おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| Reforma PSA | 月額5万円以下のスモールスタートタイプ 💰 | 30,000円月 |
| 案件と工数を結び、受託案件の原価・粗利を早期に把握。広告・ITでシェア上位。 |
| freee販売 | 月額5万円以下のスモールスタートタイプ 💰 | 3,980円月 |
| freee会計とつなげて請求から案件損益まで管理。中小企業シェアもトップ。 |
| レッツ原価管理Go2 | 月額5万円以下のスモールスタートタイプ 💰 | 110,000円ライセンス |
| 見積から請求・入金まで工事番号で管理。建設業で4,000社超の導入実績。 |
| クラウドERP ZAC プロジェクト管理 | 月額5万〜15万円の業務効率化タイプ 📋 | 要問合せ |
| 案件収支を販売・購買・勤怠まで一元管理。広告・IT・コンサルでシェア上位。 |
| どっと原価NEO EX | 月額5万〜15万円の業務効率化タイプ 📋 | 要問合せ |
| 工事原価を見積・予算・支払まで管理。建設・不動産シェアがトップ。 |
| クラウドログ | 月額5万〜15万円の業務効率化タイプ 📋 | 要問合せ |
| 工数入力から案件採算をリアルタイムに集計。使いやすく導入も進めやすい。 |
| アラジンオフィス | 月額15万〜50万円の業種特化タイプ 🏭 | 要問合せ |
| 販売・在庫・仕入原価を同じ基盤で管理。卸売・小売シェアがトップ。 |
| スマートF | 月額15万〜50万円の業種特化タイプ 🏭 | 要問合せ |
| 在庫・工程・原価・品質まで段階導入可能。製造業務を広くカバー。 |
| TECHS-S | 月額15万〜50万円の業種特化タイプ 🏭 | 要問合せ |
| 多品種少量の製番別採算に特化。製造業・中小企業シェアがトップ。 |
| SAP S/4HANA | 月額50万円以上の統合ERP・大規模タイプ 🏢 | 要問合せ |
| 全60要件に対応する大規模ERP。複数事業の原価管理を同じ基盤でそろえられる。 |
| OBIC7 | 月額50万円以上の統合ERP・大規模タイプ 🏢 | 要問合せ |
| 会計を軸に販売・生産・人事まで統合。自社一貫支援で運用相談しやすい。 |
| GLOVIA smart PRONES | 月額50万円以上の統合ERP・大規模タイプ 🏢 | - |
| 生産実績から原価を組み上げられる。中堅製造業シェアがトップ。 |
原価管理システムの導入によって得られる効果
原価管理システムは、材料費や人件費などの原価を集計し、利益管理に使うための仕組みです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| 原価集計に時間がかかる | 材料費や労務費を案件別に集計しやすくなり、原価確認の作業を減らせます |
| 実績入力が手作業中心 | 作業時間や使用材料を記録しやすくなり、Excelへの転記作業を減らせます |
| 予算超過に気づくのが遅れやすい | 予算と実績の差を確認しやすくなり、早めの見直し判断を進めやすくなります |
| 案件ごとの利益が分かりにくい | 案件ごとの売上と原価を比較し、利益状況を確認しやすくなります |
| 次の見積に実績を生かしにくい | 過去実績を参照しやすくなり、次回見積や価格設定の改善に使えます |
続いて、価格で選ぶ原価管理システムをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
価格で選ぶ原価管理システム4タイプを解説
| 比較項目 | 月額5万円以下のスモールスタートタイプ | 月額5万〜15万円の業務効率化タイプ | 月額15万〜50万円の業種特化タイプ | 月額50万円以上の統合ERP・大規模タイプ |
|---|---|---|---|---|
| 優れている点 | 低価格で始める原価管理の第一歩 | モジュール追加で業務範囲を拡張 | 標準原価と実際原価の差異を分析 | 多拠点原価を全社統合で可視化 |
| できること | 案件別原価集計粗利自動集計会計ソフト連携 | 予実管理消化率アラートモジュール選択 | 標準原価差異分析業種別帳票BOM連携 | 多通貨対応統合原価計算経営ダッシュボード |
| 適している企業/業種 | 小規模事業者 | 中小企業中堅企業 | 製造業建設業 | 大企業上場企業 |
| 料金目安 | 3万〜5万円/月 | 5万〜15万円/月 | 15万〜50万円/月 | 50万円〜/月 |
タイプ別おすすめ製品
月額5万円以下のスモールスタートタイプ 💰
