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オープンソースのRPAおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/17
オープンソースのRPAは、同じ自動化ツールでも、PC画面を記録して再生するものと、SaaSやデータベースをつなぐもの、Pythonで処理手順を書くものでは使う人が変わります。Excelやブラウザのクリックを再現したいのか、SlackやGoogle Workspaceへの通知・転記をつなぎたいのか、SeleniumやPlaywrightを使う開発チームで扱うのかを切り分けます。OS対応、商用利用できるライセンス、日本語情報の有無も先に確認すると、試すべきタイプを絞れます。このページでは、GUI操作、ワークフロー連携、コードベース制御を分けて、オープンソースのRPAの候補を絞り込めます。
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FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
GUI操作の記録・再生でデスクトップ業務を自動化するタイプ 🖥️
OpenRPA
/ UI.Vision
/ TagUI
ノーコードで複数アプリを連携するワークフロー自動化タイプ 🔗
n8n
/ Activepieces
/ Automatisch
Pythonベースでプロセスを柔軟に制御する開発者向けタイプ 🐍
Robot Framework
/ Robocorp
/ Selenium
企業規模
個人事業主
中小企業
その他
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おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

オープンソース型のRPAのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
OpenRPA
GUI操作の記録・再生でデスクトップ業務を自動化するタイプ 🖥️
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

権限管理と監査ログでロボットを統制可能。低コストで内製しやすい。

UI.Vision
GUI操作の記録・再生でデスクトップ業務を自動化するタイプ 🖥️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

ブラウザ拡張で導入が容易。画面データを端末内で処理できる。

TagUI
GUI操作の記録・再生でデスクトップ業務を自動化するタイプ 🖥️
-
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

録画したRPAをコード資産化。Git管理で開発チームが改善できる。

n8n
ノーコードで複数アプリを連携するワークフロー自動化タイプ 🔗
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

コードとAIで複雑な連携を拡張可能。費用を抑えて広げられる。

Activepieces
ノーコードで複数アプリを連携するワークフロー自動化タイプ 🔗
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

ドラッグ操作でSaaS連携を作成。中小企業シェアが高く使いやすい。

Automatisch
ノーコードで複数アプリを連携するワークフロー自動化タイプ 🔗
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

自社サーバーでデータ保持。限られたWeb連携を小さく内製できる。

Robot Framework
Pythonベースでプロセスを柔軟に制御する開発者向けタイプ 🐍
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

キーワード駆動で手順を共有し、Web・API・DBまで自動化できる。

Robocorp
Pythonベースでプロセスを柔軟に制御する開発者向けタイプ 🐍
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

開発したロボットの配布・実行を一元管理。認証情報も安全に扱える。

Selenium
Pythonベースでプロセスを柔軟に制御する開発者向けタイプ 🐍
-
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

主要ブラウザを標準仕様で自動制御。大企業・情報通信での採用も上位。

RPAの導入によって得られる効果

RPAは、繰り返し行うPC作業を自動化するためのツールです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。

導入前の課題導入によって得られる効果
定型作業に時間がかかる決まった手順のPC作業を自動実行しやすくなり、繰り返し作業を減らせます
別システムへの転記が多い複数システム間の入力を自動化しやすくなり、転記時間や入力ミスを抑えられます
自動処理状況の確認が大変実行結果やエラーを把握しやすくなり、作業完了の確認負担を減らせます
繁忙期の定型作業量が不安夜間や休日にも処理を進めやすくなり、担当者の作業集中を抑えやすくなります
特定の人に作業が偏る作業手順をロボット化し、担当者ごとの処理差や引き継ぎ負担を減らせます

続いて、オープンソースのRPAをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。

オープンソースのRPA3タイプを解説

比較項目GUI操作の記録・再生でデスクトップ業務を自動化するタイプノーコードで複数アプリを連携するワークフロー自動化タイプPythonベースでプロセスを柔軟に制御する開発者向けタイプ
優れている点画面操作を記録し自動再生ノーコードでアプリ連携を自動化コードで自由に処理を制御
できること画面操作記録再生画像認識UI特定定型業務自動化ビジュアルワークフローアプリ連携コネクタ条件分岐設計コードベース定義テスト自動化統合外部ライブラリ連携
適している企業/業種中小企業RPA導入初心者SaaS活用企業セキュリティ重視組織開発チーム大規模企業
料金目安無料〜(有料プランあり)無料〜(有料プランあり)無料〜(有料プランあり)

