クオリティソフト株式会社が提供するIT資産管理ツールです。QND Premium/Standardは1998年から続く国産の老舗製品で、PCやサーバーのハードウェア・ソフトウェア情報、パッチ適用状況、操作ログ、外部メディア利用状況まで一元管理できます。特筆すべきは、インテル vProへの早期対応。電源オフ状態のPCにもパッチ配布や資産情報の取得が可能で、大規模環境での一括メンテナンスに力を発揮します。 また、多くの製品がクラウド提供へ移行する中、QNDはオンプレミス運用に強みを持ちます。厳格なセキュリティポリシーや閉域ネットワークを前提とする大企業・自治体・金融機関にとって、柔軟な構成が組みやすい点は大きなメリットです。エージェント経由でDLLやレジストリレベルまで詳細なデータ収集ができるため、独自ポリシーに基づいた高度な棚卸・ライセンス管理・脆弱性管理を求める大企業には特に適しています。一方で、国産ならではのきめ細やかな日本語サポートと豊富な導入実績があるため、中堅規模の組織が段階的に統制レベルを引き上げていく場合にも選ばれています。

マネーフォワードが提供するIT資産管理ツールです。マネーフォワード Adminaは、クラウドSaaSとPC・スマホなどのデバイス、従業員マスター情報を一元的に紐づけて管理できる点が特長です。従来のIT資産管理では複数ツールを組み合わせて運用することが多く、情報システム部門の負担が大きくなりがちでしたが、本製品ではその管理負荷を大幅に軽減できます。310以上の主要SaaSと標準連携しており、アカウントの自動発行や未利用アカウントの検知、シャドーIT検知にも対応しているため、ライセンス最適化とガバナンス強化を同時に進めたい企業に向いています。また、契約更新のリマインドや支払データ連携によるコスト可視化機能、MDM連携、キッティングや倉庫保管などのデバイスLCMサービスも備えており、情シス業務を包括的にサポートできる点は同カテゴリの製品と比べても優位性があります。特に、社内のSaaS利用数が多く、組織改編や入退社が頻繁に発生する大企業において、セキュリティリスクの低減と工数削減を両立したい場合にフィットしやすい製品です。

JALインフォテック株式会社が提供するIT資産管理ツールです。PalletControlは、IT資産管理にとどまらず、PCキッティングや設定自動化、セキュリティ対策、ユーザーサポートまでを一体でカバーする、日本の大企業向けエンドポイント運用基盤です。一般的なツールが「資産台帳とログ監視」を中心に据えているのに対し、PalletControlはPCの調達から廃棄までのライフサイクル全体を見据え、ソフトウェア配布やプリンタ設定、ドメイン参加といった運用作業をスクリプトで自動化できるのが大きな強みです。また、リアルタイムな資産情報の収集や未登録端末の検出、USBなどリムーバブルメディアの個体識別制御、PC稼働状況レポートによる勤務実態の可視化といった機能も標準で備えており、拠点数や端末台数の多い企業ほど運用効率が高まります。オンプレミスとクラウドの両方に対応し、長年JALグループのPC運用を支えてきた実績に裏打ちされたサポート体制も魅力です。IT部門の作業負荷を減らしながら統制も強化したい大企業や自治体、公共機関にとって、有力な選択肢となるでしょう。

ハンモックが提供するIT資産管理ツールです。AssetView Cloud+は、IT資産・情報資産・SaaSを「ヒト」を起点にひも付けて管理できる統合型クラウドサービスです。複数拠点や多数の部門を抱える大企業でも一元管理しやすいよう設計されています。従来のPCやデバイス単位の台帳管理だけでなく、人事情報と連携することで「誰が、どの端末・どのSaaSを利用しているか」を軸に可視化できるため、アカウントのライフサイクル管理や内部統制の運用がスムーズに行えます。 他の一般的なクラウド型IT資産管理ツールと比べた強みは、IT資産管理・情報漏洩対策・PC更新管理・SaaS管理の4プランを必要に応じて組み合わせられる点です。Windowsアップデートやパッチの配布、USB・Wi-Fi制御、シャドーIT検知といった幅広い領域を一つのコンソールでカバーできます。これまで複数ツールを使い分けていた大企業の情報システム部門でも、管理サーバーの運用負荷を抑えながら統合的に管理できるようになります。 また、大量の端末運用を想定したリモート操作や自動インストール、アンケート収集による台帳精度の向上など、現場の運用効率を高める機能も充実しています。IT統制とコスト最適化を両立したい大企業を中心に、中堅規模の企業まで幅広く対応できるツールです。

株式会社オプティムが提供するIT資産管理ツールです。スマートフォン、タブレット、PCなど、OSやデバイスの種類を問わず一元管理できる国産MDMを軸としたサービスで、ブラウザからの一括キッティング、アプリ配信、リモートロック・ワイプといったモバイル運用に欠かせない機能を幅広くカバーしています。クラウド環境はもちろん、閉域オンプレミス構成にも対応しているため、官公庁や製造業の工場など、高度なセキュリティが求められる大企業でも安心して導入できる柔軟性が魅力です。さらに、同社が提供する物品管理やSaaS管理、ID管理といったサービスと組み合わせることで、端末だけでなくクラウドサービスやオフライン資産まで含めた総合的なIT資産の可視化を実現。台帳管理からシャドーIT対策、ライセンスの最適化まで、一連の業務を効率よく進められます。大量のデバイスを扱うことを想定した分かりやすい管理画面と、国産ベンダーならではの手厚いサポート体制は、大企業の情報システム部門から高い支持を得ています。数百台から数万台規模の端末を運用する大企業や自治体、教育機関にとって、信頼性の高いIT資産管理基盤として最適な選択肢です。

