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建設業の原価管理システムおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/20
建設業で工事別の費用を追うとき、集計だけを見ると、見積・発注・支払をどこまでつなぐかを見落としやすくなります。候補は、工事別の予実を追う専用パッケージ、部門横断で会計や経営の数字をつなぐERP、現場からスマホやタブレットで実績や資材費を入力するクラウド型に分かれます。まず集計単位、見積との連動、内訳確認を整理すると、現場入力を重視するのか、会計寄りの差異管理まで求めるのかを決められます。このページでは、工事原価の見える化に絞る専用パッケージと会計・経営管理まで統合するERPを分けて、建設業で使う工事原価を管理するシステムの候補を比較できます。
続きを読む
レビュー担当 松浦 大輔
FP技能士2級(AFP)・日商簿記2級を保有し、財務・会計の実務知識を裏付けている。freee等の会計・経費精算システムの業務利用経験を持ち、バックオフィス業務設計の視点から製品を評価している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
工事原価の見える化に特化した専用パッケージタイプ 🏗️
どっと原価NEO EX
/ レッツ原価管理Go2
/ 建設原価ビルダー5
原価管理と会計・経営管理を統合したERPタイプ 📈
e2movE 工事管理
/ PROCES.S
/ OBIC7
現場と事務所をつなぐクラウド特化タイプ ☁️
Sitrom-CC
/ Digital Billder
/ BUILDYNOTE
業種
製造業
建設業
建設業
製造業
関連カテゴリ
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おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

建設業向けの原価管理システムのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
どっと原価NEO EX
工事原価の見える化に特化した専用パッケージタイプ 🏗️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

建設・不動産シェアがトップ。複数現場の全社原価管理に強い。

レッツ原価管理Go2
工事原価の見える化に特化した専用パッケージタイプ 🏗️
110,000円ライセンス
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

見積から入金まで標準機能で広く対応。中小企業シェアもトップ。

建設原価ビルダー5
工事原価の見える化に特化した専用パッケージタイプ 🏗️
120,000円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

支払・入金を起点に工事原価を集計。既存Windows運用向け。

e2movE 工事管理
原価管理と会計・経営管理を統合したERPタイプ 📈
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

受注から支払まで工事原価を一元管理。費用を抑えやすい。

PROCES.S
原価管理と会計・経営管理を統合したERPタイプ 📈
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

建設会計・原価・共同企業体管理まで統合。専門チームが支援。

OBIC7
原価管理と会計・経営管理を統合したERPタイプ 📈
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

会計を核に販売・在庫・人事まで統合。中堅企業シェアがトップ。

Sitrom-CC
現場と事務所をつなぐクラウド特化タイプ ☁️
165,000円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

現場入力を原価・採算に自動集計。中堅建設会社での利用が多い。

Digital Billder
現場と事務所をつなぐクラウド特化タイプ ☁️
30,000円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

請求書を工事案件へ自動紐付け。協力会社との処理を効率化。

BUILDYNOTE
現場と事務所をつなぐクラウド特化タイプ ☁️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

工程・写真・原価を同じクラウドで管理。社員5〜60名規模で使いやすい。

原価管理システムの導入によって得られる効果

原価管理システムは、材料費や人件費などの原価を集計し、利益管理に使うための仕組みです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。

導入前の課題導入によって得られる効果
原価集計に時間がかかる材料費や労務費を案件別に集計しやすくなり、原価確認の作業を減らせます
実績入力が手作業中心作業時間や使用材料を記録しやすくなり、Excelへの転記作業を減らせます
予算超過に気づくのが遅れやすい予算と実績の差を確認しやすくなり、早めの見直し判断を進めやすくなります
案件ごとの利益が分かりにくい案件ごとの売上と原価を比較し、利益状況を確認しやすくなります
次の見積に実績を生かしにくい過去実績を参照しやすくなり、次回見積や価格設定の改善に使えます

続いて、建設業向け原価管理システムをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。

建設業向け原価管理システム3タイプを解説

比較項目工事原価の見える化に特化した専用パッケージタイプ原価管理と会計・経営管理を統合したERPタイプ現場と事務所をつなぐクラウド特化タイプ
優れている点工事別の原価を見える化原価から経営管理まで一元化現場と事務所をリアルタイム連携
できること予実管理・原価集計見積支払データ連携予算消化率確認原価財務会計連動経営ダッシュボードバックオフィス統合モバイル原価入力リアルタイム確認利益構造分析
適している企業/業種中小建設会社工事会社中堅建設会社大手建設会社複数現場運営企業建設会社
料金目安要問合せ(無料お試しあり)要問合せ(個別見積もり)公式サイトで要確認

