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品質管理システムおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/17
品質管理システムを比較する際は、品質情報の保管に加えて、現場記録から是正管理、追跡対応までのどこを重視するかも比較対象になります。実際の候補は、検査記録・合否判定、不適合是正・CAPA管理、ロット追跡・規制対応で役割が分かれます。紙やExcelの検査表を端末入力に置き換えたいのか、不適合後の処置を期限付きで追いたいのか、ロット番号から影響範囲や監査記録をたどりたいのかで、確認すべき項目は変わります。まず管理したい品質業務を分けると、合否自動判定、CAPAワークフロー、納入先追跡や監査指摘管理などを比べる順序を整理できます。このページでは、現場記録と是正管理、トレーサビリティを分けて、品質管理システムの候補を比較できます。
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FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
検査記録・合否判定タイプ ✅
カミナシ レポート
/ Mr.Manmos Sora
/ QC-One
不適合是正・CAPA管理タイプ 🔄
SAP Quality Management
/ Agatha QMS
/ Arena QMS
ロット追跡・規制対応タイプ 🏷️
ENOVIA Quality Management
/ Dynamics 365 SCM
/ LabWare LIMS
業種
製造業
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おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

品質管理システムのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
カミナシ レポート
検査記録・合否判定タイプ ✅
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

紙・Excel帳票をノーコードでアプリ化。現場で使いやすく中小・中堅シェアもトップ。

Mr.Manmos Sora
検査記録・合否判定タイプ ✅
860,000円ライセンス
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

図面と測定データを紐づけて寸法検査を標準化。製造業シェアも上位。

QC-One
検査記録・合否判定タイプ ✅
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

検査データと規格情報を一元管理。成績書や統計分析まで扱え、中堅企業シェアもトップ。

SAP Quality Management
不適合是正・CAPA管理タイプ 🔄
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

SAP基盤で購買・生産・販売と品質を統合。大企業・中堅企業でシェアもトップ。

Agatha QMS
不適合是正・CAPA管理タイプ 🔄
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

GxP文書とCAPAをクラウドで一元管理。医療関連領域のシェアもトップ。

Arena QMS
不適合是正・CAPA管理タイプ 🔄
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

PLMとQMSを一体運用。設計情報と品質問題を結び、中堅企業シェアもトップ。

ENOVIA Quality Management
ロット追跡・規制対応タイプ 🏷️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

PLMと品質管理を同じ基盤で統合。機能と連携に強く、大企業・製造業で上位。

Dynamics 365 SCM
ロット追跡・規制対応タイプ 🏷️
210ドルユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

購買・在庫・製造・出荷に品質検査を組み込める。ロット追跡まで標準対応。

LabWare LIMS
ロット追跡・規制対応タイプ 🏷️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

ラボ業務に特化したLIMS。検査記録から承認・監査証跡まで広く対応。

品質管理システムの導入によって得られる効果

品質管理システムは、検査結果や不良情報を記録し、品質状態を管理するための仕組みです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。

導入前の課題導入によって得られる効果
検査結果が紙でたまり探しにくい検査結果をデータで残しやすくなり、過去の結果確認や原因調査を進めやすくなります
不良情報の確認に時間がかかる不良内容や発生工程を整理し、原因確認や対応検討を進めやすくなります
是正対応が手作業中心是正処置の担当や期限を管理し、対応漏れや確認待ちを抑えられます
監査資料の準備が大変検査履歴や承認履歴を検索しやすくなり、監査時の資料準備を減らせます
不良の傾向が分かりにくい不良率や工程別の傾向を確認し、品質改善の優先順位を決めやすくなります

続いて、品質管理システムをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。

タイプ別おすすめ製品

検査記録・合否判定タイプ ✅

このタイプが合う企業:

紙やExcelで検査記録を管理しており、記録ミスの削減やペーパーレス化を進めたい製造現場の品質管理担当者の方に向いています。

どんなタイプか:

