- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
目次
Biz∫会計とは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
連携
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
Biz∫会計とは
Biz∫会計は、株式会社NTTデータ・ビズインテグラルが提供する会計ソフトで、大手企業グループ向けに設計されたERPパッケージ「Biz∫(ビズインテグラル)」の会計モジュールです。フロント業務の申請ワークフローから個別企業の会計処理、グループ全体の連結決算・財務分析まで一貫してカバーします。グループ企業の共同利用を前提とした設計により、各子会社の会計データを自動連携し、共通データベースに集約することで内部取引の相殺や各社の決算状況をリアルタイムに把握できます。日本企業の商習慣にフィットした機能を備え、複数の会計基準や業種別要件にも対応します。クラウド環境での利用も可能で、IFRSなど複数基準に対応し、グローバル企業のグループ経営もサポートします。ワークフロー基盤「intra-mart」を活用した申請・承認フローの連携や、管理帳票とBIダッシュボードによって経営判断に必要な情報をタイムリーに提供する機能も搭載されており、多くの大企業で採用されています。
強み
グループ経営向け設計
企業グループ全体で共通のデータベースを保持することで、各社の会計データを自動的に集約・突合することが可能です。決算前の段階で残高不一致の原因を把握しながら連結処理を進められるため、連結決算業務の可視化と効率化を実現します。このような特長により、グループ経営を行う企業での活用に適した設計となっています。
低コスト・短期導入
Biz∫会計は、日本企業向けの標準機能を最大限活用し、豊富な導入事例で培ったノウハウに基づくノンカスタマイズ導入を実現しています。アドオン開発を最小限に抑えることで、低価格かつ短期間でのシステム導入が可能となっており、IT投資を抑えながら会計システムの刷新を図りたい中堅企業に適したソリューションとなっています。標準機能の活用により、導入後の運用負荷やメンテナンスコストの軽減も期待できます。
電子帳簿・法令対応済み
公益社団法人JIIMAによる電子帳簿ソフト法的要件認証を取得しており、電子帳簿保存法に対応しています。インボイス制度をはじめとする最新の法改正にも迅速に対応する体制を整えているため、お客様側で個別に法令要件をチェックする手間を省いた導入が可能です。法令遵守を重視される企業においても、安心してご利用いただける製品となっています。
注意点
小規模企業にはオーバースペック
Biz∫会計は年商500億円以上の大企業を主な対象として設計されているため、比較的小規模な企業では必要以上に高機能となる可能性があります。グループ企業間の連携機能や大規模組織向けの業務テンプレートなど、充実した機能が用意されている一方で、少人数の組織では活用しきれない機能が含まれる場合があります。自社の業務規模と比較して機能が大幅に上回る可能性があるため、導入にあたっては費用対効果を慎重に評価することが推奨されます。
導入に専門パートナーの支援が必須
大企業向けERPであるため、自社のみでスムーズに導入することは難しく、NTTデータの認定パートナーなど外部の導入コンサルティングが必要になるケースが多い傾向にあります。要件定義からカスタマイズ、データ移行に至るまで専門知識が求められるため、導入プロジェクトは複雑化しやすい面があります。外部支援に伴う調整やコストも含めて、事前に十分な導入計画を立てることが重要です。
導入・維持に高い費用負担が伴う
Biz∫会計は豊富な標準機能と業界別テンプレートを備えた高機能システムであるため、ライセンス費用や保守サービス費用は比較的高めに設定されています。また、カスタマイズ対応やユーザー教育にも相応のコストが発生する傾向があり、総合的な運用費用は中小企業向けソフトと比較すると大きくなる可能性があります。大企業向けの投資を前提とした製品設計となっているため、導入にあたっては十分な予算確保と費用対効果の検討が求められます。
カテゴリ別マーケットシェア
2025年8月 FitGap調査
Biz∫会計の会計ソフトマーケットシェア
シェア
事業規模
Biz∫会計の管理会計システム(仮)マーケットシェア
シェア
Biz∫会計の原価管理システムマーケットシェア
シェア
Biz∫会計の固定資産管理システムマーケットシェア
シェア
Biz∫会計のプラン
自社に合うプランを見極めましょう。Biz∫会計には1つのプランがあります。
Biz∫会計とよく比較されるサービス
Biz∫会計とよく比較される製品を紹介!Biz∫会計は会計ソフト、固定資産管理システム、管理会計システム(仮)の製品です。Biz∫会計とよく比較されるメジャー製品は、弥生会計、勘定奉行クラウド、OBIC7 会計情報システムです。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
弥生会計
Biz∫会計と共通するカテゴリ
会計ソフト
固定資産管理システム
Biz∫会計と比べて...
できること
定率法、定額法、均等償却
一括償却
取引ベース
できないこと
IFRS(国際会計基準)
複数帳簿対応
リース資産
勘定奉行クラウド
勘定奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供する会計ソフトです。この製品は奉行シリーズの1製品で、中小企業向けの会計業務を効率化できる機能が備わっています。他の奉行製品と連携することで支払管理や税申告業務を効率化することも可能です。中堅・上場企業向けの「奉行VERPクラウド」やグローバル会計に対応した「勘定奉行クラウドGlobal Edition」等も提供されています。株式会社オービックビジネスコンサルタントは、勘定奉行クラウドの他にも、奉行シリーズとしてバックオフィス業務を支援する製品群を提供しています。
Biz∫会計と共通するカテゴリ
会計ソフト
Biz∫会計と比べて...
できること
連結会計
内部取引の自動消去
未実現利益の自動消去
できないこと
OBIC7 会計情報システム
株式会社オービックが提供する会計ソフトです。仕訳処理から財務諸表・決算報告まで一連の会計業務をサポートし、企業グループ全体の会計情報を一元管理できるサービスです。特許技術を活用した自動仕訳や外貨取引の管理、固定資産やリース資産の管理オプションなど、豊富な機能を備え、経営管理の中核として各関連システムからのデータ集約を可能にします。また、IFRS対応機能も提供しており、企業のグローバル化や会計基準の変更にも柔軟に対応可能です。株式会社オービックは、この会計情報システムの他にも、各種業界向けの統合ソリューションを提供しており、商社、運輸・物流サービス、小売業、サービス業など幅広い分野で企業の経営課題解決を支援しています。
Biz∫会計と共通するカテゴリ
会計ソフト
管理会計システム(仮)
固定資産管理システム
Biz∫会計と比べて...
できること
増加償却
資産除去債務
減損処理
できないこと
日本会計基準
IFRS(国際会計基準)
複数帳簿対応
株式会社NTTデータ・ビズインテグラル運営サービス一覧
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)
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