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クラウドBIツールおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/20
BIを選ぶ際は、情報の集約先、作成者、見る場面を先に分けます。全社の統一レポートと権限を重視する場合、現場で表を作る場合、SalesforceやERPの数値を即時に見る場合で、向くタイプは分かれます。このページでは、クラウドBIツールの候補について処理方式やAI活用を見つつ、会議用グラフの作成、全社指標と権限の統一、業務システム接続に分けてタイプ別に比較できます。
続きを読む
レビュー担当 水戸 将平
BIツールをスクラッチで設計し全社導入を主導した直接経験を持つ。データに基づく経営判断を日常的に行う立場から、BIツールの実務適合性を評価している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
全社データ統合・分析基盤タイプ 🏢
Dr.Sum Cloud
/ IBM Cognos Analytics
/ SAP Business Objects Business Intelligence
/ MicroStrategy
セルフサービス分析タイプ 🖱️
Microsoft Power BI
/ Tableau
/ Qlik Analytics
業務システム連携リアルタイム可視化タイプ 🔄
Salesforce CRM Analytics
/ Domo
企業規模
個人事業主
機能
デバイス
その他
すべて表示

おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

クラウド型のBIツールのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
Dr.Sum Cloud
全社データ統合・分析基盤タイプ🏢
150,000円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

サーバー構築なしで20億件級を高速集計。月額定額で予算を組みやすい。

IBM Cognos Analytics
全社データ統合・分析基盤タイプ🏢
10.60ドルユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

既存クラウドを残してBIだけ段階移行可能。大企業・中堅企業シェアもトップ。

SAP Business Objects Business Intelligence
全社データ統合・分析基盤タイプ🏢
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

SAP基幹データと権限体系を活かし、厳格な帳票と分析を一体運用できる。

MicroStrategy
全社データ統合・分析基盤タイプ🏢
-
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

数万人規模のクラウドBIを統制運用。140か国超の店舗データ実績もある。

Microsoft Power BI
セルフサービス分析タイプ🖱️
0円〜ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Excel・Teamsと連携し、会議の流れにBIを組み込める。低コストで始めやすい。

Tableau
セルフサービス分析タイプ🖱️
1,800円ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

ドラッグ操作で深掘りでき、クラウド標準AIが変動要因を自然言語で通知。

Qlik Analytics
セルフサービス分析タイプ🖱️
300ドル
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

連想エンジンでデータの関連性を探索。オフライン閲覧と根拠付きAI回答に対応。

Salesforce CRM Analytics
業務システム連携リアルタイム可視化タイプ🔄
16,800円ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Salesforceデータを外部出力なしで分析。営業・サービスの次アクションへ移せる。

Domo
業務システム連携リアルタイム可視化タイプ🔄
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

1,000種超の接続先と画面操作によるデータ加工で、複数システムを短工数で統合。

BIツールの導入によって得られる効果

BIツールは、売上や業務データを集計し、判断に使う情報を見やすくするためのツールです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。

導入前の課題導入によって得られる効果
各所の数字を探すのに時間がかかる複数システムの数字をまとめて確認しやすくなり、数字を探す作業を減らせます
報告資料ごとに数字が合わない同じデータをもとに集計しやすくなり、報告資料ごとの数字のずれを抑えられます
売上や進捗をすぐ確認できない売上や進捗を新しいデータで把握しやすくなり、状況確認を早められます
部署別の成績を比べにくい部署別の売上や進捗を切り替えて確認し、比較資料を作る手間を減らせます
判断材料がどこにあるか分からない必要な数字をまとめて確認し、会議や改善判断に使いやすくなります

続いて、クラウド型のBIツールをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。

クラウド型のBIツール3タイプを解説

比較項目全社データ統合・分析基盤タイプセルフサービス分析タイプ業務システム連携リアルタイム可視化タイプ
優れている点全社データを統合し統制ノーコードで誰でも分析業務データを即時に可視化
できること権限管理・ガバナンスデータ統合処理大規模データ集約ノーコード分析ダッシュボード作成AIインサイト提案業務システム連携リアルタイム可視化KPIダッシュボード
適している企業/業種大企業中堅企業大企業Salesforce・ERP利用企業
料金目安要問合せ無料〜(有料プランあり)要問合せ

