スミセイ情報システム株式会社が提供する帳票作成ツールです。基幹システムや各種SaaSから出力されるデータを、クラウド上で一元的にレイアウト設計できるのが特長で、請求書・納品書・各種帳票をPDFやプリンタ出力として自由に作成できます。オンプレミス型の帳票ツールと違ってサーバー運用やソフトウェア保守が要らないので、情シス担当者が少ない中小企業でも導入しやすく、大企業なら複数拠点・複数システムの帳票基盤をクラウドで一本化する使い方にも向いています。標準テンプレートが用意されているほか、既存の帳票レイアウトも再現しやすいため、レガシーシステムからの移行もスムーズです。 価格については、エンタープライズ向けの帳票クラウドと比べて初期費用を抑えられる点が魅力です。利用量や機能に応じて柔軟にスケールできる料金体系になっており、月額固定の一般的なSaaS帳票サービスよりも、大量の帳票を発行する企業にとってはトータルコストを抑えやすい傾向があります。安定した大量帳票出力が必要な中堅〜大企業はもちろん、これから取引量が増えていく成長段階の中小企業にとっても、将来の事業拡大を見据えたコストパフォーマンスの良い選択肢となる帳票作成ツールです。

FNX e-急便WEB発行サービスは、富士フイルムビジネスイノベーションが提供する帳票作成ツールです。クラウド型のサービスなので、専用システムを自社で構築する必要がなく、ブラウザから直接、宅配便ラベルや各種伝票を発行できます。物流・発送業務に特化したテンプレートが豊富に用意されており、運送事業者との連携機能も充実しているため、導入したその日から現場ですぐに使い始められます。操作性もシンプルで中小企業でも扱いやすく、一方で拠点数やユーザー数が多い大企業にも対応できる設計です。権限管理や複数拠点での利用もスムーズに行えます。 価格面では、オンプレミス型の帳票システムに比べて初期費用やインフラ維持費を大幅に抑えられるのが魅力です。発送件数や利用量に応じた料金体系が用意されているため、季節によって出荷量が変動する事業でも、無駄なコストをかけずに運用できます。また、既存の基幹システムや受注管理システムと連携すれば、帳票作成から発送ラベル出力までの流れを一元化でき、手作業を減らして入力ミスも防げます。物流、通販、製造など、送り状発行を効率化したい企業なら、規模を問わず導入を検討する価値のあるサービスです。

プロジェクト・パートナーズが提供する帳票作成ツールです。見積書・請求書・発注書といった定型帳票をクラウド上で一元管理できるサービスで、個人事業主から中小企業、数百名規模の組織まで幅広く対応しています。最大の特徴は、テンプレートの自由度とレイアウト調整機能の高さです。他の帳票ツールでは難しい「社内で長年使ってきた独自フォーマット」もしっかり再現できるため、既存の業務フローを大きく変えずに導入できます。ブラウザ上で動くので、本社・支店・在宅勤務など場所を問わず同じレイアウトの帳票を扱え、チーム運用に必要な権限管理機能も標準装備されています。価格は月額課金中心のシンプルな体系で、初期導入コストも抑えられているため、小規模事業者でもスモールスタートしやすい水準です。ユーザー数や帳票量が増えても柔軟に対応できるプラン設計なので、これから成長を見込んでいる企業にも向いています。汎用的なクラウド帳票サービスというより、「日本企業の実務に即した帳票運用」を重視したい中小・中堅企業にぴったりで、機能と価格のバランスが良く、初めて帳票のクラウド化を検討する際の有力な選択肢といえるでしょう。

インフォディオ株式会社が提供する帳票作成ツールです。ezRepoは、ブラウザ上で見積書・請求書・納品書といった定型帳票を一元管理できるクラウドサービスで、テンプレート設計から帳票発行、履歴管理までをすべてオンラインで完結できます。UIがシンプルで直感的に操作できるため、専門知識がない現場担当者でもレイアウトの修正や項目の追加がスムーズに行え、中小企業から大企業まで規模を問わず導入しやすいのが魅力です。これまで紙やExcelで管理していた帳票も、既存のフォーマットを活かしながらテンプレート化できるので、移行時の負担も少なく済みます。価格は初期費用を抑えた月額課金制で、導入コストが明確なため予算計画が立てやすく、小規模からスタートして段階的に拡大していくことも可能です。主要な帳票だけをまずクラウド化したい中堅企業、複数拠点の帳票発行を一元管理したい大企業のバックオフィス、IT担当者が限られている中小企業など、コストを抑えながら帳票業務の標準化やペーパーレス化を実現したい組織に適しています。

日本エムツーソフト株式会社が提供する帳票作成ツールです。MS Officeに近い操作感で直感的にレイアウトを設計でき、グラフやラベル、バーコード、QRコードといった要素も自由に配置できます。専用ビューアを使えば、PDF、Excel、Word、PowerPoint、CSVなど主要なファイル形式への出力が追加費用なしで可能。さらに、ユーザーが画面上で期間や部門を絞り込みながら集計と明細を切り替えられる"動きのあるレポート"も作成できます。複数のデータベースやCSV、XML、JSONに直接接続できるほか、外部システムとのデータ連携にも対応しているので、既存の基幹システムはそのままに帳票機能だけをアップグレードすることができます。価格は年間17万5,000円からのサーバライセンスとデザインツールへの課金体系で、帳票を閲覧するクライアント側はライセンスフリー。利用ユーザー数が増えるほどコストメリットが大きくなる仕組みです。同じカテゴリの製品と比べると、エンドユーザー数に課金がかからない点や、大量印刷・拠点分散印刷にも対応できる拡張性が魅力で、中堅から大企業の全社的な帳票基盤としてはもちろん、部門単位や中小企業のサブシステムとしても導入しやすいツールと言えます。