タイプ別おすすめ製品

工事原価の見える化に特化した専用パッケージタイプ 🏗️

このタイプが合う企業:

Excel管理に限界を感じている中小規模の建設会社・工事会社で、まずは原価管理業務のシステム化に集中して取り組みたい企業の経営者・管理部門担当者

どんなタイプか:

見積作成から実行予算、発注、原価集計、支払管理までを建設業務に沿って扱う専用パッケージです。原価管理に範囲を絞り、工事別の予実と収支を見える化する点が特徴です。

おすすめ製品3選

どっと原価NEO EX

複数現場・複数部門の全社工事原価管理を固めたい中堅建設会社向けパッケージ

どっと原価NEO EXは、オンプレミス最上位モデルとして、工事原価管理を複数部門・複数現場の全社運用へ広げやすい建設業向けパッケージです。見積・受注から実行予算、原価集計、経費精算までを一元管理でき、承認フロー、変更履歴、JV管理、Excel編集による独自帳票にも対応します。 複雑な支払処理や内部統制まで一つの環境で固めたい中堅建設会社で候補にしやすく、FitGapでは建設・不動産のシェアがカテゴリ68製品中1位、機能性とセキュリティも5位です。 一方、Windowsサーバーを用意するオンプレミス運用が前提で、導入しやすさと料金の評価は低めです。 見積対実績差異、材料費の自動集計、配賦先設定、外注費の契約別管理は追加オプションのため、標準構成で低コストに始めたい企業は他製品も比較が必要です。
価格
要問合せ
建設・不動産業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
レッツ原価管理Go2

見積から入金まで標準機能で広くカバーする中小建設会社向け専用パッケージ

レッツ原価管理Go2は、建設業の見積から発注、実行予算、原価、請求・入金までを一つにつなぎ、標準機能の広さで選びやすい専用パッケージです。工事原価、工事別原価計算、配賦、材料費の自動集計、外注費の契約別管理まで標準で扱えるため、追加開発を抑えて現場と経理の情報をそろえたい中小建設会社に向きます。 FitGapでは要件対応範囲がおすすめ9製品中2位、同タイプ内では最も広く、中小企業シェアも1位です。 伝票に近い画面や45日間の無料お試しもあり、兼任担当者でも導入前に運用を確認できます。 一方、会計ソフトやkintoneなどとの連携はCSVや専用モジュール中心で、モバイル日報は別サービスです。既存システムとの自動連携や現場スマホ入力を重視する企業は、連携範囲と追加費用を確認する必要があります。
価格
110,000円
ライセンス
無料トライアルあり
建設・不動産業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
建設原価ビルダー5

出荷停止中のため既存利用者以外は同タイプの別製品を優先すべき原価ソフト

建設原価ビルダー5は、工事台帳管理と支払基準の原価集計に絞った、スタンドアロン型の建設業向け原価管理ソフトです。支払・入金データを起点に仕入額を工事原価へ反映し、予算と実績を見ながら原価を把握したい既存のWindows PC運用には合います。 FitGapでは建設・不動産のシェアがカテゴリ68製品中10位ですが、連携評価は67位、導入しやすさも52位です。 CD-ROMインストール型でクラウド利用やMac、タブレットには対応せず、同時マルチユーザー利用もできません。 現在は出荷停止中のため、新規に複数人・複数拠点で工事原価管理を始める企業は、同じ専用型でもレッツ原価管理Go2やどっと原価NEO EXを優先して比較する方が現実的です
価格
120,000円
建設・不動産業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

原価管理と会計・経営管理を統合したERPタイプ 📈

このタイプが合う企業:

複数の部門・拠点でシステムが分断しており、原価管理から会計・経営管理までを一元化して業務全体を効率化したい中堅〜大手の建設会社

どんなタイプか:

