おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| freee販売 | 案件・プロジェクト別の収支を見える化したいタイプ 📊 | 3,980円月 |
| 案件別の売上・原価・粗利を可視化。freee会計連携と導入シェアもトップ。 |
| Wrike | 案件・プロジェクト別の収支を見える化したいタイプ 📊 | 0円〜ユーザー/月 |
| 作業進行と予算を同じ基盤で確認。連携に強く複数チームの案件を管理できる。 |
| ClickUp | 案件・プロジェクト別の収支を見える化したいタイプ 📊 | 0円〜ユーザー/月 |
| タスク・文書・チャットを一体管理。無料から工数・予算の見える化を試せる。 |
| VBA工事原価・入金管理 | 工事・建設の現場原価をしっかり管理したいタイプ 🏗️ | 24,000円ライセンス |
| Excel単体で工事原価台帳を作成。低コストで小規模建設業が始めやすい。 |
| 工事台帳2 | 工事・建設の現場原価をしっかり管理したいタイプ 🏗️ | 220,000円買い切り |
| 仕入・外注伝票から工事別損益を集計。共通原価配分まで扱える本格運用向け。 |
| CDFWin | 工事・建設の現場原価をしっかり管理したいタイプ 🏗️ | 35,200円ユーザー/年 |
| 工事台帳から写真・ファイルまで一元管理。全機能を無料で検証して始められる。 |
| ERPNext | 製造・販売を含む全社のコストを一元管理したいタイプ 🏭 | 0円〜月 |
| BOMと作業指示から在庫・会計まで連動。製造業シェア上位で低コスト。 |
| Odoo | 製造・販売を含む全社のコストを一元管理したいタイプ 🏭 | 0円〜ユーザー/月 |
| 30以上の業務アプリを組み合わせ、製造・販売・在庫まで広く統合できる。 |
| iDempiere | 製造・販売を含む全社のコストを一元管理したいタイプ 🏭 | 0円〜 |
| GPLの無償ERPを自社仕様に作り込める。独自の原価集計や配賦も組み込める。 |
原価管理システムの導入によって得られる効果
原価管理システムは、材料費や人件費などの原価を集計し、利益管理に使うための仕組みです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| 原価集計に時間がかかる | 材料費や労務費を案件別に集計しやすくなり、原価確認の作業を減らせます |
| 実績入力が手作業中心 | 作業時間や使用材料を記録しやすくなり、Excelへの転記作業を減らせます |
| 予算超過に気づくのが遅れやすい | 予算と実績の差を確認しやすくなり、早めの見直し判断を進めやすくなります |
| 案件ごとの利益が分かりにくい | 案件ごとの売上と原価を比較し、利益状況を確認しやすくなります |
| 次の見積に実績を生かしにくい | 過去実績を参照しやすくなり、次回見積や価格設定の改善に使えます |
続いて、無料で使える原価管理システムをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
無料で使える原価管理システム3タイプを解説
| 比較項目 | 案件・プロジェクト別の収支を見える化したいタイプ | 工事・建設の現場原価をしっかり管理したいタイプ | 製造・販売を含む全社のコストを一元管理したいタイプ |
|---|---|---|---|
| 優れている点 | 案件別の収支を粗利で見える化 | 工事ごとの原価と入出金を一元管理 | 全社の原価をBOMから精緻に把握 |
| できること | 案件別粗利管理工数原価連携赤字リスク可視化 | 工事台帳管理原価集計支払入金管理 | BOM原価計算在庫購買統合管理部門別原価管理 |
| 適している企業/業種 | 案件型ビジネス中小企業フリーランス | 建設会社工務店リフォーム業者 | 製造業卸売業中小企業 |
| 料金目安 | 無料〜(有料プランあり) | 24,000円〜220,000円(ライセンス購入) | 要問合せ |
タイプ別おすすめ製品
案件・プロジェクト別の収支を見える化したいタイプ 📊
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
案件採算と請求・会計をfreee製品群でそろえたい中小企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
案件管理を土台にコスト把握も載せたい複数チームの企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
無料から工数と支出の見える化を試したい小規模チームにおすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
工事・建設の現場原価をしっかり管理したいタイプ 🏗️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
買い切りのExcel台帳で工事原価を管理したい一人親方・零細工務店向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
間接費の自動配分まで本格運用したい中小〜中堅建設会社向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
フリー版で全機能を試してから導入したい中小建設会社におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
製造・販売を含む全社のコストを一元管理したいタイプ 🏭
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
利用人数を増やしても費用を抑えて全社の原価を追いたい中小製造業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
業務アプリを組み合わせて全社基盤へ広げたい中小・中堅企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
開発体制を持ち基幹業務を自社仕様に作り込みたい企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
要件の優先度チャートとは?