製造現場や受入・出荷工程の検査結果をデジタル記録し、規格値と照合して合否を自動判定するタイプです。紙の検査表を置き換え、検査証跡を残しやすい点が特徴です。

おすすめ製品3選

カミナシ レポート

紙やExcelの現場帳票をノーコードでアプリ化できる現場起点の品質管理

カミナシ レポートは、紙やExcelの現場帳票をノーコードでアプリ化し、スマホ・タブレット入力から報告までつなげる現場起点の品質管理システムです。 検査記録だけでなく、不適合・処置管理、是正・予防処置(CAPA)、仕入先品質対応まで扱えるため、検査後の是正活動まで同じ流れで管理したい企業に向きます。 FitGapでは全体シェア、操作性、導入しやすさが同ページ内で1位で、専任ITが手薄な中小〜中堅企業や多拠点の段階導入でも候補にしやすいです。 一方、複雑な検査テンプレートや判定ロジック、SPC分析など統計的管理を重視する場合は、標準機能と追加オプションの範囲、外部連携方法を事前に確認して下さい。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Mr.Manmos Sora

図面と測定データを結び付けて寸法検査を標準化したい中堅製造業向け

Mr.Manmos Soraは、図面上の寸法箇所と測定データを結び付け、測定器から取り込んだ数値で検査記録や成績書を作る製造現場向けの品質管理システムです。 規格値管理、検査結果承認、校正実施記録に対応し、承認後のロックや変更履歴も残せるため、図面を見ながら寸法検査を標準化し、記録の改ざん防止や追跡性を重視する中堅製造業に向きます。FitGapでは製造業シェアがカテゴリ内2位、中堅企業シェアも上位です。 一方、不適合管理、是正・予防処置、仕入先品質対応まで同じ製品で管理したい企業には範囲が狭く、自社サーバーとWindows環境が必要です。クラウドで素早く始めたい企業やMac・スマートデバイス利用、ERP連携を重視する場合は他製品も比較して下さい。
価格
860,000円
ライセンス
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

検査記録から出荷判定・統計確認までまとめて扱える品質管理システム

QC-Oneは、検査データと規格情報を一元管理し、規格値との比較、出荷判定、成績書作成、管理図・ヒストグラムによる統計確認までまとめて扱える品質管理システムです。 検査装置からの自動取込、承認機能、変更履歴に対応し、拠点や品目が多い製造業が検査記録の信頼性と検索性を高めたい場合に向きます。 FitGapでは料金評価、操作性、導入しやすさが同ページ内で上位で、必要機能を選びながら検査記録・合否判定を始めたい企業でも候補になります。 一方、不適合管理や是正・予防処置は弱く、品質問題の発生後まで一体管理したい場合は別製品も検討が必要です。基幹システム連携はオプションになりやすく、プロセス系以外の製造現場や小規模利用では費用対効果を確認して下さい。
価格
要問合せ
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

不適合是正・CAPA管理タイプ 🔄

このタイプが合う企業:

ISO 9001などの品質マネジメントシステムを運用しており、不適合やクレームへの是正対応を体系的に管理・追跡したい品質保証部門の方に向いています。

どんなタイプか:

不適合や工程逸脱を登録し、原因分析から是正・予防処置(CAPA)の完了までをワークフローで管理するタイプです。対応遅れや対策漏れを抑え、改善サイクルを追跡しやすい点が特徴です。

おすすめ製品3選

SAP Quality Management

購買から販売まで品質データを一体統制したい大規模製造業向け

SAP Quality Managementは、SAP S/4HANAの購買・生産・販売プロセスに検査、判定、記録、是正・予防処置(CAPA)を組み込むERP一体型の品質管理システムです。 不適合の検知を品目・ロット情報と結び付け、合否自動判定やサンプリング計画から是正処置までつなげられるため、拠点横断で品質データを統制したい大規模製造業や規制業種に向きます。FitGapでは機能性・サポート・セキュリティがページ内1位で、大企業・中堅企業シェアもカテゴリ内1位です。 一方、SAP基盤の導入が前提で単体利用はできず、操作習熟や費用負担も大きくなります。CAPA管理だけを早く始めたい小規模組織は、より軽量な製品と比較した方がよいです。
価格
要問合せ
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