工事原価、販売、会計、支払、給与などバックオフィス業務を統合するERPタイプです。原価データを会計・経営管理へ連動させ、部門横断で同じ数字を扱える点が特徴です。

おすすめ製品3選

e2movE 工事管理

Excel台帳から全社の工事採算管理へ移したい中堅建設会社向け工事原価ERP

e2movE 工事管理は、建設工事の受注から実行予算、原価計上、支払管理までをまとめつつ、必要範囲に絞って構成しやすい工事原価ERPです。工事原価や外注費を契約単位で管理し、差異内訳の分解や会計仕訳への連動まで扱えるため、Excel台帳から全社の工事採算管理へ移したい中堅建設会社に向きます。 FitGapでは同タイプ内の料金評価が1位で、統合型でも費用を抑えたい企業で候補にしやすい製品です。 一方、労務単価の区分管理や経費データの取込集計は追加オプション、着地予測の自動算出や棚卸評価は非対応です。 現場工数・経費を標準機能で取り込み、完成見込みまで自動で追いたい企業は他製品も比べる必要があります。
価格
要問合せ
建設・不動産業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

工事別収支を経理・経営管理までつなげたい中堅〜大手向け建設専用ERP

PROCES.Sは、建設会計・原価管理・JV管理・労災管理など建設業固有の業務を15のモジュールでまとめた、建設会社向けの本格ERPです。予算管理、工種別原価、工事キャッシュフローに加え、着地予測の自動算出や差異内訳分解まで扱えるため、工事別収支を経理・経営管理までつなげたい中堅〜大手に向きます。 FitGapの評価では操作性とサポートが上位で、建設業経理士などの専門チームに導入・運用を相談できる点も選びやすいです。 一方、導入しやすさと料金評価は控えめで、少人数の工事会社には機能が過剰になりやすい製品です。 独自フローに合わせて外部システムを多く組み合わせる企業は、標準モジュールで処理できる範囲と追加開発の要否を確認して下さい。
価格
要問合せ
建設・不動産業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

建設事業と製造・サービス部門を併せ持つ中堅〜大企業向けの全社統合ERP

OBIC7は、建設専用というより、会計を核に販売・在庫・人事給与・連結会計まで全社統合するERPの中で原価管理も扱える製品です。予算管理や内蔵BIレポートで部門・プロジェクト別の収支を追え、ロット別原価計算、連産品の原価配賦、工程表の原価積上げにも対応するため、建設事業に製造・サービス部門を併せ持つ中堅〜大企業に向きます。 FitGapでは機能性・サポート・セキュリティ評価が同タイプ内で1位で、グループ経営まで一基盤で扱える範囲の広さが強みです。 一方、建設・不動産でのシェアは9位で、建設専業の現場管理に絞るならPROCES.Sやe2movEも比べたいところです。 料金は個別見積もりで、同タイプ内の料金評価も低いため、原価管理だけを安価に導入したい中小企業には重くなりやすいです。
価格
要問合せ
建設・不動産業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

現場と事務所をつなぐクラウド特化タイプ ☁️

このタイプが合う企業:

複数現場を同時に運営し、現場と事務所・経営層のリアルタイムな情報共有を最優先に考える建設会社の経営者・工事管理部門

どんなタイプか:

スマホやタブレットから現場の作業実績、資材費、外注費を入力し、事務所側で原価を即時確認できるクラウドタイプです。現場数の増減や遠隔確認に対応しやすい点が特徴です。

おすすめ製品3選

複数現場の進捗と原価を本部でリアルタイムに把握したい中堅建設会社向け

Sitrom-CCは、現場の日報・勤怠・資材情報をクラウドで集め、事務所側の予実管理や損益分析までつなげやすい中規模建設業向けの原価管理システムです。進捗入力、着地予測の自動算出、予算対実績差異、顧客別採算に対応し、FitGapでも同タイプ内で機能カバー範囲が広い位置にあります。 複数現場の進捗や原価を本部で素早く見たい中堅建設会社に向きます。 一方、導入費用は高めで、小規模事業者には機能過多になりやすいです。 工事原価計算の一部や製番別原価計算は追加オプション、部品表・工程表からの原価積上げは非対応のため、製造要素の強い案件や細かな積上げ管理を重視する企業は他製品も比較すべきです。
価格
165,000円
建設・不動産業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Digital Billder

