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IT資産管理ツールおすすめ12選|価格帯別の選び方ガイド

更新:2026年03月05日
IT資産管理ツールは、PCやスマホの台帳管理だけのシンプルな製品から、操作ログ・デバイス制御・暗号化まで統合した高機能製品、さらにはSaaS利用状況の可視化やAIによる脆弱性診断を搭載した最新製品まで、価格帯ごとに提供される機能の幅が大きく異なります。月額100円台から始められるライトなSaaS型もあれば、初期費用だけで数百万円を超えるオンプレミス型もあり、同じ「IT資産管理」という名前でも実態はまったく別の製品と言えるほどです。FitGapでは、この価格帯の違いを4つのタイプに整理し、自社の端末台数・セキュリティ要件・運用体制に合った製品を見極めるための選び方ガイドをまとめました。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
月額数百円から始められるSaaS・ライト管理タイプ 💰
ジョーシス
/ デクセコ
/ セキュリオ
月額300〜600円台の標準IT資産管理タイプ 🖥️
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版
/ ISM CloudOne
/ MaLionCloud
月額600〜1,000円台の統合型セキュリティ管理タイプ 🛡️
SKYSEA Client View
/ AssetView
/ System Support best1
初期数百万円〜の大規模オンプレミス・ハイエンドタイプ 🏢
LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版
/ MCore
/ HCL BigFix
企業規模
中小企業
個人事業主
大企業
その他
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タイプ別お勧め製品

月額数百円から始められるSaaS・ライト管理タイプ 💰

このタイプが合う企業:

端末50〜300台規模の中小企業で、IT専任者が少なく、まずはIT資産の見える化を低コストで始めたい企業

どんなタイプか:

「まずはSaaSやPCの棚卸しだけでもシステム化したい」「Excel管理から卒業したいが、大きな予算は取れない」という企業に選ばれるタイプです。1台あたり月額100〜400円程度の価格帯で、インベントリの自動収集やSaaSアカウントの可視化など基本的な管理機能にフォーカスしています。初期費用がゼロまたは数万円程度と低く、IT専任者がいなくてもすぐに始められる手軽さが最大の魅力です。ただし、操作ログの詳細管理やセキュリティポリシーの強制適用といった高度な統制機能は含まれないか、追加費用になるケースがほとんどです。端末台数が500台を超えたり、ISMSやPマーク対応で細かいログ管理まで求められるようになると、上位タイプへの移行を検討する場面が出てきます。

このタイプで重視すべき機能:

👁️SaaS利用状況の可視化
このタイプの製品間で差が出やすいのは、SaaSの検出精度と対応サービス数です。シングルサインオン(SSO)連携だけで検出する製品と、ブラウザ拡張やネットワーク解析も併用する製品では、シャドーITの発見率に大きな開きがあります。FitGapでは導入前に自社で利用中の主要SaaSが検出対象に含まれているか、また検出だけでなくライセンス数と利用実績の突き合わせまで自動化できるかを確認することをおすすめしています。
📋端末インベントリの自動収集
PCのハードウェア情報やインストール済みソフトウェアの一覧を自動取得する基本機能ですが、製品によって収集項目数に10〜70項目以上の差があります。特に確認すべきはWindows・macOS・モバイルのマルチOS対応範囲と、収集頻度(リアルタイムか日次か)の違いです。頻度が日次のみだと、急な監査対応時に最新情報が取れないリスクがあるため、FitGapではリアルタイム収集への対応可否を選定時に必ず確認するよう推奨しています。

おすすめ製品3選

ジョーシス
おすすめの理由
SaaS管理に特化した強みを持ち、社内で利用されているクラウドサービスのアカウント棚卸しや契約更新管理を自動化できます。同タイプの他2製品と比べると、SaaSのコスト最適化に最も踏み込んでおり、「使われていないライセンスの無駄遣いを減らしたい」という課題が明確な企業に向いています。IT部門がなく総務や経理がIT管理を兼務しているような中堅企業で特に力を発揮します。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
シャドーITの検出力に定評があり、社員が勝手に契約しているSaaSをネットワーク解析で洗い出す仕組みを持っています。ジョーシスがSaaSコスト最適化寄りなのに対し、デクセコはISMSやPマーク運用でのSaaS棚卸し証跡を残したい企業に適しています。セキュリティ監査を控えた企業が短期間でSaaS台帳を整備する場面で選ばれることが多い製品です。
価格
10,000円
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
セキュリオ
おすすめの理由
情報セキュリティ教育と資産台帳管理を一体で提供しているユニークな製品です。他2製品がSaaS可視化に特化する一方、セキュリオはeラーニングによる全社員のセキュリティ意識向上と資産管理を同時に進められます。Pマーク取得を目指す中小企業や、従業員教育とIT資産管理の両方を低コストでまとめて対応したい企業に最適です。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能

