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クラウドデータ移行ソフトおすすめ6選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/17
クラウドデータ移行ソフトとは、オンプレミスやクラウド間でデータを安全かつ効率的に移し替えるための専門ツールです。近年はリアルタイム同期技術やノーコード設計の進化により、移行のハードルが大きく下がっています。しかし製品によって得意領域は大きく異なり、複雑な変換・統合処理に強い製品もあれば、DB移行とリアルタイム同期に特化した製品もあります。本記事では移行の目的と規模を軸に2タイプ全6製品を紹介し、要件整理から最終選定までを独自フレームワークで解説します。
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FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
大規模ETL・データ変換タイプ ⚙️
Informatica
/ Microsoft SQL Server Integration Services
/ IBM InfoSphere DataStage
データベース移行・リアルタイム同期タイプ 🔄
Oracle GoldenGate
/ AWS Database Migration Service
/ Qlik Replicate
機能
HDD
提供形態
デバイス
その他
すべて表示

おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 6

クラウド型のデータ移行ソフトのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
Informatica
大規模ETL・データ変換タイプ ⚙️
0円~
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

データ統合・品質・ガバナンスまで一括対応。接続先が多い大規模基盤向け。

Microsoft SQL Server Integration Services
大規模ETL・データ変換タイプ ⚙️
174,900円サーバーライセンス
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Microsoft系環境でETLを内製可能。既存ライセンスを活かせる。

IBM InfoSphere DataStage
大規模ETL・データ変換タイプ ⚙️
USD 1.75CUH
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

並列処理で大量データを高速変換。検証要件にも広く対応し、大企業シェアが上位。

Oracle GoldenGate
データベース移行・リアルタイム同期タイプ 🔄
0円~OCPU-時間
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

稼働中データベースの変更を低遅延で同期。大規模な無停止移行に強い。

AWS Database Migration Service
データベース移行・リアルタイム同期タイプ 🔄
$0.075vCPU-時
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

AWS向けDB移行をフルマネージドで実行。停止時間を抑えて切替可能。

Qlik Replicate
データベース移行・リアルタイム同期タイプ 🔄
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

異種DBやSaaSをコード不要で継続同期。クラウド分析基盤へ最新データを送れる。

タイプ別おすすめ製品

大規模ETL・データ変換タイプ ⚙️

このタイプが合う企業:

基幹システムのリプレースや統合に伴い、大量かつ複雑な変換を必要とするデータ移行を計画している大企業のIT部門やデータエンジニアリングチームの方

どんなタイプか:

異なるシステムのデータを抽出・変換・格納するETL型です。大量データや複雑な変換ロジック、基幹刷新時の統合処理を扱える点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

🔀複雑なデータ変換ロジック
コード変換、結合、分割、集計などを設計し、移行先に合わせた変換作業を減らします。
🔗多種データソース接続
各種DBやCSV、クラウドサービスに接続し、移行元・移行先の違いを1つの基盤で扱えます。

おすすめ製品3選

Informatica

全社のデータ統合基盤を本格構築したい大企業におすすめ

Informaticaは、単なる移行ツールではなく、データ統合・品質管理・メタデータ管理・ガバナンスまでまとめて扱える大規模向けデータ基盤製品です。 数百種類のコネクタで基幹システム、メインフレーム、クラウドアプリをつなげるため、部門ごとに分散したデータ連携を全社基盤へ集約したい企業に向きます。 FitGapでは機能性と連携評価がカテゴリ61製品中1位で、ロード最適化、並列実行制御、増分ロード、CDCにも対応しており、日次数億レコード規模の処理を継続運用する用途で有力です。 一方、料金評価は43位、中小企業シェアは40位で、導入や習熟にも専門知識が必要です。単発のクラウド移行や小規模連携なら、SQL Server系や軽量なETL製品の方が現実的です。
価格
0円~
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Microsoft SQL Server Integration Services

