おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| Informatica | 大規模ETL・データ変換タイプ ⚙️ | 0円~ |
| データ統合・品質・ガバナンスまで一括対応。接続先が多い大規模基盤向け。 |
| Microsoft SQL Server Integration Services | 大規模ETL・データ変換タイプ ⚙️ | 174,900円サーバーライセンス |
| Microsoft系環境でETLを内製可能。既存ライセンスを活かせる。 |
| IBM InfoSphere DataStage | 大規模ETL・データ変換タイプ ⚙️ | USD 1.75CUH |
| 並列処理で大量データを高速変換。検証要件にも広く対応し、大企業シェアが上位。 |
| Oracle GoldenGate | データベース移行・リアルタイム同期タイプ 🔄 | 0円~OCPU-時間 |
| 稼働中データベースの変更を低遅延で同期。大規模な無停止移行に強い。 |
| AWS Database Migration Service | データベース移行・リアルタイム同期タイプ 🔄 | $0.075vCPU-時 |
| AWS向けDB移行をフルマネージドで実行。停止時間を抑えて切替可能。 |
| Qlik Replicate | データベース移行・リアルタイム同期タイプ 🔄 | 要問合せ |
| 異種DBやSaaSをコード不要で継続同期。クラウド分析基盤へ最新データを送れる。 |
タイプ別おすすめ製品
大規模ETL・データ変換タイプ ⚙️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
このタイプで重視すべき機能:
おすすめ製品3選
全社のデータ統合基盤を本格構築したい大企業におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
既存のデータベース環境と社内スキルで移行を内製したい企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
大量データの変換と検証を統制重視で進めたい大企業におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
データベース移行・リアルタイム同期タイプ 🔄
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
このタイプで重視すべき機能:
おすすめ製品3選
稼働中の基幹データベースを止めずに移行したい大企業におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
クラウドへのデータベース移行と継続同期をまとめて任せたい企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
異なるデータベース間の継続同期に特化したクラウド移行支援ツール
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
どこから比較すべきか
選定の決め手
Microsoft SQL Server Integration Services | IBM InfoSphere DataStage | Oracle GoldenGate | AWS Database Migration Service | Qlik Replicate | |
|---|---|---|---|---|---|
データ構造差分検出 移行元と移行先の項目差分を検出して不足や不一致を把握できるか。 | |||||
移行定義の保存と履歴 移行定義をツール内に保存し変更履歴を残せるか。 | |||||
データソース対応 ファイルやデータベースやSaaSなど移行元データの取り込みに対応できるか。 | |||||
参照整合性チェック 関連データ同士の整合を確認して不整合を検出できるか。 | |||||
件数突合 移行前後の件数を自動で突合して差分を検出できるか。 | |||||
差分レコード抽出 移行前後で値が異なるレコードを抽出して修正対象を特定できるか。 | |||||
検証ルール定義 移行後に満たすべき条件をルールとして定義して検証できるか。 |
一部の企業で必須
Microsoft SQL Server Integration Services | IBM InfoSphere DataStage | Oracle GoldenGate | AWS Database Migration Service | Qlik Replicate | |
|---|---|---|---|---|---|
固定長ファイル対応 固定長ファイルを定義に基づき読み取りと書き出しできるか。 | |||||
権限情報移行 ユーザーや権限に関する情報を移行先の考え方に合わせて移行できるか。 | |||||
匿名化マスキング 個人情報などを指定ルールでマスキングして移行やテストに使えるか。 | |||||
差戻し用データ出力 移行失敗時に戻すための差戻し用データを出力できるか。 |
ほぼ全製品が対応
