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クラウド設計・作図ソフトおすすめ6選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/5/29
クラウド型の設計・作図(CAD)ソフトは、ブラウザ上での2D製図からAIを活用した3Dパラメトリックモデリングまで、カバー範囲が急速に広がっています。ただし建築・設備向けの2D汎用CADと製造業向けの3D設計CADでは製品の性格がまったく異なるため、自社の設計業務が2D図面中心か3D部品設計中心かを最初の判断軸にすることが重要です。本ガイドでは2つのタイプ分類と選定の決め手となる要件の独自フレームワークをもとに、最適なクラウドCADを選ぶ実践ステップを解説します。
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FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
2D汎用設計にも強い多業種対応タイプ✏️
AutoCAD
/ ARES
/ SketchUp
3D機械・製造業向け設計タイプ⚙️
SOLIDWORKS Cloud Offer
/ NX
/ Creo+
企業規模
個人事業主
その他
すべて表示

おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 6

クラウド型の設計・作図(CADなど)のおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
AutoCAD
2D汎用設計にも強い多業種対応タイプ✏️
$21日額
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

多業種のDWG図面交換に強い標準候補。シェアも上位。

ARES
2D汎用設計にも強い多業種対応タイプ✏️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

AutoCAD互換のDWG作図を低コストで運用可能。ライセンスも選べる。

SketchUp
2D汎用設計にも強い多業種対応タイプ✏️
0円~月/ユーザー
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

直感操作で建築アイデアを素早く3D化。中小企業シェアも高い。

SOLIDWORKS Cloud Offer
3D機械・製造業向け設計タイプ⚙️
$720四半期/ユーザー
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

クラウドで3Dモデルを共同編集可能。導入負担を抑えやすい。

NX
3D機械・製造業向け設計タイプ⚙️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

設計・解析・加工を同一基盤で扱える。大企業での実績も豊富。

Creo+
3D機械・製造業向け設計タイプ⚙️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

共同編集と設計ブランチをクラウドで管理。派生品開発に強い。

タイプ別おすすめ製品

2D汎用設計にも強い多業種対応タイプ✏️

このタイプが合う企業:

建設・土木・設備設計・電気設計など、2D図面の作成が業務の中心となる設計事務所や企業の設計部門の方に向いています。

どんなタイプか:

建築・土木・設備などの2D図面を作成・編集する汎用CADタイプです。DWG互換を軸に、平面図や詳細図のやり取りと修正作業を扱う点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

📁DWGファイル互換性
DWG形式の読み書き精度を確認し、線種やレイヤー崩れの少ない図面共有を支えます。
🖊️2D作図・編集の操作性
平面図や詳細図の作図・修正を効率化し、使い慣れた操作で2D図面を整えます。

おすすめ製品3選

AutoCAD
おすすめの理由
AutoCADは、DWG形式を軸に多業種の2D図面をやり取りしやすい、汎用CADの標準候補です。高精度な2D製図に加えて幾何拘束・寸法拘束・拘束診断に対応し、モバイルアプリやクラウド連携で外出先からの図面確認・修正もしやすいため、協力会社や発注者との図面交換が多い設計部門に向きます。FitGapでは全体シェアが同ページのおすすめ製品中1位で、建設・不動産、電気・ガス・水道、官公庁でも1位です。一方、建築・土木向けの専用CAD機能は標準版だけでは不足し、設備CADも追加契約が前提です。低コストなDWG作図ならARES、意匠検討の3D表現ならSketchUpも候補に入ります。
価格
$21
日額
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
ARESは、AutoCADと同じDWG図面を低コストで扱うことに軸足を置いた2D汎用CADです。建築・土木向けCAD機能をこのタイプ内で標準的に使える点が特徴で、Windows、Mac、Linuxに対応し、ARES KudoやTouchを組み合わせればブラウザやモバイルでの図面確認・修正にも広げられます。FitGapの料金評価は同ページのおすすめ製品で1位タイのため、既存DWG資産を活かしつつライセンス費を抑えたい建築・土木系の小規模〜中小事務所に向きます。一方、スケッチ診断、複数人での本格的なクラウド共同編集、CIMモデル交換は弱い領域です。i-Constructionや3D連携まで一体運用したい現場は、AutoCAD系の上位契約や別の専用CADも比べる必要があります。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
SketchUpは、2Dの厳密な製図よりも、建築・内装・外構などのアイデアを素早く3D化して見せることに強いCADです。面を押し出して立体化するプッシュプル操作や3D Warehouseのモデル活用により、専門的な3D CADに慣れていない担当者でも意匠検討や顧客提案を進めやすく、FitGapでは操作性評価が同ページのおすすめ製品中1位、導入しやすさも2位です。中小企業シェアも1位で、小規模事務所がパースやリフォーム提案をクラウド・Web環境から始めたい場合に向きます。一方、2D図面中心CADではなく、幾何拘束・寸法拘束・拘束診断を使った精密なDWG作図には不向きです。施工図や部品図を厳密に管理するならAutoCADやARESを併用候補にし、有償版の出力機能や商用利用条件も確認したいです。
価格
0円~
月/ユーザー
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