タイプ別おすすめ製品

GUI操作の記録・再生でデスクトップ業務を自動化するタイプ 🖥️

このタイプが合う企業:

プログラミング未経験の現場担当者、ExcelやWebブラウザの繰り返し操作を自動化したい中小企業、RPAを初めて試す組織

どんなタイプか:

PC画面のクリックや入力を記録・再生し、Excel、ブラウザ、社内システムをまたぐ定型操作を自動化するタイプです。コードより実際の画面操作を起点にロボットを作る点が特徴です。

おすすめ製品3選

OpenRPA

無償でもロボット統制まで本格運用したい企業向け

OpenRPAは、OSSでもロボット統制まで組み込んで本格運用を狙えるRPA基盤です。WindowsのGUI操作やSAP業務、API連携を組み合わせ、現場が録画で作ったシナリオを情報システム部門がRBACと監査ログで管理したい企業に向きます。 FitGapでは機能性評価がおすすめ9製品中2位タイ、料金評価も3位タイで、ライセンス費を抑えながら中小・中堅企業で内製化しやすい候補です。 一方、セルフホストではOpenCore、RabbitMQ、MongoDBなどの運用設計が必要で、導入しやすさとサポート評価は低めです。OSSの障害切り分けや.NET拡張、日本語以外の情報確認を担える体制がない企業は、UI.Visionのような軽量ツールや商用RPAと比較した方が無理がありません。
価格
0円〜
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

ブラウザ拡張で画面操作の自動化を小さく試したい部門におすすめ

UI.Visionは、ブラウザ拡張から録画・再生を始められる軽量なOSS系RPAです。Chrome/Firefoxに入れてWebフォーム入力、スクレイピング、画像認識やOCRを使った画面操作を端末内で完結できるため、経理・法務など外部に画面データを出しにくい部門が小さく自動化を試す用途に向きます。 FitGapでは導入しやすさがおすすめ9製品中1位タイ、操作性2位タイ、セキュリティ2位タイで、OpenRPAほどの基盤運用を置かずに現場主導で始めやすい点が強みです。 一方、無料版は保存数などに制限があり、大量OCRや更新管理はEnterprise版限定です。デスクトップアプリやSAPを横断する全社RPA、手厚いサポートを前提にする運用では、管理機能を備えた製品との比較が必要です。
価格
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
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料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

録画した操作をコード資産として育てたい開発チーム向け

TagUIは、録画したGUI操作を英語に近いスクリプトとして残し、RPAをコード資産として育てる軽量OSSです。レコーダーで作った初版をエンジニアが読み解き、Gitで差分管理しながら改善できるため、業務部門の試作を開発チームが引き継ぐ運用に向きます。 CLI起動に対応しており、スケジューラやCI/CDと組み合わせて定型処理を回したい技術者主導の小規模チームにも合います。Pythonランタイム上で外部ライブラリを呼び出せる点は、単純な録画再生だけでは足りない処理を補いやすい強みです。 一方、商用RPAのような集中管理コンソールや日本語サポート窓口は前提にできません。現場担当者だけで運用したい企業や、無人実行を多数並列で管理したい企業は、OpenRPAなど管理機能を持つOSSや商用RPAを比べるべきです。
価格
-
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
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セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

ノーコードで複数アプリを連携するワークフロー自動化タイプ 🔗

このタイプが合う企業:

複数のSaaSやクラウドサービスを横断して業務を回している企業、Zapier等の商用ツールのコストを削減したいチーム、自社サーバーにデータを保持したいセキュリティ重視の組織

どんなタイプか:

ノード型のGUIでSaaSやデータベースをつなぎ、通知、転記、メール送信などのワークフローを自動実行するタイプです。デスクトップ操作ではなく、APIやWebhook連携を軸にする点が特徴です。

おすすめ製品3選

複数サービスの連携を自社仕様に作り込みたい技術チームにおすすめ

n8nは、オープンソースでセルフホストでき、ノーコードのフローにコード拡張を組み合わせられる自動化基盤です。API呼び出しやサブフロー再利用に対応し、独自コネクタやJavaScript/Pythonで標準機能を補えるため、複数SaaSをまたぐ処理を自社仕様に合わせて作り込みたい技術チームに向きます。 FitGapでは機能性と料金評価がカテゴリ1位、同タイプ内でも連携拡張性が高く、利用範囲を広げても費用を抑えたい企業で有力です。 一方、自社ホストではサーバー構築、アップデート、障害対応を担う体制が必要で、操作性・サポート評価は高くありません。非エンジニア中心で簡単なフローを早く定着させたい場合はActivepiecesなども比較してください。
価格
0円〜
無料トライアルあり
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中小企業
中堅企業
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連携・拡張性
機能性
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メリットと注意点
仕様・機能

