タイプ別お勧め製品
PC・備品の台帳管理を手軽に始められる汎用資産台帳タイプ 📋
このタイプが合う企業:
Excel台帳から脱却したい中小企業の情シス担当者や、初めてIT資産管理ツールを導入する組織
どんなタイプか:
Excel管理からの脱却を目指す企業にとって、最も取り組みやすいタイプです。PCやソフトウェアライセンスだけでなく、マウス・キーボードなどの周辺機器やオフィス消耗品まで幅広く登録・管理できます。Webブラウザからアクセスする台帳型のUIが中心で、資産の貸出・返却の履歴管理やバーコード・QRコードによる棚卸しなど、日々の運用に直結する機能がそろっています。FitGapとしては、IT専任者がいない中小企業や『まずは無料で資産管理を始めたい』という組織に最もおすすめできるタイプだと考えています。
このタイプで重視すべき機能:
📑資産台帳の一元管理とCSV一括登録
PC・ソフトウェア・ライセンス・消耗品など多様な資産をWebブラウザ上の台帳で一元管理できます。ExcelのCSVインポートにも対応しており、既存の管理台帳からの移行がスムーズに行えます。
📷バーコード・QRコード発行と棚卸し
資産ごとにバーコードやQRコードラベルを自動生成し、スマホやハンディスキャナで読み取るだけで棚卸しが完了します。実地棚卸の工数を大幅に削減できる実用的な機能です。
おすすめ製品3選
Snipe-IT
おすすめの理由
価格
0円~
月
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
OCS Inventory
おすすめの理由
価格
0円~
月
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
Spiceworks
おすすめの理由
価格
-
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
サーバー・ラック・ネットワーク機器を可視化するインフラ特化タイプ 🖥️
このタイプが合う企業:
データセンターやサーバールームを自社運用するインフラエンジニア・ネットワーク管理者
どんなタイプか:
データセンターやサーバールームの物理インフラを管理するために設計されたタイプです。ラックの配置図や電源容量、ネットワーク配線、IPアドレスの割り当て(IPAM)といった、インフラエンジニアが日常的に必要とする情報を一元管理できます。一般的なIT資産台帳ツールでは対応しきれない『ラック内の何Uにどの機器が載っているか』『ケーブルがどこからどこに接続されているか』といった物理的な構成情報の管理に強みがあります。FitGapでは、自社でサーバールームやデータセンター設備を運用している企業にはこのタイプを第一候補として検討することをおすすめしています。
このタイプで重視すべき機能:
🗄️ラック配置図とDCIM(データセンターインフラ管理)
ラックの正面図・背面図をビジュアルで表示し、各U(ユニット)にどの機器が搭載されているかを一目で把握できます。空きスペースや電力消費量の可視化にも対応しています。
🔌IPアドレス管理(IPAM)とネットワーク配線管理
IPアドレスやVLANの割り当て状況を一元的に管理し、重複や枯渇を防ぎます。ケーブル接続のトレース機能により、物理配線の全体像を正確に把握できます。
おすすめ製品3選
NetBox
製品情報を見る
おすすめの理由
価格
-
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
Ralph
おすすめの理由
価格
0円~
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
OpenDCIM
製品情報を見る
おすすめの理由
価格
-
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
ヘルプデスク・構成管理と資産情報を統合するITSM連携タイプ 🔗
このタイプが合う企業:
ヘルプデスクや変更管理などITSMプロセスと資産情報を一体化したい中〜大規模組織のIT部門
どんなタイプか:
IT資産の台帳管理だけでなく、ヘルプデスク(チケット管理)やCMDB(構成管理データベース)と連動させ、IT運用全体を一つのプラットフォームで回すことを目指すタイプです。たとえば『障害チケットを起票したら関連するサーバーやソフトウェアの構成情報が自動で紐づく』といった運用が実現できます。資産管理と障害対応・変更管理をバラバラのツールで行っている場合に、情報の断絶を解消できるのが最大のメリットです。FitGapとしては、ITIL準拠の運用プロセスを整備したい中〜大規模組織に特に向いていると感じています。
このタイプで重視すべき機能:
🗺️CMDB(構成管理データベース)による関係性の可視化
サーバー・ソフトウェア・ネットワーク機器などの構成要素(CI)同士の依存関係をデータベースで管理します。障害発生時の影響範囲の特定や変更管理の判断材料として活用できます。
🎫ヘルプデスク・チケット管理との統合
インシデントやサービスリクエストのチケットと資産情報を自動で紐づけられます。問い合わせ対応時にその端末の構成や過去の修理履歴をすぐに確認でき、対応品質とスピードが向上します。
おすすめ製品3選
GLPI
おすすめの理由
価格
19€
ユーザー/月
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
iTop
製品情報を見る
おすすめの理由
価格
-
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
CMDBuild
製品情報を見る
おすすめの理由
価格
-
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
要件の優先度のチャート:比較すべき機能はどれか
要件の優先度チャートとは?