タイプ別おすすめ製品

全社データ統合・分析基盤タイプ 🏢

このタイプが合う企業:

全社横断でデータを一元管理したい大企業や、IT部門・データ分析専門チームが主導してBI環境を整備したい企業に向いています。

どんなタイプか:

全社に散在するデータをクラウド上で集約・加工し、権限管理付きで統一レポートを共有するBIタイプです。大規模運用やガバナンスを重視します。

おすすめ製品3選

Dr.Sum Cloud

全社のデータ活用基盤を短期間で立ち上げたい企業におすすめ

Dr.Sum Cloudは、オンプレミス版Dr.Sumの集計・分析機能をクラウドで使える、全社データ活用基盤を短期に立ち上げたい企業向けの製品です。 サーバー構築なしで始めやすく、FitGapでは導入容易性が9製品中1位タイ、操作性も2位タイのため、クラウド移行時に現場利用まで早くつなげたい場合に向きます。 ライブ明細表示、ドリルダウン、ピボット、LOD計算に対応し、集計結果から伝票レベルまで確認しやすい点も強みです。 一方、SQLプッシュダウンや自然言語クエリには対応しないため、大量データをデータベース側で処理したい企業や、質問文で分析したい企業は他製品も比較する必要があります。高度なダッシュボードは別製品での拡張も見込んで検討してください。
実体験レビュー

✅ 大量集計でも月額を読みやすいクラウド基盤

最大20億件規模のデータを数秒以内に集計できると確認され、BigQueryやAmazon Redshiftのような従量課金ではなくサーバーライセンス型です。データ量や利用頻度が増えても月額を見通しやすい点が、全社利用のクラウドBIで効きます

✅ MCP連携でAIからDr.Sumを直接操作できる

MCP(AI接続規格)サーバー経由で、ClaudeやChatGPTなどのLLM(大規模言語モデル)クライアントからDr.Sumデータベースを自然言語で操作できる設計です。Dr.Sum CopilotではSQL(データ操作言語)の自動解析・生成・エラー解析もクラウド版で利用できます。

⚠️ 自走導入は教材不足でつまずきやすい

公式マニュアルはPDF(文書形式)中心のテキストベースで、動画教材やハンズオンモジュールはTableau eLearningやPower BI Learnほど整っていません。短期立ち上げを狙う場合も、SIサポートか社内経験者の配置を前提にした方が安全です。

価格
150,000円
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
IBM Cognos Analytics

全社で同じ指標を統制下に見たい大企業向けBI

IBM Cognos Analyticsは、定型レポート配信と部門ごとのセルフサービス分析を、全社統制の下で両立しやすいエンタープライズBIです。帳票配信、PDF帳票、スケジュール配信に加え、数値の出所を追えるデータリネージや日本語の自然言語クエリに対応しており、経営・部門横断で同じ指標を見たい大企業や中堅企業に向きます。 FitGapでは大企業・中堅企業シェアがカテゴリ内1位で、サポート評価も9製品中1位タイです。 一方、異常検知アラートやAutoML内蔵には対応せず、導入しやすさや操作性は上位ではありません。小規模チームがすぐ使うBIより、データチームがモデル設計や権限設計を担える全社基盤として検討する製品です。
実体験レビュー

✅ IBM Cloud・Azure・AWS・GCPへ展開できる

IBM Cloud・Azure・AWS(Amazonのクラウド)・GCP(Googleのクラウド)へのコンテナデプロイ手順が確認されており、OpenShift上で既存クラウド環境にCognosを追加できます。既存のクラウド基盤を変えずに、BIだけ段階移行しやすい構成です

✅ オンプレ・クラウド・ハイブリッドを選べる

オンプレミス、パブリッククラウド、ハイブリッドの3パターンに対応し、Cloud Pak for Data上のコンテナデプロイも可能です。ただしクラウド版はSaaS(クラウド提供)ではなく、クラウド上での自社運用が基本です。