紙・PDFの書類回収と承認共有をまず軽くしたい建設会社の業務デジタル化

Digital Billderは、建設業の請求書・発注・経費精算をクラウド化し、紙やPDFで届く書類を工事案件や取引先に紐付けて処理する業務デジタル化寄りの製品です。外注費の契約別管理、材料費の自動集計、受注見積の原価明細、見積対実績差異に対応し、FitGapでは操作性・導入しやすさ・料金の評価が同ページ内で上位です。 協力会社との取引や請求書処理が多く、まず現場と経理の書類回収・承認・共有を軽くしたい建設会社に向きます。 一方、原価内訳台帳、締め処理、採算の自動算出、顧客別採算は非対応です。 月次締めや原価分析まで一製品で深く行いたい企業は、原価管理機能が厚い製品との比較が必要です。
価格
30,000円
無料トライアルあり
建設・不動産業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

現場監督が入力しやすい施工管理一体型クラウドで工程と原価を見える化

BUILDYNOTEは、工程表・写真管理・見積発注・原価管理を同じクラウド上で扱い、現場監督や職人が日々の進捗を入力しやすい施工管理一体型の原価管理システムです。社員5名から60名規模の建設会社を主な対象とし、FitGapでも導入しやすさ評価が同ページ内で最も高く、進捗入力、着地予測、採算の自動算出、顧客別採算にも対応しています。 IT専任者が少なく、まず現場定着を重視して原価と工程を見える化したい工務店・専門工事業者に向きます。 一方、締め処理、再計算範囲の指定、配賦ルール設定、原価内訳台帳、差異内訳分解は非対応です。 配賦や差異分析を細かく作り込む企業、統制重視の大規模組織は、より経理・ERP寄りの製品も比較してください。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
建設・不動産業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

どこから比較すべきか

製品には数多くの機能がありますが、選定の決め手になるのは一部の機能だけです。そこで各機能を「多くの企業で必要か」と「製品ごとに対応が分かれるか」の2つの軸で4つに分け、比較する順番が分かるように並べました。下の表では、このページに登場した製品が各機能にどう対応しているかを、上から順に確認できます。
標準対応
オプション/条件付き
非対応

選定の決め手

建設業で工事別の採算を早く把握したい場合は、原価の集計単位、工数や見積との連動、内訳確認まで差が出やすい項目から比較すると選びやすくなります。
どっと原価NEO EX
レッツ原価管理Go2
建設原価ビルダー5
e2movE 工事管理
PROCES.S
OBIC7
Sitrom-CC
Digital Billder
BUILDYNOTE
工事別原価計算
工事番号単位で材料費と労務費と経費を集計して工事原価を算出できるか
工数データの取込集計
勤怠や作業実績のデータ取込で工数を集計して労務費に反映できるか
受注見積の原価明細
見積時に原価内訳を明細で作成して提示できるか
内訳のドリルダウン
材料費と労務費と経費の内訳を配賦前後や部門別まで掘り下げて確認できるか
配賦ルール設定
配賦基準を工数や金額や数量などから選んで配賦できるか
着地予測の自動算出
進捗入力をもとに最終原価の着地を自動算出できるか

一部の企業で必須

大規模工事や部門横断の配賦、会計寄りの差異管理まで求める建設会社では、通常の原価集計に加えて高度な管理会計への対応を確認してください。
どっと原価NEO EX
レッツ原価管理Go2
建設原価ビルダー5
e2movE 工事管理
PROCES.S
OBIC7
Sitrom-CC
Digital Billder
BUILDYNOTE
多段階配賦
間接費を部門などで段階配賦してから製品や案件へ配賦できるか
棚卸評価
期末の棚卸資産を原価に基づいて評価できるか
差異内訳分解
差異を単価差と数量差など要因別に分けて確認できるか
差異の振替処理
標準対実際などの差異を所定の処理先へ振替できるか

ほぼ全製品が対応

建設業の原価管理では、予定原価や予算登録、予実比較、元伝票の確認は多くの製品で備わるため、基本機能として不足がないかを見る位置づけです。
どっと原価NEO EX
レッツ原価管理Go2
建設原価ビルダー5
e2movE 工事管理
PROCES.S
OBIC7
Sitrom-CC
Digital Billder
BUILDYNOTE
予定原価の作成
着手前に見積や計画にもとづく予定原価をシステム内で作成できるか
原価予算の登録
製番や工事ごとに原価予算をシステム内で登録して管理できるか
予算対実績差異
原価予算と実績原価を比較して超過や不足を把握できるか
根拠伝票への遡及
原価の金額から元の購買や工数などの伝票へ遡って確認できるか