査察や内部監査に備えたい医薬・医療機器企業向けの規制対応品質管理

Agatha QMSは、医薬品や医療機器の規制対応(GxP)に必要な文書管理と逸脱・苦情・是正・予防処置(CAPA)・変更管理をクラウドでつなぐ、規制対応寄りの品質管理システムです。 電子原本化、操作ログ、監査証跡を押さえながら品質イベントを追跡できるため、医薬・バイオ・医療機器で査察や内部監査に備えたい企業に向きます。FitGapでは医療、福祉の業種別シェアがカテゴリ47製品中1位で、操作性・導入しやすさ・サポートも同タイプ内で上位です。 一方、検査項目マスタ、規格値管理、合否自動判定は非対応で、検査工程の自動化より文書とCAPAの記録基盤づくりが中心です。クラウド専用でオンプレミス運用はできず、一般製造業ではGxP機能が過剰になる場合があります。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

設計情報と是正処置をひとつの基盤で結び付けたい中堅製造業向け

Arena QMSは、クラウドの製品情報管理(PLM)と品質管理を一体で使い、部品表(BOM)や図面・仕様書と不適合、是正・予防処置(CAPA)、変更管理を同じ基盤で結び付ける製品中心の品質管理システムです。 設計変更に起因する品質問題を開発・製造・品質部門で追えるため、医療機器やハイテク製品など、設計情報と是正処置を分断したくない中堅企業に向きます。FitGapでは中堅企業シェアがカテゴリ47製品中1位で、セキュリティ評価もカテゴリ44製品中3位です。 一方、ロット管理や合否自動判定は非対応、受入検査にも制限があり、製造ラインの検査記録まで統合したい企業はSAP Quality Managementなどと比較が必要です。英語中心の運用やクラウド限定である点も、国内利用では事前確認が必要です。
価格
要問合せ
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

ロット追跡・規制対応タイプ 🏷️

このタイプが合う企業:

医薬品・食品・自動車部品など、法規制やサプライチェーンの要求でロットトレーサビリティの確保が必須となっている品質管理・品質保証部門の方に向いています。

どんなタイプか:

ロット・シリアル番号と品質記録を紐付け、回収時の影響範囲特定や監査証跡の提示を支えるタイプです。規制対応やサプライチェーン追跡を重視する点が特徴です。

おすすめ製品3選

ENOVIA Quality Management

設計変更が品質に与える影響まで追いたい大企業の製造業向け

ENOVIA Quality Managementは、3DEXPERIENCE上でPLMと品質管理をつなぎ、設計変更や仕様変更が品質記録へ与える影響まで追える大企業向け品質管理システムです。 CAPA、根本原因解析、不適合のステータス管理、処置記録を部門横断で扱えるため、開発から生産まで品質プロセスを統一したい製造業に向きます。FitGapでは機能性・連携評価がカテゴリ内1位で、大企業と製造業のシェアもカテゴリ内2位です。 一方、検査項目マスタ、合否自動判定、ロット管理、校正期限管理は標準では弱く、受入検査や工程検査も追加オプションです。検査現場の日次運用を完結させたい企業はDynamics 365 SCMやLabWare LIMSと比べるべきです。
価格
要問合せ
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Dynamics 365 SCM

ロット追跡と規制対応を購買から出荷まで通したい多拠点製造業向け

Dynamics 365 SCMは、品質検査を購買・在庫・製造・出荷の流れに組み込めるERP一体型の品質管理システムです。 入出庫や生産完了時に品質オーダーを発行し、検査結果、不適合、是正処置までサプライチェーン上で追えるため、複数拠点の製造・流通業がロット追跡と規制対応を業務全体でそろえたい場合に向きます。 FitGapでは検査項目マスタ、合否自動判定、ロット管理、納入先追跡、校正期限管理まで標準で備えると評価され、同じく広くカバーするLabWare LIMSより料金評価も上位です。 一方、品質管理だけを小さく導入するにはERP全体の負荷が大きく、薬事バリデーションや詳細な教育記録はアドオンやPower Platformでの補完が必要です。ラボ中心ならLabWare、設計変更起点ならENOVIAも比べてください。
価格
210ドル
ユーザー/月
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

