おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| AutoCAD | 2D汎用設計にも強い多業種対応タイプ✏️ | 21ドル日額 |
| 多業種のDWG図面交換に強い標準候補。シェアも上位。 |
| ARES | 2D汎用設計にも強い多業種対応タイプ✏️ | 要問合せ |
| AutoCAD互換のDWG作図を低コストで運用可能。ライセンスも選べる。 |
| SketchUp | 2D汎用設計にも強い多業種対応タイプ✏️ | 0円〜月/ユーザー |
| 直感操作で建築アイデアを素早く3D化。中小企業シェアも高い。 |
| SOLIDWORKS Cloud Offer | 3D機械・製造業向け設計タイプ⚙️ | 720ドル四半期/ユーザー |
| クラウドで3Dモデルを共同編集可能。導入負担を抑えやすい。 |
| NX | 3D機械・製造業向け設計タイプ⚙️ | 要問合せ |
| 設計・解析・加工を同一基盤で扱える。大企業での実績も豊富。 |
| Creo+ | 3D機械・製造業向け設計タイプ⚙️ | 要問合せ |
| 共同編集と設計ブランチをクラウドで管理。派生品開発に強い。 |
設計・作図(CADなど)の導入によって得られる効果
設計・作図(CADなど)は、図面や設計データを作成・修正するためのツールです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| 図面作成に時間がかかる | 作図や編集を進めやすくなり、図面作成や修正の作業を減らせます |
| 修正履歴の確認が大変 | 変更箇所や版を見比べやすくなり、修正内容の確認作業を減らせます |
| 部品や図面を探しにくい | 過去図面や部品データを検索しやすくなり、再利用や確認を進めやすくなります |
| 共有やレビューが手作業中心 | 図面データを共有しやすくなり、確認依頼や差し戻しの手間を減らせます |
| 寸法や整合性の確認が不安 | 作図ルールや補助機能を参照しやすくなり、設計ミスの確認負担を抑えられます |
続いて、クラウド型の設計・作図(CADなど)をタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
クラウド型の設計・作図(CADなど)2タイプを解説
| 比較項目 | 2D汎用設計にも強い多業種対応タイプ | 3D機械・製造業向け設計タイプ |
|---|---|---|
| 優れている点 | DWG互換の2D作図が得意 | 3Dアセンブリ干渉を早期発見 |
| できること | DWGファイル互換2D図面編集操作線種レイヤー管理 | パラメトリック設計アセンブリ干渉チェック寸法変更管理 |
| 適している企業/業種 | 建設・土木業設計事務所 | 自動車部品メーカー産業機械メーカー精密機器メーカー |
| 料金目安 | 要問合せ(年間ライセンス契約が中心) | 要問合せ(法人向け年間ライセンス契約が中心) |
タイプ別おすすめ製品
2D汎用設計にも強い多業種対応タイプ ✏️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
多業種との2D図面のやり取りに強い標準的な設計・作図ソフト
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
ライセンス費を抑えて既存図面資産を活かせる2D設計・作図ソフト
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
アイデアを素早く3D化して提案できる意匠検討向けの設計ソフト
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
3D機械・製造業向け設計タイプ ⚙️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
クラウドで共同設計を始めやすい機械設計向けの3D設計ソフト
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
設計から解析・加工まで同一基盤で扱える大規模製造業向けの統合設計ソフト
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
複数の設計案を並行検討できる量産品開発向けのクラウド設計ソフト
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
どこから比較すべきか
選定の決め手
AutoCAD | ARES | SketchUp | SOLIDWORKS Cloud Offer | NX | Creo+ | |
|---|---|---|---|---|---|---|
スケッチ診断 スケッチのギャップ・重複線などを自動検出して修正できるか | ||||||
履歴ツリー編集 過去のフィーチャーを修正すると形状全体が自動更新されるか | ||||||
アセンブリ拘束 部品間の位置関係を拘束条件で指定し意図どおりに組付動作を制御できるか | ||||||
3Dソリッドモデリング 押し出し・回転・フィレットなどを使って3Dソリッド形状を作成・編集できるか | ||||||
サーフェス診断 曲率・反り・ハイライトなどで曲面品質を可視化して確認できるか | ||||||
重量・重心計算 モデルの重量・重心・体積を自動計算し検討に利用できるか |