月額300〜600円台の標準IT資産管理タイプ 🖥️

このタイプが合う企業:

端末100〜1,000台規模で、PC運用管理・操作ログ取得・ソフトウェア配布まで一元的に対応したい中堅企業

どんなタイプか:

端末100〜1,000台規模の企業が最もよく検討する価格帯で、IT資産のインベントリ管理に加えて操作ログの取得やソフトウェア配布といったPC運用管理機能が一通りそろっています。「端末の把握だけでなく、WindowsアップデートやUSB制御もまとめて管理したい」「テレワーク端末も含めて一元管理したい」という企業に選ばれるタイプです。クラウド型が主流で初期費用も比較的抑えられるため、導入のハードルが低いのも特徴です。ただし、ネットワーク検疫やDLP(情報漏洩防止)のような高度なセキュリティ機能を求めると、上位プランや別製品との併用が必要になり、想定以上にコストが膨らむことがあります。

このタイプで重視すべき機能:

📝操作ログの取得・管理
製品間で差が大きいのはログの取得粒度と保存期間です。ファイル操作ログだけの製品もあれば、Web閲覧・メール送信・印刷・アプリ起動まで網羅する製品もあります。FitGapでは、ログ保存期間が標準で何年分か、CSV出力やSIEM連携に対応しているかを必ず事前確認するよう推奨しています。監査やインシデント調査で「あのときのログがない」という事態を避けるために、保存期間の延長オプションの有無と追加費用も確認してください。
🔄ソフトウェア・パッチ配布
Windowsアップデートやアプリケーションの一括配布機能ですが、製品によって配布のスケジューリング精度と帯域制御に大きな差があります。数百台規模で一斉配布するとネットワーク帯域を圧迫するため、時間帯指定やP2P配布に対応しているかが実務上の分かれ目です。また、macOSやモバイル端末への配布対応範囲も製品ごとに異なるので、Windows以外の端末が混在する企業は特に注意が必要です。

おすすめ製品3選

LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版
おすすめの理由
クラウド型IT資産管理の国内シェアトップクラス製品で、PC・スマホ・タブレットの一元管理をサーバーレスで実現できます。同タイプ内のISM CloudOneと比べるとモバイル管理(MDM)との統合度が高く、スマホ管理も同時に始めたい企業に最適です。AIアシスタント機能も搭載されており、IT管理の経験が浅い担当者でも迷わず運用できる点が強みです。
価格
300円
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
1台あたり月額600円からという明瞭な料金体系が特徴で、自動脆弱性診断機能を標準搭載しています。LANSCOPEがモバイル統合管理に強い一方、ISM CloudOneはPCのセキュリティパッチ適用状況の可視化と脆弱性管理に強みがあります。「まずPC端末のセキュリティ管理を重点的に固めたい」という企業に向いています。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
WindowsだけでなくMac端末の操作制限に強いアドバンテージを持つ製品です。LANSCOPE・ISMがWindows中心の管理に強みを持つのに対し、MaLionCloudはMac端末が多い制作会社やデザイン事務所で特に力を発揮します。ChatGPTなどの生成AI利用ログの収集にもいち早く対応しており、AIツールの社内利用ポリシーを整備したい企業にも適しています。
価格
900円
ライセンス
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能

月額600〜1,000円台の統合型セキュリティ管理タイプ 🛡️

このタイプが合う企業:

端末300〜3,000台規模で、情報漏洩対策・デバイス制御・監査ログまで一つのツールで統合管理したい企業

どんなタイプか:

IT資産管理に加えてデバイス制御・ログ監査・暗号化管理・外部メディア制限といった情報漏洩対策機能までワンパッケージで提供する価格帯です。「ISMSやPマークの審査に耐えうるログ管理体制を構築したい」「USBやファイル共有の制御まで一つのツールで完結させたい」という企業に選ばれます。機能が豊富な分、導入時の初期設定や運用ルールの設計に工数がかかりやすく、情報システム部門に最低1名の専任担当者がいることが前提になります。1,000台以上の大規模環境ではボリュームディスカウントが効くものの、全機能を有効にすると年間費用が数百万円に達するため、必要な機能モジュールの見極めが重要です。

