おすすめ製品の早見表
マニュアル作成ツールの導入によって得られる効果
マニュアル作成ツールは、業務手順や操作説明を作成・更新するためのツールです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| 手順書作成に時間がかかる | 画面操作や手順をまとめやすくなり、マニュアル作成の初稿作業を減らせます |
| 教え方が人によって違う | 標準手順を共有しやすくなり、担当者ごとの説明差を減らせます |
| 手順書の更新漏れが発生しやすい | 変更が必要な手順を管理しやすくなり、古いマニュアルの放置を抑えられます |
| 手順の問い合わせ対応に手間がかかる | よくある手順を見つけやすくなり、同じ質問への回答作業を減らせます |
| 誰が手順を読んだか分からない | 閲覧状況や検索内容を確認し、読まれていない手順や改善点を見つけやすくなります |
続いて、マニュアル作成ツールをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
タイプ別おすすめ製品
社内Wiki・ナレッジ共有タイプ 📖
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
画像への注釈とテンプレートで手順書を整えたい中小企業の第一候補
✅ Word・PDFをAIが約1分でマニュアルページに変換する
AIアシスタントに移行対象のWordとPDFを指定すると整形されて出力され、コピペだけで約1分でページが完成しました。既存資料からの移行が圧倒的に楽で、社内Wikiの立ち上げ初期に効きます。
✅ 閲覧専用ゲストを有料ユーザーの3倍まで無料で招待できる
参照専用ゲスト(無料枠)は有料ユーザーの3倍まで招待でき、編集10人なら閲覧専用30名の計算になります。「書く人は少数、読む人は大勢」の社内Wiki運用でコスト効率が良い設計です。
⚠️ 数名規模のチームには割高になりやすい
トライアルの次は編集8名(+閲覧専用24名)で月額4,800円からです。10人で月額4,300円のDocBaseと比べると小規模チームでは割高なため、閲覧専用枠を活かせる規模かで判断が必要です。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
3名から定額で使えて、まず小さくWiki運用を始めたい会社におすすめ
✅ Markdownとリッチテキストが即時同期するハイブリッドエディタ
左にMarkdown、右にリッチテキストが並び、片側の入力がもう片方に即反映されます。Notionの表をコピペしても正しく反映され、書き手のスキル差があるチームでも同じ記事を編集でき、既存ツールからの移行もしやすいです。
✅ 公式MCPサーバーでClaudeと連携、AI要約は全プラン無料
公式MCPサーバー経由でClaudeからノートを読み取ると数秒で一覧が表示されました。500文字超のメモには公開から約5秒で自動要約が付きます(ベータ版)。追加費用なしでAI活用を試せます。
⚠️ IP制限・SSOなどは有料の「セキュリティパック」前提
IP制限・操作ログ・SSO・2段階認証の必須化はアドオン課金が必要です。全社展開でアクセス統制をかけたい場合は、基本料金とは別に予算へ織り込む必要があります。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
監査ログや認証連携を安価に揃えたい全社Wiki運用の企業向け
✅ テンプレートで同じ構成のマニュアルを1分前後で量産できる
テンプレートに適用先のグループ・フォルダを指定でき、既存のテキスト原稿を貼り付けるだけで1分前後でマニュアルが完成しました。記事の型を統一しながら整備スピードを上げられます。
✅ AIエディタが編集中の記事を約30秒で添削してくれる
添削を依頼すると約30秒で改善箇所がピンク色にハイライトされ、採用するか元に戻すかを選べます。スペイン語翻訳も23秒で表示され、推敲の手間を減らしながら記事の品質を保てます。
⚠️ AI機能は無料・ライトプランでは使えない
AI検索・AIエディタは上位プランから、IP制限・SAML・SCIMはエンタープライズ以上に固められています。AI活用とアクセス統制まで見込むなら、上位プラン前提で予算を検討する必要があります。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
社内知恵袋で暗黙知を引き出したい、属人化に悩む組織におすすめ
✅ Q&A形式でマニュアル化前の疑問・暗黙知を拾える