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
案件別の原価・粗利を低コストで見える化したい受託企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
freee会計と案件採算をつなげて見たい中小企業におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
配賦対応の工事原価を低価格で始めたい小規模建設会社向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
月額5万〜15万円の業務効率化タイプ 📋
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
案件収支と内部統制を一体で管理したいプロジェクト型企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
材料費・外注費まで工事ごとに追いたい中堅建設業におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
工数入力からプロジェクト採算を手軽に見える化できる原価管理
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
月額15万〜50万円の業種特化タイプ 🏭
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
販売・在庫と仕入原価を同じ基盤で追いたい卸売・小売向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
個別・標準・工程原価を横断管理したい中小製造業におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
製番ごとの採算と赤字兆候を早く掴みたい個別受注製造向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
月額50万円以上の統合ERP・大規模タイプ 🏢
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
海外拠点まで全社の原価基準を統一したい大企業の第一候補
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
国産ベンダーの手厚い支援で基幹業務を整えたい上場企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
生産実績を起点に原価を組み上げたい中堅製造業におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
どこから比較すべきか
選定の決め手
Reforma PSA | レッツ原価管理Go2 | クラウドERP ZAC プロジェクト管理 | どっと原価NEO EX | クラウドログ | アラジンオフィス | スマートF | TECHS-S | SAP S/4HANA | OBIC7 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
原価要素の追加設定 材料費と労務費と経費などの原価要素を自社で追加して集計に使えるか | ||||||||||
配賦ルール設定 配賦基準を工数や金額や数量などから選んで配賦できるか | ||||||||||
配賦率の期間管理 配賦率を月次など期間ごとに登録して期間を指定して適用できるか | ||||||||||
棚卸評価 期末の棚卸資産を原価に基づいて評価できるか | ||||||||||
標準原価設定 品目や工程に標準原価を設定して基準として使えるか | ||||||||||
着地予測の自動算出 進捗入力をもとに最終原価の着地を自動算出できるか | ||||||||||
差異内訳分解 差異を単価差と数量差など要因別に分けて確認できるか |
一部の企業で必須
Reforma PSA | レッツ原価管理Go2 | クラウドERP ZAC プロジェクト管理 | どっと原価NEO EX | クラウドログ | アラジンオフィス | スマートF | TECHS-S | SAP S/4HANA | OBIC7 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
多段階配賦 間接費を部門などで段階配賦してから製品や案件へ配賦できるか | ||||||||||
工程別原価計算 工程ごとに投入と完成を集計して工程原価を算出できるか | ||||||||||