一部の企業で必須
AutoCAD | ARES | SketchUp | SOLIDWORKS Cloud Offer | NX | Creo+ | |
|---|---|---|---|---|---|---|
構成管理(BOM/派生) 部品表を生成し製品の派生モデルを切り替えて管理できるか | ||||||
CAE解析連携 応力・変形など解析をCADモデルから直接実行し結果を確認できるか | ||||||
機構シミュレーション 拘束条件にもとづいて回転・スライド動作を再現して確認できるか | ||||||
モーション解析 トルク・速度など物理挙動を解析して動作特性を確認できるか | ||||||
高次サーフェス編集 G2/G3連続性を持つ高品質サーフェスを作成・調整できるか |
ほぼ全製品が対応
AutoCAD | ARES | SketchUp | SOLIDWORKS Cloud Offer | NX | Creo+ | |
|---|---|---|---|---|---|---|
幾何拘束 平行・直行・同心など幾何拘束を設定してスケッチ形状を安定制御できるか | ||||||
寸法拘束 寸法値を拘束として設定し形状変更時に自動で反映させられるか | ||||||
3D視覚・レンダリング 断面表示や透過表示に加え光源・質感を使って形状を視覚的に確認できるか | ||||||
3D連携図面生成 3Dモデルから投影図や断面図を自動生成し形状変更に追従させて管理できるか |
優先度が低い
AutoCAD | ARES | SketchUp | SOLIDWORKS Cloud Offer | NX | Creo+ | |
|---|---|---|---|---|---|---|
地形モデリング 標高データや点群から地形形状を生成して設計に利用できるか | ||||||
CIMモデル交換 CIMモデル(LandXMLなど)を読み書きして他システムと連携できるか |
設計・作図(CADなど) クラウドの選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、中心業務に近い製品を絞る2D図面の作成・修正が中心なら、DWG互換や作図のしやすさを重視するタイプが起点になります。3D部品設計やアセンブリ検証が中心なら、3D機械・製造業向けのタイプから検討すると進めやすくなります。タイプ別おすすめへ ↑
- 2外せない機能は、機能の優先度マップで確認する2D中心ではDWG互換性と2D作図・編集の操作性、3D中心ではパラメトリック3Dモデリングやアセンブリ設計を確認します。解析や派生品管理まで使う場合は、条件付き要件も早めに整理しておくと判断がぶれにくくなります。機能の優先度マップへ ↑
- 3クラウドCADとしての運用条件をそろえるクラウド設計・作図ソフトは、ブラウザで軽く扱う製品から、デスクトップCADにクラウド連携を加える製品まで幅があります。比較ポイントでは、作業環境とデータの受け渡しを整理します。共同作業と契約条件も、機能の○×に加えて確認しやすい形に分けます。
クラウドCADは、作る成果物だけでなく作業場所や共有相手でも使いやすさが変わります。既存データとライセンス管理の条件をそろえると、自社の設計環境に合う製品を比べやすくなります。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
クラウドでの作業環境
設計者が現場や外出先から図面を扱う場合は、ブラウザで完結するか、PC用CADとクラウド連携を組み合わせるかで準備が変わります。作業場所に合わない製品を選ぶと、編集は社内PCだけ、現場では閲覧だけという分担になりやすくなります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。ブラウザ上で作図や3D確認を進める製品、デスクトップCADにWeb・モバイル利用を組み合わせる製品、SaaS型の設計基盤で共同作業を進める製品があります。
- ブラウザ上で作図や3D確認を進める製品インストールを抑えて、図面確認や簡易編集を始めやすい製品です。ただし大きな図面や精密な編集は、回線状況とブラウザ上の操作感に左右されます。代表製品:ARES / SketchUp
- デスクトップCADにWeb・モバイル利用を組み合わせる製品日常の詳細設計はPCで進めつつ、外出先で図面確認や注釈付けを行いやすい製品です。ただし全員が同じ編集範囲を使えるとは限らず、社内ルールを先に整える必要があります。代表製品:AutoCAD
- SaaS型の設計基盤で共同作業を進める製品設計データをクラウド側で管理し、複数拠点のメンバーが同じモデルを扱いやすい製品です。ただし常時の接続環境や管理者設定が、日々の作業しやすさに影響します。代表製品:SOLIDWORKS Cloud Offer / Creo+
2D図面資産と3Dモデルの扱い
過去のDWG図面や取引先から届く2Dデータが多い職場と、部品や装置の3Dモデルを中心に扱う職場では、移行時の負担が変わります。形式の違いを軽く考えると、受け渡しのたびに変換や修正が増え、設計者の手戻りが発生しやすくなります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。DWG図面の作成・編集を中心にする製品、意匠提案用の3Dモデルを扱う製品、部品設計や製造工程までつなげる3D CADがあります。
