おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| どっと原価NEO EX | 工事原価の見える化に特化した専用パッケージタイプ 🏗️ | 要問合せ |
| 建設・不動産シェアがトップ。複数現場の全社原価管理に強い。 |
| レッツ原価管理Go2 | 工事原価の見える化に特化した専用パッケージタイプ 🏗️ | 110,000円ライセンス |
| 見積から入金まで標準機能で広く対応。中小企業シェアもトップ。 |
| 建設原価ビルダー5 | 工事原価の見える化に特化した専用パッケージタイプ 🏗️ | 120,000円本 |
| 支払・入金を起点に工事原価を集計。既存Windows運用向け。 |
| e2movE 工事管理 | 原価管理と会計・経営管理を統合したERPタイプ 📈 | 要問合せ |
| 受注から支払まで工事原価を一元管理。費用を抑えやすい。 |
| PROCES.S | 原価管理と会計・経営管理を統合したERPタイプ 📈 | 要問合せ |
| 建設会計・原価・共同企業体管理まで統合。専門チームが支援。 |
| OBIC7 | 原価管理と会計・経営管理を統合したERPタイプ 📈 | 要問合せ |
| 会計を核に販売・在庫・人事まで統合。中堅企業シェアがトップ。 |
| Sitrom-CC | 現場と事務所をつなぐクラウド特化タイプ ☁️ | 165,000円月 |
| 現場入力を原価・採算に自動集計。中堅建設会社での利用が多い。 |
| Digital Billder | 現場と事務所をつなぐクラウド特化タイプ ☁️ | 30,000円月 |
| 請求書を工事案件へ自動紐付け。協力会社との処理を効率化。 |
| BUILDYNOTE | 現場と事務所をつなぐクラウド特化タイプ ☁️ | 要問合せ |
| 工程・写真・原価を同じクラウドで管理。社員5〜60名規模で使いやすい。 |
原価管理システムの導入によって得られる効果
原価管理システムは、材料費や人件費などの原価を集計し、利益管理に使うための仕組みです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| 原価集計に時間がかかる | 材料費や労務費を案件別に集計しやすくなり、原価確認の作業を減らせます |
| 実績入力が手作業中心 | 作業時間や使用材料を記録しやすくなり、Excelへの転記作業を減らせます |
| 予算超過に気づくのが遅れやすい | 予算と実績の差を確認しやすくなり、早めの見直し判断を進めやすくなります |
| 案件ごとの利益が分かりにくい | 案件ごとの売上と原価を比較し、利益状況を確認しやすくなります |
| 次の見積に実績を生かしにくい | 過去実績を参照しやすくなり、次回見積や価格設定の改善に使えます |
続いて、建設業向け原価管理システムをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
建設業向け原価管理システム3タイプを解説
| 比較項目 | 工事原価の見える化に特化した専用パッケージタイプ | 原価管理と会計・経営管理を統合したERPタイプ | 現場と事務所をつなぐクラウド特化タイプ |
|---|---|---|---|
| 優れている点 | 工事別の原価を見える化 | 原価から経営管理まで一元化 | 現場と事務所をリアルタイム連携 |
| できること | 予実管理・原価集計見積支払データ連携予算消化率確認 | 原価財務会計連動経営ダッシュボードバックオフィス統合 | モバイル原価入力リアルタイム確認利益構造分析 |
| 適している企業/業種 | 中小建設会社工事会社 | 中堅建設会社大手建設会社 | 複数現場運営企業建設会社 |
| 料金目安 | 要問合せ(無料お試しあり) | 要問合せ(個別見積もり) | 公式サイトで要確認 |
タイプ別おすすめ製品
工事原価の見える化に特化した専用パッケージタイプ 🏗️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
複数現場・複数部門の全社工事原価管理を固めたい中堅建設会社向けパッケージ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
見積から入金まで標準機能で広くカバーする中小建設会社向け専用パッケージ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
出荷停止中のため既存利用者以外は同タイプの別製品を優先すべき原価ソフト
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
原価管理と会計・経営管理を統合したERPタイプ 📈
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
Excel台帳から全社の工事採算管理へ移したい中堅建設会社向け工事原価ERP
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
工事別収支を経理・経営管理までつなげたい中堅〜大手向け建設専用ERP
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
建設事業と製造・サービス部門を併せ持つ中堅〜大企業向けの全社統合ERP
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
現場と事務所をつなぐクラウド特化タイプ ☁️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
複数現場の進捗と原価を本部でリアルタイムに把握したい中堅建設会社向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
紙・PDFの書類回収と承認共有をまず軽くしたい建設会社の業務デジタル化
