価格が安いBIツール(シェア上位)
日本マイクロソフト株式会社が提供するBIツールです。豊富なデータ接続機能とダッシュボード作成、AI分析機能を搭載していながら、非常にリーズナブルな価格で導入できることが最大の魅力です。分析レポートを作成するためのPower BI Desktopは完全無料で利用でき、まずは費用をかけずにレポート作成を体験することができます。チームでデータを共有したりコラボレーションが必要な場合も、Power BI Proライセンスが1ユーザーあたり月額1,090円(税込)程度という手頃な価格設定になっており、中小企業や個人事業主でも気軽に導入できます。大企業向けには容量と処理性能を大幅に強化したPremiumプランも用意されていて、月額数十万円で専用容量を確保することで、全社レベルでの本格的なBI活用も可能です。導入を検討する際は無料トライアルが利用できるため、実際の機能を試してから判断できるのも安心です。現在BIツール市場でトップクラスのシェアを誇っており、低価格でありながら高度な分析機能を提供し、Microsoft 365やAzureといった既存のMicrosoftサービスとの連携もスムーズなため、コストパフォーマンスに優れたソリューションとして多くの企業で導入が進んでいます。
コスト
月額¥1,500~
無料プラン
〇
IT導入補助金
〇
無料トライアル
〇
シェア
事業規模
中小
中堅
大企業
メリット・注意点
仕様・機能
GoodData社が提供するクラウド型BIプラットフォームです。このツールの最大の特徴は、組み込み分析(Embedded BI)に特化していることで、自社のWebサービスやアプリケーションに分析機能をスムーズに埋め込むことができます。多くのSaaS事業者が顧客向けのレポート機能として活用しています。
料金体系がユニークで、一般的なBIツールとは違い、ユーザー数ではなくデータ行数によって価格が決まります。ユーザー数は無制限で利用できるため、社内の多くのメンバーや顧客にダッシュボードを共有したい企業には大きなコストメリットがあります。具体的には、月額40,000円で100万行のデータまで分析可能なプランから始まり、データ量の増加に合わせて段階的に料金が上がる仕組みです。
まずは試してみたいという方向けに、無料プランも用意されています。5チーム・100MBまでという制限はありますが、機能を確認するには十分でしょう。
クラウドサービスなので面倒なサーバー構築は不要で、比較的短期間で導入できます。中小企業から大企業まで幅広く対応していますが、特にITサービス提供企業での導入が目立ちます。ただし、扱うデータが大量になると料金も比例して上がるため、事前のデータ量見積もりとプラン選びが成功のカギとなります。
コスト
要問合せ
無料プラン
×
IT導入補助金
×
無料トライアル
×
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事業規模
中小
中堅
大企業
メリット・注意点
仕様・機能
SAS Institute Japan株式会社が提供するデスクトップ型のBI・統計分析ツールです。もともと科学者やエンジニアの現場ニーズに応えるために開発されたソフトウェアで、専門的なデータ分析に必要な機能と、誰でも使いやすい操作画面を両立しているのが大きな魅力です。WindowsとMacの両方で動作する単体アプリケーションなので、手元のパソコンでデータの可視化から本格的な統計解析まで幅広く対応できます。価格面では、1ユーザーあたり年間約14万円(税込)からのサブスクリプション制となっており、高機能な統計ソフトとしては比較的導入しやすい価格帯です。そのため大企業の研究開発部門での採用が多い一方で、中小企業や個人事業者でも予算に応じて活用できるツールとして注目されています。なお、法人での利用時はBusinessプランの選択が基本となります。残念ながら無料プランはありませんが、購入前にじっくり試せるトライアル版が用意されているので安心です。長年にわたってSASが蓄積してきた分析技術のエッセンスが詰め込まれており、特に製造業や医薬業界では品質管理や実験データの解析で重宝されています。専門知識がある方はもちろん、現場の担当者でも直感的に操作できる親しみやすい設計が好評です。
コスト
要問合せ
無料プラン
×
IT導入補助金
×
無料トライアル
〇
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事業規模
中小
中堅
大企業
メリット・注意点
仕様・機能
アマゾンウェブサービス(AWS)ジャパン株式会社が提供するクラウド型BIサービスです。AWS上でサーバーを用意する必要がなく、データの量が増えても自動的に処理能力が調整される、使い勝手の良いデータ可視化ツールとなっています。
最大の魅力は、他のBIツールと比べて圧倒的に安い料金設定です。ダッシュボードを作る人(Author)と見るだけの人(Reader)で料金が分かれており、作成者は月額1,000~2,000円程度、閲覧だけなら月額300円程度で利用できます。初期費用もかからないため、小さなプロジェクトからスタートして、必要に応じて規模を大きくしていくことが可能です。これなら中小企業でも気軽に始められますし、大企業でも大幅にコストを削減できるでしょう。
さらに無料で試せる期間も用意されているので、「まずは触ってみたい」という方にもハードルが低くなっています。AWS環境をすでに使っている企業なら、データベースやストレージサービスとの連携もスムーズで、より一層活用しやすいはずです。