このタイプで重視すべき機能:

🔒デバイス制御・外部メディア管理
USBメモリ・外付けHDD・スマートフォン接続など、外部デバイスの利用制限機能ですが、製品によって制御の粒度に大きな差があります。「完全禁止」か「許可リスト方式」かだけでなく、部署単位・役職単位でポリシーを分けられるか、一時的な許可申請ワークフローが組み込まれているかを確認してください。FitGapでは、現場の業務フローを阻害しないよう柔軟な例外設定ができる製品を選ぶことを強くおすすめします。
🔐ファイル暗号化・DLP連携
持ち出しファイルの自動暗号化やDLP(Data Loss Prevention)機能の有無は、このタイプの製品を選ぶ最大の決め手になります。製品によっては暗号化が自社独自方式で取引先とのファイル共有に支障が出るケースもあるため、暗号化方式(AES256対応か、パスワードレス復号に対応しているか)と社外への送信時の挙動を必ず検証してください。DLPが別ライセンスになる製品も多いので、見積段階で確認しましょう。

おすすめ製品3選

SKYSEA Client View
おすすめの理由
国内のIT資産管理市場で最も知名度が高い製品の一つで、資産管理・ログ管理・デバイス制御・アラート通知を統合的に提供します。同タイプのAssetViewと比べると、直感的な操作画面と定期的なバージョンアップによる機能追加の頻度が強みです。「統合管理は初めてだが、全社展開を確実に進めたい」という企業に向いています。多数の他社セキュリティ製品との連携実績も豊富です。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
必要な機能モジュールだけを選んで購入できる柔軟なライセンス体系が最大の特徴です。SKYSEAが統合パッケージ型なのに対し、AssetViewはIT資産管理・情報漏洩対策・PC更新管理・SaaS管理を個別に選べるため、「まずはデバイス制御だけ導入し、段階的に拡張したい」という企業に最適です。ファイル暗号化機能も充実しており、製造業やメーカーで採用が多い製品です。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
System Support best1
おすすめの理由
基本のIT資産管理機能をベースに必要なオプションだけを追加できるモジュール設計が魅力の製品です。SKYSEAやAssetViewが大企業寄りの製品ラインナップなのに対し、System Support best1は中堅・中小企業で特に導入実績が多く、初期コストを抑えながら段階的にセキュリティ機能を強化できます。操作画面がシンプルで、IT管理者1名体制でも無理なく運用を回せる点が選ばれる理由です。
価格
5,500円
ライセンス
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能

初期数百万円〜の大規模オンプレミス・ハイエンドタイプ 🏢

このタイプが合う企業:

端末1,000台以上の大企業・グループ企業で、自社サーバーでの完全管理やオフライン環境対応、グループ横断の統合管理が必要な企業

どんなタイプか:

端末1,000台以上を抱える大企業やグループ企業が、自社サーバーにシステムを構築して完全にコントロールしたい場合に選ばれるタイプです。初期費用で数百万円〜のライセンス購入が必要になりますが、月額課金型と比べると長期運用では1台あたりのコストが下がるケースもあります。ネットワーク全体の検疫・遮断、グループ会社横断の統合管理、厳格なオフライン環境対応など、クラウド型では実現しにくい要件に応えられるのが強みです。一方で、サーバー構築・メンテナンスの社内工数やバージョンアップ対応のコストが別途かかるため、IT部門に十分な運用体制がなければ維持が難しくなります。

このタイプで重視すべき機能:

🏗️グループ・拠点横断の階層管理
複数の子会社や拠点ごとに管理ポリシーを分けながら、本社で全体を統合的に把握する機能です。製品によって、拠点ごとの管理サーバー分散配置に対応しているか、拠点間のWAN帯域を考慮した配布制御ができるかに差があります。FitGapでは、グループ会社ごとに異なるセキュリティポリシーを適用しつつ、本社側で横串のレポートを出せるかどうかを選定の判断基準にすることをおすすめします。
🚫ネットワーク検疫・不正端末遮断
未登録端末やポリシー違反端末のネットワーク接続を自動で遮断する機能ですが、検疫方式(DHCP方式・ARP方式・IEEE 802.1X方式)によって導入難易度と精度が大きく異なります。既存のネットワーク機器との相性も重要なので、導入前にPoC(概念検証)を実施できるかどうかをベンダーに確認してください。検疫だけでなく、違反端末への自動修復(パッチ適用後に再接続許可)まで対応しているかも重要な差別化ポイントです。