⚠️ Cloud Hostedはロール別料金が膨らみやすい

On-DemandはStandardユーザー月額1,792円からですが、Cloud Hosted版ではViewer月額約7,156円、User月額約14,312円です。閲覧者・分析者・管理者が混在する全社導入では、ロール別の合算コストが大きくなりやすい構造です。

価格
10.60ドル
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
SAP Business Objects Business Intelligence

SAP基盤と合わせて定型帳票を長期運用したい大規模組織向け

SAP Business Objects Business Intelligenceは、SAP基幹システムを中心に、定型帳票と統制された分析を長期運用するための本格BIプラットフォームです。 Web Intelligenceによる分析とCrystal Reportsによる厳格な帳票出力を使い分けられ、SAPの権限体系や業務データを活かした全社管理に向きます。 FitGapではセキュリティが9製品中1位、機能性も1位タイで、複数会計基準、セマンティックレイヤー、データリネージ、帳票配信にも対応します。 一方、操作性は同グループで最下位で、自然言語クエリ、自然言語要約、AI予測は使えません。クラウドSaaSとして手軽に始めたい企業より、IT部門主導でSAP基盤と合わせて設計・運用できる大規模組織向けです。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

全社共通の指標定義で大規模分析を内製したい大企業におすすめ

MicroStrategyは、全社共通の指標定義と大規模データ分析を一つの基盤で扱う、エンタープライズ向けのAI+BIプラットフォームです。 セマンティックレイヤー、複合モデル、SQLプッシュダウン結合、LOD計算に対応し、部門ごとに指標がずれる状態を抑えながらデータベース上の大規模データを直接分析しやすい点が特徴です。 FitGapでは機能性・セキュリティ・連携評価がいずれもカテゴリ62製品中3位で、AI予測、異常検知分析、シナリオ分析も本基盤内で扱えます。 一方、料金評価は53位、導入しやすさは36位、操作性は42位と重めです。費用と教育期間を許容し、高度分析を内製化したい大企業向けで、初めてBIを入れる小規模企業は軽量な製品も比較してください。
価格
-
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

セルフサービス分析タイプ 🖱️

このタイプが合う企業:

IT部門に頼らず自部門でデータ分析を始めたいマーケティング・営業・経営企画などの現場担当者や、全社的にデータ活用文化を根付かせたい中堅〜大企業に向いています。

どんなタイプか:

SQLやコードを書かずに、ドラッグ&ドロップでデータ分析・ダッシュボード作成を進めるBIタイプです。AIによる気づきの提示も扱います。

おすすめ製品3選

Microsoft Power BI

Microsoft 365環境に低コストで広げたいセルフBI

Microsoft Power BIは、Microsoft 365を使う現場にクラウドBIを広げやすい、低コスト重視のセルフサービス分析ツールです。 ExcelやTeamsとつながるため、普段の資料作成や会議の流れにダッシュボードを組み込みやすく、FitGapでも連携・操作性の評価がカテゴリ62製品中1位です。自然言語で質問して分析結果に近づけるため、SQLを書けない部門にも展開しやすいです。 一方、無料ライセンスは共有・共同編集に制約があり、全社配布ではProなどの有償ライセンス設計が必要です。AutoMLや書き戻しまでBI内で完結させたい企業は、外部サービスや他製品も比べるべきです。
実体験レビュー

✅ SharePoint上のExcelもURL指定で自動更新

約15万行・5列の売上明細Excelは約35秒で取り込みが完了し、Teams共有フォルダのExcelもSharePointコネクタでURL(接続先)指定だけで接続できました。既存ExcelをクラウドBIへ移し、更新までつなげる手数が少ない製品です

✅ Power BI ServiceからTeams通知まで自動化

Power BI ServiceでPower Automate連携を使い、「売上KPI(重要指標)が目標比80%を下回ったらTeams特定チャンネルに自動通知」というフロー発火を確認できました。毎朝見る運用から、異常時だけ通知を受ける運用へ移しやすいです。