- DWG図面の作成・編集を中心にする製品既存図面を活かしながら、協力会社との図面交換を続けやすい製品です。ただしレイヤーや線種の扱いは、普段使う図面で試しておく必要があります。代表製品:AutoCAD / ARES
- 意匠提案用の3Dモデルを扱う製品建築や内装のアイデアを立体で示し、提案資料へつなげやすい製品です。ただし施工図や部品図の厳密な管理は、別のCADとの役割分担が必要です。代表製品:SketchUp
- 部品設計や製造工程までつなげる3D CAD部品、アセンブリ、解析や製造連携まで同じ流れで扱いやすい製品です。ただし導入時は、既存の設計データと周辺システムの扱いをそろえる手間がかかります。代表製品:NX / Creo+
共同作業とレビューの進め方
設計チームに外部協力者や別拠点のメンバーが入ると、誰が編集し、誰が確認するかを決める場面が増えます。共有方法を後回しにすると、同じ図面やモデルの最新版が分からず、レビュー待ちや差し戻しが起きやすくなります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。個人や少人数で共有しやすい製品、図面レビューをWeb・モバイルで補える製品、設計変更やリビジョン管理までクラウドで進める製品があります。
- 個人や少人数で共有しやすい製品小規模な設計事務所や提案担当者が、作成したモデルを関係者へ見せやすい製品です。ただし厳密な承認手順や変更履歴管理までは、別の運用で補う場合があります。代表製品:SketchUp
- 図面レビューをWeb・モバイルで補える製品外出先や現場から図面を確認し、軽い注釈や修正依頼を戻しやすい製品です。ただし正式な編集作業は、PC側のCAD運用と分けて考える必要があります。代表製品:AutoCAD / ARES
- 設計変更やリビジョン管理までクラウドで進める製品複数拠点で同じ3Dモデルを扱い、変更内容を追いながら設計を進めやすい製品です。ただし管理ルールが曖昧だと、権限設定やレビュー手順の整理に時間がかかります。代表製品:SOLIDWORKS Cloud Offer / Creo+
ライセンス管理と見積もりの進め方
CADは利用者数、使うアプリ、支援範囲によって初年度と継続時の総額が変わりやすいカテゴリです。短期の試用価格だけで決めると、上位機能や管理ツールを足した時点で予算と合わなくなることがあります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。料金や試用開始の目安を確認しやすい製品、クラウド利用を含む契約条件をそろえる製品、販売窓口と構成を詰めて見積もる製品があります。
- 料金や試用開始の目安を確認しやすい製品小さく始めるチームでも、試用や購入の入口を見つけやすい製品です。ただし商用利用、出力機能、保存容量を含めると必要なプランが変わります。代表製品:SketchUp / ARES
- クラウド利用を含む契約条件をそろえる製品Webやモバイル利用を含めた契約にすると、設計者ごとの利用範囲を整えやすい製品です。ただし社内標準CADと併用する場合は、管理者の設定や更新手順も費用に影響します。代表製品:AutoCAD / SOLIDWORKS Cloud Offer
- 販売窓口と構成を詰めて見積もる製品大規模な設計部門で必要な機能や支援範囲を組み合わせやすい製品です。ただし比較するには、同じ利用人数と同じ導入範囲で条件をそろえる手間がかかります。代表製品:NX / Creo+
ぴったりの製品が見つかる
よくある質問
クラウド型のCADは、インストール型と比べて何が違いますか?
ブラウザやアプリから使え、端末を選ばず最新版を共有できるのがクラウド型の強みです。複数人がリアルタイムに同じモデルを共同編集でき、データもクラウドに集約されます。2D図面中心の多業種向けと、3D機械設計向けで製品の性格が異なるため、中心業務が2Dか3Dかが最初の判断軸です。
離れた拠点のメンバーと、同じモデルを同時に設計できますか?
クラウドCADなら、複数人が同じモデルを同時に編集し、変更履歴やバージョンも自動で管理されます。最新版がどれか分からなくなる混乱を防ぎ、拠点や在宅をまたいだ設計がしやすくなります。社外の協力会社と共有する場合の権限設定や通信環境での動作も、試用で確かめましょう。
クラウド型CADが向かないのはどんな場合ですか?
常時インターネットに接続できない現場や機密の設計データを外部に置けない企業には、クラウド型は不向きなことがあります。重いアセンブリや解析はインストール型の方が安定する場面もあります。通信環境とデータの保管要件を踏まえ、クラウドとインストールのどちらが合うかを見極めましょう。
クラウド型のCADの料金はどのくらいですか?
2D汎用のSketchUpは無料から、AutoCADは1日21ドルで使えます。3D機械設計のSOLIDWORKS Cloud Offerは四半期720ドルです。ARESやNX、Creo+のクラウド版は要問い合わせで、2Dか3Dかと設計規模で総額が変わります。
これまでのインストール型CADの資産を、クラウドでも使えますか?
同じベンダーのクラウド版なら、既存の図面やモデルを引き継いで使えることが多いです。ただしアドオンや独自設定はそのまま移せないことがあり、操作感も変わります。今の資産とワークフローをどこまで持ち込めるかを確認し、一部の案件から試して移行すると無理がありません。
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