「こましり」メニューから疑問を手軽にポストでき、「気になる」リアクションやマニュアルとしての回答につながります。何をマニュアル化すべきか決めきれない組織でも、現場の疑問からマニュアルを育てられます。
✅ 匿名で質問・回答でき、新人の初歩的な疑問も上がってくる
質問にも回答にも匿名を選べる設計です。忙しい先輩に聞きづらい初歩的な疑問を拾い上げ、そのままナレッジとして残せます。
⚠️ 目玉のAIファイル変換は無料トライアルでは試せない
AIファイル変換(ファイルtoナレッジ)はトライアルではメニューに表示されず、プロフェッショナルプラン以上の契約が必要です。この機能が目当てなら、商談時にデモを依頼する前提が必要です。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
ドキュメント感覚のシンプル共有タイプ 📝
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
マニュアルと議事録・タスクを1か所にまとめたいチーム向けの汎用ワークスペース
✅ 担当者・ステータス付きの一覧でマニュアルを管理できる
データベースにプロパティを設定すると、マニュアルをそのまま一覧管理できます。内容を右側に浮かせて表示でき、どの手順がどこにあるかを台帳感覚で追えます。
✅ 公開ボタン1つ・10秒足らずで社外向けWebページにできる
共有メニューのWeb公開から公開ボタンを押すだけで、リンクを知っている人全員が閲覧できる状態になりました。グループ会社や委託先へ同じルールを配る用途で手数が最小です。
⚠️ 全文検索がOR的な挙動で、AND検索ができない
複数キーワードを入れても「いずれかを含む」ページが候補に挙がり、AND検索や正規表現には非対応でした。件数が増える前に、タグやデータベースのフィルタで絞り込める形に整理しておく必要があります。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
文書を見ながらチャットで相談したい、一体型を求める中小企業向け
✅ ドキュメントごとのチャットで、議論しながらその場で更新できる
公開したドキュメントにはチャット欄が付き、相手とのやりとりを見ながら本文を直せました。別のチャットツールと往復せず、マニュアルの相談と更新が1画面で完結するのは思った以上に快適です。
✅ 編集ごとの変更を見比べられるバージョン管理
複数人で同時編集でき、バージョン管理から編集ごとの見た目を追えます。間違った編集があっても元のバージョンへ戻せるため、複数人でマニュアルを育てる運用でも安心です。
⚠️ セキュリティやOCRを足すと単価が上がるオプション課金制
基本は月額税込660円/ユーザーですが、セキュリティを加えると1,210円、OCRで880円、全部入れると1,430円になります。必要なオプションを見極めてから契約するのがおすすめです。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
説明書なしで使い始められる、IT慣れしていないチームにおすすめ
✅ 説明書なしで迷わず書き始められる操作性
メニューがシンプルで、ガイドとサンプルを頼りにすれば迷うことなくマニュアルを作れました。ITツールに不慣れなスタッフが多い職場でも、説明書なしで導入できる手応えがあります。
✅ 無料で1ヶ月、制限なしで実運用レベルの検証ができる
無料期間中にノートを22件作っても制限がかかりませんでした(公式の無料プラン上限は20件)。実運用に近いボリュームで試してから課金判断ができます。
⚠️ 添付ファイルの中身は検索できない
添付PDF内のキーワードで検索してもヒットせず、検索対象はノート本文のテキストのみでした。検索で拾いたい重要なキーワードは、添付任せにせず本文にも書いておく運用が必要です。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
画面キャプチャ・手順書自動生成タイプ ⚡
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
撮影から手順の自動分割まで任せたい現場作業の多い会社におすすめ
✅ 録画を止めると約2分で手順分割済みの動画マニュアルになる
画面録画を停止するとAI生成が始まり、約2分で手順ごとに分割された編集画面が表示されました(手順分割は特許技術)。無駄なカット編集がほぼ不要で、そのまま使える仕上がりでした。
✅ 記入欄が4項目に構造化され、作り手による品質差が出にくい