非エンジニアも一緒に自動化フローを広げたい企業向け

Activepiecesは、ドラッグ&ドロップでSaaS連携フローを作り、必要な部分だけTypeScriptの「Pieces」で拡張できるオープンソース自動化ツールです。n8nほど開発主導で作り込むより、部門メンバーも通知、承認、定期同期、AIによる要約・分類を触れる形で広げたい企業に向きます。 FitGapでは同タイプ内で操作性評価が最も高く、導入容易性も上位で、中小企業シェアも高いため、非エンジニアを含むチームへの展開を重視する場合に候補にしやすいです。 一方、無料プランは10フローまでで、超過後はフロー数に応じて費用が増えます。セルフホストは保守体制が必要で、サポート範囲や連携拡張性を重視するならn8nとの比較が欠かせません。
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中小企業
中堅企業
大企業
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連携・拡張性
機能性
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メリットと注意点
仕様・機能

機能は絞られるが自社サーバーで小さく自動化を試したい部門向け

Automatischは、代表的なWebサービス同士をトリガーとアクションでつなぐ、シンプルなオープンソース自動化ツールです。Dockerで自社サーバーに構築でき、クラウドにデータを預けにくい部門が、チャット通知、フォーム受付、CRM更新、ファイル連携など限られたフローを小さく内製する用途に向きます。 n8nやActivepiecesのように広い連携や高度な分岐を前提にする製品ではなく、まずセルフホスト型の運用感を確認したい場合の軽量候補です。 FitGapではサポート、操作性、連携、機能性の評価が下位で、導入後の障害対応や対象サービスの確認を自社で担う必要があります。ブラウザやデスクトップアプリの画面操作を自動化したい企業、全社基盤として拡張したい企業は他製品を優先してください。
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中小企業
中堅企業
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メリットと注意点
仕様・機能

Pythonベースでプロセスを柔軟に制御する開発者向けタイプ 🐍

このタイプが合う企業:

社内にPythonエンジニアがいる企業、テスト自動化とRPAを統合したい開発チーム、大規模なデータパイプラインやAI連携を伴う自動化を目指す組織

どんなタイプか:

Pythonなどのコードでロボットの処理手順を定義し、Web操作、API呼び出し、データ処理、テスト自動化まで制御するタイプです。GUI型より自由度が高く、外部ライブラリやAI連携を組み込みやすい点が特徴です。

おすすめ製品3選

Robot Framework

テスト自動化の資産を業務の自動化にも広げたい開発組織向け

Robot Frameworkは、テスト自動化で使われてきたキーワード駆動の記法をRPAにも広げられる、Pythonベースのオープンソースフレームワークです。SeleniumやRequestsなどのライブラリを組み合わせ、Web操作、API連携、DB操作、CLI実行まで処理を作り込めるため、QAと開発部門が同じ手順書を見ながら業務自動化を内製したい企業に向きます。 FitGapでは料金評価がカテゴリ59製品中1位で、ライセンス費を抑えて検証しやすい点も強みです。 一方、Pythonとpip、利用ライブラリの選定が前提で、導入しやすさとサポート評価は低めです。GUIで現場担当者だけが作るRPAや、商用サポート込みの全社基盤を求める場合は別製品も比べるべきです。
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0円〜
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開発したロボットの配布や実行管理まで統制したい技術部門向け

Robocorpは、Robot FrameworkとPythonを基盤に、開発したロボットをControl Roomで配布・実行管理できるコード型RPAです。単なるライブラリ利用ではなく、Work Itemで工程間データを扱い、Vaultで認証情報を管理しながら、クラウド、ローカル、カスタムコンテナで動かせる点が同タイプ内の差別化です。 Pythonエンジニアがいて、CI/CDやバッチ処理の延長で業務自動化を保守したい情報システム部門に向きます。FitGapではサポートとセキュリティ評価が同タイプ候補内で2位タイと、統制を意識した運用に寄せやすい一方、料金評価は低めです。 無料プランは月240分・並列1件までで、SSOや細かな権限管理はエンタープライズ版が前提です。費用を最小化したい検証や、現場担当者が画面操作で作るRPAには他製品も比べるべきです。
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メリットと注意点
仕様・機能