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
現場監督が入力しやすい施工管理一体型クラウドで工程と原価を見える化
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
どこから比較すべきか
選定の決め手
どっと原価NEO EX | レッツ原価管理Go2 | 建設原価ビルダー5 | e2movE 工事管理 | PROCES.S | OBIC7 | Sitrom-CC | Digital Billder | BUILDYNOTE | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
工事別原価計算 工事番号単位で材料費と労務費と経費を集計して工事原価を算出できるか | |||||||||
工数データの取込集計 勤怠や作業実績のデータ取込で工数を集計して労務費に反映できるか | |||||||||
受注見積の原価明細 見積時に原価内訳を明細で作成して提示できるか | |||||||||
内訳のドリルダウン 材料費と労務費と経費の内訳を配賦前後や部門別まで掘り下げて確認できるか | |||||||||
配賦ルール設定 配賦基準を工数や金額や数量などから選んで配賦できるか | |||||||||
着地予測の自動算出 進捗入力をもとに最終原価の着地を自動算出できるか |
一部の企業で必須
どっと原価NEO EX | レッツ原価管理Go2 | 建設原価ビルダー5 | e2movE 工事管理 | PROCES.S | OBIC7 | Sitrom-CC | Digital Billder | BUILDYNOTE | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
多段階配賦 間接費を部門などで段階配賦してから製品や案件へ配賦できるか | |||||||||
棚卸評価 期末の棚卸資産を原価に基づいて評価できるか | |||||||||
差異内訳分解 差異を単価差と数量差など要因別に分けて確認できるか | |||||||||
差異の振替処理 標準対実際などの差異を所定の処理先へ振替できるか |
ほぼ全製品が対応
どっと原価NEO EX | レッツ原価管理Go2 | 建設原価ビルダー5 | e2movE 工事管理 | PROCES.S | OBIC7 | Sitrom-CC | Digital Billder | BUILDYNOTE | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
予定原価の作成 着手前に見積や計画にもとづく予定原価をシステム内で作成できるか | |||||||||
原価予算の登録 製番や工事ごとに原価予算をシステム内で登録して管理できるか | |||||||||
予算対実績差異 原価予算と実績原価を比較して超過や不足を把握できるか | |||||||||
根拠伝票への遡及 原価の金額から元の購買や工数などの伝票へ遡って確認できるか |
優先度が低い
どっと原価NEO EX | レッツ原価管理Go2 | 建設原価ビルダー5 | e2movE 工事管理 | PROCES.S | OBIC7 | Sitrom-CC | Digital Billder | BUILDYNOTE | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロット別原価計算 ロット単位で投入と出来高を紐づけてロット原価を算出できるか | |||||||||
連産品の原価配賦 連産品や副産物に原価を配賦して原価を算出できるか |
建設業の原価管理システムの選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、管理したい範囲を決める工事原価だけを整えるのか、会計や経営管理まで統合するのか、現場入力を優先するのかで製品群が変わります。まずは自社の工事規模と管理部門の体制に近いタイプを選びます。タイプ別おすすめへ ↑
- 2必要な原価管理機能を機能マップで確認する工事別原価と予実差異は、会社によって必要度が異なります。工数取込や配賦も、運用規模によって扱いが変わります。日常運用で必須の機能と、大規模工事や会計処理で必要になる機能を分けます。機能の優先度マップへ ↑
- 3運用条件と導入条件をそろえる建設業の原価管理システムは、同じ原価集計でも入力する場所で運用負担が変わります。会計とのつながりや利用人数、導入支援も総額と定着に影響します。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて確認したい条件を整理します。
ここからは、現場と事務所で毎月使う前提をそろえます。工事台帳の粒度と現場入力の分担を分けて考えます。会計とのつながりや導入時の支援範囲も合わせると、導入後の負担を比べやすくなります。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
工事台帳の粒度と全社管理の広げ方
現場数や部門が増えると、工事台帳を誰が更新し、どの単位で粗利を確認するかが変わります。小規模な工事別管理から始める会社と、拠点や部門をまたいで同じ数字を使う会社では、初期設定の重さが違います。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。工事別の台帳管理から始める製品、複数拠点や大人数の全社管理に広げる製品、建設業ERPとして基幹業務までまとめる製品があります。
- 工事別の台帳管理から始める製品見積から支払までを工事ごとに整理しやすく、Excel管理から移行しやすい製品です。ただし部門横断の統制や細かなカスタマイズは、事前に必要範囲を決めます。代表製品:レッツ原価管理Go2
- 複数拠点や大人数の全社管理に広げる製品拠点や利用者が増えても、同じ工事データを全社で扱いやすい製品です。ただしサーバー構成やカスタマイズを含めると、導入準備は重くなります。代表製品:どっと原価NEO EX