優先度が低い

一般的な工事原価管理では使う場面が限られるため、製造寄りのロット管理や連産品管理が必要な会社だけ追加で確認すれば十分です。
どっと原価NEO EX
レッツ原価管理Go2
建設原価ビルダー5
e2movE 工事管理
PROCES.S
OBIC7
Sitrom-CC
Digital Billder
BUILDYNOTE
ロット別原価計算
ロット単位で投入と出来高を紐づけてロット原価を算出できるか
連産品の原価配賦
連産品や副産物に原価を配賦して原価を算出できるか

建設業の原価管理システムの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、管理したい範囲を決める工事原価だけを整えるのか、会計や経営管理まで統合するのか、現場入力を優先するのかで製品群が変わります。まずは自社の工事規模と管理部門の体制に近いタイプを選びます。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    必要な原価管理機能を機能マップで確認する工事別原価と予実差異は、会社によって必要度が異なります。工数取込や配賦も、運用規模によって扱いが変わります。日常運用で必須の機能と、大規模工事や会計処理で必要になる機能を分けます。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用条件と導入条件をそろえる建設業の原価管理システムは、同じ原価集計でも入力する場所で運用負担が変わります。会計とのつながりや利用人数、導入支援も総額と定着に影響します。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて確認したい条件を整理します。

ここからは、現場と事務所で毎月使う前提をそろえます。工事台帳の粒度と現場入力の分担を分けて考えます。会計とのつながりや導入時の支援範囲も合わせると、導入後の負担を比べやすくなります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

工事台帳の粒度と全社管理の広げ方

現場数や部門が増えると、工事台帳を誰が更新し、どの単位で粗利を確認するかが変わります。小規模な工事別管理から始める会社と、拠点や部門をまたいで同じ数字を使う会社では、初期設定の重さが違います。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。工事別の台帳管理から始める製品、複数拠点や大人数の全社管理に広げる製品、建設業ERPとして基幹業務までまとめる製品があります。

  • 工事別の台帳管理から始める製品見積から支払までを工事ごとに整理しやすく、Excel管理から移行しやすい製品です。ただし部門横断の統制や細かなカスタマイズは、事前に必要範囲を決めます。代表製品:レッツ原価管理Go2
  • 複数拠点や大人数の全社管理に広げる製品拠点や利用者が増えても、同じ工事データを全社で扱いやすい製品です。ただしサーバー構成やカスタマイズを含めると、導入準備は重くなります。代表製品:どっと原価NEO EX
  • 建設業ERPとして基幹業務までまとめる製品原価から支払、請求、会計までを一つの基盤で扱いやすい製品です。その分、導入範囲を広げすぎると現場部門の確認作業も増えます。代表製品:PROCES.S

現場入力と事務所確認の分担

日報や発注、請求書の情報を現場で入れるか、事務所でまとめて処理するかで定着のしやすさが変わります。現場監督が忙しい会社では、入力手順が増えるほど原価の反映が遅れます。

製品の分かれ方:分担は大きく3通りです。事務所主導で伝票を集める製品、現場の日報や発注から原価へつなげる製品、書類処理を電子化して経理側の負担を軽くする製品があります。

  • 事務所主導で伝票を集める製品経理や管理部門が工事別に伝票を整理しやすい製品です。ただし現場で日々の実績を入れたい場合は、別サービスや入力手順も確認します。代表製品:レッツ原価管理Go2
  • 現場の日報や発注から原価へつなげる製品現場の発注や日報を起点に、工事途中の収支を共有しやすい製品です。ただし現場担当者が続けられる入力項目に絞らないと、運用が止まりやすくなります。代表製品:BUILDYNOTE / Sitrom-CC
  • 書類処理を電子化して経理側の負担を軽くする製品請求書や発注書の回収を電子化し、工事案件に紐づけやすい製品です。ただし月次の原価分析まで任せる場合は、集計の範囲を先に決めます。代表製品:Digital Billder

会計・経営管理までのつなげ方

原価データを会計に渡すだけでよい会社と、経営会議で使う管理数字まで一体化したい会社では必要な構成が変わります。会計連携の粒度を曖昧にすると、月次締めの後で手作業の調整が残ります。