ブラウザ操作の自動化をコードで長期保守したい開発組織におすすめ

Seleniumは、W3C WebDriverを中核に主要ブラウザを自動制御する、Web操作に特化したオープンソースツール群です。RPA全般を覆う基盤というより、Webフォーム入力、社内Webシステムの定型手順、回帰テスト資産の流用をコードで長期保守したい開発組織向きです。 Pythonを含む多言語バインディングとSelenium Gridによる分散実行があり、既存のCI/CDやテストインフラに組み込みやすい点で、Robot Frameworkよりブラウザ領域に絞った選択肢になります。FitGapでは全体、大企業、情報通信のシェアが同タイプ候補内で上位で、大企業や情報通信領域での採用状況も重視する企業には外しにくい候補です。 一方、操作性と導入しやすさの評価は低く、公式サポート窓口もありません。デスクトップアプリや基幹システムを含む業務RPA、非開発者がレコーダーで作る運用には別タイプを検討すべきです。
価格
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中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
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サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

🛠️開発方式(ノーコード/ローコード/プロコード)
オープンソースRPAは製品ごとに開発方式が大きく異なります。OpenRPAやTasktのようなドラッグ&ドロップ型から、Robot FrameworkやSeleniumのようにPythonなどのコーディングが必須なものまで幅広く、自社の技術レベルに合った方式を最優先で見極める必要があります。
💻対応プラットフォーム(Windows/Mac/Linux)
オープンソースRPAはWindows専用のものと、Mac・Linuxにも対応するクロスプラットフォーム型に分かれます。TagUIやUI.Visionは主要3OSに対応しますが、OpenRPAやTasktはWindows限定です。社内のPC環境に合った製品を選ばないと、そもそも動かせません。
🌐自動化の対象範囲(デスクトップ/Web/API)
Webブラウザ操作だけで済むのか、デスクトップアプリの操作も必要か、API連携まで求めるかで選ぶべき製品が変わります。SeleniumやUI.VisionはWeb特化型、OpenRPAやn8nはAPI連携に強みがあり、目的に合った自動化対象をカバーしているかが選定の分かれ目です。
👥コミュニティの活発さとメンテナンス状況
オープンソースは開発コミュニティの活発さがそのまま製品の寿命を左右します。GitHubでのコミット頻度やIssue対応の速さ、フォーラムの活況度を確認してください。更新が止まった製品を選ぶと、OSやブラウザのバージョンアップ時に動かなくなるリスクがあります。
📡オーケストレーション(集中管理)機能の有無
複数のボットを管理・スケジュール実行したい場合、OpenFlowのようなオーケストレーション機能の有無が重要です。単体のPC上で1つのボットを動かすだけなら不要ですが、組織的にRPAを展開するなら、ダッシュボードやスケジューラーの有無を必ず確認しましょう。
🇯🇵日本語ドキュメント・情報の充実度
オープンソースRPAの多くは海外発のため、公式ドキュメントが英語のみの場合がほとんどです。FitGapでは、日本語の解説記事やQiita投稿、日本語コミュニティの有無を事前に調べることを強くおすすめします。情報が少ない製品はトラブル時の自力解決が極めて困難です。

一部の企業で必須

👁️画像認識(ビジュアルマッチング)機能
画面上の画像やアイコンを認識して操作する機能です。SikuliXやUI.Visionが代表的で、DOM要素を持たないレガシーアプリや仮想デスクトップ上の操作を自動化したい企業には必須ですが、一般的なWebフォーム操作だけなら優先度は下がります。
🔤OCR(文字認識)機能
画面やPDF上のテキストを読み取り、データ化する機能です。請求書の読み取りやスキャン帳票の処理が必要な場合に求められます。UI.VisionやSikuliXはOCRを内蔵していますが、精度を求めるなら外部OCRサービスとの連携も検討が必要です。
スケジュール実行・トリガー機能
ボットを毎日決まった時刻に自動実行したり、特定のイベントをきっかけに起動する機能です。n8nやApache Airflowはスケジューリングに優れますが、SikuliXなど一部のツールにはこの機能がなく、OSのタスクスケジューラと組み合わせる必要があります。
🤖AI・機械学習との連携
生成AIや機械学習モデルと連携し、判断を伴う高度な自動化を実現する機能です。SkyvernはAIベースのブラウザ操作に特化しており、n8nもAIノードを持っています。定型業務のみを自動化する場合は不要ですが、将来的な拡張を見据えるなら検討に値します。
📜商用利用のライセンス条件
オープンソースでも、ライセンスによって商用利用に制限がかかる場合があります。Apache 2.0やMITライセンスなら商用利用に問題はありませんが、一部のコミュニティ版は非商用限定です。法務部門と連携し、自社の利用目的に合致するか必ず確認してください。