各ステップに「詳細説明/作業のコツ/品質注意/安全上の重要事項」を入力する型が用意されています。誰が作っても統一フォーマットのマニュアルになるのが現場運用で効きます。
⚠️ 閲覧・共有にもログインが必須
作成・閲覧・共有リンクのいずれもログインが必要で、URL・QRコード共有でも閲覧側にアカウントが求められます。閲覧者全員分のアカウントを用意する前提で運用を設計する必要があります。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
ブラウザ操作を記録して手順書を量産したい業務改善の担当者向け
✅ 録画を止めると約5秒でスクショ付き手順書が自動生成される
レコーディングを停止してツールに戻ると、約5秒でスクリーンショット付きマニュアルが出来ていました。スクショを1枚ずつ貼る従来の作り方と比べて圧倒的に楽です。
✅ AIサジェストが約13秒でタイトル・説明文を自然な日本語に整える
AI編集アイコンを押すと約13秒でタイトルと説明文が書き換えられ、日本語として不自然さのない仕上がりでした。下書きの文章化までAIに任せ、人は確認に集中できます。
⚠️ 個人専用PROと法人向けENTERPRISE(要見積)の2プランのみ
PROはフリーランス・個人事業主専用、法人はENTERPRISE前提で中間プランがありません。チームでの権限制御やデスクトップ記録、PPTX/XLSX出力もENTERPRISE限定のため、小規模チームはまず見積もりで規模感の確認が必要です。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
操作の自動記録と統制機能を重視する大企業・官公庁向けの第一候補
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
動画マニュアル・現場教育特化タイプ 🎬
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
画像・動画のステップ手順書を多店舗の現場に配りたい企業におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
撮影した現場動画に字幕を自動で付けて教育したい製造・物流の現場向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
要件の優先度チャートとは?
選定の決め手
一部の企業で必須
ほぼ全製品が対応
優先度が低い
マニュアル作成ツールの選び方
1.マニュアルの「作り方」で4タイプから絞る
よくある質問
マニュアル作成ツールでは、どんなマニュアルを作れますか?
文章と画像の手順書から、画面操作を記録した操作マニュアル、AI字幕つきの動画マニュアルまで作れます。社内Wikiとしてナレッジを蓄積する型、研修の受講管理まで担う型もあり、用途で得意分野が分かれます。作る対象が手順書か動画か、現場かオフィスかで適したタイプが変わります。
作成の手間を、AIや自動キャプチャでどれくらい減らせますか?
画面操作を記録すると手順とスクショが自動で並び、AIが説明文の下書きまで作る製品もあり、作成時間を大きく短縮できます。動画型ならスマホ撮影に自動字幕を付けられます。ただし下書きは清書が前提なので、自社の用語や画面に合わせる手直しの手間まで見て選ぶと現実的です。
WordやPDFのマニュアルから、わざわざ専用ツールにする必要はありますか?
マニュアルが少なく更新もまれなら、WordやPDFのままで十分なこともあります。専用ツールが効くのは、更新が頻繁で版が乱立する、検索性が低い、動画や多言語が要るといった課題があるときです。属人化や探せない・古いマニュアルが放置される状況なら、導入の効果が大きく出ます。
マニュアル作成ツールの料金はどのくらいですか?
ナレッジ共有型は月500〜5,000円ほどで、DocBaseが月550円、NotePMが月4,800円から始められます。業務標準化や動画型はTeachme Bizが月59,800円、toaster teamが月35,000円と高めで、tebikiやカミナシなどは要問い合わせです。閲覧者数や課金モデルで総額が変わります。
作ったマニュアルを、現場に使い続けてもらうコツはありますか?
検索ですぐ見つかること、更新が簡単で古い手順が残らないことが定着の鍵です。作って終わりにせず、更新の担当と頻度を決め、閲覧状況を見て使われていないものを直す運用が効きます。現場がスマホでさっと開けるか、権限や共有がわかりやすいかも、続けて使われるかを左右します。
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