ProActive E2
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
目次
ProActive E2とは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
連携
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
ProActive E2とは
SCSK株式会社が提供するProActive E2は、会計業務を中心とした基幹業務を総合的にサポートするERPシステムです。20年以上の開発・運用実績を持ち、4,900社以上への導入が行われています。日次の伝票入力から決算処理までをリアルタイムで集約し、経営分析や仮想組織・プロジェクト別の予実管理機能を通じて経営判断を支援する仕組みを備えています。IFRS(国際財務報告基準)や米国会計基準に対応した多元帳機能、ワークフローによる承認プロセスなど、内部統制に必要な機能が充実しており、グループ企業の連結会計管理にも対応しています。財務会計に加えて債権債務管理や固定資産管理なども含む包括的な機能により、企業の財務業務全般をカバーします。クラウド・SaaS環境での利用も可能で、中堅企業から大企業まで幅広く活用されています。特に海外子会社を有する企業やIFRS適用企業での導入事例が多く、SCSKの会計アウトソーシングサービスとの連携も利用できます。
強み
多様な導入形態と超寿命サポート
ProActive E2は、オンプレミス、マネージド、SaaSの3つの導入形態から選択できる製品です。保守切れがない「超寿命ERP」として提供されており、将来の法改正にも継続的に対応する設計となっています。こうした特性により、企業は導入後も長期間にわたって安心して利用を継続でき、将来的なシステム切り替えに伴うリスクや負担を軽減することが期待できます。運用環境の柔軟な選択と長期的な安定稼働を両立できる点が特長といえます。
豊富な導入実績による堅牢な機能群
ProActive E2は20年で4,900社への導入実績を持つ国産ERPです。多様な業界のニーズに対応できる豊富な標準機能を備えており、業務へのフィット率の高さが特徴となっています。長年にわたる導入経験から蓄積されたノウハウがパッケージに反映されているため、安定した業務基盤の構築を支援することが可能です。
リアルタイム経営分析機能
ProActive E2は、伝票入力から決算までのデータを集約し、企業の経営状況を常時把握できる機能を備えています。仮想組織やプロジェクト別の予実管理など多角的な分析出力に対応しており、迅速な意思決定の支援が期待できます。また、ワークフローによる証跡管理や多元帳対応により、内部統制環境の構築にも寄与します。データの一元管理を通じて、経営判断に必要な情報をタイムリーに提供することが可能です。
注意点
中堅以上を想定したスケール
ProActive E2は会計・人事給与・販売管理など広範な基幹業務をカバーする国産ERPとして、中堅企業を中心に導入実績を重ねてきました。その一方で、小規模企業にとっては機能が多岐にわたるため、使いこなしきれないケースも想定されます。必要最小限の機能で低コスト運用を志向する企業においては、やや過剰な構成となる可能性があります。導入を検討される際には、自社の規模や業務範囲に対して適切な機能構成であるか、慎重に見極めることが推奨されます。
他システム連携はCSV中心
ProActive E2では、他システムとのデータ連携においてCSVファイルによるインポート・エクスポートを利用するケースが多く見られます。例えば連結会計ソフトとの仕訳データ連携についても、CSVファイルを介した方法で対応した実績があります。リアルタイムでシームレスな連携を実現する場合は、追加開発や専用ツールの導入が必要となることがあるため、完全なシステム統合を目指す際には一定の工数を見込んでおく必要があります。
ベンダー依存のカスタマイズ
ProActive E2は自社開発ERPとして柔軟なカスタマイズが可能ですが、実際の対応にはSCSKやパートナー企業の支援を必要とする場合が多くなります。システム変更や機能追加を自社で自由に実施することは容易ではなく、ベンダーへの依頼に伴う費用や時間が発生する点に留意が必要です。また、導入後は他製品への移行が難しくなる、いわゆるベンダーロックインのリスクが存在する可能性があります。
カテゴリ別マーケットシェア
2025年8月 FitGap調査
ProActive E2のERPマーケットシェア
シェア
事業規模
ProActive E2のプラン
自社に合うプランを見極めましょう。ProActive E2には1つのプランがあります。
ProActive E2とよく比較されるサービス
ProActive E2とよく比較される製品を紹介!ProActive E2はERPの製品です。ProActive E2とよく比較されるメジャー製品は、GRANDITシリーズ、SMILE V 2nd Edition 、奉行V ERPクラウドです。
GRANDITシリーズ
ProActive E2と共通するカテゴリ
ERP
SMILE V 2nd Edition
ProActive E2と共通するカテゴリ
ERP
奉行V ERPクラウド
奉行V ERPクラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供するSaaS型のERPシステムです。会計、販売管理、人事労務業務から従業員・取引先とのやり取りに関わる業務まで幅広い業務に対応しています。さらにノーコード・ローコードツールと連携し、企業独自の業務システムとのデータ連携も可能な仕組みです。株式会社オービックビジネスコンサルタントは、奉行V ERPクラウドの他にも、奉行シリーズとしてバックオフィス業務を支援するクラウドサービスを提供しています。
ProActive E2と共通するカテゴリ
ERP
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。