既存のデータベース環境と社内スキルで移行を内製したい企業向け

Microsoft SQL Server Integration Servicesは、SQL Server環境を活かして大規模ETLを内製しやすい、Microsoft系データ基盤向けの移行・変換ツールです。 GUIで処理フローを組めるため、SQL Serverを運用している情報システム部門が、CSVやExcel、データベース間の連携を定期バッチとして管理したい場合に向きます。 FitGapでは同タイプ内で料金、導入しやすさ、操作性の評価が上位で、項目マッピング、変換ルール、データ型変換、文字化け対策、並列実行、増分移行、途中再開、自動再試行にも対応しています。大規模ETLでも、既存ライセンスと社内スキルを使える点が強みです。 一方、SQL ServerとWindows環境への依存が強く、クラウドだけで完結する運用にはAzure Data Factoryなどの設計が必要です。構造差分検出、関連ID置換、匿名化マスキングを重視する移行では他製品も比較してください。
価格
174,900円
サーバーライセンス
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
IBM InfoSphere DataStage

大量データの変換と検証を統制重視で進めたい大企業におすすめ

IBM InfoSphere DataStageは、基幹系やDWH向けの大量データを高速に変換し、検証まで含めて管理したい企業向けのエンタープライズETL製品です。 IBM独自の並列処理エンジンにより、テラバイト級の抽出・変換処理や複雑なビジネスルールの加工をGUIで設計でき、IBM製品やメインフレーム、DB2などを含む基幹環境との相性もあります。 FitGapでは機能性、セキュリティ、サポートの評価がカテゴリ76製品中1位で、構造差分検出、旧ID新ID対応表出力、関連ID置換、件数突合、検証ルール定義、テスト移行にも対応しています。金融や大企業のように統制と再実行性を重視する移行で候補にしやすい製品です。 一方、IBM Cloud Pak for Dataなどの環境準備が必要で、料金評価や導入しやすさは低めです。小規模移行や非IBM中心のクラウド運用では負担が大きくなります。
価格
USD 1.75
CUH
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

データベース移行・リアルタイム同期タイプ 🔄

このタイプが合う企業:

既存データベースを新しい環境へ移行したい企業や、複数のデータベース間でリアルタイムにデータを同期させたいインフラ担当・DBA(データベース管理者)の方

どんなタイプか:

データベース移行とリアルタイム同期に特化したタイプです。変更データを継続反映し、オンプレミスからクラウドへの移行や複数DB間の常時同期を支えます。

このタイプで重視すべき機能:

リアルタイムレプリケーション
業務稼働中でも移行元の変更を移行先へ継続反映し、切り替え時の停止時間を抑えます。
🔃異種データベース間の自動変換
異なるDBエンジン間でテーブル構造やデータ型を自動変換し、手作業の変換ミスを減らします。

おすすめ製品3選

Oracle GoldenGate

稼働中の基幹データベースを止めずに移行したい大企業におすすめ

Oracle GoldenGateは、稼働中の基幹データベースの変更をCDCで捕捉し、オンプレミスやクラウドへ低遅延で複製するエンタープライズ向けリアルタイム同期製品です。 サービス停止を避けた移行や災害対策を重視する用途で強く、FitGapではセキュリティ評価がカテゴリ61製品中1位、機能性も5位で、金融・保険や製造、大企業でのシェアも同ページ上位です。 24時間稼働の基幹データベースを段階的にクラウド化したい企業に向きます。 一方、ライセンス費用は重く、データクレンジングは追加オプション、データ構造差分検出・重複レコード検出・関連ID置換は非対応です。少数のデータベース移行や加工・検証まで1製品で完結したい企業は、より軽量な移行ツールやETL製品も比較して下さい。
価格
0円~
OCPU-時間
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
AWS Database Migration Service

クラウドへのデータベース移行と継続同期をまとめて任せたい企業向け

AWS Database Migration Serviceは、AWS移行を前提にデータベースの移行と継続同期をまとめて担うフルマネージドサービスです。 CDCで稼働中DBの変更分を反映し続けられるため、RDSやAuroraへの切り替えを短い停止時間で進めたい企業に向き、サーバー構築やパッチ管理を抑えられる点も強みです。 FitGapでは同ページの全体シェアが1位で、導入しやすさ・料金・セキュリティも上位評価のため、AWSアカウント内で移行基盤を早く立ち上げたい場合に候補になります。 一方、固定長ファイル、権限情報移行、移行定義の保存・履歴、取込前プレビュー、旧IDと新IDの対応表出力、関連ID置換には対応しません。レガシー基幹のID振り直しや複雑な変換、AWS外のマルチクラウド同期まで1製品で担いたい企業は他製品と比較が必要です。
価格
$0.075
vCPU-時
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Qlik Replicate