⚠️ 大規模データはPC側のメモリで重くなりやすい

16GB RAM(メモリ容量)のPCで2,000万行(約1.6GB)を扱うとメモリ使用量が9.8GBに増え、フィルター応答は5〜8秒になりました。3,000万行追加では応答なしになったため、大規模運用はBigQueryやSnowflakeへのDirect Query接続で処理を逃がす設計が現実的です。

価格
0円〜
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

分析軸を変えて深掘りしたい部門向けセルフBI

Tableauは、ドラッグ&ドロップで多様な可視化を作り、仮説探索からAIによる示唆の言語化まで進めやすいクラウドBIです。分析軸を変えながらデータを深掘りしたい部門や、部署単位の分析を全社利用へ広げたい企業に向きます。 FitGapでは機能性・操作性・連携の評価がいずれもカテゴリ62製品中1位で、自由探索、LOD計算、ML連携にも対応します。 一方、無料のTableau Publicは公開前提で機密データには不向きです。Creator、Explorer、Viewerの役割別課金で拡大時の費用も増えやすく、高度な計算や設計を使いこなすには教育とレビュー体制が必要です。
実体験レビュー

✅ Tableau Cloudで1億行規模も1〜2秒描画

Tableau Cloudのデモで、1億行規模のサンプルデータをExtract形式で読み込んだ状態でも、フィルター操作や集計切り替え後の再描画は1〜2秒以内でした。大きなデータをクラウド上で探索したい部門に向く実測です

✅ Tableau Pulseがクラウド上でKPI変動を通知

Tableau Cloudに含まれるTableau Pulseは、売上やCVR(転換率)などのメトリクスをAIが継続監視し、変動時に自然言語の説明付きで通知します。基本的なAI分析をTableau Cloud内で使える点が、クラウド運用の判断材料です

⚠️ Server運用は保守負荷、Cloudは月額コストに注意

Tableau Serverのバージョンアップでは、データソース互換性テスト・エクストラクト再構築・ユーザー権限再確認などが必要で、大規模環境では数日かかるケースがあります。Tableau Cloudなら保守負荷は低い一方、月額コストは増加します。

価格
1,800円
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Qlik Analytics

連想エンジンで隠れた関係を探索したい企業向けBI

Qlik Analyticsは、連想エンジンでデータ同士の関連性をたどりながら自由に探索できる、統制や帳票運用にも寄せやすいクラウドBIです。定型ダッシュボードを見るだけでなく、部門横断のデータから隠れた関係を見つけたい企業に向きます。 FitGapでは機能性・連携評価がカテゴリ62製品中3位で、自由探索、ドリルダウン、ピボットに加え、PDF帳票、帳票配信、データリネージにも対応します。 一方、操作性評価は29位、導入しやすさは24位で、一般的なBIとは異なる考え方への習熟が必要です。日本語の自然言語クエリを重視する企業や、下位プランの容量内で収まらない企業は慎重に比較して下さい。
実体験レビュー

✅ Qlik Cloudで自然言語回答と予測生成まで扱える

Qlik AnswersはRAG(検索併用AI)技術ベースで、「先月の売上トップ5地域は?」に約1分で回答と根拠チャートを返しました。Qlik Predictは50万行の売上データから約3分で予測モデルを生成でき、クラウド上で探索から予測まで進めやすい構成です

Qlik AnswersとQlik Predictの操作デモ。自然言語クエリと予測モデル生成の動画

⚠️ 新規契約はキャパシティ課金で将来費用を読みづらい

2025年3月以降の新規契約はキャパシティベース課金に完全移行し、料金ページもTier単位の体系のみになっています。導入前に3年間のデータ増加量を含めたTCO(総所有コスト)試算を行う必要があります。

価格
300ドル
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

業務システム連携リアルタイム可視化タイプ 🔄

このタイプが合う企業:

SalesforceやERPなど特定の業務システムのデータを即座に可視化・分析したい営業部門・マーケティング部門や、リアルタイムのKPI管理で現場の意思決定を加速させたい企業に向いています。

どんなタイプか:

SalesforceやERPなどの業務システムと連携し、日々のデータをリアルタイムに可視化するBIタイプです。KPI監視と現場アクションへの反映を重視します。

おすすめ製品3選

Salesforce CRM Analytics

Salesforceのデータを分析してすぐ営業施策へつなげたい企業向け

Salesforce CRM Analyticsは、Salesforce上の営業・サービスデータを分析し、そのまま次のアクションへつなげることに特化したクラウドBIです。 Salesforceの認証、権限、データモデルを引き継げるため、営業担当やCS担当が別画面に移らずダッシュボードから業務を進めやすい点が強みです。 FitGapでは操作性がカテゴリ62製品中1位、連携評価も3位で、Salesforceを日常業務の中心にしている企業ほど導入効果を出しやすい製品です。AI予測、AutoML、異常検知、書き戻しにも対応し、商談確度や解約兆候を見ながら施策を動かしたい組織に向きます。 一方、Salesforce以外のCRMを主軸にする企業では強みを活かしにくく、SQLプッシュダウンやPDF帳票配信は非対応です。紙帳票や基幹DBへの直接参照を重視する場合は、MotionBoardなど別系統のBIも比較して下さい。
実体験レビュー

✅ Salesforceデータを外部エクスポートなしで分析

Salesforceの商談・リード・ケースデータを、外部エクスポートなしにそのままBI分析できます。Salesforceを日常業務の中心にしている組織ほど、クラウド上の営業データを分析へつなげる手数を減らせます

✅ Marketing CloudやPardotも同じ画面で分析

Marketing Cloudのメール・メッセージ・広告データを自動取得し、キャンペーン対リード転換率やコスト対効果を1画面で分析できました。Salesforce CRM(顧客管理)、Marketing Cloud、Pardotを使う企業では、別途ETL(データ加工)を組むより速く整えやすい構成です。

⚠️ 全員展開ではユーザー単価が重い

ユーザー単位月額16,800円〜で、Power BI Pro(月額2,200円)の約8倍です。Salesforce CRMとセット契約するケースが多いものの、チーム全体へ広げると年間数百万円以上になることが多く、導入前のライセンス試算が必要です。

価格
16,800円
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

多数システムを集約しBIを全社基盤に育てたい中規模以上向け

Domoは、データ接続、加工、可視化、共有、業務アプリ化までを一つのクラウド環境で扱うプラットフォーム型BIです。1000種類以上のコネクタとMagic ETLにより、SFA、会計、広告、DWHなど複数システムのデータを短時間で集約し、部門KPIをリアルタイムに追いやすい点が強みです。FitGapでは連携評価がカテゴリ39製品中1位で、データ更新制御、イベントアラート通知、定期ハイライト配信にも対応するため、変化を見つけてすぐ共有したい部門に向きます。 さらにローコード・プロコードで業務アプリ化まで広げられるため、BIを全社のデータ活用基盤に育てたい中規模以上の企業にオススメです。 一方、消費クレジット型の料金は更新頻度やデータ量で変動し、同タイプ内でのシェア順位は低めです。可視化だけを小さく始めたい企業や、費用を固定的に読みたい企業は、利用範囲とコストを試算して比較して下さい。
実体験レビュー

✅ 主要SaaSへブラウザから5〜15分で接続

Windows PCのブラウザでコネクタ一覧を開き、「Salesforce」と検索するとSalesforce CRM(顧客管理)やMarketing Cloudの複数コネクタが表示され、認証からデータセット選択まで5〜15分で完了しました。SaaS(クラウドサービス)が分散する企業の統合ダッシュボードに向きます

Domoのコネクタ検索画面でSalesforce関連コネクタを選択し、認証〜データセット選択までを進める動画

✅ Magic ETLで複数ソースを画面操作だけで統合

50万行の顧客マスタと約8万行のSalesforce商談データをキャンバスに配置し、結合・フィルター・集計まで画面操作のみで構築できました。SQL(データ操作言語)を書かない現場メンバーでも、統合データセットを準備しやすい手応えがあります。