最近ではAWS利用企業を中心に導入が広がっており、コストパフォーマンスの高さからBI初心者の方からも注目を集めています。日本語にも対応しており、充実したサポート資料も揃っているため、安心して導入を検討できるサービスです。
コスト
月額¥450~
無料プラン
×
IT導入補助金
×
無料トライアル
〇
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事業規模
中小
中堅
大企業
メリット・注意点
仕様・機能
株式会社Srushが提供するクラウド型データ分析プラットフォームです。データの専門知識がなくても使えるよう、コードを書くことなくデータの統合から可視化まで行えるオールインワンBIツールとして開発されました。特に、データ分析の専門人材が足りない企業でも安心して導入できる設計になっています。
価格面では、分析を行うユーザー10名までの基本料金制を採用しており、最も手軽なエントリープランなら月額50,000円(税別)からスタートできます。機能の充実度に応じてStandard相当プランが月額200,000円、Advancedプランが月額250,000円、そして全機能を使えるProfessionalプランでも月額350,000円と、企業規模や用途に合わせて選択できる価格体系です。どのプランを選んでも、分析結果を閲覧するだけのユーザーは人数制限なく利用できるため、社内の多くの人に情報共有したい場合も追加費用の心配がありません。
初期費用もかからず、契約後はすぐに使い始められる手軽さも魅力の一つです。国産の中堅・中小企業向けBIツールとして、操作感をExcelに近づけることで直感的な使いやすさを実現しており、充実した日本語サポートと相まって多くの企業から選ばれています。AI機能も最初から搭載されているため、データ統合から分析の自動化まで一つのサービスで完結でき、コストパフォーマンスに優れたソリューションです。
コスト
要問合せ
無料プラン
×
IT導入補助金
×
無料トライアル
〇
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事業規模
中小
中堅
大企業
メリット・注意点
仕様・機能
クリックテック・ジャパン株式会社が提供するBIプラットフォームです。最大の魅力は、独自の連想型データ分析エンジンによって、誰でも直感的にデータを探索できることです。クリックひとつで関連するデータが瞬時に絞り込まれるため、データ分析の専門知識がなくても、まるで対話するようにデータから洞察を得られます。
製品ラインナップは主にQlik Senseを中心とし、クラウド版・オンプレミス版どちらも選択可能です。価格設定は企業規模に応じて柔軟に対応しており、小さなチーム向けのQlik Sense Businessなら10ユーザーで月額約3万円からスタートできます。本格的な企業導入を検討するなら、Qlik Sense Enterpriseがおすすめで、年契約であれば1ユーザーあたり月額約7,000円程度で全機能を活用できます。専用サーバー版については個別見積もりとなるため、大規模運用を予定している場合は事前相談が必要です。
価格は決して格安とは言えませんが、インメモリ処理による圧倒的な処理速度と、美しく機能的なダッシュボードは投資に見合う価値があります。特に中堅企業から大企業まで幅広く支持され、TableauやPower BIと肩を並べる実績を誇ります。また、閲覧専用ユーザーを無制限追加できるライセンスもあり、全社展開時のコスト管理にも配慮されています。
コスト
月額¥123,750~
無料プラン
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IT導入補助金
×
無料トライアル
×
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事業規模
中小
中堅
大企業
メリット・注意点
仕様・機能
Tableau Software社(現Salesforce社)が提供するBIツールです。最大の魅力は、プログラミングの知識がなくても、マウスでドラッグ&ドロップするだけで美しいグラフや表を作れることです。データ分析の専門家でなくても直感的に操作でき、複雑なデータを分かりやすいビジュアルに変換できるため、世界中の企業で愛用されています。
価格は利用者の役割に合わせて3段階に分かれており、データ接続からレポート作成まで全ての機能が使えるCreatorライセンスが月額約8,000円、既存のレポートを編集・閲覧できるExplorerライセンスが約4,000円、閲覧のみのViewerライセンスが約1,300円となっています(いずれも年契約時の概算)。残念ながら企業向けの無料版はなく、個人向けのTableau Publicも作成したグラフが一般公開される仕組みのため、機密データの分析には使えません。
確かにPower BIなどと比べると価格は高めですが、その分グラフの種類が豊富で、思い通りの表現ができる自由度の高さは群を抜いています。大企業での全社導入が多い印象ですが、少数のライセンスから始めて段階的に拡大することも可能です。Salesforce傘下になった現在も、独立したBI製品として安定したサービスを提供し続けています。
コスト
月額¥10,500~
無料プラン