異なるデータベース間の継続同期に特化したクラウド移行支援ツール

Qlik Replicateは、異種データベースやSAP、Salesforceなどのデータをクラウドデータウェアハウスへ継続同期する、レプリケーション特化のクラウド移行支援ツールです。 CDC、増分ロード、自動マッピング、GUI変換デザイナに対応し、コードを書かずにオンプレミスからAWS・Azure・GCPへ最新データを送り続けたい企業に向きます。 FitGapでは連携評価が同タイプ内で上位で、匿名化マスキングや移行進捗管理にも対応するため、個人情報を含む本番データを検証環境へ複製する用途でも候補になります。 一方、正規化・高度加工、データクレンジング、ELT変換実行、参照整合性チェックや検証ルール定義は非対応です。データ品質の検証や複雑な加工まで任せたい企業、AWS内だけの小規模移行では、ETL製品やより安価な移行サービスとの比較が必要です。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

どこから比較すべきか

製品には数多くの機能がありますが、選定の決め手になるのは一部の機能だけです。そこで各機能を「多くの企業で必要か」と「製品ごとに対応が分かれるか」の2つの軸で4つに分け、比較する順番が分かるように並べました。下の表では、このページに登場した製品が各機能にどう対応しているかを、上から順に確認できます。
標準対応
オプション/条件付き
非対応

選定の決め手

クラウド移行では、移行元と移行先の差分把握、取り込み元の広さ、検証や突合の深さで製品差が出ます。大規模ETLとDB同期のどちらを重視するかに合わせて確認してください。
Microsoft SQL Server Integration Services
IBM InfoSphere DataStage
Oracle GoldenGate
AWS Database Migration Service
Qlik Replicate
データ構造差分検出
移行元と移行先の項目差分を検出して不足や不一致を把握できるか。
移行定義の保存と履歴
移行定義をツール内に保存し変更履歴を残せるか。
データソース対応
ファイルやデータベースやSaaSなど移行元データの取り込みに対応できるか。
参照整合性チェック
関連データ同士の整合を確認して不整合を検出できるか。
件数突合
移行前後の件数を自動で突合して差分を検出できるか。
差分レコード抽出
移行前後で値が異なるレコードを抽出して修正対象を特定できるか。
検証ルール定義
移行後に満たすべき条件をルールとして定義して検証できるか。

一部の企業で必須

固定長ファイル、権限情報、個人情報を含むテストデータ、失敗時の戻し運用があるクラウド移行では重要度が上がります。該当する移行方式だけで絞り込むと判断しやすくなります。
Microsoft SQL Server Integration Services
IBM InfoSphere DataStage
Oracle GoldenGate
AWS Database Migration Service
Qlik Replicate
固定長ファイル対応
固定長ファイルを定義に基づき読み取りと書き出しできるか。
権限情報移行
ユーザーや権限に関する情報を移行先の考え方に合わせて移行できるか。
匿名化マスキング
個人情報などを指定ルールでマスキングして移行やテストに使えるか。
差戻し用データ出力
移行失敗時に戻すための差戻し用データを出力できるか。

ほぼ全製品が対応

項目対応、変換ルール、自動実行、増分取り込みは、多くのクラウドデータ移行ソフトで備わる基本機能です。まずは標準対応を確認し、細かな制約や運用方法を比較してください。
Microsoft SQL Server Integration Services
IBM InfoSphere DataStage
Oracle GoldenGate
AWS Database Migration Service
Qlik Replicate
項目マッピング管理
移行元項目と移行先項目の対応表を作成し管理できるか。
変換ルール定義
値の置換や結合や分割などの変換ルールを定義できるか。
移行実行の自動化
定義した移行処理をバッチやスケジュールで自動実行できるか。
増分移行
初回の全量移行後に差分だけを取り込んで移行できるか。