試験・検査ラボの記録を規制要件に沿って厳密に管理したい企業向け

LabWare LIMSは、試験・検査ラボの検体、ロット、分析機器、承認記録を厳密に管理するLIMS特化型の品質管理システムです。 結果入力からレビュー、電子署名、監査証跡、証明書(COA)出力までを整えやすく、GMP、GLP、ISO 17025など規制下で品質保証・品質管理を行う医薬・化学・食品の中堅〜大企業に向きます。 FitGapでは機能性評価がカテゴリ内1位で、検査記録、ロット管理、検査結果ロック、承認、検査基準の改定履歴にも対応しています。 分析機器連携を含めてラボ業務を深く作り込みたい場合はDynamics 365 SCMより選びやすい一方、導入しやすさと料金の評価は高くなく、設定変更やテンプレート修正を担う社内管理者の育成も必要です。製造・物流まで一体管理したい企業には範囲が狭くなります。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

どこから比較すべきか

製品には数多くの機能がありますが、選定の決め手になるのは一部の機能だけです。そこで各機能を「多くの企業で必要か」と「製品ごとに対応が分かれるか」の2つの軸で4つに分け、比較する順番が分かるように並べました。下の表では、このページに登場した製品が各機能にどう対応しているかを、上から順に確認できます。
標準対応
オプション/条件付き
非対応

選定の決め手

品質管理システムは、検査の自動判定、是正処置、ロット追跡、影響範囲の抽出で対応差が出やすく、自社の品質保証プロセスに直結する項目から確認すると選びやすくなります。
カミナシ レポート
Mr.Manmos Sora
QC-One
SAP Quality Management
Agatha QMS
Arena QMS
ENOVIA Quality Management
Dynamics 365 SCM
LabWare LIMS
合否自動判定設定
規格値に基づく自動合否判定を設定できるか
是正処置管理
是正処置を登録し期限と担当を管理できるか
ロット管理
ロット番号を管理して検査結果に紐付けできるか
影響範囲抽出
不適合を起点に影響範囲を抽出できるか
校正期限管理
測定器の校正期限を管理できるか

一部の企業で必須

受入検査の抜取運用、取引先をまたぐ追跡、仕入先への是正要求、監査指摘の管理が必要な製造業では、対応有無が導入後の運用負荷を左右します。
カミナシ レポート
Mr.Manmos Sora
QC-One
SAP Quality Management
Agatha QMS
Arena QMS
ENOVIA Quality Management
Dynamics 365 SCM
LabWare LIMS
サンプリング計画
抜取検査のサンプリング計画を設定できるか
納入先追跡
ロットや個体の納入先を追跡できるか
仕入先是正要求
仕入先に是正要求を登録して管理できるか
監査指摘管理
監査指摘を登録して是正まで追跡できるか

ほぼ全製品が対応

検査基準の履歴、手順参照、測定値入力、検査結果の承認は多くの品質管理システムで備わるため、まずは標準機能として操作性や権限設計を比較します。
カミナシ レポート
Mr.Manmos Sora
QC-One
SAP Quality Management
Agatha QMS
Arena QMS
ENOVIA Quality Management
Dynamics 365 SCM
LabWare LIMS
検査基準の改定履歴
検査基準の改定履歴を確認できるか
検査手順の参照
検査手順を登録して検査基準から参照できるか
測定値入力
数値の測定値を入力して記録できるか
検査結果承認
検査結果を承認して確定できるか

優先度が低い

返品調査や個体単位の追跡は、該当業務では役立つものの、一般的な検査記録やCAPA中心の品質管理では優先度を下げて比較できます。
カミナシ レポート
Mr.Manmos Sora
QC-One
SAP Quality Management
Agatha QMS
Arena QMS
ENOVIA Quality Management
Dynamics 365 SCM
LabWare LIMS
返品調査記録
返品品の調査結果を記録できるか
個体管理
個体番号を管理して個体単位で追跡できるか