Domoの Magic ETL v2 で50万行の顧客マスタと8万行の商談データを結合・集計するデータフロー画面

⚠️ クレジット消費が増えると費用を読みづらい

公式料金ページでは、データストレージ100万行につき1クレジット、データ取り込み・更新やMagic ETL実行ごとに1クレジット、データサイエンス実行ごとに2クレジットと例示されています。データ量・パイプライン本数・処理頻度が伸びると、クレジット消費が加速的に増えます。

価格
要問合せ
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

どこから比較すべきか

製品には数多くの機能がありますが、選定の決め手になるのは一部の機能だけです。そこで各機能を「多くの企業で必要か」と「製品ごとに対応が分かれるか」の2つの軸で4つに分け、比較する順番が分かるように並べました。下の表では、このページに登場した製品が各機能にどう対応しているかを、上から順に確認できます。
標準対応
オプション/条件付き
非対応

選定の決め手

クラウドBIツールで全社基盤やリアルタイム可視化まで見据える場合、処理方式、明細確認、AI活用、データ統制で対応差が出やすい項目です。
Dr.Sum Cloud
IBM Cognos Analytics
SAP Business Objects Business Intelligence
MicroStrategy
Microsoft Power BI
Tableau
Qlik Analytics
Salesforce CRM Analytics
Domo
SQLプッシュダウン結合
結合・集計処理をBIではなく接続先DBに任せて高速化できるか
複合モデル
ライブ接続と取り込み(抽出)データを同じレポートで併用できるか
ライブ明細表示
DBに直接クエリしながら明細をページング表示できるか
自然言語要約
表やグラフの内容を日本語で自動要約できるか
異常検知アラート
統計/機械学習で異常を自動検知して通知できるか
データリネージ
データの流れ(どのデータから作成されたか)を可視化・追跡できるか
AI予測
BI内で機械学習の予測/分類/異常検知を実行して結果を可視化できるか

一部の企業で必須

現場主導の分析、帳票運用、業務アプリへの反映まで求める企業では重要になりますが、すべてのクラウドBI導入で必須とは限らない項目です。
Dr.Sum Cloud
IBM Cognos Analytics
SAP Business Objects Business Intelligence
MicroStrategy
Microsoft Power BI
Tableau
Qlik Analytics
Salesforce CRM Analytics
Domo
自然言語クエリ(日本語)
日本語で質問すると自動でチャートを作成できるか
PDF帳票
固定レイアウトの帳票をピクセル精度で設計しPDFを出力できるか
AutoML内蔵
専門知識なしで自動的に特徴量選択〜学習〜推論まで行えるか
書き戻し
画面で入力した数値やコメントをデータベースに保存できるか

ほぼ全製品が対応

クラウドBIツールとして多くの製品が備えている基本的な分析操作です。ここは有無よりも、操作性や既存データとのなじみやすさを見比べるとよい項目です。
Dr.Sum Cloud
IBM Cognos Analytics
SAP Business Objects Business Intelligence
MicroStrategy
Microsoft Power BI
Tableau
Qlik Analytics
Salesforce CRM Analytics
Domo
クロスソース結合
異なる接続先(例: SalesforceとExcel)のデータを画面操作で結合できるか
ドリルダウン
都道府県→市区町村のように階層を掘り下げて見られるか
ピボット
行と列を入れ替えるクロス集計をGUIで行えるか
LOD計算
集計の粒度(レベル・オブ・ディテール)を指定して計算できるか

優先度が低い

特定部門や業種では役立つ一方、クラウドBIツールを選ぶ多くの企業では主要な比較条件から外しても判断しやすい項目です。
Dr.Sum Cloud
IBM Cognos Analytics
SAP Business Objects Business Intelligence
MicroStrategy
Microsoft Power BI
Tableau
Qlik Analytics
Salesforce CRM Analytics
Domo
広告・CRMコネクタ
広告/CRM向けのノーコード接続先が50種類以上あるか
品質管理テンプレート
Cpk/PpkやQC七つ道具など製造品質のテンプレートを備えるか
感情分析
テキスト/音声からポジ/ネガなどの感情スコアを算出して表示できるか

