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データセット作成・アノテーションおすすめ9選|無料で使えるツール比較ガイド

更新:2026/4/24
データセット作成・アノテーションツールとは、AIモデルの学習に不可欠な「教師データ」を効率よく作るためのソフトウェアです。近年は画像・動画だけでなくテキストや音声、3D点群まで対応範囲が広がり、さらにAIが下書きラベルを自動付与する半自動アノテーション機能の搭載が当たり前になりつつあります。生成AIブームを背景にアノテーション需要が急増する一方、高精度な自動化機能やチーム管理機能は有料プランに限定される製品が多く、無料で実用的に使えるツールを見つけるのは簡単ではありません。FitGapでは、PoCや研究目的でコストをかけずにアノテーションを始めたい開発者・研究者の方や、少人数チームでまず試したい企業の方に向けて、フリープランで使える9製品をタイプ別に整理し、要件定義から選定手順までを一本のガイドで解説します。
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FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
画像・動画のアノテーションに特化したいタイプ 📷
CVAT
/ Roboflow
/ LabelImg
テキスト・自然言語のアノテーションに特化したいタイプ 📝
doccano
/ Labelbox
/ LightTag
複数データを横断してアノテーションしたいタイプ 🔄
Label Studio
/ FastLabel
/ Annofab
その他
無料
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タイプ別お勧め製品

画像・動画のアノテーションに特化したいタイプ 📷

このタイプが合う企業:

画像認識・動画解析を中心としたAIモデルを開発中のエンジニアや研究者、製造業・物流業の現場でコンピュータビジョンを活用したい企業

どんなタイプか:

画像・動画データに矩形、ポリゴン、セグメンテーションなどのラベルを付けるタイプです。フレーム補間やトラッキングで映像アノテーションの手作業を減らせる点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

🖊️バウンディングボックス・ポリゴン描画
対象物を矩形や多角形で囲み、検出・セグメンテーション用の教師データを作成できます。
🎬動画フレーム補間・トラッキング
キーフレーム間の対象物を追跡し、動画データセット作成時のラベル展開作業を減らします。

おすすめ製品3選

CVAT
おすすめの理由
CVATは、画像・動画・3D点群まで扱えるOSS発のアノテーション基盤で、無料で本格的なコンピュータビジョン用データ作成を始めたい技術チームに向く製品です。動画フレームの補間やトラッキング、矩形・ポリゴン・スケルトンなどを広く使え、自社サーバーに置けば機密性の高い映像を外部に出さずに作業できます。FitGapでは機能性・セキュリティ評価が9製品中3位タイ、全体シェアも4位タイで、無料枠でも機能範囲を重視する場合に選びやすいです。一方、セルフホストはDocker等を扱える技術体制が前提で、クラウドのTeamプランは最低2席、統制重視では高額なEnterpriseも視野に入ります。ブラウザだけで軽く試したい企業はRoboflow、矩形画像だけならLabelImgも比較対象です。
価格
0円~
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
Roboflowは、画像・動画のラベル付けだけでなく、学習済みモデルの作成から推論APIやエッジ環境への展開まで同じ画面で進められるコンピュータビジョン開発プラットフォームです。クレジットカードなしの無料プランでAI支援ラベリング、モデル学習、クラウド展開を試せるため、CVATのようなサーバー構築を避けて小さく検証したい個人・小規模チームに向きます。FitGapでは導入容易性が9製品中2位、使いやすさも3位で、初学者がアノテーションからモデル化までつなげやすい点が強みです。一方、無料プランはデータやモデルが公開前提になりやすく、ユーザー数や現場端末で動かす商用エッジ推論などの高度機能はプラン確認が必要です。機密データを社内に閉じる運用や手厚いサポートを重視する場合は、他製品も比較してください。
価格
0円~
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
LabelImgは、画像上の対象物を四角い枠で囲む矩形アノテーションに絞った、完全無料のデスクトップ型ツールです。機能は限定的ですが、Pascal VOC、YOLO、CreateML形式で保存でき、個人学習やPoCで少量から中量の物体検出データを手早く作る用途には扱いやすい選択肢です。FitGapでは料金評価が9製品中1位タイで、中小企業でのシェアも上位です。一方、ポリゴンやセグメンテーション、動画、チーム共同作業、クラウド連携には向きません。公式リポジトリは2024年2月29日にアーカイブされ、サポート評価もカテゴリ38製品中38位のため、本番運用や社内統制を重視する場合はCVATやRoboflowのような拡張性のある製品を比較してください。
価格
0円~
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

テキスト・自然言語のアノテーションに特化したいタイプ 📝

このタイプが合う企業:

自然言語処理やLLM開発に取り組むデータサイエンティスト、チャットボット・文書分類などの言語系AIを構築したい企業

どんなタイプか:

テキストに固有表現、感情、分類、関係性などのラベルを付けるタイプです。文脈を見ながらNLPやLLM向け教師データを整えられる点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

🏷️スパンタグ・エンティティラベリング
文章中の単語やフレーズにタグを付け、固有表現を文脈に沿って確認・管理できます。
🔗テキスト分類・関係性ラベリング
文章カテゴリやエンティティ間の関係を定義し、分類・関係抽出用の教師データを整えます。

おすすめ製品3選

おすすめの理由
doccanoは、OSSとして自前環境に置いて使えるテキスト特化のアノテーションツールです。テキスト分類、固有表現抽出、要約・翻訳向けの系列変換までWebブラウザで扱え、無償でPoCを始めたいNLPチームには最も試しやすい候補です。FitGapでは料金評価が同ページ内で最上位、導入しやすさも上位で、情報通信・教育学習支援でのシェアも高く、研究室や開発チームの小規模検証に向きます。一方、クラウド型サービスではないため初期化、ユーザー作成、監視、バックアップは自社対応です。セキュリティ評価は低めなので、本番データや厳格な権限管理を扱う企業は隔離環境や商用ツールも比べてください。
価格
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
Labelboxは、テキストアノテーションから画像・動画まで同じクラウド基盤で管理できる、拡張志向のデータ作成プラットフォームです。テキスト分類や文書アノテーションに加え、AIによるラベル下書き、アクティブラーニング、作業者間の合意度、品質ダッシュボードまで備えるため、無料枠でNLPワークフロー全体を検証したいチームに向きます。FitGapでは導入しやすさ・操作性・連携性が上位で、中堅企業シェアも高く、社内外のラベラーを役割分担して動かす運用に合います。一方、無料プランはユーザー数やプロジェクト数に制限があり、SSOや手厚い技術支援は有料です。オンプレミス運用が必須、または低コストで長く使いたい企業はdoccanoなども比べてください。
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
LightTagは、固有表現や関係抽出などのテキスト注釈を、作業者のばらつきまで管理しながら進めることに強いアノテーションツールです。アノテーター間合意度、タスク配布、進捗・品質レポート、辞書やモデルによる入力支援を備え、ラベル品質を数値で見ながらNLP学習データを作りたい中堅以上のチームに向きます。FitGapでは操作性が同ページ内で上位に入り、テキスト専用UIで反復作業を進めやすい点が評価できます。一方、無料枠は月5,000ラベルまでで、大量案件では費用確認が必要です。画像・動画を含む案件や、採用実績の大きさを重視する場合はLabelboxなどが比較対象になります。オンプレミスやエアギャップにも対応しますが、セキュリティ評価と大企業シェアは低めなので、厳格な審査がある企業は導入条件を確認してください。
価格
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
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使いやすさ
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連携・拡張性
機能性
セキュリティ
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仕様・機能

複数データを横断してアノテーションしたいタイプ 🔄

このタイプが合う企業:

画像とテキストなど複数データ形式を扱うマルチモーダルAI開発者、案件ごとにデータ種別が異なるAI受託開発企業やリサーチ機関

どんなタイプか:

画像・動画・テキスト・音声など複数形式のデータを同じ基盤で扱うタイプです。形式ごとにツールを分けず、ラベル設計や品質確認を統一しやすい点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

📂マルチデータ形式対応
画像・動画・テキスト・音声などを同じ画面で扱い、ツール切替の手間を減らします。
⚙️カスタマイズ可能なラベリングUI
ラベル体系や画面レイアウトを調整し、複雑な独自タスクに合う作業環境を作れます。

おすすめ製品3選

おすすめの理由
Label Studioは、オープンソースで自社環境に置ける、複数データ形式対応のアノテーション基盤です。画像・音声・テキストをまたぐ基本作業を無料のコミュニティ版で始めやすく、FitGapでは料金評価と中小企業シェアがカテゴリ内1位です。費用を抑えながら、自社サーバーで機密データを外部に出さずに扱いたい研究開発チームや中小企業に向きます。設定ファイルやAPIで独自ワークフローを作り込める点も強みです。一方、導入後の監視・更新・権限管理は自社で担う必要があり、無償版のサポートは自己解決中心です。公式サポートや品質監査、アクティブラーニングまで任せたい場合は、有償版や国内SaaS型との比較が必要です。
価格
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無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
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大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
FastLabelは、画像・動画・音声・テキスト・3D点群までを一括管理し、自動アノテーションや品質管理、モデル運用管理までまとめて扱える高機能なデータ作成プラットフォームです。複数形式の教師データを同じ運用に載せたい企業に向き、FitGapでも機能性と操作性の評価が同ページ内で最上位、全体シェアも1位です。特にAIで事前ラベル付けを行い、人手で修正しながら大量データを効率化したい製造・通信・金融などのプロジェクトで候補になります。一方、無料で使える範囲はユーザー5名、データ1,000件、容量500MBまでで、本格利用は有料プラン前提です。年間契約や上位プランでのサポート差があるため、短期検証や小規模作業だけならより軽い製品も比較してください。
価格
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無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
Annofabは、国産クラウドでレビュー工程と権限管理を細かく設計できる、品質管理重視のアノテーションツールです。画像・動画に対応した無料プランから始められ、製品としては3D点群・音声・テキスト・表形式や独自エディタの組み込みにも対応します。FitGapではセキュリティと連携評価がカテゴリ内1位、サポート評価も上位です。ダブルアノテーションと裁定、合意度算出、多段階レビューを使って、複数人の作業品質を揃えたい国内AI開発チームに向きます。特に権限管理や自社ストレージにデータを置いた運用を重視する中堅以上の企業で候補になります。一方、専門家による業務設計・分析支援や熟練アノテータの代行は有償で、前処理や合成データ生成は対象外です。大量自動化や短期間での丸投げ運用を重視する場合は、他製品も比較してください。
価格
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
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使いやすさ
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サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

