目次
JP1 Cloud Serviceとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
代替サービス
サービス基本情報
JP1 Cloud Serviceとは
JP1 Cloud Serviceは、日立製作所が提供するマルチクラウド管理ツールです。長年の実績を持つ統合システム運用管理ツール「JP1」をクラウドサービス化したもので、オンプレミスから複数クラウドにまたがるITシステムを一元的に管理することができます。監視、ジョブ管理、エンドポイント管理といった機能により、ハイブリッド環境の複雑な運用を効率化し、障害の迅速な検知と対応を支援します。統合ダッシュボードによって全ての環境の状態を可視化し、担当者による的確な状況把握を可能にするオブザーバビリティを提供します。ミッションクリティカルな現場で培われたノウハウに基づく高い可用性を備えており、JP1の豊富な機能をSaaSの手軽さで利用できる点が特徴です。他のクラウドネイティブ管理ツールとの連携にも対応し、運用自動化の範囲を拡張できます。大規模企業における安定運用や運用管理のDXを支援するプラットフォームとして注目されています。
強み
クラウド型で始めやすい運用管理
JP1の豊富な運用管理機能をクラウドSaaSで提供しており、初期構築不要で利用を開始できます。オンプレミス環境における管理サーバーの構築が不要となるため、導入コストを抑えながらミッションクリティカルな業務の安定運用に対応できます。日本国内での導入実績が豊富にあり、手厚いサポート体制のもとで運用を始められる環境が整っています。クラウド型の特長を活かし、スムーズな導入と継続的な運用管理の実現を支援します。
ハイブリッド・マルチクラウド環境の一元管理
JP1 Cloud Serviceは、オンプレミス環境に加え、ハイブリッドクラウドやマルチクラウド環境にも対応した監視・運用機能を提供しています。複数のシステムから収集したデータを統合して可視化することで、異なるクラウド基盤間における障害や負荷状況を迅速に把握することが可能です。企業内の多様なシステム全体を俯瞰した運用管理を実現し、運用担当者の負荷軽減に貢献します。
エンドポイント管理との統合
JP1 Cloud ServiceはSaaS版のJP1/IT資産管理(ITDM2)と秘文機能を提供し、PCやスマートフォンを含むエンドポイントの統合管理を可能にします。多種多様な端末の検出からアクセス制御までを一元化することで、社外デバイスやモバイル利用の増加といった環境変化に対応します。IT資産管理とセキュリティ対策を組み合わせた運用により、企業の情報資産保護に貢献します。
注意点
小規模事業者には高コストなエンタープライズ向け
JP1 Cloud Serviceは、エンタープライズ向けに開発された統合運用管理SaaSであり、基本料金や必要となるライセンス費用が比較的高めに設定されています。大企業向けの包括的な運用機能を備えているため、小規模事業者の場合、シンプルな運用要件に対して機能が過剰となり、コスト負担が大きくなる傾向があります。導入を検討する際は、自社の運用規模や必要とする機能範囲を十分に確認し、費用対効果を慎重に見極めることが推奨されます。
無料プランがなく初期導入費用も発生
JP1 Cloud Serviceには無償で利用できるプランは用意されておらず、利用を開始するには契約が必要となります。また、サービス導入時には設定作業などに伴う初期費用が発生する場合があります。例えば、クラウド運用サービスでは標準導入サービス料金として120万円(税別)が設定されており、利用開始時にまとまった費用負担が生じることになります。そのため、導入を検討する際には、月額利用料だけでなく初期費用も含めた総コストを事前に確認しておくことが重要です。
標準メニューの柔軟性が低くカスタムは別契約
JP1 Cloud Serviceの運用サービスは標準メニューとしてパッケージ化されており、内容の取捨選択や部分的な利用は基本的にできません。独自の要件に対応する場合は、個別見積もりによる「カスタム運用サービス」を別途契約する必要があります。そのため、自社の運用ニーズに合わせた柔軟な利用を希望する場合は、標準サービスに加えてカスタマイズ契約が必要となる点に留意が必要です。標準サービスのみでは対応できる範囲が限られることを理解しておくとよいでしょう。
カテゴリ別マーケットシェア
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JP1 Cloud Serviceのマルチクラウド管理ツールマーケットシェア
シェア
事業規模
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)
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