ほぼ全製品が対応

🎥レコーダー(操作記録)機能
ユーザーのマウスやキーボード操作を記録し、自動的にスクリプト化する機能です。OpenRPA、Taskt、UI.Visionなど多くのオープンソースRPAが標準搭載しており、製品間の差はそこまで大きくありません。
🖱️Webブラウザ操作の自動化
Webサイト上のフォーム入力・ボタンクリック・データ取得など、ブラウザ操作を自動化する基本機能です。ほぼすべてのオープンソースRPAが対応しており、SeleniumベースのWeb自動化は業界標準となっています。
🔄変数・条件分岐・ループなどのフロー制御
自動化シナリオの中で、条件に応じて処理を分岐させたり繰り返し実行する基本機能です。プログラミングの基本構造に相当し、どのオープンソースRPAでも実装されています。

優先度が低い

📱モバイルアプリの自動化対応
スマートフォンアプリの操作を自動化する機能です。オープンソースRPAの主戦場はPC上の業務自動化であり、モバイル対応が必要なケースは限定的です。必要な場合はAppiumなど別の専用ツールとの組み合わせを検討する方が現実的です。
🗣️多言語スクリプト対応(20言語以上)
TagUIのように自然言語に近いスクリプトを多言語で書ける機能を持つ製品もありますが、日本市場では日本語と英語が使えれば十分なケースがほとんどです。対応言語数の多さだけで選ぶ意味は薄いでしょう。

オープンソースのRPAの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、自動化したい業務を分ける画面操作の記録・再生とSaaS連携では、作り方と運用担当が変わります。Pythonベースの制御まで含め、対象業務と作り手に近いタイプを確認します。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    外せない機能は、優先度マップで確認する画像認識やOCR、スケジュール実行、商用利用のライセンス条件は業務内容によって必要度が変わります。重要機能と条件付き要件を分けると、過不足のある製品を避けやすくなります。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用条件までそろえて選ぶオープンソースRPAは、無料で始められても保守の負担や契約条件が製品ごとに違います。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて実行環境や管理体制を整理します。作り手と継続確認の条件もそろえると、導入後の負担を見積もりやすくなります。

ここからは、機能の○×に加えて導入後の運用条件を整理します。ロボットを置く場所と作り手をそろえると、保守や問い合わせの負担を比べやすくなります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

自動化対象と実行場所

Excelや社内システムの画面操作を自動化する業務と、SlackやCRM間の転記を自動化する業務では、ロボットを置く場所が変わります。最初の業務だけで選ぶと、後から別の業務を足すときに実行環境を作り直す負担が出ます。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。PC画面操作を端末で動かす製品、SaaS連携をサーバーで動かす製品、ブラウザ操作をコードで動かす製品があります。

  • PC画面操作を端末で動かす製品既存の画面操作をそのまま自動化しやすい製品です。ただし端末の画面解像度やログイン状態で実行結果がずれやすくなります。代表製品:OpenRPA / UI.Vision
  • SaaS連携をサーバーで動かす製品通知やデータ同期を常時動かしやすい製品です。ただしサーバー保守と認証情報の管理を自社で担う場面が増えます。代表製品:n8n / Activepieces
  • ブラウザ操作をコードで動かす製品手順をコードとして残し、テスト自動化にもつなげやすい製品です。ただし非エンジニアだけで直す運用には向きません。代表製品:Robot Framework / Selenium

作り手と保守方法

現場担当者が小さく試す場合と、開発チームが長期保守する場合では、手順の直し方が変わります。作り手を決めないまま始めると、少しの画面変更でも誰が直すのか曖昧になります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。録画した操作を調整する製品、ノードをつないで共有する製品、スクリプトやテスト資産として管理する製品があります。

  • 録画した操作を調整する製品現場の操作を出発点にしやすく、初回の自動化を短く試せます。ただし複雑な分岐が増えると保守担当を決める必要があります。代表製品:UI.Vision / OpenRPA
  • ノードをつないで共有する製品処理の流れを画面上で共有しやすく、部門横断の連携を説明しやすい製品です。ただし独自処理が増えると技術者の確認が必要です。代表製品:Activepieces / n8n
  • スクリプトとして管理する製品Gitなどで差分を追いやすく、同じ手順を長期保守しやすい製品です。ただし作成時にコマンドや言語の知識が必要です。代表製品:TagUI / Robot Framework