Microsoft SQL Server Integration Services | IBM InfoSphere DataStage | Oracle GoldenGate | AWS Database Migration Service | Qlik Replicate | |
|---|---|---|---|---|---|
項目マッピング管理 移行元項目と移行先項目の対応表を作成し管理できるか。 | |||||
変換ルール定義 値の置換や結合や分割などの変換ルールを定義できるか。 | |||||
移行実行の自動化 定義した移行処理をバッチやスケジュールで自動実行できるか。 | |||||
増分移行 初回の全量移行後に差分だけを取り込んで移行できるか。 |
優先度が低い
Microsoft SQL Server Integration Services | IBM InfoSphere DataStage | Oracle GoldenGate | AWS Database Migration Service | Qlik Replicate | |
|---|---|---|---|---|---|
同一候補抽出 氏名や住所などの条件で同一候補を抽出して統合作業に使えるか。 | |||||
関連ID置換 IDが変わる場合に関連先のIDも置き換えて整合を取れるか。 |
データ移行ソフト クラウドの選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、移行の中心作業を決めるクラウドデータ移行は、大量データを変換して移す作業と、稼働中のデータベースを同期しながら切り替える作業で選ぶ製品が変わります。まずは自社の移行で重い作業に近いタイプを選びます。タイプ別おすすめへ ↑
- 2必須機能は、機能の優先度マップで確認する構造差分の把握、取り込み元の広さ、検証や突合の深さは移行方式によって優先度が変わります。標準機能と条件付き要件を分けると、過剰な製品を選びにくくなります。機能の優先度マップへ ↑
- 3運用・契約条件を同じ粒度でそろえるタイプと機能を確認したうえで、停止可能時間と変換ルールを作る担当を整理します。監視と復旧の体制まで決めると、移行後の負担を見通しやすくなります。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて確認したい運用・契約条件をまとめます。
ここからは、移行方式を実際のプロジェクト条件に落とし込むための観点を整理します。切り替え方と変換・検証の担当を分けて考えます。監視体制と費用前提までそろえると、導入後の負担を比べやすくなります。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
移行方式と切り替え時間の置き方
基幹DBを稼働させたまま切り替える案件と、DWHへまとめて移す案件では準備が変わります。停止可能時間を決めないまま製品を選ぶと、差分反映や戻し手順の設計が後工程に残ります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。変換処理を設計して一括移行しやすい製品、稼働中DBの変更を継続反映しやすい製品、AWS内の管理サービスとして移行を進める製品です。
- 変換処理を設計して一括移行しやすい製品移行先に合わせた加工や統合を先に組み立てやすい製品です。ただし検証手順を社内で持たないと準備期間が延びます。代表製品:Informatica / IBM InfoSphere DataStage
- 稼働中DBの変更を継続反映しやすい製品本番DBを動かしながら段階的に切り替えやすい製品です。ただし同期遅延や戻し手順を判断する担当者が必要です。代表製品:Oracle GoldenGate / Qlik Replicate
- AWS内の管理サービスとして移行を進める製品AWS移行の作業基盤を短く用意しやすい製品です。ただしAWS外を含む構成では、ネットワークと権限の準備が先に必要です。代表製品:AWS Database Migration Service
変換・検証作業の内製度
項目名やコード体系が移行先で変わる案件では、変換ルールを誰が作るかで負担が変わります。検証を後回しにすると、件数は合っていても業務で使えないデータが残ります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。データエンジニアが複雑な処理を設計する製品、SQL Server環境の担当者がパッケージを管理する製品、レプリケーション中心で加工を抑える製品です。
- データエンジニアが複雑な処理を設計する製品複数システムのデータをそろえ、再利用できる処理として管理しやすい製品です。ただし専門チームの設計時間が必要です。代表製品:Informatica / IBM InfoSphere DataStage
- SQL Server環境の担当者がパッケージを管理する製品既存のMicrosoft系スキルを使って、抽出や変換の処理を組みやすい製品です。ただしSQL Server以外が中心の案件では調整が増えます。代表製品:Microsoft SQL Server Integration Services