おすすめ製品3選

LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版
おすすめの理由
国内IT資産管理市場で最高クラスのシェアを持つオンプレミス製品で、大企業の導入実績が圧倒的に豊富です。同タイプのHCL BigFixと比べると日本語UIや国内サポート体制が充実しており、国産製品ならではの安心感があります。クラウド版との機能互換性も高いため、将来的にハイブリッド運用に移行したい企業にも最適です。
価格
4,500円
端末
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
数百台から数万台規模の大規模環境での安定稼働に特化した製品で、サーバーを増設せずに大量端末を管理できる超高速エンジンが最大の強みです。LANSCOPEオンプレミス版が幅広い大企業をカバーするのに対し、MCoreは億を超えるログデータでも数秒で検索できるパフォーマンスが圧倒的です。ソフトウェア配布も帯域に負荷をかけない分散配信方式を採用しており、全国に拠点を持つ大企業で特に選ばれています。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
HCL BigFix
製品情報を見る
おすすめの理由
グローバル展開している大企業向けのエンドポイント管理プラットフォームで、数万〜数十万台規模の端末を単一インフラで管理できるスケーラビリティが最大の強みです。LANSCOPEやMCoreが国内拠点中心の管理に強い一方、HCL BigFixは海外拠点を含むグローバル統合管理に圧倒的なアドバンテージを持ちます。多言語・マルチOSのパッチ管理を一元化したいグローバル企業に最適な選択肢です。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能

要件の優先度のチャート:比較すべき機能はどれか

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

💰ライセンス課金体系の柔軟性
IT資産管理ツールの価格差は、まずライセンス課金の仕組みで大きく変わります。「1台あたり月額○円」の端末課金型と「利用者数ベース」のユーザー課金型では、共有PCが多い現場か1人1台の環境かで総額が逆転することがあります。FitGapでは、自社の端末台数とユーザー数を照らし合わせて、どちらの課金体系が安くなるかを必ず試算してから比較することをおすすめします。
📱管理対象デバイスの範囲
PCだけを管理するのか、スマートフォンやタブレットまで含めるのかで、必要な製品グレードと価格帯が大きく変わります。モバイル端末管理(MDM)機能が標準搭載の製品もあれば、別途オプション契約が必要な製品もあります。FitGapとしては、現時点でモバイル管理が不要でも、今後のBYOD導入計画を踏まえて判断すべきポイントだと考えます。
🛡️セキュリティポリシーの自動適用
USBデバイスの制御やソフトウェアの利用制限など、社内ルールをツール上で自動的に適用・強制できるかどうかは、運用負荷とコストに直結します。製品によってはポリシー設定の自由度が高い代わりに上位プランでしか使えないケースがあります。FitGapでは、自社で必要なポリシー項目をリストアップし、標準プランでどこまでカバーできるかを確認することが選定の近道だと考えます。
📊ソフトウェアライセンス管理の精度
インストール済みソフトの検出だけでなく、実際の利用状況や保有ライセンス数との突合ができるかどうかで、ライセンス違反リスクへの対応力が変わります。Microsoft 365やAdobe製品など主要ソフトとの連携精度は製品ごとに差が出やすいポイントです。監査対応が求められる企業では、この機能の完成度が価格以上の価値を持つことがあります。
🔍操作ログ取得の粒度
PC操作ログをどこまで細かく記録できるかは、内部不正対策やテレワーク管理で重要になります。ファイル操作・Web閲覧・メール送受信・印刷など、取得できるログの種類と保存期間は製品ごとに大きく異なります。上位価格帯の製品ほどログの種類が豊富ですが、FitGapとしては「本当に必要なログは何か」を先に決めることで、過剰なコストを避けられると考えます。
📈レポート・ダッシュボードの充実度
資産台帳やセキュリティ状況を可視化するレポート機能は、経営層への報告やISMS監査対応に直結します。標準テンプレートの種類、カスタムレポートの作成可否、エクスポート形式などに製品差があります。特に中堅〜大企業では、部門別・拠点別にレポートを出し分けられるかが実務上の決め手になることが多いです。
🤝導入・運用サポート体制
IT資産管理ツールは導入時の初期設定や端末へのエージェント配布に手間がかかるため、ベンダーの支援体制が価格対効果を左右します。無償サポートの範囲、有償導入支援の費用、問い合わせ対応時間は必ず比較してください。FitGapでは、情シス担当が少ない企業ほど、サポート品質を価格と同等に重視すべきだと考えます。

