SARMS

IT資産管理ツール

日本製

コスト

運用コスト

93,508.8 / 月

導入コスト

無料プラン

IT導入補助金

無料トライアル

SARMSとは

強み

注意点

連携

プラン

代替サービス

サービス基本情報

運営サービス一覧

SARMSとは

SARMSは、オープンソースのソフトウェア資産管理システムです、IT資産管理ツールで収集したインベントリ情報とソフトウェアライセンス台帳を紐付けて、正確なソフトウェア資産管理（SAM）を実現します。主要ベンダー約20,000種のライセンス情報を収録した「ライセンス辞書」を備え、インストールソフトと契約ライセンスを照合することでライセンス過不足の検出や監査への迅速な対応が可能です。さらにハードウェアの調達・廃棄やソフトウェア利用申請のワークフロー機能も搭載し、資産台帳の整備と更新を自動化します。単体で利用すれば無料で始められるコストメリットがあり、LanScopeやQNDなど他のIT資産管理ツールと連携して活用することで、徹底したライセンス管理を実現できます。特にソフトウェア管理に力を入れたい企業にとって、規模を問わず導入価値の高いソリューションです。

強み

ソフト資産管理基準への準拠

ISO/IEC 19770-1や国内のソフトウェア資産管理基準に準拠した台帳管理システムです。ソフトウェア資産管理（SAM）のベストプラクティスに沿って設計され、ライセンス適正管理や監査対応に必要な情報を網羅的に記録・管理します。標準化された基準に即した運用で、ライセンスコンプライアンス態勢の強化に寄与します。

無料提供のオープンソースSAMツール

無料のオープンソースWebアプリケーションとして提供され、ソフトウェア資産管理の仕組みを低コストで導入できます。商用SAMツールに匹敵する機能を備えながらライセンス費用が不要で、予算に限りがある組織でも徹底した管理が可能です。オープンソースであるため、コミュニティによる機能拡張や情報共有も活発で、継続的な改善が期待されます。

資産台帳と実態の差分管理

既存のIT資産管理ツールから収集したインベントリ情報と、SARMS上のライセンス台帳情報を突合し、乖離を検知・是正する運用が可能です。差分管理により、インストール済みだが台帳未記載のソフトや、契約数超過のライセンスを洗い出し、適切な対応へと繋げます。 IT資産管理ツール単体では難しい継続的なソフト資産精査をサポートし、正確なソフトウェア資産管理を実現します。

注意点

IT資産管理ツールとの併用前提

オープンソースのソフトウェア資産管理（SAM）台帳システムであり、インベントリ情報の収集自体は行わず、別途IT資産管理ツールからのデータ取り込みが必要です。つまり、現行の資産管理ツールの上に重ねてライセンス管理を強化する補完的な役割で、SARMS単独では資産情報の自動収集ができません。既に資産管理基盤をお持ちでない場合は、まずそちらを用意する必要がある点に留意してください。

運用・保守の自己責任

無償公開されているオープンソースソフトウェアで、ユーザー会や有志によるサポートはありますが、商用サポートのような明確な責任範囲がありません。そのため、システム障害時の原因究明や修正対応は利用企業側で行うか、オープンソースコミュニティの助力を得る必要があります。ライセンス監査などミッションクリティカルな用途で利用する際は、信頼性確保のため有償サポート提供企業の活用も検討すべきでしょう。

ソフト管理特化による汎用性

ソフトウェアライセンスの適正化という特定業務に焦点を当てており、ハードウェア資産の利用状況や稼働管理、ヘルプデスク連携といった一般的なIT資産管理機能は含みません。従って、ライセンス監査対応やソフトコスト削減が主目的でない場合、導入労力に比して得られる効果が薄い可能性があります。自社が直面する課題が「ソフト資産管理の高度化」であるかを見極め、そうでなければ他の手段も含め検討することが重要です。