工程完成換算 工程ごとに完成換算を使って工程原価を算出できるか | ||||||||||
ロット別原価計算 ロット単位で投入と出来高を紐づけてロット原価を算出できるか | ||||||||||
連産品の原価配賦 連産品や副産物に原価を配賦して原価を算出できるか |
ほぼ全製品が対応
Reforma PSA | レッツ原価管理Go2 | クラウドERP ZAC プロジェクト管理 | どっと原価NEO EX | クラウドログ | アラジンオフィス | スマートF | TECHS-S | SAP S/4HANA | OBIC7 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
根拠伝票への遡及 原価の金額から元の購買や工数などの伝票へ遡って確認できるか | ||||||||||
締め処理の実行 月次などで原価計算の締め処理を実行できると明記されているか | ||||||||||
計算結果の履歴保持 原価計算結果を期間別に履歴として保持して比較できるか | ||||||||||
予算対実績差異 原価予算と実績原価を比較して超過や不足を把握できるか |
優先度が低い
Reforma PSA | レッツ原価管理Go2 | クラウドERP ZAC プロジェクト管理 | どっと原価NEO EX | クラウドログ | アラジンオフィス | スマートF | TECHS-S | SAP S/4HANA | OBIC7 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
代替品の原価反映 代替品への置換を原価計算に反映して差を把握できるか |
原価管理システム 価格の選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、価格帯の大枠を決めるまずは価格帯のタイプを確認します。自社に近いタイプが分かると、予算感と管理範囲をそろえやすくなります。タイプ別おすすめへ ↑
- 2機能マップで、必要な深さを整理する配賦や差異分析などの深さは、価格帯だけでなく業種や拠点数でも変わります。優先度マップで必須条件と後回しにできる条件を分けておくと、過不足を避けやすくなります。機能の優先度マップへ ↑
- 3比較ポイントで、契約前の確認をそろえる費用の示し方や管理範囲に加え、業種との相性や支援体制までそろえると、価格差の理由を説明しやすくなります。
機能の○×に加えて、契約前にそろえる条件を確認すると、同じ価格帯の製品でも導入後の負担を比べやすくなります。ここでは価格と管理範囲を先に置き、業種適合と支援体制まで整理します。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
総額の示し方と見積もり範囲
原価管理システムは、利用人数や管理対象を増やすほど、月額以外の費用も総額に影響します。入口の料金だけで決めると、必要な帳票や導入支援を足した段階で予算がずれやすくなります。
製品の分かれ方:製品によって、料金表で目安をつかめるタイプと構成を伝えて見積もるタイプがあります。ERP全体の範囲を相談して決めるタイプもあります。
- 料金表で目安をつかめる製品人数や機能を入れて概算を作りやすい製品です。ただし上位機能や支援費を加えると総額は変わります。代表製品:Reforma PSA / クラウドログ
- 業務範囲を伝えて見積もる製品案件や工事の範囲を伝えて、必要な構成を詰められます。反面、相談前に管理対象を整理しないと見積もりが膨らみます。代表製品:クラウドERP ZAC プロジェクト管理 / どっと原価NEO EX
- 基幹業務全体で相談する製品会計や生産まで含めて、全社の基盤として設計できます。その分、部門ごとの要望が多いと調整に時間がかかります。代表製品:OBIC7
管理範囲の広げ方
Excelから移る企業と、既存の販売・生産・会計まで整えたい企業では、最初に載せる業務量が変わります。範囲を広げすぎると現場入力が定着せず、狭すぎると原価の抜けが残ります。
製品の分かれ方:製品には、案件採算から始めるタイプと工事や製造の原価を中心に始めるタイプがあります。基幹業務までまとめるタイプもあります。
- 案件採算から始める製品請求や工数と案件損益をつなげやすく、小さく始めやすい製品です。ただし材料や在庫まで扱う企業では範囲が足りません。代表製品:freee販売 / Reforma PSA
- 工事や製造の原価を中心に始める製品工事番号や製造現場の流れに合わせて、原価を集めやすい製品です。一方、販売や会計まで含める範囲は確認が必要です。代表製品:レッツ原価管理Go2 / スマートF