品質管理システムの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、管理したい品質業務を分ける品質管理システムのタイプは検査記録・合否判定、不適合是正・CAPA、ロット追跡・規制対応です。導入後に動かす部門が変わるため、まずは自社の主目的に近いタイプを選ぶと製品の方向性をつかみやすくなります。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    外せない機能は、機能の優先度マップで確認する合否自動判定と是正処置は、業種や工程によって必要度が変わります。ロット管理や納入先追跡も、規制や取引先の要求で優先度に差が出ます。必須機能を先に分けておくと、過剰な製品や不足しやすい製品を避けやすくなります。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用条件で、導入後の使いやすさを確かめる品質管理システムは、どこを中心に動かすかで選び方が変わります。検査現場、品質保証部門、基幹システムのどれを主軸にするかを先に決める必要があります。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて運用条件を整理します。現場入力とCAPAの進め方、追跡単位、導入体制を整理します。

ここからは、品質管理システムを日々の業務に載せるときの条件を確認します。検査記録を誰が入力し、不適合をどの部門が追うかで運用は変わります。品質履歴を残す単位までそろうと、導入後の運用を想像しやすくなります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

検査記録を入力する現場の形

受入検査や工程検査、出荷検査では記録する人と場所が変わります。紙帳票を端末に置き換えるだけの現場と、図面や測定器を使う現場では準備するマスタも違います。入力方法が現場に合わないと、記録漏れや二重入力が残りやすくなります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。現場帳票を端末で入力する製品、検査データを基幹業務の中で扱う製品、ラボの試験記録を中心に残す製品があります。

  • 現場帳票を端末で入力する製品紙の検査表に近い形で、現場担当者がその場で記録しやすい製品です。ただし帳票設計と入力ルールを整えないと、拠点ごとの差が残ります。代表製品:カミナシ レポート
  • 検査データを基幹業務の中で扱う製品購買や製造の流れに検査を組み込みやすい製品です。ただし品質管理だけを小さく始めたい場合は、導入範囲が大きくなります。代表製品:Dynamics 365 SCM
  • ラボの試験記録を中心に残す製品検体や分析機器に関わる記録を、レビューや承認とあわせて管理しやすい製品です。ただし製造や物流の追跡まで一体化するには、周辺システムとの役割分担が必要です。代表製品:LabWare LIMS

不適合・CAPAを回す部門

不良やクレームが発生した後は、どの部門が主担当になるかで進め方が変わります。現場主導で処置を回す企業もあれば、品質保証や設計部門まで巻き込む企業もあります。責任範囲があいまいなままだと、原因調査と効果確認が途中で止まりがちです。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。現場報告から処置につなぐもの、品質保証部門がイベントを統制するもの、設計情報と品質問題を結び付けるものがあります。

  • 現場報告から処置につなぐ製品異常の記録から担当者への共有までを、現場に近い流れで始めやすい製品です。ただし原因分析や承認の深さは、品質保証部門の運用に合わせて整える必要があります。代表製品:カミナシ レポート
  • 品質保証部門がイベントを統制する製品逸脱や苦情、CAPAと変更管理を部門横断で追いやすい製品です。ただし検査現場の日次入力まで任せる場合は、入力者の教育と権限設計が必要です。代表製品:Agatha QMS
  • 設計情報と品質問題を結び付ける製品部品表や設計変更と品質記録を同じ流れで扱いやすい製品です。ただし工程検査の入力まで含める場合は、製造側の記録基盤との分担が必要です。代表製品:Arena QMS / ENOVIA Quality Management

品質履歴を残す単位

回収や監査の要求がある企業では、品質記録を何にひも付けるかが運用の負担を左右します。ロットや検体、部品表の粒度がずれると、問題発生時に影響範囲を調べ直す時間が増えます。

製品の分かれ方:管理単位は大きく3通りです。ロットを中心に追う製品、検体や試験結果を中心に追う製品、設計変更や部品表を中心に追う製品があります。

  • ロットを中心に追う製品入出庫や生産の流れと品質記録を結び付けやすい製品です。ただし既存の在庫や製造マスタと合わせるため、導入前のデータ整理が必要です。代表製品:Dynamics 365 SCM
  • 検体や試験結果を中心に追う製品ラボの受付から結果承認までを追いやすい製品です。ただし現場の生産実績や出荷先まで追う場合は、基幹システムとの接続が必要です。代表製品:LabWare LIMS
  • 設計変更や部品表を中心に追う製品仕様変更と品質問題の関係を共有しやすい製品です。ただしロット別の検査記録を深く扱う場合は、製造側のシステムと組み合わせる必要があります。代表製品:Arena QMS / ENOVIA Quality Management