3D機械・製造業向け設計タイプ⚙️

このタイプが合う企業:

自動車部品・産業機械・家電・精密機器メーカーなど、3Dでの部品設計・アセンブリ検証・試作シミュレーションが必要な製造業の設計部門の方に向いています。

どんなタイプか:

部品や装置を3Dモデルで設計し、寸法変更やアセンブリ検証まで扱うCADタイプです。パラメトリック設計と干渉チェックなど、立体設計の精度確認に強い点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

🧊パラメトリック3Dモデリング
寸法や形状をパラメータで管理し、変更内容を3Dモデル全体へ反映します。
🔩アセンブリ設計・干渉チェック
複数部品を組み合わせた状態で確認し、干渉や構造上の問題を早く見つけます。

おすすめ製品3選

SOLIDWORKS Cloud Offer
おすすめの理由
SOLIDWORKS Cloud Offerは、3DEXPERIENCE上で3Dモデルの共有・共同編集まで進められる、クラウド移行を始めやすい機械設計CADです。ブラウザ利用や自動更新、クラウド上のデータ一元管理により、拠点をまたぐ設計チームでも環境構築の負担を抑えて使い始めやすく、FitGapでは導入しやすさ評価が同ページ内で最上位、中堅企業シェアも1位です。スケッチ補助、履歴ツリー編集、アセンブリ拘束、3Dソリッドモデリングに加え、Sub-Dモデリングも扱えるため、部品設計や中規模のアセンブリをクラウドで広げたい製造業に向きます。一方、常時ネット接続が前提で、CAE解析連携、機構シミュレーション、モーション解析は追加オプションです。数千点規模の大規模アセンブリや解析主導の設計では、NXを中心に比較した方が現実的です。
価格
$720
四半期/ユーザー
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
NXは、大規模な機械・製造業の開発で、設計、解析、加工までを同一基盤で扱うハイエンドCAD/CAM/CAEです。大規模アセンブリ、設備の電気・配管設計、高次サーフェス編集、CIMモデル交換までカバーし、FitGapでは機能性・サポート・連携評価が同ページ内で最上位、大企業シェアも1位です。自動車や産業機械など、部門横断で設計変更の影響確認やCAE/CAM連携を回す企業には、クラウド協働より機能統合を優先して選ぶ理由があります。一方、クラウド協働CADには非対応で、導入しやすさや料金の評価は低めです。短期間でブラウザ型CADを展開したい中堅企業や、少人数で部品設計を始めたい企業は、SOLIDWORKS Cloud OfferやCreo+の方が合う場合があります。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
Creo+は、従来のCreo系の3D設計をSaaS化し、共同編集と派生モデル管理をクラウドで扱える製造業向けCADです。複数案をブランチとして並行検討し、選んだ案を統合できるため、仕様違いや設計変更が多い量産品の開発に向きます。FitGapではクラウド協働CADに加えて構成管理(BOM/派生)に対応し、この3D機械設計向けの比較では派生品管理を重視して選びやすい製品です。外部設計委託先や複数拠点と同じモデルを扱いたい企業にも合います。一方、常時オンライン運用とサブスクリプション契約が前提で、スケッチ診断は非対応、CAE解析連携とモーション解析は追加オプションです。費用を先に固めたい企業や、解析まで標準機能で厚く使いたい企業はNX、導入の軽さを優先する企業はSOLIDWORKS Cloud Offerも比較してください。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

どこから比較すべきか

製品には数多くの機能がありますが、選定の決め手になるのは一部の機能だけです。そこで各機能を「多くの企業で必要か」と「製品ごとに対応が分かれるか」の2つの軸で4つに分け、比較する順番が分かるように並べました。下の表では、このページに登場した製品が各機能にどう対応しているかを、上から順に確認できます。
標準対応
オプション/条件付き
非対応

