LLM APIやストレージ、利用者追加の費用を別々に考えないと、本番化の時点で予算がずれやすくなります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。無料プランから始めるSaaS型、OSSやデスクトップで検証する自社管理型、利用規模に合わせて有料契約を組む企業向け型があります。
- 無料プランから始めるSaaS型の製品画面から登録して小さく試しやすく、社内Wikiや問い合わせ窓口を早く形にできます。ただし利用人数やAI機能を広げる段階では、有料プランの条件が効きます。代表製品:Notion / Tayori
- OSSやデスクトップで検証する自社管理型の製品手元の文書でRAGの動きを試しやすく、開発チームが構成を調整できます。ただしモデル利用料やサーバー管理は、自社側で見積もる必要があります。代表製品:Dify / AnythingLLM
- 利用規模に合わせて有料契約を組む企業向け型の製品全社展開や管理者設定を含めて進めやすい製品です。ただし試用時の使い勝手だけでなく、契約後の利用範囲も早めにそろえる必要があります。代表製品:Microsoft 365 Copilot / Qast
データの置き場所と管理責任
人事資料や営業提案書まで検索対象にする場合は、文書の保管場所と閲覧権限の責任が重くなります。クラウド上の既存権限で使うか、自社環境で管理するかが曖昧だと、情報を取り込む範囲を広げにくくなります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。既存クラウドの権限を活かすもの、自社管理環境で動かすもの、問い合わせ窓口として公開範囲を分けるものがあります。
- 既存クラウドの権限を活かす製品普段使うワークスペース内の文書を検索に使いやすい製品です。ただし権限設計が散らかったままだと、AIの回答範囲も整理しにくくなります。代表製品:Microsoft 365 Copilot / Notion
- 自社管理環境で動かす製品機密文書を外に出しにくい検証で選びやすい製品です。ただしサーバー、モデル、バックアップの管理者を決めないと運用が止まりやすくなります。代表製品:Dify / AnythingLLM
- 問い合わせ窓口として公開範囲を分ける製品FAQやサポート用の回答を、社内外の窓口に合わせて出し分けやすい製品です。ただし公開前には、誤回答時の引き継ぎ手順が必要です。代表製品:Botpress / Tayori
ナレッジ更新を続ける担当者
社内QAは作って終わりではなく、古い回答や重複したFAQを直す作業が続きます。現場部門だけで直せる製品と、開発チームが取り込み処理を調整する製品では、改善の速度と負担が変わります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。WikiやQ&Aを業務部門が整えるもの、RAGの取り込みを開発側が調整するもの、問い合わせ履歴からFAQを見直すものがあります。
- WikiやQ&Aを業務部門が整える製品総務、人事、営業などの担当者が日々の知見を残しやすい製品です。ただし投稿ルールが曖昧だと、似た内容が増えて検索しにくくなります。代表製品:Qast / Notion
- RAGの取り込みを開発側が調整する製品文書分割や検索設定を変えながら精度を上げやすい製品です。ただし改善作業が開発担当に集中すると、部門側の要望反映が遅れやすくなります。代表製品:Dify
- 問い合わせ履歴からFAQを見直す製品質問傾向をもとに回答内容を整えやすい製品です。ただしFAQを更新する担当が決まっていないと、同じ質問が残り続けます。代表製品:Botpress / Tayori
利用窓口と社内定着のさせ方
利用者が質問する場所が普段の業務から離れるほど、導入後の利用率は伸びにくくなります。Microsoft 365やNotionの中で使うのか、専用画面を開くのか、Webチャットに出すのかで周知と教育の負担が変わります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。日常ツール内で広げるもの、専用画面から使うもの、チャットボットとして窓口に置くものがあります。
- 日常ツール内で広げる製品社員がすでに使う場所で質問できるため、利用習慣を作りやすい製品です。ただし既存のファイル整理が不十分だと、回答品質の改善に時間がかかります。代表製品:Microsoft 365 Copilot / Notion
- 専用画面から使う製品試用チームだけで用途を切り分けやすく、RAGの設定変更も管理しやすい製品です。ただし利用者が増える前に、ログイン方法と質問ルールを整える必要があります。代表製品:Dify / AnythingLLM
- チャットボットとして窓口に置く製品Webサイトやサポート窓口に置きやすく、定型質問の一次対応を任せやすい製品です。ただし有人対応へ回す基準を決めないと、運用担当の確認が増えます。代表製品:Botpress / Tayori
ぴったりの製品が見つかる
よくある質問
無料のナレッジ検索・社内QA AIはどこまで使えますか?
少人数での社内検索や問い合わせ自動化、簡単なRAGの試作までは無料でも試せます。NotionやQastの無料枠、オープンソースのDifyやAnythingLLMが代表例です。ただしRAGはLLM利用料やベクトルDBの運用コストがかかり、本格運用は有料や自社構築が前提です。
無料のオープンソースで自社専用のRAGを作れますか?
作れます。DifyやAnythingLLMなら、自社データを取り込んだRAGをノーコードや少ない実装で構築できます。ただし運用にはサーバーやLLMのAPI費用、保守の手間がかかります。エンジニアがいない部門は、SaaS型の無料枠から始める方が現実的です。
無料のままでは厳しくなるのはどんなときですか?
全社の大量文書を高精度で検索したり、権限制御や監査が必要になると無料では厳しくなります。無料枠は利用回数や取り込めるデータ量に上限があり、運用負荷も自社持ちです。試して有用なら、必要な機能だけ有料に上げるのが無駄のない進め方です。小さく始めて効果を見極めると安全です。
無料から有料にすると料金はどのくらいかかりますか?
有料化の目安は1ユーザー月20ドル前後からで、海外製のDanswerなどがこの水準です。Botpressは月89ドル規模、Microsoft 365 Copilotは月4,500円前後と幅があります。使う人数と機能で総額が変わるため、無料枠で見極めてから決めましょう。
まず無料で試すなら何から始めるとよいですか?
よく使う一部門の資料に絞り、NotionやQastの無料枠で検索の手応えを試すのが手軽です。自社構築を狙うなら、DifyやAnythingLLMで小さく試作すると進めやすいです。回答精度は取り込む資料の質で決まるため、整理した資料で検証しましょう。
※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。
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