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データセット作成・アノテーションツールおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2025年09月26日
AI開発に欠かせない教師データの作成・アノテーションツールは、「自分たちでラベルを付けるプラットフォーム型」から「作業ごと外注できる代行一体型」、さらに「AWS・GCP・Azureの機械学習基盤に組み込まれた統合型」まで、製品の性格がまったく異なります。中小企業では社内の人手やAI開発体制によって最適解が大きく変わるため、製品単体のスペック比較だけでは選びきれません。FitGapでは、体制・データ形式・コスト構造の3軸で製品タイプを整理し、要件定義から選定までを一気通貫でガイドします。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
自社内製向けアノテーションプラットフォームタイプ 🛠️
Label Studio
/ SuperAnnotate
/ V7
ツール+代行一体型アノテーションサービスタイプ 👥
FastLabel
/ harBest
/ AnnoStation
クラウドML基盤統合タイプ ☁️
Amazon SageMaker Ground Truth
/ Google Cloud
/ Azure Machine Learning
企業規模
中小企業
個人事業主
大企業
その他
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タイプ別お勧め製品

自社内製向けアノテーションプラットフォームタイプ 🛠️

このタイプが合う企業:

社内にAI開発チームを持ち、教師データの作成からモデル学習まで内製で進めたい中小企業のエンジニア・データサイエンティスト

どんなタイプか:

AI開発に必要な教師データを、自社のチームで作成・管理したい企業に向けた製品群です。画像・動画・テキスト・音声など複数のデータ形式に対応したラベリングエディタと、プロジェクト管理・品質チェック機能をワンセットで提供します。FitGapでは、社内にAIエンジニアやデータサイエンティストがいて「自分たちのペースでPDCAを回したい」という中小企業には、まずこのタイプを検討していただきたいと考えています。オープンソース版で無料から始められる製品もあり、初期コストを抑えやすい点も魅力です。

このタイプで重視すべき機能:

🏷️マルチモーダル対応ラベリングエディタ
画像のバウンディングボックスやセグメンテーション、テキストの固有表現タグ付け、音声の書き起こしなど、複数のデータ形式を1つのプラットフォーム上でアノテーションできます。プロジェクトごとにデータ種別が異なっても、ツールを切り替える手間がありません。
🤖AIアシスト自動アノテーション
学習済みモデルを使って対象物の検出やラベル付けを自動化し、人手による修正・確認だけで済むようにする機能です。FitGapとしては、アノテーション作業のコストと時間を大幅に削減できるこの機能が、中小企業の限られたリソースでは特に重要だと考えています。

おすすめ製品3選

オープンソースで無料から始められ、画像・動画・テキスト・音声とマルチモーダルに対応しています。技術力のあるチームであればカスタマイズ性も高く、中小企業のスモールスタートに最適です。
直感的なUIとAIアシスト機能を備え、コンピュータビジョン領域での画像・動画アノテーションに強みがあります。品質管理ダッシュボードが充実しており、少人数チームでもデータ品質を維持しやすいです。
自動アノテーション精度の高さに定評があり、モデル学習パイプラインとの連携もスムーズです。画像・動画のセグメンテーションやオブジェクト検出に特化したワークフローが充実しています。
Label Studio
SuperAnnotate
V7
価格
要問合せ
無料トライアルあり
価格
要問合せ
無料トライアルあり
価格
要問合せ
無料トライアルあり
中小企業でのシェア
中小企業でのシェア
中小企業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
メリットと注意点
メリットと注意点
仕様・機能
仕様・機能
仕様・機能

ツール+代行一体型アノテーションサービスタイプ 👥

このタイプが合う企業:

AI開発は進めたいが社内にアノテーション作業を行う人手やノウハウが不足している中小企業の開発責任者・プロジェクトマネージャー

どんなタイプか:

アノテーションツールの提供に加えて、実際のラベリング作業を外部のアノテーターに代行してもらえる一体型の製品群です。中小企業では「ツールは導入したいけれど、作業する人手が足りない」というケースが非常に多く、FitGapでは社内に専任のアノテーション担当を置けない企業にこのタイプをおすすめしています。クラウドワーカーや専任スタッフが作業を行い、品質管理AIによるダブルチェック体制で納品データの精度を担保してくれるため、自社リソースの負担を最小限に抑えられます。

このタイプで重視すべき機能:

🌐クラウドワーカー活用によるスケーラブルな作業体制
全国・世界中のクラウドワーカーを活用し、数千〜数万件規模のアノテーション作業を短期間で完了できます。繁忙期だけ大量発注するなど、作業量に応じた柔軟なスケーリングが可能です。
品質管理AIによる自動チェック
納品されたアノテーションデータをAIが自動でチェックし、基準を満たさないデータを検出・修正する機能です。人手によるレビュー工数を削減しながら、一定以上のデータ品質を確保できます。