優先度が低い

名寄せ候補の抽出や関連IDの置換は、クラウド基盤へのDB移行や一般的なETLでは必要場面が限られます。顧客データ統合やアプリ刷新を伴う場合にだけ確認すれば十分です。
Microsoft SQL Server Integration Services
IBM InfoSphere DataStage
Oracle GoldenGate
AWS Database Migration Service
Qlik Replicate
同一候補抽出
氏名や住所などの条件で同一候補を抽出して統合作業に使えるか。
関連ID置換
IDが変わる場合に関連先のIDも置き換えて整合を取れるか。

データ移行ソフト クラウドの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、移行の中心作業を決めるクラウドデータ移行は、大量データを変換して移す作業と、稼働中のデータベースを同期しながら切り替える作業で選ぶ製品が変わります。まずは自社の移行で重い作業に近いタイプを選びます。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    必須機能は、機能の優先度マップで確認する構造差分の把握、取り込み元の広さ、検証や突合の深さは移行方式によって優先度が変わります。標準機能と条件付き要件を分けると、過剰な製品を選びにくくなります。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用・契約条件を同じ粒度でそろえるタイプと機能を確認したうえで、停止可能時間と変換ルールを作る担当を整理します。監視と復旧の体制まで決めると、移行後の負担を見通しやすくなります。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて確認したい運用・契約条件をまとめます。

ここからは、移行方式を実際のプロジェクト条件に落とし込むための観点を整理します。切り替え方と変換・検証の担当を分けて考えます。監視体制と費用前提までそろえると、導入後の負担を比べやすくなります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

移行方式と切り替え時間の置き方

基幹DBを稼働させたまま切り替える案件と、DWHへまとめて移す案件では準備が変わります。停止可能時間を決めないまま製品を選ぶと、差分反映や戻し手順の設計が後工程に残ります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。変換処理を設計して一括移行しやすい製品、稼働中DBの変更を継続反映しやすい製品、AWS内の管理サービスとして移行を進める製品です。

  • 変換処理を設計して一括移行しやすい製品移行先に合わせた加工や統合を先に組み立てやすい製品です。ただし検証手順を社内で持たないと準備期間が延びます。代表製品:Informatica / IBM InfoSphere DataStage
  • 稼働中DBの変更を継続反映しやすい製品本番DBを動かしながら段階的に切り替えやすい製品です。ただし同期遅延や戻し手順を判断する担当者が必要です。代表製品:Oracle GoldenGate / Qlik Replicate
  • AWS内の管理サービスとして移行を進める製品AWS移行の作業基盤を短く用意しやすい製品です。ただしAWS外を含む構成では、ネットワークと権限の準備が先に必要です。代表製品:AWS Database Migration Service

変換・検証作業の内製度

項目名やコード体系が移行先で変わる案件では、変換ルールを誰が作るかで負担が変わります。検証を後回しにすると、件数は合っていても業務で使えないデータが残ります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。データエンジニアが複雑な処理を設計する製品、SQL Server環境の担当者がパッケージを管理する製品、レプリケーション中心で加工を抑える製品です。

  • データエンジニアが複雑な処理を設計する製品複数システムのデータをそろえ、再利用できる処理として管理しやすい製品です。ただし専門チームの設計時間が必要です。代表製品:Informatica / IBM InfoSphere DataStage
  • SQL Server環境の担当者がパッケージを管理する製品既存のMicrosoft系スキルを使って、抽出や変換の処理を組みやすい製品です。ただしSQL Server以外が中心の案件では調整が増えます。代表製品:Microsoft SQL Server Integration Services
  • レプリケーション中心で加工を抑える製品移行元の変更をすばやく移す運用に寄せやすい製品です。ただし品質補正や複雑な変換は、別工程として設計する必要があります。代表製品:Oracle GoldenGate / Qlik Replicate