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IT導入補助金
〇
無料トライアル
〇
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事業規模
中小
中堅
大企業
メリット・注意点
仕様・機能
ドーモ株式会社が提供するクラウド型BIプラットフォームです。データの連携からダッシュボードの作成、そしてモバイル端末での閲覧まで、企業のデータ活用に欠かせない機能をすべて一つにまとめて提供しています。
最も注目すべき特徴は「コンサンプションモデル」という独特な料金体系でしょう。一般的なBIツールがユーザー数や容量で課金するのに対し、Domoは実際のデータ利用量や更新頻度に応じてクレジット(利用権)を消費する従量課金制を採用しています。これにより、ユーザー数の制限がなくなり、全社員が利用しても追加費用は発生しません。大規模な組織でもコストを心配することなく全社展開できるのは大きな魅力です。
ただし注意点もあります。データ量が多くなればなるほど必要なクレジット数も増えるため、利用状況をしっかりと管理することが大切です。
価格については企業ごとの利用規模に合わせた個別見積もりとなり、年間契約で数百万円から数千万円程度になることが多いようです。無料プランは用意されていませんが、導入を検討する際にはトライアルやベンダーによるデモを通じて事前に評価できます。大企業を中心に導入が広がっており、経営ダッシュボードの構築や全社でのKPI共有基盤として重宝されています。
コスト
要問合せ
無料プラン
×
IT導入補助金
×
無料トライアル
〇
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事業規模
中小
中堅
大企業
メリット・注意点
仕様・機能
日本マイクロソフト株式会社が提供するデータベース「SQL Server」に組み込まれたBI機能群です。SQL Serverには、データ分析を効率化するAnalysis Services(OLAPキューブ機能)と、レポートの作成から配信まで対応するReporting Servicesが標準で搭載されています。これにより、データベース基盤とBI環境を一つのプラットフォームで統合運用することが可能になります。
価格設定はSQL Server本体のライセンス体系に基づいており、選択するエディション(StandardまたはEnterprise)とサーバーのCPUコア数によって決まります。Standardエディションなら数十万円程度、Enterpriseエディションでは数百万円程度の投資が必要ですが、データベース機能とBI機能を同時に活用できるため、大規模企業にとってはむしろコストパフォーマンスに優れた選択肢といえるでしょう。
小規模な用途向けには無償のExpress版も用意されていますが、データ容量などに制約があるため、本格的なBI活用を考えるなら上位エディションの検討が現実的です。既にMicrosoft製品でIT基盤を構築している企業であれば、システム間の連携がスムーズで導入負荷も軽減されます。オンプレミス環境で厳格なセキュリティ基準を満たしながらBIを実現できるため、金融業界をはじめとした規制の厳しい分野でも信頼されています。
コスト
月額¥1,200~
無料プラン
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IT導入補助金
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無料トライアル
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事業規模
中小
中堅
大企業
メリット・注意点
仕様・機能
Exploratory, Inc.が提供するクラウドベースの分析ツールです。「プログラミングの知識がなくても、誰でも高度なデータ分析ができる」という思想で作られており、難しいコードを書かなくても、マウスでドラッグ&ドロップするだけで統計分析や機械学習が実行できます。
価格設定が非常に良心的で、個人利用のPersonalプランなら月額5,000円程度、企業向けのBusinessプランでも1ユーザーあたり月額1万円前後(年間契約の場合)となっています。サーバーの準備や初期費用は一切不要で、自分のパソコンからインターネット経由でアクセスするだけですぐに使い始められます。無料プランはありませんが、お試し期間が用意されているので、実際に触ってから導入を決められるのは安心です。
この手頃な価格でありながら、バックエンドにはR言語という本格的な統計解析言語を採用しているため、専門的で複雑な分析にもしっかり対応できます。ただし、R言語の知識は全く必要なく、直感的な操作だけで高度な分析が可能です。そのため「コスパ最強のBIツール」として多くの企業から支持されており、特に予算に限りがある中小企業やスタートアップでの導入が増えています。少人数から大規模な組織まで、チームの規模に合わせてライセンス数を調整できるのも魅力の一つです。
コスト
月額¥5,850~
無料プラン
〇
IT導入補助金
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無料トライアル
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事業規模
中小
中堅
大企業
メリット・注意点
仕様・機能