おすすめ製品3選

国内唯一のオールインワンソリューションとして、アノテーションツール・代行サービス・MLOps構築を一気通貫で提供しています。国内人材による作業と品質チェックAIのダブルチェック体制で、中小企業でも安心して利用できます。
スマホアプリ経由で全国のクラウドワーカーに発注でき、大量のデータ収集・アノテーションを短期間で完了できます。自動品質評価機能とデータチェック自動化機能により、納品データの手戻りを最小限に抑えられます。
専任ワーカーによる高品質なアノテーション代行と独自ツールを組み合わせたサービスです。セキュリティ管理が徹底されており、機密性の高いデータを扱う中小企業にも適しています。
FastLabel
harBest
AnnoStation
価格
要問合せ
無料トライアルあり
価格
要問合せ
無料トライアルあり
価格
要問合せ
中小企業でのシェア
中小企業でのシェア
中小企業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
メリットと注意点
メリットと注意点
仕様・機能
仕様・機能
仕様・機能

クラウドML基盤統合タイプ ☁️

このタイプが合う企業:

AWS・GCP・Azureなどのクラウド環境でAI開発を進めており、データ作成からモデル学習まで同一基盤で完結させたい中小企業のMLエンジニア

どんなタイプか:

AWS・Google Cloud・Azureなどの大手クラウドプラットフォームが提供する機械学習サービスの一機能として、アノテーション・データセット作成を行える製品群です。すでにクラウド上でAIモデルの学習・デプロイを行っている企業であれば、同じ環境内でデータ作成から学習まで一気通貫で進められるメリットがあります。FitGapでは、既存のクラウド環境との親和性を重視する企業や、アノテーション後すぐにモデル学習に移りたい企業にこのタイプを推奨しています。

このタイプで重視すべき機能:

🔗ML学習パイプラインとのネイティブ連携
アノテーション済みデータをそのままクラウド上のモデル学習ジョブに渡せるため、データの移動やフォーマット変換の手間が発生しません。開発のリードタイムを短縮できます。
💰従量課金によるコスト最適化
使った分だけ支払う従量課金モデルで、初期費用やライセンス料が不要です。プロジェクト単位で利用量が変動する中小企業にとって、固定費を抑えたコスト管理がしやすい仕組みです。

おすすめ製品3選

AWSの機械学習サービスSageMakerに統合されたアノテーション機能で、自動ラベリングと人手ラベリングを組み合わせた効率的なワークフローを構築できます。AWS環境でAI開発を行う中小企業に最適です。
Vertex AIのデータラベリングサービスとして、画像・動画・テキスト・表形式データのアノテーションに対応しています。AutoMLとの連携でアノテーションから学習・デプロイまでシームレスに進められます。
Azureのクラウド環境上でデータラベリングプロジェクトを管理でき、MLアシストラベリング機能で作業を自動化できます。Microsoft製品との親和性が高く、既存のAzure環境を活用したい企業に向いています。
Amazon SageMaker Ground Truth
Google Cloud
Azure Machine Learning
価格
$0.012
1 対象物(作業者あたり)
無料トライアルあり
価格
$0.0004
1,000 オペレーション
無料トライアルあり
価格
0円
無料トライアルあり
中小企業でのシェア
中小企業でのシェア
中小企業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
メリットと注意点
メリットと注意点
仕様・機能
仕様・機能
仕様・機能