- 建設業ERPとして基幹業務までまとめる製品原価から支払、請求、会計までを一つの基盤で扱いやすい製品です。その分、導入範囲を広げすぎると現場部門の確認作業も増えます。代表製品:PROCES.S
現場入力と事務所確認の分担
日報や発注、請求書の情報を現場で入れるか、事務所でまとめて処理するかで定着のしやすさが変わります。現場監督が忙しい会社では、入力手順が増えるほど原価の反映が遅れます。
製品の分かれ方:分担は大きく3通りです。事務所主導で伝票を集める製品、現場の日報や発注から原価へつなげる製品、書類処理を電子化して経理側の負担を軽くする製品があります。
- 事務所主導で伝票を集める製品経理や管理部門が工事別に伝票を整理しやすい製品です。ただし現場で日々の実績を入れたい場合は、別サービスや入力手順も確認します。代表製品:レッツ原価管理Go2
- 現場の日報や発注から原価へつなげる製品現場の発注や日報を起点に、工事途中の収支を共有しやすい製品です。ただし現場担当者が続けられる入力項目に絞らないと、運用が止まりやすくなります。代表製品:BUILDYNOTE / Sitrom-CC
- 書類処理を電子化して経理側の負担を軽くする製品請求書や発注書の回収を電子化し、工事案件に紐づけやすい製品です。ただし月次の原価分析まで任せる場合は、集計の範囲を先に決めます。代表製品:Digital Billder
会計・経営管理までのつなげ方
原価データを会計に渡すだけでよい会社と、経営会議で使う管理数字まで一体化したい会社では必要な構成が変わります。会計連携の粒度を曖昧にすると、月次締めの後で手作業の調整が残ります。
製品の分かれ方:つなげ方は大きく3通りです。原価管理を中心に会計へ連携する製品、建設会計と原価を同じ基盤で扱う製品、全社ERPの中で建設工事の採算を管理する製品があります。
- 原価管理を中心に会計へ連携する製品工事別の原価管理を主役にしながら、会計システムへデータを渡しやすい製品です。ただし会計側の仕訳や締め処理は、既存運用との合わせ込みが必要です。代表製品:どっと原価NEO EX / レッツ原価管理Go2
- 建設会計と原価を同じ基盤で扱う製品会計、原価、支払を分けずに進めやすい製品です。その分、導入時は部門ごとの入力責任と承認の流れを整理します。代表製品:PROCES.S
- 全社ERPの中で建設工事の採算を管理する製品建設事業以外の部門も含め、全社の会計情報を一元化しやすい製品です。ただし建設現場の細かな業務は、標準運用に合うか確認します。代表製品:OBIC7
導入支援と費用確認の進め方
オンプレミス、クラウド、ERPでは初期設定や見積もりの進め方が異なります。利用人数や拠点数だけでなく、移行支援や帳票設定を含めると初年度の負担が変わります。
製品の分かれ方:進め方は大きく3通りです。料金表や試用で始めやすい製品、相談やデモで構成を固める製品、導入プロジェクトとして段階的に進める製品があります。
- 料金表や試用で始めやすい製品小さく試してから工事原価管理を始めやすい製品です。ただしクラウド利用や追加サービスを含めると、総額は変わります。代表製品:レッツ原価管理Go2
- 相談やデモで構成を固める製品自社の工事規模や帳票に合わせ、必要な構成を相談しやすい製品です。ただしカスタマイズを含める場合は、稼働までの準備期間が長くなります。代表製品:どっと原価NEO EX
- 導入プロジェクトとして段階的に進める製品会計や周辺業務まで含めて、段階的に導入範囲を広げやすい製品です。ただし関係部署が多いほど、要件整理と社内調整に時間がかかります。代表製品:PROCES.S / OBIC7
よくある質問
工事案件ごとに原価や利益を管理できますか?
はい、建設業向けは工事番号ごとに材料費・労務費・外注費をひも付け、案件単位の原価と粗利をリアルタイムに把握できます。実行予算と実際原価を比較して予算消化率を確認でき、赤字工事の兆候を早期につかめます。どっと原価NEO EXやレッツ原価管理Go2は工事別の予実管理に強く、現場ごとの採算管理に向いています。
見積から発注、支払、会計まで一連でつなげられますか?
ERP統合型なら、見積・発注・支払・会計までを一つの流れでつなぎ、データの二重入力をなくせます。現場で発生した原価がそのまま会計に反映されるため、月次決算の早期化にもつながります。原価管理だけでよいか、経営管理まで一体化したいかで、専用パッケージ型かERP型かが分かれます。
現場からスマホやタブレットで原価を入力できますか?
クラウド特化型なら、現場監督がスマホやタブレットから日報や出来高、材料の使用量をその場で入力できます。事務所と現場、経営層がリアルタイムに同じ数字を見られるため、報告のタイムラグや転記の手間が減ります。複数現場を同時に動かす会社ほど、現場入力に対応した製品の効果が大きくなります。
建設業向け原価管理システムの料金はどのくらいですか?
クラウド型は月3万円台から、買い切りのパッケージ型は10万円台からが目安です。Digital Billderは月30,000円、Sitrom-CCは月165,000円ほどです。買い切りの建設原価ビルダー5は120,000円、レッツ原価管理Go2は1ライセンス110,000円で、OBIC7など会計統合型は要問い合わせです。
市販の会計ソフトだけで工事原価を管理できますか?
一般的な会計ソフトでも費用は記録できますが、工事ごとの実行予算や出来高、協力会社別の管理までは手が届きにくいです。建設業は工期が長く、JVや下請けが絡むため、工事台帳と原価を一体で扱える専用システムが向いています。小規模で工事数が少ないうちは会計ソフトで足りても、案件が増えると専用製品が必要になります。
※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。
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