セルフホストと運用管理

社内データを外部サービスに出しにくい企業では、自社環境で動かす範囲が選定に影響します。無人実行や複数ロボットの管理まで広げると、アップデートと障害時の切り分けを担う人が必要になります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。端末内で完結させる製品、自社サーバーに置く製品、管理基盤と組み合わせる製品があります。

  • 端末内で完結させる製品小さな業務を手元のPCから始めやすい製品です。ただし担当者の端末状態に実行が左右されやすくなります。代表製品:UI.Vision / TagUI
  • 自社サーバーに置く製品SaaS間連携を社内管理の下で常時動かしやすい製品です。ただしDockerやデータベースの保守を続ける必要があります。代表製品:n8n / Automatisch
  • 管理基盤と組み合わせる製品複数ロボットの実行状況をまとめて扱いやすい製品です。ただし構築と権限設計を現場だけで済ませるのは難しくなります。代表製品:OpenRPA

更新状況と相談先

オープンソースRPAは、OSやブラウザの更新で動き方が変わることがあります。公式ドキュメントやGitHub、フォーラムのどこで情報を追うかが決まっていないと、止まったときの調査に時間がかかります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。公式ドキュメントとリリースを追う製品、ベンダーのクラウドや有償支援も使う製品、コミュニティ中心で自走する製品があります。

  • 公式ドキュメントとリリースを追う製品標準仕様や使い方を公開情報で確認しやすい製品です。ただし個別トラブルの解決は社内で切り分ける前提になります。代表製品:Robot Framework / Selenium
  • ベンダーのクラウドや有償支援も使う製品自社運用から商用支援へ広げる余地を残しやすい製品です。ただし無料利用と有償範囲の境目を契約前に確認します。代表製品:n8n / Activepieces
  • コミュニティ中心で自走する製品軽量な自動化を自社で試しながら改善しやすい製品です。ただし更新頻度やIssue対応を継続的に追う必要があります。代表製品:TagUI / Automatisch

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かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

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よくある質問

オープンソースのRPAは無料で本格的に使えますか?

使えます。OpenRPAやn8n、Robot Framework、Seleniumは無料で導入でき、画面操作の記録やSaaS連携まで本格的に行えます。ただしサポートの公式窓口がなく、不具合は自分たちで調べて解決する前提です。社内に技術者がいて、構築や保守を自前で進められる場合に向いています。

プログラミングの知識はどのくらい必要ですか?

製品によって差が大きく、画面操作を記録するタイプは比較的少ない知識で扱えますが、Seleniumやn8nはコードや設定の理解が要ります。Robot FrameworkやSeleniumはPythonなどの開発スキルがある現場向きです。社内の技術レベルに合わせて、記録型かコード型かを見極めると無理がありません。

商用のRPAと比べて何が違いますか?

オープンソースは導入費が無料な反面、画面で直感的に作れる手軽さやトラブル時のサポート、稼働監視などの運用機能は商用に劣ることが多いです。WinActorやUiPathのような商用製品は、サポートと管理機能が充実しています。費用を抑えたいか、手厚い支援が欲しいかで向くものが分かれます。

オープンソースRPAに本当に費用はかからないのですか?

ソフト自体は無料ですが、実際には構築や保守を行う人の工数、実行用サーバーの費用、学習にかかる時間が見えないコストとして発生します。OpenRPAやn8n、Seleniumはライセンス料こそ不要ですが、自前で運用する体制が前提です。総額では、人件費まで含めて商用製品と比べることが大切です。

オープンソースRPAが向かないのはどんな場合ですか?

社内に技術者がいない場合や手厚いサポートと安定した保守が必要な場合は、オープンソースは向きません。トラブル対応や機能追加を自前で行えないと、かえって運用が止まるおそれがあります。すぐ使える手軽さや導入支援を求めるなら、無料枠のある商用製品から始める方が安心です。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

AI・エージェント

汎用生成AI・エージェント
LLM・大規模言語モデル
エージェントフレームワーク
エージェントオートメーション基盤

ソフトウェア(Saas)

オフィス環境・総務・施設管理
開発・ITインフラ・セキュリティ
データ分析・連携