製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。
選定の決め手
🎯管理対象の柔軟性(IT資産以外も含むか)
ツールによって、IT機器だけに特化したものと、オフィス用品や消耗品まで幅広く管理できるものに分かれます。自社が管理したい範囲に合うかどうかが、最初の分かれ道になります。
🇯🇵日本語対応の充実度
オープンソース製品はほぼすべて海外製のため、UIやマニュアルの日本語対応レベルに大きな差があります。社内の英語リテラシーが低い場合は最重要チェック項目です。
🖥️自社サーバー構築・運用の体制
OSSはサーバーの準備やセキュリティ対策、アップデートをすべて自社で行う必要があります。社内にエンジニアリソースがあるかどうかで、選べる製品が変わってきます。
📋ヘルプデスク・ITSM機能の要否
GLPIやiTopのように資産管理とサービスデスクを一体で提供する製品と、Snipe-ITのように資産管理に絞った製品があります。ITILベースの運用を求めるかどうかで選択肢が分かれます。
🔧カスタムフィールド・カテゴリの自由度
登録項目を自社の運用に合わせて自由に追加・変更できるかは製品差が大きいポイントです。Ralphのように固定項目中心の製品もあるため、事前確認が必須です。
📡エージェント型インベントリ自動収集の有無
OCS InventoryやGLPIのように端末にエージェントを入れてハードウェア・ソフトウェア情報を自動収集できるかどうかは、管理台数が多い企業ほど選定の決め手になります。
一部の企業で必須
🔌REST APIによる外部システム連携
既存の監視ツールやCMDB、チケットシステムと連携する必要がある企業では、APIの充実度が重要です。すべての製品がAPIを備えているわけではありません。
🏢データセンター・ラック管理(DCIM)機能
自社でサーバールームやデータセンターを保有する企業に限り必要になる機能です。RalphやNetBox、OpenDCIMなどが対応しています。
📜ライセンスコンプライアンス管理
ソフトウェアライセンスの過不足を追跡し、監査対応まで行いたい場合に必要です。Snipe-ITやGLPIが対応していますが、すべての企業で必須ではありません。
🏘️マルチテナント対応
グループ企業や複数拠点で、テナントごとにデータを分離して管理したい企業に限り必要になります。対応していない製品も多いため注意が必要です。
👥LDAP/Active Directoryとのユーザー同期
社内のディレクトリサービスと連携してユーザー情報を自動同期したい場合に確認すべき要件です。中規模以上の組織で重要度が高まります。
ほぼ全製品が対応
🌐Webブラウザベースの管理画面
現在のオープンソースIT資産管理ツールはほぼすべてWebインターフェースで操作します。専用クライアントが必要な製品はほとんどありません。
📊CSV・Excelでのデータインポート/エクスポート
既存のExcel台帳からの移行や、定期的なデータ出力に対応する機能です。ほぼ全製品が標準で備えています。
🔐ロールベースのアクセス制御(RBAC)
管理者・閲覧者など、ユーザーの役割に応じて操作権限を設定できる機能です。OSSのIT資産管理ツールでは標準的に実装されています。
優先度が低い
📱モバイルアプリ対応
スマートフォン専用アプリを提供しているOSS製品はほぼ存在しません。Webブラウザ経由で利用できるため、優先度は低いです。
🤖AIによる自動分類・異常検知
商用製品では搭載が進んでいますが、OSSのIT資産管理ツールでは実装例がほとんどなく、現時点では選定基準に入れる必要はありません。
オープンソースのIT資産管理ツールの選び方
1.「管理したい対象」を棚卸しして3タイプのどれに当てはまるか見極める
最初にやるべきことは、自社で管理したい対象物のリストアップです。PC・ソフトウェアライセンス・周辺機器などの一般IT資産が中心なら「汎用資産台帳タイプ(Snipe-IT等)」、サーバーラック・ネットワーク配線・IPアドレスなど物理インフラが主体なら「インフラ特化タイプ(NetBox等)」、資産情報とヘルプデスクや変更管理を一体運用したいなら「ITSM連携タイプ(GLPI等)」が候補になります。FitGapの経験上、ここを曖昧にしたまま製品を比較し始めると、高機能なITSM連携タイプに目を奪われて導入後に持て余すケースが非常に多いです。管理対象の柔軟性(IT資産以外も含むか)を最初に整理しておくと、タイプの絞り込みがスムーズに進みます。
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