導入規模と管理者の置き方

品質管理システムは、現場の帳票改善から始める場合と全社基盤として入れる場合で準備期間が変わります。工場や品質保証、IT部門の役割を決めないまま進めると、設定変更や教育の担当が曖昧になります。導入後に拠点を増やす企業では、最初の設計が後の管理工数に影響します。

製品の分かれ方:進め方は大きく3通りです。現場部門から広げる製品、品質保証部門が主管する製品、基幹・PLM・LIMSと合わせて導入する製品があります。

  • 現場部門から広げる製品紙帳票の置き換えから始めやすく、現場教育の範囲を絞れる製品です。ただし他拠点へ広げる前に、帳票名や承認ルールをそろえる必要があります。代表製品:カミナシ レポート
  • 品質保証部門が主管する製品品質イベントや文書を中央で管理しやすい製品です。ただし現場入力が多い場合は、部門間の起票ルールを先に決める必要があります。代表製品:Agatha QMS
  • 基幹・PLM・LIMSと合わせて導入する製品全社の品目や設計データと品質記録を合わせやすい製品です。ただし導入範囲が広いため、IT部門と業務部門の計画づくりが欠かせません。代表製品:Dynamics 365 SCM / ENOVIA Quality Management

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よくある質問

規格値と検査値を自動で照合して合否判定までできますか?

規格値や許容範囲をあらかじめ登録しておけば、検査値を入力した時点で上限・下限と自動照合し、合否判定や逸脱の検知まで行えます。QC-Oneやカミナシ レポートは現場入力からの判定に対応し、Mr.Manmos Soraは図面上の寸法箇所と測定値を結び付けて寸法検査を標準化できるため、判定のばらつきや見落としを減らせます。

不適合の是正処置や再発防止をワークフローで管理できますか?

不適合の登録から原因分析・是正処置・効果確認までを一つのワークフローで追跡できる製品があり、対策漏れや対応遅れを抑えられます。SAP Quality ManagementやArena QMSはCAPAを工程や設計情報と結び付けて管理し、Agatha QMSはGxP対応の文書管理と監査証跡を押さえながら品質イベントを追えます。

品質管理システムの料金はどのくらいかかりますか?

公開価格が出ている製品は少なく、Mr.Manmos Soraが860,000円のライセンス、Dynamics 365 SCMが1ユーザー月210ドルです。それ以外のSAPやArena、LabWare LIMSなどは拠点数や検査規模に応じた個別見積もりが中心のため、相場を一律に断定せず複数社から条件をそろえて見積もりを取るのが安全です。

検査記録に特化した製品だけでは足りないのはどんな場合ですか?

検査記録に特化した製品ではCAPA管理やロット追跡が手薄なことがあり、規制対応や是正活動まで担うには力不足になりやすいです。たとえばQC-OneやMr.Manmos Soraは不適合・是正処置が弱めで、改善サイクルや監査対応まで一体化したいならSAP Quality ManagementやAgatha QMSなど管理型が向きます。

リコール時の影響範囲特定や監査証跡の提示まで対応できますか?

ロット番号と品質記録を紐付けて、回収時の影響範囲特定や監査証跡の提示まで支えられるかが分かれ目になります。Dynamics 365 SCMは検査項目から納入先追跡まで標準で備え、LabWare LIMSは電子署名や成績書出力まで作り込めますが、ENOVIA Quality Managementはロット管理が弱く設計変更起点の追跡が中心です。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

AI・エージェント

汎用生成AI・エージェント
LLM・大規模言語モデル
エージェントフレームワーク
エージェントオートメーション基盤

ソフトウェア(Saas)

オフィス環境・総務・施設管理
開発・ITインフラ・セキュリティ
データ分析・連携