- 基幹業務までまとめる製品会計や販売を同じ基盤に載せやすく、全社の数値をそろえられます。その分、初期整理と部門間の合意に負担がかかります。代表製品:OBIC7 / クラウドERP ZAC プロジェクト管理
業種ごとの原価構造への合い方
受託案件と建設工事では、原価が発生する場所と入力担当が異なります。製造や流通でも同じ画面設計ではなじまず、現場が別表を作り続ける運用になりやすくなります。
製品の分かれ方:製品には、受託案件・工数中心のタイプと建設工事中心のタイプがあります。製造や販売在庫を含めるタイプもあります。
- 受託案件・工数中心の製品作業時間と案件損益を結びやすく、ITや制作の採算管理に向きます。ただし材料や在庫の細かな管理には別の検討が必要です。代表製品:クラウドログ / クラウドERP ZAC プロジェクト管理
- 建設工事中心の製品見積や発注を工事単位でそろえやすく、現場と経理の情報をつなげます。一方、製造の工程管理を主にする場合は合いにくいことがあります。代表製品:レッツ原価管理Go2 / どっと原価NEO EX
- 製造・販売在庫を含める製品生産や在庫の動きと原価を合わせやすく、仕入れの変動も追いやすくなります。ただし工事台帳中心の運用には合わせ込みが必要です。代表製品:スマートF / アラジンオフィス
導入支援と運用定着
現場担当者が日々入力する仕組みでは、導入時の設定だけでなく運用開始後の見直しも発生します。支援が薄いまま始めると、入力ルールが部門ごとにばらつき、原価の集計結果を信頼しにくくなります。
製品の分かれ方:製品には、ヘルプを使って自社で設定するタイプとベンダー支援で設計するタイプがあります。業種に詳しい担当と運用を固めるタイプもあります。
- 自社で設定を進める製品画面が軽く、担当者だけで試しながら運用を始めやすい製品です。ただし入力ルールは社内でそろえる必要があります。代表製品:freee販売 / クラウドログ
- ベンダー支援で設計する製品業務範囲を相談しながら、原価管理の流れを組み立てやすい製品です。その分、準備資料や社内調整に時間がかかります。代表製品:クラウドERP ZAC プロジェクト管理 / OBIC7
- 業種に詳しい担当と運用を固める製品建設や製造の慣習を踏まえて、現場入力の手順を作りやすい製品です。一方、標準運用から外れる部分は早めに洗い出す必要があります。代表製品:どっと原価NEO EX / TECHS-S
よくある質問
原価管理システムは結局いくらくらいかかりますか?
月額5万円以下のスモールスタート型から、月50万円以上の統合ERP型まで、規模によって価格は大きく開きます。プロジェクト型のReforma PSAは月30,000円、freee販売は月3,980円から使え、レッツ原価管理Go2は1ライセンス110,000円ほどです。OBIC7やSAPのような大規模製品は要問い合わせで、対応範囲が広いほど高くなります。
料金体系は製品によってどう違いますか?
原価管理システムは、利用人数で増えるユーザー課金型と、人数に関わらず一定の固定料金型に大きく分かれます。少人数ならユーザー課金型が割安ですが、利用者が増えると固定料金型の方が総額を抑えやすくなります。月額だけで比べると実態を見誤るため、想定人数と利用期間をそろえて総額で比較するのがコツです。
月額料金のほかにかかる費用はありますか?
月額のほかに、初期設定費用や導入支援費、保守サポート費、カスタマイズ費がかかることが多いです。特にパッケージ型やERP型は初期費用が数十万円から数百万円に及ぶこともあり、月額だけでは総額が見えません。見積もりを取るときは、初年度に必要な費用と次年度以降のランニングコストを分けて確認すると安全です。
安い製品を選べばコストを抑えられますか?
月額が安くても、自社の原価計算方式に合わなければ使いこなせず、結局Excelに戻ってしまうことがあります。スモールスタート型は機能が絞られているため、複雑な配賦や差異分析が必要な現場では物足りません。価格だけで決めず、必要な機能を満たす中でもっとも費用対効果の高い製品を選ぶと無駄がありません。
クラウド型とパッケージ型では費用の考え方がどう違いますか?
クラウド型は初期費用を抑えて月額で使え、パッケージ型は初期にまとまった費用がかかる代わりに月々の負担が軽くなります。短期間で使い始めたい中小企業はクラウド型、長期で自社向けに作り込みたい企業はパッケージ型が総額で有利になりやすいです。利用年数を決めて、初期費用と月額を合わせた総額で比べると判断しやすくなります。
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