BIツール クラウドの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、主導部門に合う製品を絞るクラウドBIは、全社のデータ基盤として使う場合と、現場部門が自分で分析する場合で選び方が変わります。SalesforceやERPなど特定の業務データをすぐ使いたい場合も、向くタイプが分かれます。まずは利用目的と主導部門に近いタイプを選びます。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    外せない機能は、機能の優先度マップで確認する処理方式や明細確認、AI活用とデータ統制はクラウドBIで差が出やすい項目です。現場主導の分析や帳票運用まで必要な場合は、条件付き要件も確認します。機能面の優先度を先に押さえると、運用条件の比較に進みやすくなります。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    クラウド運用に合う条件を確認するクラウドBIは、どのデータを誰が管理し、どの部門まで広げるかで導入後の負担が変わります。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて確認したい運用・契約条件を整理します。

ここからは、クラウドBIを実際に運用したときの管理体制とデータ更新を整理します。利用人数や契約条件もそろえると、導入後の負担を比べやすくなります。部門利用から全社基盤へ広げる場合ほど、同じ機能でも初期設定や費用の見通しが変わります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

クラウドでの運用形態

IT部門が全社基盤として管理する場合と、部門がブラウザ中心で使い始める場合では、準備する管理体制が変わります。既存のクラウド基盤やSAP環境に合わせる製品では、保守担当と更新作業の責任範囲が広がりやすくなります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。SaaSとして短く始める製品、データマートをクラウドで用意する製品、既存基盤に合わせて設計する製品です。

  • SaaSとして短く始める製品ブラウザ中心でダッシュボード作成や共有を始めやすい製品です。ただし全社配布では管理者設定とライセンス設計が必要です。代表製品:Microsoft Power BI / Tableau
  • データマートをクラウドで用意する製品集計用の基盤をクラウドで持ち、社内データ活用を段階的に広げやすい製品です。ただし周辺BIとの役割分担を先に決めます。代表製品:Dr.Sum Cloud
  • 既存基盤に合わせて設計する製品自社のクラウドや基幹環境に合わせて、統制されたBI運用を組みやすい製品です。ただし導入前の設計と運用担当の確保が重くなります。代表製品:IBM Cognos Analytics / SAP Business Objects Business Intelligence

利用者の広げ方と管理体制

経営層と現場担当者、営業部門が同じBIを見る場合は、閲覧範囲や編集担当を先に分ける必要があります。利用者が増えるほど、指標定義やダッシュボード更新の責任が曖昧になり、部門ごとに数字の解釈がずれやすくなります。

製品の分かれ方:分かれ方は大きく3通りです。IT部門が全社指標を管理する製品、現場部門が自分で分析する製品、業務システム利用者に配る製品です。

  • IT部門が全社指標を管理する製品共通指標や定型レポートをそろえて、全社に配りやすい製品です。ただし現場が自由に作る分析には、申請やレビューの手順が必要です。代表製品:IBM Cognos Analytics / SAP Business Objects Business Intelligence
  • 現場部門が自分で分析する製品営業や企画の担当者が、自分でグラフやダッシュボードを作りやすい製品です。ただし作成者が増えるほど、指標名や公開範囲の管理が必要です。代表製品:Microsoft Power BI / Tableau
  • 業務システム利用者に配る製品CRMや複数SaaSの利用者が、日々の画面に近い場所でKPIを確認しやすい製品です。ただし対象部門が広がると、データ更新と通知の運用が増えます。代表製品:Salesforce CRM Analytics / Domo

データ接続と更新運用

クラウドBIは導入後も接続先の追加や更新タイミング、エラー時の確認が続きます。ExcelやCRMから始める場合と、複数SaaSやDWHを横断する場合では、データ担当者にかかる日々の確認量が変わります。

