Snow Softwareが提供するIT資産管理ツールです。PC・サーバー・クラウドはもちろん、タブレットなどのモバイルデバイスまで一元的に管理できるのが大きな魅力です。ハードウェア情報に加えて、ソフトウェアやSaaSの利用状況も自動で収集してくれるため、ライセンスの無駄や社内で把握していないシャドーITの洗い出しにも役立ちます。デバイスごとの詳しい情報と実際の利用状況が紐づいているので、「どのタブレットにどんな業務アプリが入っているか」「使われていないライセンスはないか」といった疑問にすぐ答えられるのも便利です。 他のIT資産管理ツールと比べると、ソフトウェア資産管理（SAM）やクラウドコスト管理に関する知見が豊富で、ライセンスのコンプライアンスやコスト削減を本気で考えている企業に向いています。また、さまざまなメーカーの機器が混在する環境でも使いやすいよう、収集テンプレートやレポート機能が充実しており、タブレットを含む多様なデバイス環境でもスムーズに導入できる点が強みです。主なターゲットは一定規模のデバイスを持つ中堅企業から大企業ですが、IT管理をしっかり整えたい成長期の中小企業でも活用できます。グローバル展開や今後のSaaS利用拡大も見据えたIT資産管理の基盤として検討する価値があるツールです。

Freshworksが提供するIT資産管理ツールです。クラウドベースのITSM/ITAMプラットフォームで、ハードウェアやソフトウェアはもちろん、クラウドサービスやSaaSまで一元管理できるのが特長です。エージェントレス・エージェント型の自動ディスカバリに加え、バーコードやQRコードでの管理、CMDB連携にも対応しており、資産の可視化とサービスへの影響範囲を把握しやすい設計になっています。ITサービス管理機能と同じ基盤上で資産ライフサイクル（調達・配布・利用・廃棄）を管理できるため、インシデント管理や変更管理と連携した運用がスムーズで、現場の工数削減や監査対応の効率化につながります。 特に注目したいのが、モバイルアプリによるタブレット対応の充実ぶりです。倉庫や各拠点、現場での棚卸しや資産登録を、タブレットのカメラでバーコードやQRコードをスキャンするだけで完了できます。フィールド業務が多い企業にとっては大きなメリットでしょう。UIは日本語を含む多言語対応で操作も直感的なため、ITILに詳しい大企業のIT部門だけでなく、専任担当者が少ない中堅・中小企業でも導入しやすくなっています。ITSMと統合した高度な資産管理を行いたい企業や、タブレットを活用して現場主導で資産管理を強化したい企業に適した、拡張性の高いツールです。

Snipe-IT LLCが提供するIT資産管理ツールです。PC、サーバー、周辺機器はもちろん、ソフトウェアライセンスやアカウント情報まで一元管理できるオープンソースベースのプラットフォームで、中小企業から大企業まで幅広い規模で導入されています。オンプレミスとクラウドSaaSの両方に対応しているため、自社のセキュリティポリシーや運用方針に合わせて導入形態を選べるのが大きな特長です。資産のライフサイクル管理、貸出・返却の履歴、保守期限、購入情報などを細かく記録でき、バーコードやQRコードを使った棚卸し業務もスムーズに行えます。ブラウザベースで動作するため、iPadなどのタブレット端末からも利用可能で、現場での在庫確認や貸出登録を直接行えます。ヘルプデスクや情報システム部門の担当者が、デスクを離れて現場で作業する際にも便利です。UIのカスタマイズ性や項目定義の柔軟性が高く、自社独自のルールに合わせて資産台帳を細かく設計できるため、複数拠点や部門を持つ中堅企業以上の規模で、コストを抑えながらしっかりとした資産管理体制を築きたい企業に適しています。将来的なワークフロー追加や他システム連携も視野に入れた、拡張性のある管理基盤を求める成長企業にもおすすめのツールです。