選定の決め手

2D図面中心か3D部品設計中心かで対応差が大きい項目です。クラウドCADを選ぶ際は、作図効率だけでなく立体設計や検証まで任せるかを見てください。
AutoCAD
ARES
SketchUp
SOLIDWORKS Cloud Offer
NX
Creo+
スケッチ診断
スケッチのギャップ・重複線などを自動検出して修正できるか
履歴ツリー編集
過去のフィーチャーを修正すると形状全体が自動更新されるか
アセンブリ拘束
部品間の位置関係を拘束条件で指定し意図どおりに組付動作を制御できるか
3Dソリッドモデリング
押し出し・回転・フィレットなどを使って3Dソリッド形状を作成・編集できるか
サーフェス診断
曲率・反り・ハイライトなどで曲面品質を可視化して確認できるか
重量・重心計算
モデルの重量・重心・体積を自動計算し検討に利用できるか

一部の企業で必須

製造業で試作前検証や派生品管理までクラウドCADに担わせる場合に効く項目です。必要な企業は限られますが、該当する設計部門では外せません。
AutoCAD
ARES
SketchUp
SOLIDWORKS Cloud Offer
NX
Creo+
構成管理(BOM/派生)
部品表を生成し製品の派生モデルを切り替えて管理できるか
CAE解析連携
応力・変形など解析をCADモデルから直接実行し結果を確認できるか
機構シミュレーション
拘束条件にもとづいて回転・スライド動作を再現して確認できるか
モーション解析
トルク・速度など物理挙動を解析して動作特性を確認できるか
高次サーフェス編集
G2/G3連続性を持つ高品質サーフェスを作成・調整できるか

ほぼ全製品が対応

多くのクラウド設計・作図ソフトで対応しやすい基本項目です。通常の製図や3Dモデル確認では大きな差になりにくく、まず対応有無を確認すれば十分です。
AutoCAD
ARES
SketchUp
SOLIDWORKS Cloud Offer
NX
Creo+
幾何拘束
平行・直行・同心など幾何拘束を設定してスケッチ形状を安定制御できるか
寸法拘束
寸法値を拘束として設定し形状変更時に自動で反映させられるか
3D視覚・レンダリング
断面表示や透過表示に加え光源・質感を使って形状を視覚的に確認できるか
3D連携図面生成
3Dモデルから投影図や断面図を自動生成し形状変更に追従させて管理できるか

優先度が低い

土木CIMや地形データを扱わない設計・作図用途では、比較から外しても判断を誤りにくい項目です。該当案件がある場合だけ個別に確認してください。
AutoCAD
ARES
SketchUp
SOLIDWORKS Cloud Offer
NX
Creo+
地形モデリング
標高データや点群から地形形状を生成して設計に利用できるか
CIMモデル交換
CIMモデル(LandXMLなど)を読み書きして他システムと連携できるか

設計・作図(CADなど) クラウドの選び方

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

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よくある質問

クラウド型のCADは、インストール型と比べて何が違いますか?

ブラウザやアプリから使え、端末を選ばず最新版を共有できるのがクラウド型の強みです。複数人がリアルタイムに同じモデルを共同編集でき、データもクラウドに集約されます。2D図面中心の多業種向けと、3D機械設計向けで製品の性格が異なるため、中心業務が2Dか3Dかが最初の判断軸です。

離れた拠点のメンバーと、同じモデルを同時に設計できますか?

クラウドCADなら、複数人が同じモデルを同時に編集し、変更履歴やバージョンも自動で管理されます。最新版がどれか分からなくなる混乱を防ぎ、拠点や在宅をまたいだ設計がしやすくなります。社外の協力会社と共有する場合の権限設定や通信環境での動作も、試用で確かめましょう。

クラウド型CADが向かないのはどんな場合ですか?

常時インターネットに接続できない現場や機密の設計データを外部に置けない企業には、クラウド型は不向きなことがあります。重いアセンブリや解析はインストール型の方が安定する場面もあります。通信環境とデータの保管要件を踏まえ、クラウドとインストールのどちらが合うかを見極めましょう。

クラウド型のCADの料金はどのくらいですか?

2D汎用のSketchUpは無料から、AutoCADは1日21ドルで使えます。3D機械設計のSOLIDWORKS Cloud Offerは四半期720ドルです。ARESやNX、Creo+のクラウド版は要問い合わせで、2Dか3Dかと設計規模で総額が変わります。

これまでのインストール型CADの資産を、クラウドでも使えますか?

同じベンダーのクラウド版なら、既存の図面やモデルを引き継いで使えることが多いです。ただしアドオンや独自設定はそのまま移せないことがあり、操作感も変わります。今の資産とワークフローをどこまで持ち込めるかを確認し、一部の案件から試して移行すると無理がありません。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

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