要件の優先度のチャート:比較すべき機能はどれか

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

🗂️対応データ形式の幅広さ
画像・動画・テキスト・音声・3Dポイントクラウドなど、自社のAI開発で扱うデータ形式をカバーしているかが最重要です。ツールによって得意分野が大きく異なるため、今のプロジェクトだけでなく将来的に扱う可能性のあるデータ形式にも対応しているかを確認しましょう。FitGapでは、最低でも画像とテキストの両方に対応している製品を基準にすることをおすすめしています。
🤖AI自動アノテーション機能
SAM(Segment Anything Model)などのAIモデルを活用して、データに自動でラベルを付ける機能です。手作業のアノテーションは膨大な時間がかかるため、中小企業こそAIによる事前ラベル付け(プレアノテーション)が作業時間の削減に直結します。自動ラベルの精度や対応するAIモデルの種類が製品ごとに大きく異なるため、選定の決め手になります。
👥アノテーション作業の外部委託対応
社内にアノテーション専任スタッフを確保しにくい中小企業では、製品ベンダーや提携パートナーへの作業委託(BPO)が可能かどうかが重要です。認定スタッフへの委託やアノテーションマニュアルの作成支援など、委託時の品質管理体制まで含めて確認する必要があります。FitGapでは、自社リソースだけでは対応しきれない企業にこの要件を特に重視いただいています。
📤出力フォーマットの互換性
作成した教師データを自社のAIモデルやMLフレームワークに取り込めるかどうかは見落とされがちですが、極めて重要です。COCO、Pascal VOC、YOLO形式など主要フォーマットへの対応状況を必ずチェックしましょう。自社の開発環境やクラウドML基盤(Vertex AI、SageMakerなど)との連携がスムーズかどうかも確認ポイントです。
💰料金体系と従量課金の透明性
アノテーションツールの料金は、月額固定・ユーザー数課金・アノテーション件数課金など製品によってバラバラです。中小企業にとっては、データ量に応じたコスト変動が予測しにくい従量課金モデルはリスクになり得ます。無料枠の有無や追加料金の発生条件、最低契約期間なども含めてトータルコストで比較することが大切です。
品質管理・レビュー機能
アノテーションの品質はAIモデルの精度に直結するため、作業後のレビューや品質チェック機能の充実度が選定の分かれ目になります。具体的には、アノテーター間の一致率(IAA)の自動計測、チェッカーによる二重確認ワークフロー、コンセンサススコアリングなどの機能を備えているかを確認しましょう。FitGapでは、少人数チームほどこの機能の有無が品質差を生むと考えています。

一部の企業で必須

🏢オンプレミス(自社環境)へのデプロイ対応
医療画像や個人情報を含むデータを扱う企業では、データを外部クラウドにアップロードできないケースがあります。そのような場合、自社サーバーやプライベートクラウド上にツールを構築できるオンプレミス版の有無が必須要件になります。
🎬動画アノテーション・トラッキング機能
製造業の外観検査や自動運転の学習データなど、動画フレーム単位でのアノテーションが必要なプロジェクトでは欠かせません。特にオブジェクトの自動追跡(トラッキング)や補間(インターポレーション)機能があると作業効率が大幅に向上します。
📡3Dポイントクラウド・LiDARデータ対応
自動運転やロボティクス分野で3D空間データのアノテーションが必要な場合に求められます。3Dバウンディングボックスやセグメンテーションに対応しているかを確認しましょう。対応製品は限られるため、該当分野の企業は早い段階で候補を絞り込めます。
🇯🇵日本語UIおよび国内サポート体制
海外製ツールが多い分野のため、管理画面やドキュメントの日本語対応は当然ではありません。社内の作業者が英語に不慣れな場合や、トラブル時に日本語でサポートを受けたい場合は、国内ベンダーの製品や日本法人があるベンダーを優先すると安心です。
🔗MLOps・モデル学習基盤との統合
アノテーション後のモデル訓練や評価まで一気通貫で行いたい企業には、MLOpsパイプラインとの統合機能が重要です。データバージョン管理やアクティブラーニング(モデルが苦手なデータを自動抽出して再アノテーションする仕組み)が備わっていると、開発サイクルを大幅に短縮できます。

ほぼ全製品が対応

🖼️画像アノテーション(バウンディングボックス・ポリゴン)
矩形やポリゴンで画像内のオブジェクトを囲んでラベルを付ける基本機能です。データセット作成・アノテーション製品であれば、ほぼすべてが対応しています。対応の有無よりも、操作のしやすさやショートカットキーの充実度で差が出ます。
📋プロジェクト管理・タスク割り当て機能
複数人でアノテーション作業を行う際のタスク振り分けや進捗管理の機能です。ほとんどの製品に搭載されていますが、管理者・チェッカー・作業者といったロール分けの細かさに多少の差があります。
☁️クラウド上での利用
Webブラウザからアクセスしてすぐに使い始められるクラウド型の提供形態です。現在のアノテーションツールはほぼ全製品がクラウド利用に対応しているため、ここでは差がつきにくいポイントです。
📥データのインポート・エクスポート
ローカルファイルやクラウドストレージからデータを読み込み、アノテーション結果をJSON・CSVなどで書き出す機能です。ほぼすべての製品が対応していますが、対応するストレージ(S3、GCSなど)の種類は製品によって異なります。

優先度が低い

🌍多言語(10言語以上)テキストアノテーション対応
10か国語以上の多言語テキストを同時にアノテーションする機能は、グローバル展開する大企業向けの要件です。中小企業では日本語と英語の2言語に対応していれば十分なケースがほとんどのため、選定時の優先度は低くなります。
🔒HIPAA・SOC2等の海外コンプライアンス認証
米国の医療データ規制(HIPAA)やセキュリティ監査基準(SOC2)への準拠は、海外企業との取引がある一部の企業で求められますが、国内の中小企業にとっては直接的に必要となるケースは限定的です。日本国内のセキュリティ基準を満たしていれば問題ないことがほとんどです。

中小企業のデータセット作成・アノテーションの選び方

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