LRM株式会社が提供するIT資産管理ツールです。セキュリオは、PCやソフトウェアといったIT資産の管理はもちろん、情報資産管理台帳、委託先管理、ISMS・Pマーク運用支援、eラーニングによるセキュリティ教育まで、これら全てをワンパッケージで利用できるクラウドサービスです。一般的なIT資産管理ツールがクライアントPCのインベントリ収集やライセンス管理に重きを置いているのに対し、セキュリオは「情報資産管理＋教育＋運用プロセス」を統合的にカバーしている点が大きな違いです。内部統制や各種認証の運用を重視する大企業にとって、特に使いやすい設計となっています。管理台帳はクラウド上で一元管理でき、既存のExcel資産一覧もCSV形式で取り込めるため、現在の運用から無理なく移行できます。また、標的型メール訓練やポリシー周知・アンケート機能など、社員のセキュリティ意識向上を後押しする機能も豊富に揃っています。IT部門だけでなく、情報システム・総務・コンプライアンス部門といった複数の部署が連携して活用できるのも魅力です。グループ会社を含む数百から数万ユーザー規模の環境で、IT資産・情報資産・人材教育を一括管理したい大企業に最適なツールといえます。

ソフトバンク株式会社が提供するIT資産管理ツールです。スマートフォンやタブレット、PCといったモバイルデバイスとユーザー情報を、クラウド上で一元管理できるMDM／IT資産管理サービスで、大企業が抱える大量端末・多拠点の統制管理を得意としています。一般的なMDMはデバイス設定とリモートロックが中心ですが、本サービスはインベントリ管理、OS・アプリのアップデート制御、証明書配布、アンチウイルス連携まで幅広くカバーしており、IT資産台帳と日々の運用を一体で整備できる点が特長です。また、Okta連携によるシングルサインオンや、SaaSや社内システムへのアクセス制御にも対応しているため、ゼロトラストを見据えたID・デバイス統合管理を段階的に進めたい企業に向いています。24時間365日対応の専用ヘルプデスク代行、ISMAP準拠のセキュリティ水準、手厚いサポート体制も備えており、「大規模利用を前提とした運用負荷の軽減」と「ガバナンスの確保」を重視する大企業や自治体、グループ企業全体での標準基盤として選ばれています。

株式会社ピーエスシーが提供するIT資産管理ツールです。PC、モバイル端末、周辺機器、ソフトウェアライセンスなどを一元的に可視化し、調達から廃棄までのライフサイクル全体を管理できるエンタープライズ向けプラットフォームとして開発されています。多くのIT資産管理ツールは台帳管理とインベントリ収集が中心ですが、Perfect Finderは一歩踏み込んで、Web上での標準機購買申請、承認ワークフロー、在庫・棚卸管理、サポート問い合わせといった機能まで統合しているのが大きな特長です。特に大企業では部門をまたいだ運用管理が課題になりがちですが、これらの機能を一つのプラットフォームで設計できる点は実務上のメリットが大きいでしょう。また、ECサイトのように直感的に操作できる申請画面や、QRコードを使った棚卸機能により、これまでアナログで管理していた企業でもスムーズに移行しやすい設計になっています。棚卸作業の工数削減とガバナンス強化を両立できるため、ワークフローや調達プロセスも含めた「運用全体のDX」を目指す、数百から数万クライアント規模の大企業・中堅企業に特に適したツールと言えます。

Sky株式会社が提供するIT資産管理ツールです。秘文は、大企業向けに設計された情報漏えい対策とIT資産管理を統合したスイートで、PCや外部デバイス、ファイルの持ち出しを細かく制御しながら、資産台帳の整備やソフトウェア管理も一元化できます。多くのIT資産管理ツールが「台帳管理」や「ライセンス管理」を主軸とするのに対し、秘文はエンドポイントのセキュリティ統制と一体化している点が大きな違いです。そのため、情報管理ポリシーが厳格な日本企業の要件に適しています。 数万台規模のクライアントPCを想定した設計になっており、拠点が分散している場合やグループ会社間をまたぐ運用にも柔軟に対応できます。監査ログや操作履歴を長期保存できるため、ガバナンス強化にも役立ちます。こうした点は、大企業向けソリューションとして評価できるポイントです。また、国内環境に最適化された管理画面と充実したサポート体制により、日本の法規制や社内稟議プロセスを踏まえた導入・運用がスムーズに進められます。IT統制と資産管理を一体で推進したい大企業や公共機関に適したツールといえるでしょう。

ManageEngineが提供するIT資産管理ツールです。Endpoint Centralの特長は、クライアントPC・サーバ・モバイルといったエンドポイント全体を統合管理できる基盤の上に、本格的なIT資産管理機能を搭載している点にあります。エージェントが自動でスキャンし、ハードウェアとソフトウェアの資産情報を一元的に収集。インベントリやライセンス、保証期限、証明書、USBデバイスまで包括的に把握できるため、Excelや単機能ツールでの管理に比べ、情報の鮮度と網羅性で大きく優れています。ソフトウェアメータリングや禁止ソフトの検知、リアルタイムアラート機能により、コンプライアンス対応とコスト削減を両立できる点も見逃せません。さらに注目すべきは、パッチ管理やリモート制御、構成配布といった運用機能と資産情報が同じコンソールで連携していること。純粋な資産管理ツールとは異なり、「資産を把握したらすぐに対処できる」運用一体型の強みを持っています。エージェント配布やレポート機能も大規模環境を前提に設計されているため、拠点や端末台数の多い大企業において、IT資産管理とエンドポイントセキュリティ・運用管理を統合的に進めたい場合に最適な選択肢です。