製品の分かれ方:分かれ方は大きく3通りです。Microsoft 365周辺に寄せる製品、Salesforce上の業務データを中心にする製品、複数データソースを横断する製品です。

  • Microsoft 365周辺に寄せる製品ExcelやTeamsの利用が多い部門で、既存の作業からBIへ移りやすい製品です。ただし高度分析や大規模配布では上位契約の確認が必要です。代表製品:Microsoft Power BI
  • Salesforce上の業務データを中心にする製品営業やCSのデータを、CRMの流れに近い場所で分析しやすい製品です。ただしSalesforce以外の基幹データを中心にする場合は構成が複雑になります。代表製品:Salesforce CRM Analytics
  • 複数データソースを横断する製品部門ごとに異なるSaaSやDWHをつなぎ、横断的な分析基盤を作りやすい製品です。ただし接続先が増えるほど更新監視とデータ整備の手間が増えます。代表製品:Domo / Qlik Analytics

料金・契約形態の見通し

利用者数やデータ量、AI機能と導入支援をどこまで含めるかで総額は変わります。部門単位の小さな利用から全社展開へ広げると、初年度だけでなく更新後の費用も想定とずれやすくなります。

製品の分かれ方:料金は大きく3通りです。ユーザー単位で料金表を確認しやすい製品、利用量や構成を試算して相談する製品、基盤構成と支援範囲を含めて見積もる製品です。

  • ユーザー単位で料金表を確認しやすい製品部門単位で始めるときに、利用人数ごとの費用をつかみやすい製品です。ただし閲覧者や上位機能を増やすと総額は変わります。代表製品:Microsoft Power BI / Tableau
  • 利用量や構成を試算して相談する製品データ量、更新頻度、利用範囲に合わせて契約を考えやすい製品です。ただし見積もり前に、接続先と利用部門を整理する手間がかかります。代表製品:Domo / IBM Cognos Analytics
  • 基盤構成と支援範囲を含めて見積もる製品全社基盤や既存システムとの関係まで含めて、条件をそろえやすい製品です。ただし導入支援と保守範囲を分けて確認する必要があります。代表製品:Dr.Sum Cloud / SAP Business Objects Business Intelligence

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

クラウドならすぐに導入でき、メンテナンスも任せられますか?

クラウドのBIツールは、サーバーを用意せずに申し込んですぐ使い始められ、機能更新やメンテナンスもサービス側に任せられます。AIの自動インサイトやノーコード操作を備え、専門知識がなくても分析を始めやすいのが特長です。手軽に始めたい企業ほど、クラウド型の利点が効いてきます。

SalesforceやERPのデータをリアルタイムに可視化できますか?

業務システム連携型のクラウドなら、SalesforceやERPのデータをつなぎ、更新を自動で反映してリアルタイムに可視化できます。最新の数字をいつでも確認できるため、営業やマーケの素早い判断に活かせます。使う業務システムと連携できるかどうか、製品ごとに確認しましょう。

クラウドBIツールの料金相場はどのくらいですか?

クラウド型はPower BIやTableauのように1ユーザー月1,800円ほどから使え、無料プランを持つ製品もあります。全社統合のDr.Sum Cloudは月150,000円、大企業向けやERP連携型は要問い合わせが中心です。利用人数と統合の範囲で費用が変わります。

IT部門に頼らず現場が自分で分析を始められますか?

セルフサービス型のクラウドなら、マーケや営業などの現場担当者が、IT部門に頼らず自分でダッシュボードを作って分析できます。ブラウザで完結するため、導入してすぐに使い始められます。現場主導でデータ活用を広げたいなら、操作の分かりやすさを試用で確かめましょう。

クラウド型が向かないのはどんな場合ですか?

データを社外に置けない規制があり、大量データを社内で高速処理する要件も強い場合は、クラウド型では要件を満たしにくいことがあります。こうしたケースでは、社内に構築するオンプレミス型が候補になります。データの管理方針と処理要件を基準に、設置形態を見極めましょう。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

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