タイプ別お勧め製品
汎用2D・3D作図タイプ ✏️
このタイプが合う企業:
業種・設計分野を限定せず、2D製図から簡易3Dモデリングまで幅広く対応したい設計者・製図担当者
どんなタイプか:
業種を問わず使える汎用的なCADソフトのグループです。機械図面、建築図面、設備図面など幅広い図面を1つのソフトでカバーできるのが最大の強みで、DWG形式を標準サポートしているため取引先とのデータ交換もスムーズに行えます。FitGapとしては、初めてMacでCADを導入する企業にまずおすすめしたいタイプです。
このタイプで重視すべき機能:
📐DWG/DXF標準サポート
業界標準のDWG・DXF形式をネイティブで読み書きできるため、Windows版AutoCADユーザーや取引先とのファイル互換性を気にせず共同作業が可能です。
🔄2D製図と3Dモデリングの両対応
平面図や断面図などの2D製図に加え、簡易的な3Dモデリングにも対応しており、一つのソフトで設計工程の大部分をまかなえます。
おすすめ製品3選
Mac版がApple Siliconにネイティブ対応しており、Windows版とほぼ同等の機能を利用できる業界標準CADです。国内シェアもトップクラスで、学習リソースや導入事例が豊富な点が安心材料になります。 | DWG完全互換を掲げるAutoCAD代替ソフトで、操作感がAutoCADに近いためスムーズに移行できます。AutoCADより低コストで導入できるため、コストを重視する企業に向いています。 | DWGネイティブ対応の汎用CADで、2Dから3D、さらにBIMまで1ライセンスでカバーできる拡張性が魅力です。買い切りライセンスも選べるため、サブスク費用を抑えたい企業に適しています。 |
AutoCAD | ARES | BricsCAD |
価格 $21 日額 無料トライアルあり | 価格 要問合せ 無料トライアルあり | 価格 $314 年 無料トライアルあり |
シェア | シェア | シェア |
ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 |
メリットと注意点 | メリットと注意点 | メリットと注意点 |
仕様・機能 | 仕様・機能 | 仕様・機能 |
建築設計・BIM特化タイプ 🏗️
このタイプが合う企業:
建築設計事務所、ゼネコンの設計部門、インテリアデザイナーなど、建築図面やBIMモデルを日常的に扱う設計者
どんなタイプか:
建築設計やインテリアデザインに特化したCAD/BIMソフトのグループです。3Dモデルと図面が連動するBIMワークフローに対応しているのが特徴で、意匠設計から実施設計、さらには施工図作成まで一貫して行えます。FitGapでは、設計事務所やゼネコンの意匠部門など建築業界の方にはこのタイプを最優先で検討いただくことを推奨しています。
このタイプで重視すべき機能:
🏛️BIM対応(3Dモデル・図面連動)
3Dモデルを作成すると平面図・立面図・断面図が自動生成され、モデルの変更が全図面にリアルタイム反映されます。設計変更が頻繁な建築プロジェクトで大幅な工数削減につながります。
🚪建築専用オブジェクト・テンプレート
壁・柱・窓・ドア・階段などの建築部材があらかじめオブジェクトとして用意されており、ゼロから描く手間なく実務レベルの図面を素早く作成できます。
おすすめ製品3選
Macネイティブ対応の老舗BIMソフトで、Apple Siliconでも安定動作します。IFCデータ連携に強く、他社BIMソフトとのデータ交換が必要な大規模プロジェクトにも対応できます。 | 意匠設計に強みを持つBIM対応CADで、直感的なデザインツールが充実しています。Mac版の完成度が高く、国内の建築設計事務所やランドスケープデザイン分野で根強い人気があります。 | 初心者でも直感的に操作できる3Dモデリングツールで、建築デザインの初期検討やプレゼンテーション用のモデル作成に最適です。Webブラウザ版もあるため、Macでの導入ハードルが非常に低いのが魅力です。 |
ArchiCAD | Vectorworks | SketchUp |
価格 ¥51,000 月額 無料トライアルあり | 価格 $1,530 年 無料トライアルあり | 価格 要問合せ 無料トライアルあり |
シェア | シェア | シェア |
ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 |
メリットと注意点 | メリットと注意点 | メリットと注意点 |
仕様・機能 | 仕様・機能 | 仕様・機能 |
製造業・プロダクトデザイン特化タイプ ⚙️
このタイプが合う企業:
製造業の機械設計者、プロダクトデザイナー、試作・量産工程まで一貫管理したいエンジニア
どんなタイプか:
機械部品や工業製品の3Dモデリング・解析・CAM加工に特化したCADソフトのグループです。パラメトリックモデリングやアセンブリ設計など高度な3D機能を備えており、設計から製造までのプロセスを一気通貫で管理できます。FitGapとしては、製造業の設計部門やプロダクトデザイナーにはこのタイプが最もフィットすると考えています。
このタイプで重視すべき機能:
📏パラメトリック3Dモデリング
寸法や形状を数値パラメータで管理し、値を変えるだけでモデル全体を自動更新できます。設計変更が多い製品開発において手戻りを最小限に抑えられます。
🔧CAM・シミュレーション連携
3Dモデルから直接NC加工データを生成したり、応力・熱・流体などのシミュレーションを実行できるため、設計と製造・解析の間でデータを変換する手間がなくなります。
おすすめ製品3選
3D CAD・CAM・CAE・PCB設計を1つのプラットフォームに統合したクラウドベースのツールです。Mac版の動作も安定しており、中小製造業やスタートアップの製品開発に最適です。 | 機械設計分野で世界トップクラスのシェアを持つSOLIDWORKSのクラウド版で、ブラウザ経由でMacからアクセスできます。従来のSOLIDWORKS資産を活かしたい企業にとって有力な選択肢です。 | 自動車・航空宇宙分野で標準的に使われるハイエンド3D CADです。大規模アセンブリや高度なサーフェスモデリングが求められる企業向けで、3DEXPERIENCE プラットフォーム経由でMacからも利用できます。 |
Autodesk Fusion 360 | SOLIDWORKS Cloud Offer | CATIA |
価格 $85 月額/ユーザー 無料トライアルあり | 価格 $720 四半期/ユーザー | 価格 要問合せ |
シェア | シェア | シェア |
ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 |
メリットと注意点 | メリットと注意点 | メリットと注意点 |
仕様・機能 | 仕様・機能 | 仕様・機能 |
要件の優先度のチャート:比較すべき機能はどれか
要件の優先度チャートとは?
