New Relic

インフラ・セキュリティ関連

IT資産管理ツール

サーバー監視ツール

日本製

言語：

カバー範囲
機能
連携
サポート
低コスト

あなたの職場・業務に求められることや重視することは？

この製品が本当に相応しいかチェックしてみましょう。

コスト

0 / 月

無料プラン

〇

IT導入補助金

無料トライアル

〇

~ インフラ・セキュリティ関連

事業規模

New Relicとは

強み

注意点

カテゴリ別市場マーケットシェア

連携

プラン

代替サービス

サービス基本情報

運営サービス一覧

New Relicとは

New Relicは、New Relic社が提供するSaaS型のアプリケーション性能管理（APM）およびオブザーバビリティプラットフォームです。アプリケーションのレスポンス状況からサーバインフラ、フロントエンドのユーザー体験まで幅広く可視化できる点が特徴です。エージェントを活用してコードレベルの詳細なトランザクション情報やシステムメトリクス、ログデータを収集し、リアルタイムでダッシュボード上に表示して分析することが可能です。多様なダッシュボード機能やクエリ機能を備えており、開発者や運用担当者がシステムのボトルネックや不具合を迅速に特定できるよう支援します。クラウドネイティブなアーキテクチャを採用しているため、マイクロサービスやコンテナ環境においてもスケーラブルな対応が期待できます。また、サーバレス技術やモバイルアプリの監視機能も提供しており、デジタルサービス全体の品質向上に寄与します。世界各国の企業で導入されており、特にソフトウェア業界やオンラインサービスを展開する企業において広く活用されています。

強み

太っ腹な無料利用枠

New Relicでは月間100GBまでのデータを扱える永久無料プランが提供されており、小規模環境であれば費用をかけずにフル機能の監視を始めることが可能です。無料枠でも主要な機能制限がなく、有料版への期間制限もないため、まずは気軽に自社システムの可観測性を高められる点が特長です。将来的に規模が拡大した際には必要に応じて有料プランへ移行することもでき、スモールスタートで導入を検討している組織に適した料金体系となっています。

開発者目線の詳細APM

アプリケーションの内部動作を詳細に計測でき、トランザクション単位でボトルネックの特定やSQLクエリの性能分析が可能です。コードのどの部分が遅延を引き起こしているかを可視化できるため、開発者は原因究明とチューニングを効率的に進められます。ユーザーエクスペリエンスへの影響も含めた監視により、品質向上やサービス改善に役立つ洞察が得られる設計となっています。

オブザーバビリティ一体型

New Relicは、インフラ監視、アプリケーション監視、ログ管理、ユーザー体験モニタリングを単一プラットフォームで提供し、サイロ化したツールの統合を支援します。すべてのテレメトリデータがNew Relic上で集約され相互に関連付けられるため、システム全体を横断した包括的な可視化が可能となります。統合されたダッシュボードとクエリ言語により、複数領域のデータを組み合わせた分析やアラート設定を行うことができます。

注意点

データ従量課金でコスト増大に注意

New Relicでは月間100GBまでのデータ送信は無償で利用できますが、それを超過した場合は1GBあたり約0.35ドルの追加料金が発生します。大量のメトリクスやログを送信する運用環境では、従量課金により費用が想定以上に増加する可能性があります。そのため、事前にデータ送信量の傾向を把握し、定期的なモニタリングを行いながら、必要に応じてデータ取得の設定を見直すなど、コスト最適化の対策を検討することが推奨されます。

フルユーザー追加に追加費用

New Relicの無料枠では、フル機能ユーザーは1名のみ利用可能です。2人目以降のフルユーザーを追加する場合は、標準プランで月額99ドルの料金が発生します。複数の担当者で利用する際には、ユーザー数に応じてコストが加算されるため、この点に留意が必要です。運用にあたっては、必要最小限のフルアクセスユーザー数で運用するなど、コスト管理を意識した工夫が求められます。

無料プランの機能制限

New Relicのフリープランでは、サポートがコミュニティフォーラムのみでチケット対応は受けられません。また、合成監視は月500回までの制限があり、高度な分析機能や長期データ保持も限定的となっています。これらは有料版と比較して機能が制約されているため、本格的な運用や詳細な監視が必要な場合は、標準プラン以上へのアップグレードを検討することが推奨されます。

カテゴリ別マーケットシェア

2025年8月 FitGap調査