選定の決め手
一部の企業で必須
ほぼ全製品が対応
優先度が低い
無料で使える原価管理システムの選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、原価を管理する単位を決める案件収支、工事台帳、製造ERPでは入力する費用と締め方が変わります。まずは自社の業種と管理したい単位に近いタイプを確認します。タイプ別おすすめへ ↑
- 2機能の優先度マップで、必須条件を整理する業種ごとの原価計算、予実管理、外部システムとのデータ連携は優先度が高い項目です。自社だけに必要な配賦計算や在庫連動も、ここで分けておくと過不足を避けやすくなります。機能の優先度マップへ ↑
- 3無料利用時の運用条件をそろえる無料で使える範囲は、製品の種類によって大きく変わります。下の比較ポイントでは、料金の発生タイミングや利用環境、データ連携を同じ目線で整理します。
ここからは、機能の○×に加えて、無料利用から本番運用へ移るときの条件を整理します。原価を追う単位と利用環境を合わせ、データのつなぎ方もそろえると、初期費用を抑えた後の負担も比べやすくなります。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
無料枠と有料化ライン
少人数で始める場合でも、無料で試せる範囲と本番運用に移る条件は製品ごとに違います。ユーザー数や保存容量、原価レポートの範囲が増えると、想定より早く有料契約が必要になります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。無料プランで小さく試す製品、無料トライアル後に契約する製品、オープンソースを自社管理で使う製品です。
- 無料プランで小さく試す製品タスクや案件の整理から低コストで始めやすい製品です。ただし保存容量や高度なレポートを広げると有料化が必要です。代表製品:Wrike / ClickUp
- 無料トライアル後に契約する製品本番導入前に操作感と原価管理の流れを確認しやすい製品です。ただし長く使う前提なら月額費用を見込む必要があります。代表製品:freee販売
- オープンソースを自社管理で使う製品ライセンス費用を抑えて全社基盤を作りやすい製品です。ただしサーバー運用や設定を担う体制が必要です。代表製品:ERPNext / iDempiere
原価を追う単位の広げ方
案件・工事・製品を同じ原価として扱ってしまうと、入力項目と締め方が実務に合わなくなります。人件費中心の案件型と、材料や在庫まで含む製造型では、月次で集めるデータ量も変わります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。案件別の収支から始める製品、工事台帳を中心にする製品、製造や在庫まで全社でつなぐ製品です。
- 案件別の収支から始める製品タスクや工数を案件収支の管理に近づけやすい製品です。ただし専用の原価計算までは別管理が必要な場合があります。代表製品:freee販売 / Wrike
- 工事台帳を中心にする製品工事ごとの入出金や現場原価を手元で整理しやすい製品です。ただし複数拠点で同時に更新する場合は共有方法の確認が必要です。代表製品:
- 製造や在庫まで全社でつなぐ製品BOMや在庫の情報を原価管理へつなげやすい製品です。ただし品目や工程の整理を先に進める必要があります。代表製品:ERPNext / Odoo
利用環境と管理体制
社内に情報システム担当がいない場合は、クラウドで始める製品とPCファイルや自社サーバーで管理する製品で負担が変わります。無料で使えても、バックアップや権限変更の担当が曖昧だと運用が属人化しやすくなります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。ブラウザで使うクラウド型の製品、WindowsやExcel前提で運用する製品、自社サーバーやホスティングを管理する製品です。