製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。
選定の決め手
📐2D/3D対応範囲
平面図だけで十分か、立体モデリングまで必要かで候補がまったく変わります。2D専用ソフトは動作が軽く低コストですが、3Dパースや解析が必要な場合は3D対応製品を選ばないと後から買い直しになります。
🏗️業種特化機能(建築・機械・プロダクトなど)
汎用CADは幅広い図面に対応できますが、BIM連携や構造計算などの専門機能は搭載されていません。建築設計ならBIM対応、機械設計ならCAM/CAE連携など、自社の業種に合った専門機能の有無を確認してください。
🍎Apple Silicon(M1〜M4)ネイティブ対応
現在販売中のMacはほぼApple Silicon搭載です。ネイティブ非対応のソフトはRosetta 2経由で動くものの、描画遅延や不具合のリスクがあります。快適に作業するにはネイティブ対応の製品を優先してください。
🔄DWG/DXF互換性
取引先や協力会社との図面データのやり取りにはDWG/DXF形式が業界標準です。互換性が低いと図面の再現精度が落ち、修正作業が増えるため、読み込み・書き出し精度は選定時に必ず実データで検証してください。
💰ライセンス体系と価格帯
年間サブスクリプション・買い切り・無料のいずれかで大きくコスト構造が異なります。利用人数やプロジェクト規模によって最適な体系が変わるため、総保有コスト(TCO)を試算して比較してください。
⚖️Mac版とWindows版の機能差
同じ製品名でもMac版はプラグインやカスタマイズ機能が制限されるケースがあります。自社で使いたい機能がMac版でも利用できるかどうか、導入前に公式の機能比較表で確認しておくことをおすすめします。
一部の企業で必須
🏢BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)対応
建築設計で図面と3Dモデルを一元管理したい場合に必要です。設備・構造・意匠の情報を統合し、設計変更時に全図面へ自動反映できるため、中〜大規模プロジェクトでは生産性が大きく変わります。
⚙️CAM/CAE連携
設計データをそのまま加工指示や強度解析に活用したい製造業向けの要件です。別ソフトへのエクスポートなしで一気通貫の開発フローを組めるかどうかがポイントになります。
☁️クラウド共同編集・バージョン管理
複数拠点やリモート環境でチーム設計を行う場合に重要です。同時編集や変更履歴の管理ができると、ファイルの上書き事故や手戻りを防止できます。
📏パラメトリックモデリング
寸法や形状を数値で定義し、後から一括変更できる機能です。試作段階で設計変更が頻繁に発生する機械部品やプロダクトデザインでは、作業時間を大幅に短縮できます。
🎨レンダリング・ビジュアライゼーション
クライアントへのプレゼンや完成イメージの共有が必要な場合に求められます。フォトリアルなレンダリングが製品内でできるか、外部ツール連携が必要かを確認しましょう。
ほぼ全製品が対応
🖨️PDF・画像への出力
図面をPDFや画像形式で書き出す機能は、ほぼすべてのCADソフトが標準搭載しています。取引先への納品や社内共有で日常的に使う基本機能です。
📂レイヤー管理
図面の要素をレイヤー(層)ごとに整理・表示切替できる機能です。2D/3D問わず標準的に備わっており、複雑な図面の編集効率を高めます。
📝寸法・注釈ツール
図面上に寸法線や注釈テキストを配置する機能で、製図の基本です。ほぼ全製品が対応しているため、製品間の差はほとんどありません。
↩️元に戻す(Undo)・やり直し(Redo)
操作の取り消しとやり直しはCADソフト共通の基本機能です。回数制限に差がある場合もありますが、実用上はどの製品でも問題ありません。
優先度が低い
📱モバイル(iPad/iPhone)対応
現場での図面閲覧や簡易な赤入れに使えますが、本格的な設計作業はデスクトップで行うのが一般的です。あると便利ですが、選定の決め手にはなりにくい要件です。
🥽VR/AR連携
3Dモデルをヘッドセットで確認できる機能は話題性がありますが、日常業務で活用している企業はまだ限定的です。将来的なニーズがない限り、優先度を下げて問題ありません。
Mac対応の設計・作図(CADなど)の選び方
1.自社の設計領域から3タイプのどれに該当するかを特定する
最初に行うべきは、汎用2D・3D作図タイプ、建築設計・BIM特化タイプ、製造業・プロダクトデザイン特化タイプの3つのうち、自社の業務がどこに当てはまるかを明確にすることです。建築図面やBIMモデルを日常的に扱うならBIM特化タイプ、機械部品の3Dモデリングやシミュレーションが必要なら製造業特化タイプ、それ以外の幅広い製図用途なら汎用タイプと、業種×設計対象で絞り込んでください。ここでタイプを誤ると、後から業種特化機能(BIM連動やCAM/CAE連携)が足りずに買い直しになるケースが非常に多いため、FitGapではこの最初の振り分けを最重要ステップと位置付けています。
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