🗂️対応データ型の幅広さ
画像・テキスト・動画・音声・3D点群など、自社のAI開発で扱うデータ形式にツールが対応しているかは最も重要な判断基準です。ツールによって得意分野が大きく異なるため、最初に確認しておかないと後から乗り換える羽目になります。
🤖自動・半自動アノテーション機能
AIによる事前ラベリングやセグメント補助など、手作業を減らす自動化機能の有無は作業効率を数倍変えます。無料プランでもこの機能が使える製品は限られるので、選定の大きな分かれ目になります。
📊フリープランのデータ容量・件数制限
無料で扱えるデータ量やプロジェクト数は製品ごとに大きく違います。PoC段階で数百〜数千件のラベル付けが必要なケースも多いため、自社の想定データ量と照らし合わせて余裕のある製品を選ぶことが大切です。
👥チーム作業への対応度
複数人で同時にアノテーション作業を進められるかどうかは、プロジェクトのスピードに直結します。メンバー招待やタスク割り振り、進捗管理機能がフリープランに含まれるかを必ず確認してください。
📤エクスポート形式の豊富さ
YOLO、COCO、Pascal VOCなど主要なフォーマットでデータを書き出せるかは、後工程のモデル学習に直接影響します。フリープランでエクスポート形式が制限されるケースもあるため、事前に確認しておくと安心です。
🏷️アノテーション種別の充実度
バウンディングボックスだけでなく、ポリゴン・キーポイント・セマンティックセグメンテーションなど必要なラベル付け方式に対応しているか確認しましょう。プロジェクトの用途によって求められる手法が異なります。

一部の企業で必須

🇯🇵日本語UIや日本語ドキュメント
海外製やOSSの製品は英語UIが中心です。現場の作業者が英語に不慣れな場合は、日本語対応の有無がスムーズな導入の鍵になります。
🖥️オンプレミス・ローカル環境での運用
医療画像や機密データなどセキュリティ要件が厳しいプロジェクトでは、クラウドにデータを上げずにローカルで動かせるかどうかが選定の決め手になります。
🎬動画アノテーション・オブジェクトトラッキング
自動運転や監視カメラ映像の解析など動画データを扱うプロジェクトでは、フレーム間補間やオブジェクト追跡機能が必須になります。画像しか扱わない場合は不要です。
品質管理・レビュー機能
アノテーションの正確性を保つために、レビューステージやアノテーター間一致度の測定機能が必要になるケースがあります。小規模PoCでは不要でも、本格運用では重要です。
🔗外部ツール・MLパイプラインとの連携
既存のMLプラットフォームやクラウドサービスとAPI連携できると、データの受け渡しが自動化されて工数が大きく減ります。独立した小規模利用では不要な場合も多いです。

ほぼ全製品が対応

バウンディングボックス描画
矩形のバウンディングボックスによるラベル付けは、ほぼすべてのアノテーションツールが標準で備えている最も基本的な機能です。対応していない製品はまずありません。
📁プロジェクト管理機能
ラベル定義の設定やデータのインポートなど、プロジェクト単位でアノテーション作業を管理する基本機能はほとんどの製品に搭載されています。
🌐Webブラウザからの利用
クラウド型・SaaS型の製品であればブラウザだけで作業を開始できます。OSSのローカル型を除き、インストール不要で使えるのが一般的です。

優先度が低い

🚀モデル学習・デプロイ機能
一部のプラットフォームはアノテーション後のモデル学習やデプロイまで一気通貫で対応していますが、フリープランではほぼ使えないか制限が大きく、別ツールで行うのが現実的です。
🧑‍💼アノテーション代行サービス
ベンダーが用意した専門アノテーターに作業を依頼できるサービスですが、無料で提供されることはまずありません。フリープラン選定時には考慮不要です。

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