運用担当者と監視・復旧の置き方

クラウド移行は1回の実行で終わりません。試行や差分反映に加え、再実行も発生します。監視や失敗時の判断を属人化すると、本番切り替え直前に確認待ちが増えます。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。全社データ基盤として運用する製品、既存DBAやインフラ担当が管理する製品、クラウド側のマネージド機能で負担を抑える製品です。

  • 全社データ基盤として運用する製品複数部門の移行や連携を共通ルールで管理しやすい製品です。ただし変更申請を決めないと、処理追加のたびに調整が増えます。代表製品:Informatica / IBM InfoSphere DataStage
  • 既存DBAやインフラ担当が管理する製品本番DBの状態を理解している担当者が、同期や復旧の判断を持ちやすい製品です。ただし障害時の確認が特定メンバーに集中します。代表製品:Oracle GoldenGate / Microsoft SQL Server Integration Services
  • クラウド側のマネージド機能で負担を抑える製品移行用サーバー管理を軽くし、容量変動に合わせて進めやすい製品です。ただしクラウド権限や監視設定の責任範囲を決める必要があります。代表製品:AWS Database Migration Service

契約・費用条件のそろえ方

移行ソフトの総額はデータ量だけで決まりません。実行時間や環境数、支援範囲でも変わります。月額やライセンスだけで決めると、検証環境や本番切り替え時の支援が後から増えます。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。既存ライセンスやSQL Server構成で考える製品、利用量に応じて費用を追う製品、構成と支援範囲を伝えて見積もる製品です。

  • 既存ライセンスやSQL Server構成で考える製品社内で使っているMicrosoft基盤を活かして検討しやすい製品です。ただしSQL Server以外を含めると、周辺サービスの費用が増えます。代表製品:Microsoft SQL Server Integration Services
  • 利用量に応じて費用を追う製品移行期間や処理量に合わせて費用を把握しやすい製品です。ただし検証を長く続ける場合は、停止中のリソースや保管費用も確認します。代表製品:AWS Database Migration Service
  • 構成と支援範囲を伝えて見積もる製品大規模な変換や統制要件を含めて、導入前に構成を詰めやすい製品です。ただし同じ条件で見積もりをそろえる手間があります。代表製品:Informatica / IBM InfoSphere DataStage

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かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

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よくある質問

オンプレミスのシステムをクラウドへ、止めずに移行できますか?

できます。DB移行・リアルタイム同期型は、稼働中のデータベースから変更分を継続的に取り込み、業務を止めずにクラウドへ移せます。Oracle GoldenGateやAWS Database Migration Serviceのように無停止に近い移行を支える製品があり、切り替え直前まで同期して短時間で本番を移せます。

移行のとき、複雑なデータの変換や加工もできますか?

できます。大規模ETL・データ変換型は、形式の違うデータを統合・変換しながらクラウドへ移せます。InformaticaやIBM InfoSphere DataStageのように大量データの複雑な変換を高速に処理でき、移行とあわせてデータを整える必要があるほど変換機能の差が効いてきます。

クラウド移行ツールは、どんな移行でも必要ですか?

小規模で一度きりの移行なら、クラウド事業者の標準ツールや手作業で足りることもあります。大規模ETLや無停止のDB移行ツールは、止められない基幹システムや大量データでこそ価値があります。移行データの量と、業務を止められる時間に見合うかを見極めてから導入を検討しましょう。

クラウドデータ移行ソフトの料金はどのくらいですか?

AWS Database Migration ServiceやOracle GoldenGateのように、使った時間や処理量に応じた従量課金や無料枠を持つ製品があります。Informaticaも無料枠から始められます。一方で大規模なETLはサーバーライセンスで数十万円以上になることもあり、移行量と稼働期間で総額が変わります。

クラウド移行で、事前に確認しておくことは何ですか?

移行元と移行先のデータベースの種類や文字コード、ネットワークの帯域を事前に確認しておくことが大切です。本番前に試験移行で件数や差分を検証し、切り替えの手順と切り戻しの方法を決めておくと安全です。リアルタイム同期を使う場合は、同期の遅延が業務に影響しないかも確かめましょう。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

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