- レプリケーション中心で加工を抑える製品移行元の変更をすばやく移す運用に寄せやすい製品です。ただし品質補正や複雑な変換は、別工程として設計する必要があります。代表製品:Oracle GoldenGate / Qlik Replicate
運用担当者と監視・復旧の置き方
クラウド移行は1回の実行で終わりません。試行や差分反映に加え、再実行も発生します。監視や失敗時の判断を属人化すると、本番切り替え直前に確認待ちが増えます。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。全社データ基盤として運用する製品、既存DBAやインフラ担当が管理する製品、クラウド側のマネージド機能で負担を抑える製品です。
- 全社データ基盤として運用する製品複数部門の移行や連携を共通ルールで管理しやすい製品です。ただし変更申請を決めないと、処理追加のたびに調整が増えます。代表製品:Informatica / IBM InfoSphere DataStage
- 既存DBAやインフラ担当が管理する製品本番DBの状態を理解している担当者が、同期や復旧の判断を持ちやすい製品です。ただし障害時の確認が特定メンバーに集中します。代表製品:Oracle GoldenGate / Microsoft SQL Server Integration Services
- クラウド側のマネージド機能で負担を抑える製品移行用サーバー管理を軽くし、容量変動に合わせて進めやすい製品です。ただしクラウド権限や監視設定の責任範囲を決める必要があります。代表製品:AWS Database Migration Service
契約・費用条件のそろえ方
移行ソフトの総額はデータ量だけで決まりません。実行時間や環境数、支援範囲でも変わります。月額やライセンスだけで決めると、検証環境や本番切り替え時の支援が後から増えます。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。既存ライセンスやSQL Server構成で考える製品、利用量に応じて費用を追う製品、構成と支援範囲を伝えて見積もる製品です。
- 既存ライセンスやSQL Server構成で考える製品社内で使っているMicrosoft基盤を活かして検討しやすい製品です。ただしSQL Server以外を含めると、周辺サービスの費用が増えます。代表製品:Microsoft SQL Server Integration Services
- 利用量に応じて費用を追う製品移行期間や処理量に合わせて費用を把握しやすい製品です。ただし検証を長く続ける場合は、停止中のリソースや保管費用も確認します。代表製品:AWS Database Migration Service
- 構成と支援範囲を伝えて見積もる製品大規模な変換や統制要件を含めて、導入前に構成を詰めやすい製品です。ただし同じ条件で見積もりをそろえる手間があります。代表製品:Informatica / IBM InfoSphere DataStage
よくある質問
オンプレミスのシステムをクラウドへ、止めずに移行できますか?
できます。DB移行・リアルタイム同期型は、稼働中のデータベースから変更分を継続的に取り込み、業務を止めずにクラウドへ移せます。Oracle GoldenGateやAWS Database Migration Serviceのように無停止に近い移行を支える製品があり、切り替え直前まで同期して短時間で本番を移せます。
移行のとき、複雑なデータの変換や加工もできますか?
できます。大規模ETL・データ変換型は、形式の違うデータを統合・変換しながらクラウドへ移せます。InformaticaやIBM InfoSphere DataStageのように大量データの複雑な変換を高速に処理でき、移行とあわせてデータを整える必要があるほど変換機能の差が効いてきます。
クラウド移行ツールは、どんな移行でも必要ですか?
小規模で一度きりの移行なら、クラウド事業者の標準ツールや手作業で足りることもあります。大規模ETLや無停止のDB移行ツールは、止められない基幹システムや大量データでこそ価値があります。移行データの量と、業務を止められる時間に見合うかを見極めてから導入を検討しましょう。
クラウドデータ移行ソフトの料金はどのくらいですか?
AWS Database Migration ServiceやOracle GoldenGateのように、使った時間や処理量に応じた従量課金や無料枠を持つ製品があります。Informaticaも無料枠から始められます。一方で大規模なETLはサーバーライセンスで数十万円以上になることもあり、移行量と稼働期間で総額が変わります。
クラウド移行で、事前に確認しておくことは何ですか?
移行元と移行先のデータベースの種類や文字コード、ネットワークの帯域を事前に確認しておくことが大切です。本番前に試験移行で件数や差分を検証し、切り替えの手順と切り戻しの方法を決めておくと安全です。リアルタイム同期を使う場合は、同期の遅延が業務に影響しないかも確かめましょう。
※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)