製品の分かれ方:つなげ方は大きく3通りです。原価管理を中心に会計へ連携する製品、建設会計と原価を同じ基盤で扱う製品、全社ERPの中で建設工事の採算を管理する製品があります。

  • 原価管理を中心に会計へ連携する製品工事別の原価管理を主役にしながら、会計システムへデータを渡しやすい製品です。ただし会計側の仕訳や締め処理は、既存運用との合わせ込みが必要です。代表製品:どっと原価NEO EX / レッツ原価管理Go2
  • 建設会計と原価を同じ基盤で扱う製品会計、原価、支払を分けずに進めやすい製品です。その分、導入時は部門ごとの入力責任と承認の流れを整理します。代表製品:PROCES.S
  • 全社ERPの中で建設工事の採算を管理する製品建設事業以外の部門も含め、全社の会計情報を一元化しやすい製品です。ただし建設現場の細かな業務は、標準運用に合うか確認します。代表製品:OBIC7

導入支援と費用確認の進め方

オンプレミス、クラウド、ERPでは初期設定や見積もりの進め方が異なります。利用人数や拠点数だけでなく、移行支援や帳票設定を含めると初年度の負担が変わります。

製品の分かれ方:進め方は大きく3通りです。料金表や試用で始めやすい製品、相談やデモで構成を固める製品、導入プロジェクトとして段階的に進める製品があります。

  • 料金表や試用で始めやすい製品小さく試してから工事原価管理を始めやすい製品です。ただしクラウド利用や追加サービスを含めると、総額は変わります。代表製品:レッツ原価管理Go2
  • 相談やデモで構成を固める製品自社の工事規模や帳票に合わせ、必要な構成を相談しやすい製品です。ただしカスタマイズを含める場合は、稼働までの準備期間が長くなります。代表製品:どっと原価NEO EX
  • 導入プロジェクトとして段階的に進める製品会計や周辺業務まで含めて、段階的に導入範囲を広げやすい製品です。ただし関係部署が多いほど、要件整理と社内調整に時間がかかります。代表製品:PROCES.S / OBIC7

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

工事案件ごとに原価や利益を管理できますか?

はい、建設業向けは工事番号ごとに材料費・労務費・外注費をひも付け、案件単位の原価と粗利をリアルタイムに把握できます。実行予算と実際原価を比較して予算消化率を確認でき、赤字工事の兆候を早期につかめます。どっと原価NEO EXやレッツ原価管理Go2は工事別の予実管理に強く、現場ごとの採算管理に向いています。

見積から発注、支払、会計まで一連でつなげられますか?

ERP統合型なら、見積・発注・支払・会計までを一つの流れでつなぎ、データの二重入力をなくせます。現場で発生した原価がそのまま会計に反映されるため、月次決算の早期化にもつながります。原価管理だけでよいか、経営管理まで一体化したいかで、専用パッケージ型かERP型かが分かれます。

現場からスマホやタブレットで原価を入力できますか?

クラウド特化型なら、現場監督がスマホやタブレットから日報や出来高、材料の使用量をその場で入力できます。事務所と現場、経営層がリアルタイムに同じ数字を見られるため、報告のタイムラグや転記の手間が減ります。複数現場を同時に動かす会社ほど、現場入力に対応した製品の効果が大きくなります。

建設業向け原価管理システムの料金はどのくらいですか?

クラウド型は月3万円台から、買い切りのパッケージ型は10万円台からが目安です。Digital Billderは月30,000円、Sitrom-CCは月165,000円ほどです。買い切りの建設原価ビルダー5は120,000円、レッツ原価管理Go2は1ライセンス110,000円で、OBIC7など会計統合型は要問い合わせです。

市販の会計ソフトだけで工事原価を管理できますか?

一般的な会計ソフトでも費用は記録できますが、工事ごとの実行予算や出来高、協力会社別の管理までは手が届きにくいです。建設業は工期が長く、JVや下請けが絡むため、工事台帳と原価を一体で扱える専用システムが向いています。小規模で工事数が少ないうちは会計ソフトで足りても、案件が増えると専用製品が必要になります。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

AI・エージェント

汎用生成AI・エージェント
LLM・大規模言語モデル
エージェントフレームワーク
エージェントオートメーション基盤

ソフトウェア(Saas)

オフィス環境・総務・施設管理
開発・ITインフラ・セキュリティ
データ分析・連携