一部の企業で必須

🖥️リモートコントロール(遠隔操作)
テレワーク環境やリモート拠点のPC対応で、管理者が遠隔からデスクトップを操作できる機能です。ヘルプデスク業務が多い企業では必須ですが、別途リモートツールを導入済みの場合は不要になることもあります。製品によってはオプション扱いで追加費用が発生するため、事前に確認が必要です。
🔄PC更新・パッチ配布の自動化
WindowsアップデートやアプリケーションパッチをIT資産管理ツールから一括配布・強制適用できる機能です。端末台数が数百台を超える企業では運用効率に大きな差が出ます。一方で端末数が少ない企業では、OS標準のアップデート機能で十分な場合もあります。
🔗外部サービス・ディレクトリ連携
Active DirectoryやAzure AD(Entra ID)、Google Workspaceなどと連携し、ユーザー情報や組織情報を自動同期できる機能です。既存のID基盤との連携がスムーズかどうかで、初期構築の手間と運用コストが変わります。自社が利用中のディレクトリサービスとの対応状況を必ず確認してください。
🌐ネットワーク機器の管理
PCやモバイル端末だけでなく、プリンターやルーター、スイッチなどのネットワーク機器も台帳管理したい場合に必要です。SNMP対応の有無や検出できる機器の種類は製品によって差があります。IT資産全体を一元管理したい企業では重視すべきですが、PC管理だけで十分な企業には不要です。
☁️SaaS利用状況の可視化
社内で利用されているSaaSアカウントの棚卸や、シャドーITの検出ができる機能です。近年はSaaS管理に特化した製品も登場しており、IT資産管理ツール側でどこまでカバーできるかは製品ごとに大きく異なります。SaaS契約数が増えている企業ではコスト削減の観点から注目されています。
🏢マルチテナント・部門別管理
グループ企業や複数拠点で、テナントや管理単位を分けて運用できる機能です。大企業やホールディングス体制の企業では必須に近い要件ですが、単一拠点の中小企業では不要です。対応していても上位プラン限定のケースが多いため、ライセンス費用への影響を確認してください。

ほぼ全製品が対応

🔎ハードウェア・ソフトウェアの自動検出
ネットワーク上のPCやインストール済みソフトウェアを自動でスキャンし、台帳化する機能です。IT資産管理ツールのほぼ全製品が標準対応しており、検出精度に大きな差は出にくくなっています。
📋IT資産台帳の作成・管理
検出した資産情報を一覧で管理し、購入日・利用者・設置場所などの属性を紐づけて台帳化する機能です。Excelからの脱却を目的にIT資産管理ツールを導入する企業が多く、基本機能としてどの製品でも備わっています。
🔔アラート通知
ライセンス期限切れやセキュリティポリシー違反、未承認ソフトのインストールなどを検知して管理者へ通知する機能です。通知手段(メール・管理画面・チャット連携)に多少の差はありますが、基本的なアラート機能はほぼ全製品が備えています。
💻エージェント型の端末情報収集
管理対象PCにエージェント(小さなプログラム)を導入し、詳細な端末情報を収集する仕組みです。現在のIT資産管理ツールではエージェント方式が主流であり、大半の製品が対応しています。

優先度が低い

📍GPSによる端末位置情報の取得
モバイル端末やノートPCの物理的な位置をGPSで把握する機能です。紛失・盗難対策として一見重要に思えますが、MDM専用ツールで代替できるケースが多く、IT資産管理ツールの選定軸としては優先度が低いとFitGapでは考えます。
🧮IT資産の会計・償却管理連携
IT資産の取得価額や減価償却を管理し、会計システムと連携する機能です。一部の大企業では求められますが、実際には固定資産管理システムや会計ソフト側で対応している企業がほとんどであり、IT資産管理ツール側にこの機能を求める優先度は高くありません。

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サービスカテゴリ

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