- ブラウザで使うクラウド型の製品インストールなしで複数人が同じ情報を扱いやすい製品です。ただし有料プランや権限設定の範囲を確認する必要があります。代表製品:ClickUp / freee販売
- WindowsやExcel前提で運用する製品小規模な現場で手元のPC中心に始めやすい製品です。ただし同時利用やバックアップの手順を先に決める必要があります。代表製品:
- 自社サーバーやホスティングを管理する製品利用人数が増えても費用を抑えやすい製品です。ただし更新作業や障害時の対応を担う体制が必要です。代表製品:ERPNext / iDempiere
データ連携と二重入力の残り方
会計や販売、在庫と勤怠のデータが別々に残る企業では、原価集計のたびに転記やCSV出力が発生します。無料枠だけで始めると、連携先や出力形式の制限で月末作業が残りやすくなります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。会計や請求まで同じ基盤で扱う製品、プロジェクト管理から外部連携を足す製品、ERP内で購買や在庫までまとめる製品です。
- 会計や請求まで同じ基盤で扱う製品請求や会計への流れをそろえやすい製品です。ただし既存会計ソフトを残す場合はCSVの扱いが必要になります。代表製品:freee販売
- プロジェクト管理から外部連携を足す製品案件の進捗管理を起点に既存ツールとつなげやすい製品です。ただし原価の確定手順は別に整える必要があります。代表製品:Wrike / ClickUp
- ERP内で購買や在庫までまとめる製品購買や在庫の動きを同じ基盤で追いやすい製品です。ただし導入範囲が広がるほど初期設定の負担が増えます。代表製品:ERPNext / Odoo
よくある質問
無料で原価管理を始めることはできますか?
WrikeやClickUpの無料プラン、あるいはERPNextやOdooといったオープンソースなら、費用をかけずに原価管理を始められます。案件ごとの収支管理ならプロジェクト管理ツール、製造原価まで扱うならオープンソースERPが向いています。ただし無料で本格対応できる製品は限られるため、必要な機能が無料枠に収まるかを確認しておきましょう。
オープンソースのERPで製造原価の計算までできますか?
はい、ERPNextやOdoo、iDempiereなどのオープンソースERPは、部品表や生産実績と連動した製造原価の計算まで無料で行えます。ライセンス費用がかからない一方、サーバーの用意や初期設定、保守は自社で対応する必要があります。社内にITに詳しい担当者がいれば有力ですが、導入や運用の手間を金額に換算して見比べると判断しやすいです。
無料ツールだけで原価管理を続けられますか?
案件数が少ないうちは無料でも回りますが、工事台帳や複雑な配賦、会計連携まで必要になると無料の汎用ツールでは対応しきれません。プロジェクト管理ツールは収支の見える化は得意でも、原価計算の細かい要件には届かないことがあります。本格的に原価を管理する段階になったら、専用の有料製品への切り替えを見込んでおくと安心です。
無料のほかに、安く使える製品はありますか?
完全な無料ではなくても、買い切りや低価格で導入できる製品があります。建設業向けのVBA工事原価・入金管理は1ライセンス24,000円、工事台帳2は買い切り220,000円ほどで、専用機能を安く使えます。freee販売は無料プランはなく30日間の試用後は月3,980円からなので、無料と有料の線引きを確認しておきましょう。
無料から始めて有料へ移るタイミングはいつですか?
無料枠の上限に近づいたとき、あるいは工事台帳や差異分析が必要になったときが切り替えの目安です。担当者が増えて同時に使いたくなったり、会計ソフトとの連携が欲しくなったりした段階も移行のサインです。まず無料で運用イメージをつかみ、業務に欠かせなくなったら有料製品で本格化すると無駄がありません。
※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。
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